俺は地面に倒れながら俺の体を刺したしのぶは泣いていた。そして、俺は本当の大切なことを思い出した
「…はは…相変わらず突く攻撃は誰よりもすごいな……俺が鬼にされてる間にしのぶはこんなに強くなったんだな…」
俺は倒れながらしのぶにそう語りかけるとしのぶは泣きながら俺の方を見ていた。俺はしのぶのその顔を見て苦笑していた
「何で泣いてるんだよ……鬼を殺す…それがお前たち鬼滅隊の信念だろ……お前は俺を殺すその選択は間違えてないよ……」
「空……あなた最後の攻撃のとき………緩めていなかった……?」
「……情は……やはりそう簡単に捨てれないものなんだなぁ……鬼にされてもお前達を殺したくないと本気で思っていた……しのぶ、とどめをさせ」
俺は鬼にされてる以上、人の体に戻ることは難しい……。例え、これでしのぶ達に殺されても俺はもう文句はない
「俺は鬼だ……例えどんな事情であろうと鬼を殺さないとダメだろ……?」
「いいえ、そんな心配はしなくっていいわよ。……あなたの体に人間の体に戻れるように薬を打ったから」
「なんだと……?」
「言ったでしょ……?」
あぁ、確かにいっていたな……俺は本当にしのぶやカナヲ達の事を何も知らなかったみたいだな……
「…はは…本当に変わらねえわな……カナヲはいるか……」
「空さん……」
「すまないな…行方をくらませた上にお前たちを苦しい思いをさせてしまって……手もあの頃より大きくなって…本当最後見たときよりも立派になったな……」
「……うん、アオイもなほ達もカナエ姉さん達も皆……空さんの帰りを待っているのだから一緒に帰ろう」
そうか……きっとあの子達も最後見たときよりしっかりしてるしアオイも元々はしっかりしていたからなぁ……
「そうだな……カナヲも……立派に成長したなぁ。あの頃は本当に自分の意思でなかなか喋れなかったのに……俺はなにもしてあげれてないな」
「…うぅん…空さんは昔から、私達下の子を気にかけてくれていたのは知っていた。空さんが心配そうに私達を見守っていたのも知っていた」
「そうだな……あぁ、お前たちの成長機会を見逃したのは辛いな。本当に辛いよ」
「大丈夫……この戦いを終わったら空さんも……」
カナヲがなにか言いたいのはわかっている。しのぶも、言葉では出さないもののそういいたいのもわかっている
「みつげだぁぁあ!!」
「鬼!?それもかなりの数……!」
カナヲが続きを言おうとすると、目障りな鬼達の声が聞こえた。しのぶは、鬼の数の分析をしてかなりの数がいることわかった
「くそが、数多すぎじゃねぇか!」
「こうなったら……」
「……はっ、最初から俺を殺すつもりだったのだろうな…ぐぐっ…」
「空……?」
俺はゆっくりと立ち上がりながら、目の前の鬼達の大群を数えていた。あの男はどうやら、俺をずっと見張っていてはじめから殺すつもりだったのだろう
「……しのぶ、カナヲと猪頭の少年を連れてここからにげろ」
「空さん!?」
「お前たちはまだ若い……。それに、お前たちはこんな鬼達を相手にしては本来の目的が困るだろ?」
「はぁ?!俺様一人でもあんな鬼どもは倒せるっぅの!」
「意気込みは買うが…敵はかなりの数だ。仮にお前が挑んでも、最終決戦まで体が持たない恐れがあるだろ。カナヲも同様だ……しのぶ、おまえは自分が体の状態を把握してるだろ」
「っ……でも、それを言うならあなたも!!」
俺はゆっくりと鬼達がこちらに来るのをわかっていたのでおれはしのぶ達を守るように前へと立ちふさがっていた
「空!!」
「俺は……俺のやりたいようにやって来た。好きにやって生きたけじめは最後までつけないと先に死んでいった鬼滅隊の仲間に申し訳ないからな。カナエさん達にすまないと言っといてくれ……そして、しのぶとカナヲ…猪頭の少年…俺の代わりに明日を必ず迎えてくれ」
「空さん!駄目です!!」
カナヲが俺の方へと走ろうとすると、猪頭の少年が天井で刀を切り裂き俺の退路通路を消してくれた
「伊之助!?」
「これでいいのかよ、……おっさん」
「俺はまだおっさんではない……伊之助、俺は夛田空だ……俺の最期の場所を作ってくれてありがとうよ」
俺は礼だけを言い向こうにいるカナヲ達に聞こえるように話した
「しのぶ、カナヲ……最期にあえてよかった。お前たちに話せてよかった」
「ふざけるな!勝手に消えて、勝手に戦って…勝手に私達の前からまた消えるなんて……許さないわよ!!」
「空さん、皆と一緒に帰る約束をしたのに!!」
「悪いな、俺はカナエさんもお前たちにも傷つけた最低な男だ。けじめはきちんとしないと先にいった奴らに怒られるからな……お前たちはこいつらと戦うことが最終目的ではないだろ?お前たちの本来の責務を果たしな」
「っ……伊之助!?下ろして!」
「ごちゃごちゃうるせぇ!!あいつが男として覚悟決めて戦うのだから俺たちはここから離れるのがあいつのためだろ!いくぞ!」
「空、空ぁぁぁぁ!!」
二人の声が遠退くのが俺にはわかっていた。どうやら、伊之助はうまいこと二人を逃してくれたか
「ありがとうよ…伊之助…」
「逃がすなぁぁ!!」
しのぶ達を追いかけようとした一人の鬼が走っていくのが見えた俺はゆっくりと接近しながら……
「あがっ!?!なんで俺の首が……!?」
「はは……鬼になっててもこの手袋と羽織だけは、肌見放さず正解だな。あの野郎に1杯食わせるチャンスは失ったが大切な人を守るチャンスはできたな」
手袋をしっかりとはめながらおれは目の前の鬼どもを睨んだ
「お前たちは、この俺とここで殺しあいだ。拳の呼吸、壱ノ型……波動!!!!」
「「「「「!?!!!」」」」」
俺は黒い炎を吹き荒れながら目の前の鬼達を燃やし尽くしていた。しのぶ、カナヲ……お前たちなら俺はきっとここでこいつらを相手に命の保証はできないが…あいつらが無惨を倒して生きてくれると信じて……俺は俺の責務を全うするか……
「さぁて、死にたいやつからかかってこい。俺はてめぇら鬼を狩る鬼滅隊だった男だ……奴が死ぬのが先か俺たちが滅ぶのが先か……それまで俺と殺し合い付き合ってもらおう!」
「ぐ、怯むなぁあ!!!敵は一人だ……いけぇぇぇ!!」
「「「「「おぉぉぉ!!!」」」」」
「しのぶ達はあの男を殺すことで、俺の役目はこいつらを足止めかつ、倒して倒しまくることだ………。俺は殺される覚悟はできてる……だが、お前たちも殺される覚悟で挑んでこい……いくぞぉぁぉぉ!」
俺はどれだけ鬼を倒して、どれだけ殺したのかわからない……けれど、俺が最後に覚えてるのは、あの美しい朝日昇る瞬間を見たことだけは俺は覚えてる……
ここまで読んでいただきありがとうございます!
リクエストをお待ちしてるのと、実は鬼滅の新作書くのもありだなぁと考えてる自分もいます。
これからもよろしくお願いいたします!