鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第122話

しのぶside

拝啓、空……あなたが私達と幽霊になりながらも再会してくれてありがとう。あれから、3ヶ月経過して、カナヲ達もすっかり精神状態がよくなりました

 

「しのぶ姉さん、カナエ姉さんおはようございます」

 

「「おはよう、カナヲ」」

 

「アオイが朝御飯できたのでお呼びしました」

 

カナヲはあの日以降は吹っ切れたように前を向いて明るく歩いているわ。そして、空が気にかけているあの件もまだまだ前進していないけど……そこは時間の問題だと思うわ

 

「カナヲ、炭治郎君は今後どうするかわかる?」

 

「あっ、えっえっと……」

 

このように炭治郎君の話しになるとカナヲは少し顔真っ赤にして照れています。炭治郎君も、あの人の弟弟子なら……あぁ、失礼。彼に恋心を気付けというのは無理でしたね……

 

「では、ご飯を食べに行きましょうか」

 

なににせよカナヲはこれから少しずつ炭治郎君にアプローチはするでしょう。朝御飯を食べ終えて私はあの日の蝶屋敷の忙しさは無くなり、ゆっくりと過ごしてます

 

「そういえば、姉さんはこれからどうするの?」

 

「うーん……実はね実弥君と話し合ったのだけど、まだまだ確定はしてないわ。長らく弟とゆっくりと過ごしていなかったのだから」

 

「それもそうね」

 

そう、不死川さんは弟さんと今は仲良く温泉とか旅に出ています。不死川さんは姉さんも誘ったのだけど、家族との長い時間過ごせていなかったのだから遠慮しないでほしいと言っていた

 

「そうそう、しのぶ!実弥君の鴉から手紙が届いてね」

 

「鴉はもう自由になっていたのですが、不死川さんや冨岡さんの鴉はご主人様にベッタリみたいね」

 

「えぇ。でね、不死川君は蝶屋敷の近くに住むか蝶屋敷に住むかどちらかにしてくれるみたい!本人としては負担をかけないように動いてくれてるみたい」

 

「あら、そうなの?」

 

私は不死川さんがそういう選択したことにも驚いた。それはそうと……

 

「姉さん、あの遺書覚えてる?」

 

私は姉さんにあの遺書という言葉に姉さんも目を細めて答えてくれた

 

「えぇ。空君ったら、こうなる未来でも見えていたのか……色々と動いていたみたいね」

 

「そうね。空は生前お館様達に協力してくれてこの蝶屋敷を望むなら病院としてやっていけるようにしてくれるみたい」

 

「さらに、カナヲやわたしたちに生活が困らないようにお金も沢山残してくれていたみたいね。本当に……未来が見えていたのかと思うくらい用意がいいわ」

 

「一応、私は……この蝶屋敷を空がせっかく残してくれるのなら病院にするのもありかしら」

 

私はそう思いながら、大切な妹の事を思い出した

 

「カナヲは、恐らくそう遠くないうちに出ていくのかしら……姉としては寂しいけどね」

 

「炭治郎君の事が大好きだと少しずつ自覚しながら将来どうするのかも考えているみたいね。でも、しのぶ」

 

「うん?」

 

「いざとなれば、蝶屋敷は炭治郎君の故郷に移したらいいのじゃないかな?」

 

「それだと、冨岡さんの大切な師匠達とかなり離れてしまいますよ」

 

わたしがそういうと、姉さんは悪い顔して……いえ、とてもいい笑顔で私の方に向きながら……

 

「し、の、ぶ……ようやく冨岡君のこと好きだと自覚したのね~!!」

 

「はぁ!?まぁ………好きよ……」

 

「え……!?」

 

「私は冨岡義勇の事が大好きなの。返事はずっと待っててくれているけど……」

 

「えぇぇぇーー?!」

 

私の言葉に蝶屋敷の皆はすぐに駆けつけて、姉さんから私が大声出した訳を聞いた瞬間……

 

「しのぶ様、今日はもう休んでください!」

 

「私達が整理しますから!!」

 

「確りと休憩を!!」

 

「カナヲ、すぐにしのぶ様を休ませるように手配するわよ!」

 

「勿論!」

 

「ちょっ……ちょっと待った!!何で皆さんはそんなわけで慌てるのですか!?」

 

皆の行動にさすがに私は、大声を出して止めると皆がキョトンとしていた。とくに、カナヲの首に巻き付いてる蛇は鏑丸だったかしら?もキョトンとしていた

 

「だって、しのぶ様。これまで冨岡様の事を友人と言ってましたが、私達は完全にしのぶ様が冨岡様の事を恋してるのみんな気づいてましたよ」

 

「えぇ!?」

 

「さらに、しのぶは昔寝言で冨岡君の事を大好きといつもいっていたわよ」

 

「んな!?」

 

「私も聞いてましたし、空兄さんからーー『たぶんそう遠くないうちに恋心自覚するの違うかなぁ』と言ってましたよ」

 

「な……彼女いない空にすらそんなことを言われていたなんて………!」

 

まさか私以外全員にそんなことを気づかれていたなんて……!まさか、炭治郎君達にも?!

 

「いえ、炭治郎さんはまず己の恋心も気づいてないのでないです。善逸さんはいまだに禰頭子さんに夢中ですからないです。……伊之助さんはまぁ……気づいてないでしょうね」

 

「よ、良かったわ……ってよくない!?禰頭子さんは気づいてるの!?」

 

「はい。それはもう…というか、女性全員が気づいてますよ…」

 

私はその言葉を聞いて崩れ落ちてしまいました。まさか、隠していたこの気持ちが寝言によってばれるなんてどんな恥ずかしい気持ちでしょう……!

 

「と、とにかく!私、胡蝶しのぶは……」

 

「しのぶ~遊びに来たよぉー」

 

「こんにちは、しのぶさん、カナエさん」

 

「なんてタイミング!?」

 

まるで狙ったかのようなタイミング……しかも、真菰さんは結婚している上に珠世さんは、母親の経験もあるからこの話を聞かれると……!?

 

「ふふ、しのぶ……観念しなさい……アオイ、今日は女子会よ!」

 

「わかりました。すぐにおいしい紅茶も用意します」

 

追伸…空、今ほどあなたにこの状況を身代わりにしたいと思ったことはないわ……。誰でもいいからこの状況を変えて……!!?




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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