鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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先に伝えておきます。
前回の続きではないので、ぜひ優しく見守ってください!
それではどうぞ!


もしも空の恋人が○○○なら……part2

最終決戦からどのくらいたったのだろうか?あのときに死にかけた俺は現在蝶屋敷で安静しながら今後のことを考えていた

 

「お、入って良いよ」

 

考え事をしてると俺の部屋からノックしてきた音に反応して俺は許可をすると入ってきたのは俺のかわいい妹でもあるアオイだった

 

「おはようございます。空兄さん体の具合はどうですか?」

 

「うん、問題ない。朝御飯もしっかり食べれたからね」

 

「そうですか。あ、兄さんお手紙が届いてますよ」

 

アオイに渡された手紙を読むと俺は軽く苦笑いしていた。アオイもその手紙が何なのかは分からないが、気になったのか聞いてきた

 

「どなたからの手紙ですか?」

 

「そうだなぁ……実は昔、鬼殺隊所属していた時に助けた方からの手紙だ」

 

「そうなのですか?」

 

「あぁ。だが、そこの助けた方は夫婦になる予定の女性だったのだが……」

 

「夫婦になる予定だった方が鬼に殺されたのですか?」

 

アオイは心配そうに聞いてきたが俺は軽く首を横に振ってその意見を否定した

 

「違うよ。その旦那は鬼と手を組んでいたのさ」

 

「え?ど、どう言うことですか?」

 

「簡単に言うと、その旦那になる予定だった男は、女を差し出せば命を助けると言ってたそうだ。そして、そいつが目をつけたのはその、女性に告白して結婚する風に頼んだが……それはあくまでも建前で本題はその女を差し出して生き延びようとしてた訳だ。俺が助けたときはその女性は震えてた」

 

「なっ……つまりその女性は旦那になる予定だった男から売られたと……」

 

俺の言葉に察したアオイは怒っていた。当然だが、この話は聞かれたから答えているが……この件は昔のカナヲの事もあるから俺は当時かなりぶちきれていたな

 

「その旦那は鬼と手を組んでいたが、鬼ははなから売った男を助けるつもりは無く、旦那を殺した。まぁ、因果応報だな」

 

「そして、空さんが助けたときに知り合ったと」

 

「そう。暫くは精神的なこともあり、何回か会いに行っていたよ。ただ、向こうはどういうわけか鬼殺隊を知っていたみたいでな」

 

俺はその時の助けたときのやり取りを思い出していた

 

『鬼狩り様こうして助けていただきありがとうございます』

 

『鬼狩り……鬼殺隊の事を知っているのですか?』

 

『はい。以前私を助けていただいた子がいたのです。そういえば、鬼狩り様……命の恩人として名前を教えてくれませんか?』

 

『夛田空です。その……旦那様に関しては申し訳ございません。我々がもう少し捜査していれば、未然に防げたかもしれませんが……』

 

『気にしないでください。その、空さんと呼ばせていただいてもよろしいですか?』

 

『…構いませんが…』

 

『あの……こう急に申されても困るかもしれませんが私と良かったら手紙やり取りしてくれませんか?』

 

『なぜ?』

 

『その…恥ずかしながら男のみる目がなかったので、男目線のお友達がほしかったのです。もう、そういう人に騙されたくないので』

 

とまぁ、こんなやり取りをしながら俺は手紙をやり取りしていた。向こうの生活は今どうなっているか分からないが、鬼に再び襲われないように安全な場所を紹介したな

 

「なるほど、その方からの手紙なのですね。しかし、空兄さん……」

 

「うん?」

 

「何回も会っているのですよね?その女性と?」

 

「ん、まぁ向こうからの誘いで何回かは会っているが……」

 

「兄さんそれ完全に……好意を持たれてるのでは?」

 

アオイの言葉に俺は一瞬固まり、ゆっくりとアオイの方に振り向いた。アオイは笑いながら俺のほうに聞いてきた

 

「たぶん、その人は私の予想ですが、最初は純粋に兄さんに男目線でどういうところを気を付けてほしいのか鬼がどういうところが出やすいのか聞きたかったのではないですか?」

