鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第51話

炭治郎side

俺は蝶屋敷で無事に退院してから伊之助、善逸と共に無限列車で炎柱煉獄さんと会いヒノミカのことを聞いたが、結局わからずじまいだった。そしてその後下弦の鬼と戦いなんとか勝利して列車と止まったが体が痛い……!

 

「集中」

 

俺のおでこに煉獄さんの指があり、止血の呼吸を教えてくれた

 

「呼吸を極めればさまざまな事ができるようになる。何でもというわけではないが、昨日の自分よりも確実に強い自分になれる」

 

「はい……」

 

「うむ、みんな無事だ!!怪我人は大勢だが、命に別状はない!君はもう無理せず……」

 

俺達はこのまま任務が終わりだと思い気を緩んでいたのだが、突如雷が落ちたのような激しい音が聞こえて振り向くと……

 

「(上弦……参!?)」

 

「む!?」

 

「っそんな………!?」

 

俺達はその上弦参の右腕を掲げるように持ち上げているのみると、血まみれの空さんがいたのを見て、驚いていた。そんな空さんは反応を示すことがなく、意識を失っているようで上弦参はまるでゴミを捨てるかのように俺達のほうに思い切り投げた

 

「ゴフッ……」

 

「空さん……!」

 

血を吹き出しながらも空さんは呼吸を止めていないのが俺の耳でもわかるが、あの空さんは柱に近い人だ!上弦参との戦いにボロボロになっているのがわかるが、あの空さんが負けた……!?

 

「……!」

 

「……え?」

 

「炎の呼吸弐ノ型“昇り炎天」

 

上弦参が空さんと俺のほうにいる方に走りながら攻撃をしょうとすると煉獄さんは炎の呼吸弐ノ型“昇り炎天で対抗した

 

「……すまない、助かりました……」

 

ボロボロに倒れていた空さんがゆっくりと起き上がりながらお礼を言うのに聞こえた俺は空さんに声かけた

 

「空さん!意識が戻ったのですね!?」

 

「あぁ、すまんな。少しだけ意識を失っていた……」

 

「意識を失っていたことに気にするな。君があそこまでやられたのは初めて見たが……それほどまでか?」

 

「……はい……奴は……格闘……つまり俺と同じ使い手であり……上弦はやはり……化け物です」

 

「……君はしばらく休みながら止血の呼吸をしとくんだ」

 

煉獄さんは空さんに止血の呼吸をして上弦参の方に向かっていった

 

「ぐ……炭治郎……」

 

「空さん!大丈夫ですか!?」

 

「あまり大丈夫ではない……真菰も錆兎も手負ってな」

 

真菰と錆兎も上弦参と戦って手負い!?それ以前に二人もかなり強いのに空さんもやられたなんて……

 

「炭治郎……今のおまえでは上弦戦っても殺される……俺があの人の手助けにいく……!」

 

「でも、空さんも今の体じゃ……!」

 

「大丈夫だ……あんのくそ野郎を殺すまでは……絶対に死なねぇよ……!!」

 

空さんはゆっくりと起き上がりながらも俺から見ても分かるくらいボロボロだ。左腕が恐らく折れているし、足のほうもやられてる……さらに言えば、顔は血だらけで出血が止まってない!

 

「空さん、今無茶をしても……!」

 

「俺の心配はしなくって良いし…炭治郎…お前は無理するな!俺はあの人の手助けをしないとな……柱でもある人がやられるなんてそんな事態はさせないと……!」

 

「空、あんまり無理はするな……できればここは俺に任せてほしいと言いたいが、君は言ってもおとなしくしないのだったな。……そして、なぜこの少年を狙った?」

 

「話の邪魔になると思った。俺とおまえの」

 

「君と俺がなんの話をする?初対面だが俺はすでに君のことが嫌いだ」

 

「そうか、俺も弱い人間は嫌いだ。弱者をみると虫酸が走る。お前も鬼にならないか?見れば、わかる……貴様は空よりも強い柱だな?」

 

「ならない」

 

煉獄さんは上弦参の問いかけに即答していた。いつだったか俺も鱗滝さんに妹の事で問いかけられたとき判断が遅いと怒られていたけど、柱は判断も早くしないとダメなんだ……

 

「なぜ人は至高の領域に踏み入る事ができないと思う?人間だからだ」

 

「……」

 

「老いるからだ、死ぬからだ。だから、鬼になろう否寿郎……。鬼になれば、百年でも二百年でも鍛練し続けて強くなれる」

 

「ふざけるな……」

 

空さんが煉獄さんが答える前に怒気のある発言をしながら、上弦参を見ていた。上弦参は興味深く空さんが起き上がるのを見ていた

 

「まだ、立てたのか……空、もう一度だけ聞いてやる。鬼にならないか?そんな、軟弱も切り捨てて……」

 

「…はっ…俺達は鬼殺隊だ……!俺達は鬼が人々の生活を脅かす限り、人の未来、子供の未来を繋げるためにも鬼と戦う理由がある!老いてもまた次の時代が繋げてくれる!また次の子孫が未来を繋げる!そんな明るい未来を奪う貴様らの誘いを乗る理由はない!」

 

「……老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ、堪らなく愛おしく尊いのだ。強さというのは体の強さを表すのではない」

 

「「だから、この少年(炭治郎)は弱くない。侮辱するな。何度でも言おう、俺達と(お前)との価値観は違う。俺たちはいかなる理由であろうと鬼にならない」」

 

煉獄さんは刀を構えながら、空さんはいつの間にか包帯で腕をきつく巻いて構えていた。止血があそこまでできるものなのか……?

 

「術式展開 破壊殺・羅針……ならば鬼にならないなら殺すまで!」

 

「殺されるのはお前だ。上弦参よ、お前達がいる限り俺は死ぬまで戦うのみよ!まだ俺と貴様との戦いは終わってない!!」

 

「うむ!いざ参る!!」

 

煉獄さんと空さんが構えて、対する上弦参は嬉々とした表情で構えていた。俺も早く回復してなんとか、お二人に援護を!!

 




ここまで読んでいただきありがとございます!
次回もよろしくお願いします!
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