カナヲside
私はしのぶ姉さん達と別れたあとに、伊之助と共に他の仲間を合流するのを探していたら善逸ともう一人見知らぬ隊員がいた
「そんな……空さんが……」
「嘘でしょ?あの空さんが死ぬなんて……」
善逸ともう一人の隊員村田さんに空兄さんの死を教えると二人とも驚きと共にショックを受けていた。私も気を緩めたらまた泣きそうになっていたが、しのぶ姉さんの言葉を思いだし気を取り直した
「あ、そうだ。この紙をお前達に渡すよ」
村田さんが渡してきたのは何かの書かれていた封みたいなものだった。私達はそれが何なのか知らないので、訳を聞くとこの紙を張ることで相手がその場から消えたように見えると言っていた
「俺が持っていても、無惨を殺すために戦力は役立ちそうにない。むしろ、炭治郎の同世代でもあるお前達に託した方がいいと思う」
「分かりました」
「……なぁ、伊之助。空さんは………あの人はどんな最期だった……」
「俺様から見ても立派で強い男だった。だからこそ許せねぇよ……!しのぶ達の大切な奴だったのを奪った敵の親玉になぁ!」
「そうだよな……俺達も急ごう。恐らくどこかで炭治郎が戦っている筈だから」
私達は善逸の言葉にうなずいて、続いてる通路に歩こうとすると突如建物が崩れて、吐き出されるように出ていくと私達が次に移ったのは……
「外……?」
いつのまにか外にいるこの状況に困惑していた。すると、私の回りにいたのは善逸と伊之助が起き上がった
「いた~ー!死ぬかと思ったよ!?何!?いきなり!?」
「うるせぇ!!というか、ここどこだ!?血鬼術か!?」
「二人とも落ち着いて。恐らくここは……血鬼術ではなく、本当の外に出てこれたみたい」
なぜ、私たちが外にいるのか解らないけれど、恐らく誰かが無惨を確実に殺すための方法をとるためにそのように動いたのだろう
「むむ!あっちに戦闘してる音が聞こえる!!」
「急ごう。気づかれないようにこれを張っていこう」
「ひゃあ!二人とも待って~!!!」
私たちが戦闘してる方に走っていくと善逸も急いで追いかけてきた。昔の私がこの光景を見たら驚くだろう……空兄さんやカナエ姉さん、しのぶ姉さん達にずっとベッタリだったあの頃の私が見たら何て言うだろう……
「あれが……」
私の視界に移ったのは白髪の男で背から何かを出して攻撃していた。私達はそれをみて、気づかれないように攻撃しかけた
「(あれが無惨……)」
私はその男を見て渦巻いた感情は上弦能登きよりも激しい憎悪だった。こいつのせいで空兄さんが失うことになったのだから……でもひとつだけ皮肉にも鬼と言う存在がいたから姉さん達に会えた……だけど……
「伊之助、善逸……いくよ」
「ひぃぃ!やるしかないか!」
「よし……ぶち殺してやるぜっ!」
私の言葉に二人とも走り込んでいた。私が今ある感情は二つ……こいつはこの世に存在してはいけない本当の敵であること…もう一つは……私達に力を貸して兄さん!私達はばれないように危なくなっていた蛇柱を助けながら攻撃を切り裂いていた。正直今気づかれては危険はかなりある。すると、棘みたいなのが見えないはずの私たちに攻撃してきた
「いだぁああ!やだぁぁあもう!」
「くっ!(こんなに早く気づかれるなんて……)」
「いっ……でぇぇぇぇ!この糞虫が!!」
私たちは無惨の攻撃をうけると、姿が見えてしまうようになっていた。このままでは不味いと思い後ろに下がった
「お前達生きていたのか!」
「死んでたまるか!!あんのチビ和服黒に託されたのだからな!」
「善逸、いくよ」
「あぁもう!!やるしかない!」
伊之助は善逸達がもらっていた紙をばらまき私と善逸はその紙を額にはり、再び透明になった。蛇柱様が攻撃したのを皮切りに私たちも攻撃した
花の呼吸 肆ノ型 紅花衣
雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃
「小賢しい真似をするな!蝿どもが!!」
無惨が何かを攻撃をしょうとすると蛇柱様が、蛇の呼吸で攻撃しかけていた。そして、伊之助が走りながら二つの刀を鞘に納めるような構えにしていた
「てめぇのあれを借りるぜ…!」
獣の呼吸 居合い切り
「その技は兄さんの……!?」
「あいつに居合い切りを教えてもらったからな!今まで成功したことがなかったが、なんとかやってみるもんだぜ!!!」
伊之助の出した技は生前空兄さんが小刀で鬼を切り裂いた技の一つだ!それを教えた空兄さんも驚きだけど真似をできる伊之助も凄い……
「俺様があいつに代わって、討ち取るんだ!!行けるな、カナヲ!!」
「…うん!」
きっと、私たちが見えないところで兄さんは見守ってくれている。今この場に炭治郎もいないのは気になるけど、大丈夫!炭治郎がなにかあっても姉さん達が助けてくれるはず
私に力を貸して!空兄さん!!
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