鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第34話

炭治郎side

 

俺はなほちゃん、すみちゃん、きよちゃん達の協力のもと初期にやった時よりも、全集中の呼吸の常中を持続できるようになっていたし、肺も強くなっているが分かる

 

「(空さんに善逸と伊之助が機能回復訓練来ないことを謝った時は空さんは怒ってはなく、むしろ嘆いていたというか……あれは予想通りという匂いだったな)」

 

俺は空さんに謝りにいったときに空さんは隊服ではなく、着物の格好で庭の池を眺めていたな。あの人はこうなることを予想していたかのように普通に対応していた事を思い出した

 

『空さん、いま大丈夫ですか?』

 

『ん?炭治郎、どうしたんだ?』

 

『あの、伊之助達がすいません!』

 

『伊之助達が……?あぁ、あれは別にお前が謝ることじゃないだろ?それ以前に寧ろあぁ言うのは過去で何度か見たことあるからなー』

 

『そうなのですか?』

 

俺は空さんの言葉に疑問を覚えて聞くと空さんも苦笑いしてその訳を教えてくれた

 

『女と嘗めていて返り討ちされていたやつが多くいたからな。ま、今はあれはほっとくのと炭治郎……』

 

『はい!』

 

『当分は俺個人の訓練は中止だ』

 

『え?!』

 

空さんの突然の訓練中止宣言に俺はなにか怒らす事をしてしまったのか戸惑うと空さんは苦笑していた

 

『お前の訓練も見てあげたいが、今のお前は目の前の事で背一杯だろ?なら、まずはカナヲ達に何で勝てないのか考えときな』

 

『はい』

 

『そう落ち込むな。必ずまた訓練再開するからな』

 

『本当ですか!?』

 

『おう。だから、今できることを目の前で必死にやってみろよ?』

 

『はい!!』

 

俺が元気よく返事すると空さんは嬉しそうに俺の頭を撫でていた。俺は長男だから上の人に頭を撫でられるのはなれてないけど、なんか嬉しいな

 

「(はやく、空さんや錆兎、真菰の階級までいって柱になって、多くの人に禰豆子の存在を認めてもらうんだ!そして………)」

 

ーーもしーー

 

「(そして、必ず人間に戻す方法を見つけないと……)」

 

「もしもし」

 

「はい……!?」

 

俺は振り向くとこの蝶屋敷の主でもあるしのぶさんとその姉のカナエさんがそこにいたのだ。俺は何時の間に近くしていたのかわからず驚いていたら、カナエさんが苦笑しながら謝ってきた

 

「あらあら、夢中になっていたのね?ごめんなさい」

 

「いえ、大丈夫です!(この嗅いだことのない優しそうな匂いはこの人からだ!しのぶさんも今は機嫌が良い匂いしてる)」

 

「竈門君、お友達は何処かにいったのに辛くないのですか?」

 

「いえ、出来るようになったらやり方を教えてあげれば思いますので辛くないです!」

 

「ふふ、君の心は綺麗のなのね。あ、こうして話すのは初めてね?改めて元花柱胡蝶カナエよ」

 

「私は柱会合やそれ以前にご存じかもしれませんが、蟲柱で妹の胡蝶しのぶです」

 

カナエさんとしのぶさんはとてもとても綺麗な顔で美しく笑っていた。俺は思わず見惚れていたけどすぐにそんな邪念な気持ちでもっては二人に失礼と思っていた

 

「……あの、しのぶさんどうして俺達をここに連れてきてくれたのですか?」

 

「禰豆子さんの存在は公認になりましたし、君たちの怪我もひどかったからですね。……それから君には私達の夢を託そうと思いまして」

 

「……」

 

「え?夢をですか?」

 

「そう、鬼と仲良くする夢です。きっと君なら出来ますから」

 

「……怒ってますか?なんか、いつも怒っている匂いがしてますけど……ずっと笑顔だけど」

 

