久々にたくさん泣いた俺はあの後、カナエさんとしのぶに入院してる部屋の方まで肩を借りてつれてもらいそこで寝た。翌朝になると俺はいつもより体が軽く感じた
「(鬼の死ぬ呪いはなんとか解けたな。ってかこれは末代までの恥というか……油断して呪われるのは鍛練足らないよな)ふぁぁ……」
あくびしながら上半身を軽く屈伸していると、ちょうど炭治郎も目を覚ましたのか元気よく挨拶してくれた
「お早うございます、空さん!」
「お、炭治郎は朝早いな?もう少し寝といてもバチ当たらないのに」
「いえ、長男ですからはやく起きないと!」
「長男か……いや今関係あるか!?」
俺は炭治郎の言葉に思わずツッコミをいれると炭治郎はまだ体が痛むのか歩けないので、俺は苦笑いで話しかけた
「ま、今は無理に動くな。まだ、体は万全な状態ではないのだからな」
「は、はい!そう言えば、今さらですけど空さんはその……」
「うん、なんだ?」
「なんで、空さんは柱にならなかったのですか?」
「なんで……か。ま、守るべき力には俺は足りなさすぎたということで断ったんだ。それよりも炭治郎達には今度時間あれば鬼殺隊の事やまた色々話そうな」
「は、はい!」
俺がそういうと炭治郎は笑顔で返事していておれもにこやかな気分になった。そして、善逸も伊之助も起き上がったが、今日も伊之助は落ち込んでいた
「ゴメンネヨワクッテ……」
「お前はすごい奴だよ!頑張れ、伊之助、頑張れ!」
「そうだよ!!お前は頑張ったって!すげぇよ!」
「朝からのこのやりとりを自然に慣れてきたが……まぁ、あれだな。面白いし、俺が入院する前までこんなだったらしいからな」
ゆっくりとその光景を見ながら己の体を神経はりつめていると体の状態が良くなっているのが自分でもわかるし、これまで四年間一人で治療もしていたから今どういう状態かなんとなくわかる
「さて……」
「え?!あんたどこにいくの!?ってか手負いなのになんで歩くの!?」
「はは、怪我には慣れてるんだよ」
「怪我で慣れてるってなに!?」
「ま、とりあえずは……俺は診察だから失礼する」
診察室に向かおうと、部屋出ると丁度カナエさんが来ていて俺は歩いて動こうとしていた状態なので、少し固まった。なんでこんなタイミング良く登場するのですか?
「あら、良く寝れたの?」
「カナエさん……えぇ。昨日はありがとうございましたおかげでスッキリしました」
「うふふ、いいのよ。それよりも、どこに行こうとしていたの?」
「(こんなタイミングぴったりは明らかに狙ってるよね?)怪我の状態も良くなっているから診察室にいって治療してもらってから、修行を………」
「はい、だめよー。まだ安静しないとダメなのだから修行は禁止ねー」
「即答!?そして、力強い!?」
「うふふ、私はこれでも元柱よ~」
診察室に一人でいこうとするとカナエさんが、俺を背負っておんぶする体制になった。この一連の流れに戸惑いながらも、カナエさんはご機嫌だった
「ふふ、懐かしいな~。昔、しのぶと三人で良く遊んでいたよね」
「そうですね………あと、下ろしてくれませんか?」
「ダメよ。昔よりも治りも早いのは呼吸がいいのか知らないけど、まだ足も思っているよりも悪いと思うから足の負荷トレーニングも禁止ね」
「俺にどう移動しろと!?」
カナエさんのにこやかな言葉に俺は思わず指摘していたがカナエさんはどことなく吹いていた。そして、診察室に着くとしのぶがいたが、俺とカナエさんのを見て少し怒っていた
「姉さん、空をつれてきたのはありがたいけどなんでおんぶしてるの?あと、空降りなさい何を羨ましーー何を姉さんに負担かけてるの!」
「抵抗した。無駄になり捕まり、今に至る。つまりーー」
「分かったわ、大体分かったわよ………」
しのぶは疲れたようにため息をつき俺の体を細かく見ていた。あの野郎の凍傷もましになり、ほぼ回復してると思うのだけどな………
「うん。これならもう少しで復帰ね」
「よし!」
「ただし!」
「ん?」
「もう少しで機能訓練を受けてもらいますからね」
「…………まじで?」
「はい。ただし、受けてもらう前に空にはある条件をつき出します」
条件を…………?
「…その……この蝶屋敷で私達と昔のようにもう一度住まない……?」
「……は?!」
「と、突然じゃないからね!先に言っておくけど別に私は貴方をほっておいて勝手に死んでしまうのは困るからです!第一、昔から無茶をするから身長も低いのです!」
「いや、お前の場合は俺よりも身長は低い……ごぶっ!?」
「な・に・か・言いました?いえ、私の聞き間違いじゃないのなら………明らかに私の喧嘩うったよね?ね?」
「いえ,なんでもないです………ごめんなさい」
「あらあら、姉さんはしのぶの笑った顔が好きだな~」
「カナエさんこの流れで言いますかね?!」
しのぶがにこやかに怒っているとカナエさんはのほほんと宥めていて、俺はこの一連の流れでそれを言うことに驚き突っ込みいれてるとカナエさんが手を叩いてなにか思い付いた
「そうだわ、今すぐに空君の入院してる部屋から空いてる部屋に引っ越しすれば速いわ!」
「いや、話の流れはやくないですか!?」
「というわけで……カナヲ、アオイ、なほ、すみ、きよ」
「「「はい!」」」
「お呼びでしょうか?カナエ樣」
「………」
カナエさんが手拍子すると、カナヲも含めて蝶屋敷全員が勢揃いしてドアから入ってきた。まさか、これも全部カナエさん達の計画通りなのか……!?
「蝶屋敷全員集合!?しかも手を叩いたら出てきた!?」
「因みに私も姉さんに呼ばれたら、すぐに駆けつけれる自信あるわ」
「あるんかい!?そして、できそうで怖い!!」
「じゃあ、皆でこの空君の部屋の用意をお願いね」
「「「はい!!」」」
「まかせてください!」
そういうや否、蝶屋敷の人達はさっと動いていた。俺はあまりの行動の早さに唖然してるとしのぶが肩を叩いていた
「姉さんの頼みだから皆張り切ってるのよ」
「そうか……」
俺は考えるのをやめて、しのぶの方に向き合いあることを聞きたかった
「そう言えば突然だが、カナエさんやしのぶは好きな人できた?」
「ほえ!?」
「はぁ!?いきなり何を!?」
俺の言葉に二人は動揺していたが、俺はこれは弄られてきたのをやり返すチャンスだと思い聞いた
「しのぶは例えば無口で言葉足らずの奴とか好きとか?」
「私は別に冨岡さんのことが………あ……」
「俺は一言も義勇とはいってないぞ」
「は、はめたわね!!もう許さない!」
俺の言葉にしのぶは顔真っ赤にしてなにかを取り出していた。俺は何をするんだろと思うとしのぶは注射を構えていた
「一応聞くがそれはなんだ………?あと、なんでそれをとり出す!」
「ふふ、安心してください。毒はないですよ、毒は」
「それって他にはあるということだよな!?」
俺は身の危険を感じて逃げようとしているとカナエさんが俺の動きを止めた
「カナエさん!?後生だから逃がしてくれ!」
「だーめ♪しのぶ、今よ」
「姉さんナイス!さぁ、観念しなさい!」
「いや、いやだぁぁぁぁぁぁ!?!!」
俺は抵抗するも胡蝶姉妹に勝てずに、注射刺された
俺は注射大嫌いなの…………
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