 

「確かにそういう質問はあったよ。鬼が夜に来ないようにするにはどうしたらいいのか聞かれたからな」

 

「その後のお誘いは向こうからですよね?」

 

「ん、そうだな。何回か向こうから誘われてお茶とかしたな」

 

「兄さん、やはりそれは向こうから好意を持たれてるのです!!」

 

アオイの言葉に俺は少し悩んでいた。たしかにこの手紙は好意があるのは確かだが……うむー、どこまで話せばいいのやらと思ってるとこちらに慌てて走ってきているおとが聞こえた

 

「兄さん、兄さんの恋人が来ていますよ!?」

 

「……え!?」

 

「ごぶっ?!」

 

カナヲの言葉にアオイは驚き、俺は驚きのあまり蒸せた。そして、なほ達がこちらにお客さんを案内して来る音が聞こえたので俺はさすがにも隠すのは無理だと思い観念した

 

「俺の部屋に招いていいぞ。あ、アオイ達はカナエさん達も呼んでくれ。訳をきちんと話すから」

 

「「は、はい!」」

 

俺の言葉に二人は急いでカナエさんたちを呼びに行くと共に入れ違いで入ってきたのは……

 

「いやはや、いきなり来ると思いませんでしたよ……鯉夏さん」

 

「ふふ、元気かどうか顔見たかったのですよ。空さん」

 

優しそうに俺に笑いかけてくれたのはお客さんは鯉夏さんだった。この人はさっきアオイたちに説明したように籍を置く筈だった旦那に売られて鬼に殺されそうになっていた人だ

 

「もう少し先にその返事する約束ではなかったのですか……」

 

「ふふ、空さんは私の好意を気づいていてたのにあえてあのときに言わなかったのは空さんの所属している組織の事もあったのですよね?」

 

「まぁ、そうですが……それに、本当にいいのですか?」

 

あのときに俺と付き合うと言うことは、俺がいつ死ぬかわからないと言うことで断っていた。鬼殺隊に所属すると言うことはそういうことであり彼女がいくら俺の好意を持っていてもいつ死ぬかわからないから断っていた

 

「初めまして、私は胡蝶しのぶです。で、こちらが私の姉胡蝶カナエです。私達の後ろにいる子が神崎アオイと栗花落カナヲと寺内きよ、高田なほ、中原すみです。」

 

「さ、空君。訳を話してもらうわよ」

 

俺の部屋に入ってきたのは、カナエさん達がこちらの部屋に入ってきた。そして、鯉夏さんは俺の隣に座り蝶屋敷の皆は対面するように見ていた

 

「訳とは……?」

 

「いつから恋人になっていたの?私も姉さんも全く気づかなかったわよ」

 

「んー、まだ恋人ではないのだが……」

 

「皆様、初めまして。私は空さんに救われた者で名前は鯉夏と申します」

 

鯉夏という言葉にカナヲが何か思い出したように聞いてきた

 

「鯉夏さんって……あの、炭治郎の事を知っていますか?」

 

「炭治郎……炭ちゃんの事ですか?やはり、あの子もこの鬼殺隊関連でしたのね。はい、私はあの子に助けられています」

 

「カナヲはなぜ知っていたんだ?」

 

俺は気になり、聞くと炭治郎から話を聞いていたみたいでその時に知ったそうだ。なるほど、意外な繋がりがあったものだ

 

「さて、本題を話すか。まず一つ訂正なのは俺と鯉夏さんはまだ恋人ではないのだが……」

 

「え、でも恋人って……」

 

「私が空さんに告白したのです。精神的に落ち込んでいた私を励ましてくれてその優しさに惹かれた私は告白したのですが……返事は保留されていました」

 

その言葉に全員が俺の方にじっと眺めており、俺はさすがにそれに関しては問い詰められるだろうと少し内心真っ青だ

 

「空、女性が勇気だして告白したのになぜ即答しなかったのですか?告白された貴方がそういうのはまっすぐ受け止めないといけないのに……」

 

「そうね、お姉さんはそういう子育てた覚えはないわ」

 

「兄さん……見損ないましたよ」

 