俺がその言葉をいった瞬間にしのぶさんは目を見開きカナエさんは寂しそうにしのぶさんを見ていた

 

「怒っている……そうですね………私はいつも怒っているかもしれません。鬼に最愛の姉を失いかけたときから……鬼に大切な人を奪われた人の涙を見るたびに私の心の中の怒りは増えていくばかりです」

 

「……しのぶ」

 

「体の深い奥のところにはどうしょうもない嫌悪感が纏わりついてる……他の柱達もにたようなものです。まぁ今回は柱達も禰豆子さんたちのみたのとお館様の意向もあり誰も手を出すことはないでしょう」

 

しのぶさんは話ながらも悲しみと苦しみの匂いが感じ取れてカナエさんは心配する匂いが来た

 

「今私の隣にいる姉さんは君のように優しかった。鬼に同情するくらいにやさしかった。ですが、私はそんな風に思えずにそんな馬鹿な話はないです」

 

「そうよね……」

 

「ですが、私は哀れな鬼を切る方法を考えないと、姉が好きな笑顔を絶やすことなくやってました」

 

「……」

 

「ある日、私は少し疲れました……。鬼は嘘ばかりをいう……自分の保身だけを走るので……」

 

「けれど、私が見かねてしのぶと話し合って……いつか私達の夢を託せる人がいたら託そうと話したの」

 

しのぶさんの匂いと共にカナエさんの匂いは悲しげに後悔してる匂いだった

 

「そうですか……」

 

「炭治郎君、頑張ってくださいね。君が頑張ってくれると私も楽になります……」

 

「あの!ひとつだけ聞いて良いですか?」

 

「………」

 

しのぶさんが立ち上がり何処かにいこうとする前に俺はどうしても聞きたいことがあった

 

「空さんのことでききたいですが」

 

「空君の事を?」

 

「はい……あの人は時々何かに憎んでいる匂いがするのですが……俺達とかではなく何かに……」

 

俺の質問に答えてくれたのはしのぶさんではなく、カナエさんだった。その横ではしのぶさんが今度は悲しそうに目を伏せていた

 

「それはある意味私のせいね」

 

「カナエさんの?」

 

「空君は……正直しのぶの怒りよりも……他の隊士もきっと……とある鬼には憎んでいるの」

 

「鬼を??(あんな優しそうな人が……?)」

 

「昔……私が柱だったときにある鬼に私はやられたの。しのぶのお陰で助かったのだけど、空君は責任を感じていた。その結果私達の関係はバラバラになって空君はその鬼だけ探していた」

 

そういえば、空さんは鬼殺隊抜けていたとかそんなことをいっていたようないっていなかったような……

 

「彼がこの蝶屋敷に来たのは四年ぶりにここに来たときカナヲがつれてきて……私たちは驚きました。何せ、ずっと追い求めていたその鬼によって彼は負傷して負けましたから」

 

「え?!空さんが鬼に勝てなかった!?」

 

「その鬼に対する憎悪は私たちよりもきっと強いでしょう。ですが、生きて帰ってきたときは嬉しさもあったのと話し合えた喜びもありました」

 

「お館様の意向もあり彼は今この蝶屋敷で君たちを指導してます。炭治郎君……君がこの蝶屋敷でいることで空も楽しそうに君を指導してます。炭治郎君……君は絶対に死なないでくださいね?空は君の事をすごく気に入ってますから」

 

「ふふ、炭治郎君全集中の呼吸・常中が止まっているわよ」

 

「は、はい!」

 

カナエさんの指摘に俺は慌てて全集中の呼吸・常中を続けた

 

「「頑張ってね、炭治郎君」」

 

カナエさん達はそれを言い残してこの場を去っていった。俺は必ず全集中の呼吸・常中を出来るようになったら一日でも早く妹を人間に戻せるように頑張ろう

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!この間嬉しいメッセージもあり頑張ります!
ちなみに昨日録画したと思った鬼滅は……録画できてなく落ち込みました
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