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カナエさんのお説教も終えて俺はゆっくりと松葉杖をつかって庭の方に歩くと、きよが一人でなにか悩んでいるのを見かけたので声をかけた
「きよ、何してる?」
「あ、空さん!安静しないとダメですよ!それに出歩くなら誰かと側にいないと危ないですよ」
「いや、一応少しでも自力で歩かないと身体の筋肉が落ちそうで心配でな…ってか、こんなところでどうした?」
「あ、はい!空さんに聞きたいのですけど、いいですか?」
俺はきよから聞きたいことがあるというのは何だろ?と思いながらもしゃがんで聞く体制にすると、きよは純粋な笑顔で聞いてきた
「赤ちゃんってどうやって出来るのですか?」
「んぐっ!」
きよのとんでもない純粋な質問に俺は固まり、脳内ではどう答えようか駆け巡らせていた。まさか、実際にこんなことを聞かれる日が来るとは……!?
「なぜそんな質問を?」
「はい!元音柱さんが以前入院していたときに、子供もそろそろほしいと3人の奥さんと話してるの聞いていたので」
「(天元さんーー!!あんだが原因か!!!)そ、そうか。しのぶやカナエさんには聞かなかったのか?」
「あの時は二人とも忙しそうで聞けませんでした!それに、カナヲさんやアオイさんも忙しいので……」
あー、あのときというと……上弦との戦いで炭治郎達が重体で蝶屋敷が総動員で助けていたときということか。そして、みんなが大変だったのもあり聞くタイミングも失ったということか
「なるほどね」
「それに今頃、なほとすみがしのぶ様とカナエ様に質問している頃です!で、私は空さんにどうやって聞こうか考えていたのです!」
「(二人とも御愁傷様……いや、俺もか!!)うーん……そうだなぁ。話すと長いから庭の見える彼処で座って話そうか」
俺ときよはそこの方に向かって歩くと、後ろから気配感じていたので振り向くと……
「私達も教えてー」
と笑顔のカナエさんと疲れた顔のしのぶがいた。さらにその後ろにはなほ達がワクワクとした顔でこちらに来ていた。そして、俺はしのぶに耳打ちした
「おい、なんで教えれるはずの二人が……」
「どう答えようか悩んでいたら、姉さんが空君なら知ってるんじゃないって」
「んな!?………まて、お前は……?」
「…………」
「しのぶ、お前もか!?」
「仕方がないでしょ!?本当の事を教えるのには精神的にも早いのよ!!私もものすごい恥ずかしいのだから……」
尤もなことをいっているが俺を売ったということにはかわりないぞ……!?えぇい!こうなったら元柱の威厳として答えてやる!!
「よし!赤ちゃんがどうやって出来るのかの質問だけど……それには話すと長いので簡単な答えを言います」
「「「なんですか?」」」
「赤ちゃんがどうやって出来るか……それは夫婦になったときに出来ると言われてる!」
「「「夫婦になったときに!?」」」
俺の言葉にアオイもカナヲも驚いていたが、今はあの子達もそれは置いとこう。というか。これはこれで嘘ではないよ……うん
「夫婦にならないと赤ちゃんができないのですか……」
「あれ?ってことは、しのぶ様やカナエ様はそう遠くないうちに赤ちゃんが出来るのを見れるということ?」
「どうなんですか!?カナエ様、しのぶ様!」
二人とも顔を真っ赤にさせていて俺の方をみていたが俺は助けれない。というか、俺を売ったのはそっちが先でしょ?
「そ、そうなのかもしれないですね……」
「え、えぇ。でも、夫婦になったからすぐに出来る訳じゃないからね?まずは夫婦になって生活も落ち着いてから神様にお願いしたら出来るわよ~?」
「なるほどです!ありがとうございました!」
「「ありがとうございました!」」
なほ達は疑問が解消されると自分達の仕事へと走っていった。アオイはカナヲと共にお風呂の用意やご飯の用意をするために動き、残った俺たち三人はほっとしてた
「二人とも……」
「ごめん、私も姉さんもこの手の質問は苦手でね……空ならと思って……」
「いや、いいよ……」
「本当にありがとう……」
俺が疲れたように聞くとしのぶもげっそりしていた。そして、俺はちらっとカナエさんを見ると顔真っ赤にしていた
「ま、まさかあの子達からそんなことを聞かれる日が来るなんて思わなかったわー……」
「あー、まぁもう聞かれたことは仕方がないですが……実際のところ本当にそういう日が今度は自分の子供に聞かれたらどうするのですか?」
「そこはまた空君にお願いするかも~」
「断固否定します!!」
「それをいうなら拒否だと思うけど……でも、あれね」
「ん、なんだ?」
「カナヲとアオイにどう正しい教えをするか悩みどころね……」
「「………………………本当だ」」
なほ達はまだまだ幼いが、カナヲ達は考えてみたら年頃の娘だ……
「「「はぁ…………っぷ………あははははははは!!」」」
俺たちは顔を見合わせて、ため息をつきそして、次第に何だかそんなので悩めるこの時間が贅沢と感じた俺達は可笑しくなり次第に笑っていた
「あー、笑った、笑った!ってか、しのぶとカナエさんはそろそろ彼氏のほうに……いや、婚約者のほうにいかないでいいのか?約束の時間が近いのだろ?」
「こ、……えぇい!空かえったら覚えておきなさい!」
「フフ、しのぶ笑顔笑顔!じゃあ、空君少しの間蝶屋敷をお願いね」
二人はいそいそと部屋を出ていきそして、部屋に一人になった俺は、今日も良い天気の大空を眺めて……
「本当にこんな笑い会える日が来るなんてな……俺は本当に幸せだ……」
あの日々はきっと俺にとっては忘れることがない殺し合う日々だったし、確かに失ったものは大きい
「だけど、この幸せはもう崩されないように……そして、あの子達が幸せな世界でありますように」
さて、俺もそろそろ歩く訓練をするか……こうじっとしていても仕方がないしアオイ達がまた悲しまないようにしないとな!
「しかし…これ義勇がこの場に居ないで本当によかったかも……あいつこういう手の質問されるとどう答えるかわかったもんじゃねぇしなあ……」
ここにいない親友達を思い浮かびながら俺はゆっくりとこの歩ける事への幸せを感じて地面を踏んでいた。もう二度とこの幸せを誰にも壊されないと心のなかで決意して俺は今日もいきる……
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