しのぶ達の機能回復訓練のお陰で、何とか入院前の状態に戻りつつあり、これなら、そう遠くない内に復帰できると思うと、鴉が俺の部屋に来た
「さーて!そろそろ、トレーニングを兼ねて鬼退治に出撃したいな」
「通達!通達!オ館様カラノ通達!」
「お館様から……?」
屈伸運動をしていた俺は鴉からお館様通達というのは気になるな?それって俺限定ということなのか?
「階級甲ノ夛田空!炭治郎達ノ指導ヲ!繰リ返ス、炭治郎達ノ指導ヲ要請スル!」
「ふぁ!?!いきなりの伝言がそれ?!」
「サラニ追加!出撃禁止!出撃禁止!」
「なんだ……と………!?」
お館様はいったいどこまで俺の行動を把握してる!?しかもまさかの抜けるタイミングも読まれていたのか!?
「お、恐るべきお館様………すべて先手打たれてしまった………」
「あらあら、なんで落ち込んでいるの?」
落ち込んでいると、カナエさんが部屋に入ってきた。俺は、カナエさんに、お館様から出撃禁止命令下された事と指導をするようにと言われた事を話した
「なるほどね……。やっぱり、空君の事を気にかけていてたのね」
「だからと言うて、禁止って……」
「まぁまぁ……」
カナエさんが俺の頭を優しく撫でていて俺は大人しく身を委ねていたが、カナエさんは好きな人いないのかな?
「カナエさんは、好きな人いないの?」
「私?うーん………好きな人はいないかな」
「……俺個人としては、あなたもしのぶも、はやく幸せに生きてほしい。しのぶは、好きな人がいるなら尚更な……」
「そうよね~。しのぶが、好きな人いるならそう思うけど、私は空君も幸せに生きてほしいかな?」
「はい?俺ですか?」
「だって、君もまだまだ人生長いのに幸せに生きないとダメじゃない?姉心としては、空君も早く良い人を見つけてほしいのよ」
「俺はまだ……」
俺がそういうとカナエさんは俺の顔を見て、ジーっと見ていてなにか思い付いたのか、手をあわせて俺に提案した
「じゃあ、私が誰かのお嫁さんになるといったらどうする?」
「全力で.カナエさんに相応しいか、しのぶと手を組んで相手を潰すつもりで戦います」
「そうよ!姉さんに、相応しい人じゃないと私も認めないよ!」
「あらあら、しのぶはいつの間に来たの?」
「初めからよ。でも、姉さんが付き合う男は本当にふさわしい人物じゃないと私も認めないから!!」
「あらあら、しのぶは冨岡君と結婚するのなら、姉さんは認めるのに?」
「だからなんで冨岡さん!?」
「嫌いなのか?」
「あの人は、言葉が足りないから周りに嫌われています!」
「「(それって、裏を返せばしのぶは嫌いじゃないということだよな(ね)?)」」
しのぶの言葉に俺達はなにも言わずに笑顔で見ているとしのぶに「なんでそんなにニコニコしてるのですか!?」と怒られた
「で、用件は?」
「指導するのでしたら、今日の機能回復訓練を見てあげてください」
「あらあら、私は?」
「姉さんは、いつも通り私と患者を見て治療考えよう?」
そういう話が、つい先刻で現在は、アオイ達と共に炭治郎達を待ち構えていた。なんでも、今日から善逸も参加らしい
「空さんは、全身訓練のあとにできた人もできなかった人も関係なく指導をお願いします!」
「まぁ、いいけど…うむー…」
俺がなにか考え込むと、カナヲやアオイ、なほ達が気になるのか聞いてきた
「……?」
「あの、なにか考え事でしょうか?」
「空さん、どうしました?」
「なにか、気になることでも?」
「あるのですか?」
「いや………なんでもない(善逸が参加するのはいいとして、あいつ声でかいから、この子ら嫌がらないか心配だな)」
これから起きることが、杞憂であってほしいと思いながらも、まだ、カナヲとゆっくりと話していないことを思い出して横目で見ていたが……
「来ましたね」
アオイの言葉で俺たちは気を取り直して、善逸と炭治郎、伊之助が、この訓練室にやって来た
「あれ!?空さんがなんでそこに!?」
「よう、炭治郎。俺は色々な事情でいまここにいるんだよ」
「色々な事情で……ですか?」
「まぁな。とりあえず、善逸はアオイから説明聞け」
そういうと、アオイが俺と入れ替わり、この機能回復訓練の説明聞いていていた。最初は、震えていたが、だんだん表情なくなってきた
「ーーで、最後には全身訓練です。端的に言えば鬼ごっこですね。私アオイとあちらのカナヲが相手です」
「因みに、俺は今日から全身訓練のあとに、お前ら三人を指導したり授業したりするから覚悟しとけ。まぁ、やる元気があれば別だが」
俺がそう話すと善逸は手を挙げて何か分からないことがあったのか下を向いていた
「すいません……ちょっといいですか?」
「何かわからないことがあるですか?」
「いえ、二人ともちょっとこい」
「は?なんでだよ」
「こい……」
「善逸、今から訓練なんだぞ?」
「良いからこいって……いってるだろうがぁぁぁ!!」
「「「「!?」」」」
突然の善逸の叫びに俺たちは驚き、炭治郎と伊之助は外につれていかれた。俺達は突然の善逸の行動や叫びに驚き固まっていると……
ーーお前が謝れぇ!お前らが詫びれ!!!天国にいたのに地獄にいたような顔してんじゃねぇぇで!!
あぁ、なるほど。つまり訓練までに炭治郎達の顔を見て不安だったということか?
ーーはぁ!?なにいってるんだ!
ーー黙れ!!この猪頭!
ーー伊之助!?善逸!何てことをしてるんだ!
ーー黙れ!!この堅物デコ真面目!!いいか良く聞け!!
………あれ?これ大丈夫なの?ねぇ大丈夫なの?
善逸が予想外の怒りに俺の心配が残念ながら当たったのと………
ー女の子一人につきおっぱい二つお尻二つ!太もも二つついてるんだよ!すれ違えば良い匂いするし見てるだけでも楽しいじゃろがい!!
「ほう………?」
俺は、善逸の言葉を聞き微笑ましい気持ちや心配の気持ちが一気に失せて、不思議と気持ちが穏やかに不気味みにおちついてた。俺にとってはかわいい妹分達にそういう目を見ていたとは……なぁ……
「ふふふ、そうかそうか…………。皆……思い切りやって良いからね?で、最後の俺の特訓は………ふふ」
「そ、空さん?」
「アオイ」
「は、はい!?」
「もし……この道場が血まみれになったらごめんね」
「あ、はい……(これは心配ですね……主に空さんがしのぶ様やカナエ様に、怒られないかが……)」
アオイの心配をよそに俺はどうやってあの善逸をお仕置きするか悩んでいた……
ふふふ………、腕がなるなぁ………!!
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