「空兄さん……」

 

「「「むぅ……」」」

 

「ちょっ、ちょっと待て!きちんと俺の言い分も聞いてくれ!?あとカナエさんに子育てされた覚えは…ない!」

 

俺は皆を落ち着かせて、そして俺はゆっくりと訳を話した。勿論、これは包み隠さずに話すつもりであった

 

「まず、保留していたのは……あの時の俺がいつ死ぬかわからなかったからだ。鬼を殺しにいくということは同時に自分の死と隣り合わせになるからな。あれでもし、保留せずに良いと答えてしまえば、俺が万が一死ぬ可能性も考えていた」

 

「つまり、万が一空が死んでしまった場合、告白してくれた鯉夏さんに寂しい思いをさせてしまうから保留したということですか?」

 

「その理由には沈黙させてもらおう」

 

「ふふ、でも空さんは優しい方だと改めて思いました。普通は告白してもしも死ぬ可能性があるなら普通は断るじゃないですか」

 

「「「「あ、たしかに……」」」」

 

鯉夏さんの言葉に俺以外の皆は納得していたが、当の俺は見透かされていて恥ずかしい気持ちになっていた

 

「本日はその返事を改めて聞こうと思いお伺いさせていただきました。そして、この場所を教えてくれたのは空さんの鴉さんです」

 

鴉てめぇ!?!何あっさりと場所を教えてるの!?確かに何回かは鴉を頼って文通していたけども!?

 

「空、もう言い逃れはできないのですから改めて告白の返事をしてくださいよ」

 

「そうね、私達は証言者として立ち会いましょう。こうしないと、空君は逃げるかもしれないからね」

 

「空兄さん、私は空兄さんがきちんと向き合って答えだしてくれると信じてます」

 

「私もです」

 

ぐ、妹もなほたちも目をキラキラとして俺を見ないでくれ!……だが、もう鬼に脅かされることもないし確かに向き合わないといけないよな……

 

「鯉夏さん、俺は……過去に裏切り者を殺したりしてますのですよ?人であった者を俺はこの手で多く殺してます。そんな俺を鯉夏さんはまだ好意を持ってくれますか?」

 

「えぇ、大丈夫です。それに、私は空さんが優しいということはあなたのそのまっすぐな目とこの子達を見ていたらわかります。どんな理由であれ私はあなたの事が大好きですよ」

 

「っ……俺はあの男と同じことをするかもしれない可能性もあるかもしれませんよ」

 

「あり得ません。私はこれでも男のみる目は無かったですが、人を見る目があります……私は貴方がそんなことをする人とは思えませんし、そうすることはないと信じてます。それに人を殺したというのが罪だというのなら私はあなたを支えましょう」

 

俺の問いかけに鯉夏さんは真摯に答えてくれて俺はもうこれ以上彼女のためだと思って逃げていくのはやめておこう……

 

「鯉夏さん、俺はきっとこれからも迷ったりしてしまいます。それでもいいのですか?」

 

「ふふ、初めから迷わない人はいないですよ。迷ったら私が導いて見せます」

 

「……鯉夏さん、今の問いかけで俺の覚悟は決まりました。……告白の返事ですが……俺でよろしければ……」

 

「……はい、こちらこそよろしくお願い致します」

 

俺は照れながらもまっすぐと彼女に向き合って答えを出すと鯉夏さんは目をそらさずに優しい笑顔で俺に頭下げてきた。そして、立ち会いとなっていた蝶屋敷の皆が騒いでいた

 

「「「空さん、鯉夏さん!おめでとうございます!」」」

 

「良かった……やっと兄さんにも自分の幸せを考えてくれるようになるね」

 

「うん」

 

「姉さん、私嬉しすぎて涙でそう~。これまでの空の人生を思うと泣ける!」

 

「うんうん!空君にもようやく幸せが来てくれたのね……!!」

 

他の子も多く泣いていたが、カナエさんとしのぶは特に大号泣だった。二人とも俺とは長い付き合いだからだろう……俺はきっとこの幸せを蝶屋敷にいる子達と鯉夏さんを守り抜くと改めて決心した……




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