鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第56話

朝目を覚ますとぼやけている頭で回りを見ると俺は自分の部屋に、いつの間にか寝ていたことが理解できた

 

「俺は……寝ていたのか……ん?」

 

俺は自分の体を動かそうとすると縄が食い込み俺はやがて頭をあげてみると俺の全身が布団ごと縛られていた

 

「なぜに!?」

 

「昨日の抜け出した罰よ」

 

声した方向に振り向くとしのぶが正座して俺の寝顔を見ていたのかニヤニヤしていた

 

「しのぶ!?お前の仕業か!?」

 

「まさか………蝶屋敷みんなでしたのよ」

 

「まさかの全員!?!」

 

俺はしのぶの予想以上の答えに驚きの声あげるとしのぶは腕を軽く殴る動作をしながら俺に怒っていた

 

「全く……そもそも空は鬼殺隊で次期柱候補なのに自分の体を無茶して、さらに安静しないといけないのに……ん」

 

「っっっ!!?」

 

「痛いですよねぇ?ねぇ、痛いですよねぇ?」

 

「し……し……しのぶ……」

 

「そもそも安静してという話したのにまさか夜中に抜け出した更には姉さんに負担をかけた……ふふ、空。今すぐ、私に注射されるか、アオイ達に注射されるかカナヲに注射されるか選びなさい」

 

「まてまてまてまて!?いだだだだだだだた……」

 

俺はなにか言おうと起き上がろうとしていたが、布団縛られてるせいで起き上がれないのと体が元々怪我がひどいため激痛が走っていた

 

「なんですか?みんなに殺られる選択にするのですか?」

 

「何で敬語!?あと、なんかやられるという言葉がおかしい!!」

 

「大体空は姉さんにお姫様だっこされてここに戻ってきたのよ、覚えてない?」

 

「な……ん……だと!?」

 

「ふふ、冗談よ。……本当はおんぶよ、おんぶ」

 

「……」

 

「おや、固まったわね……」

 

まさか、俺はこの年になってもおんぶされる日が来るとは……しかもしのぶの姉のカナエさんにそれをされていたとは……

 

「切腹しょう。刀をくれ、そして海に流してくれ」

 

「なんでそうなるのよ!?あと刀貸さない!」

 

「だってカナエさんにそれをされたのだぞ!?」

 

「姉さんにそれされて嬉しくないっての!?」

 

「嬉しいよ!?めちゃくちゃそれは嬉しいけど俺も男の子って言うか……色々あるの!」

 

「ワケわからないことを言わないでよ……」

 

しのぶは俺の発言に呆れながら姉にそれされて嬉しくないのかというときは怒っていたのに…よくコロコロと表情変わるのはおれ相手だからなのか?

 

「それより、俺を起こしに来たのか?」

 

「起こしに来たというより……まぁ、脱走してないか見に来たという事よ。それより、空」

 

「ん?」

 

「……スッキリした?」

 

「…………おう、色々とすまなかったな」

 

しのぶが優しい顔で俺を覗き込んできたので俺は苦笑いしながら心配かけたことを謝った

 

「それと本当に俺相手だからなのか敬語は使わないというか素になってるな」

 

「だって、空相手には敬語使いたくないからね。というか、幼馴染みに敬語を使うなんて変でしよ?」

 

「それもそうか。ところで……」

 

「あぁ、もうお二人は目を覚ましていてご飯も食べてるわ」

 

それを聞いた俺は安心してでも動こうにもやはり体が昨日よりも痛いのでいくのを諦めていた

 

「杏寿郎さんは帰ったのか?」

 

「あ、その件ですが……今、こちらの部屋に……」

 

「呼んだか、空!」

 

「杏寿郎さん!?」

 

「この通り、安静していても動きたくって仕方がないのか空の方に向かわせました」

 

「それは押し付けたというのでは?」

 

「……では失礼しますね」

 

俺がそれを言うとしのぶは目をそらしていた。しのぶも杏寿郎さんのことは嫌いではないが、恐らく鬼殺隊をやっていくには厳しい状態と言ってたのかそれで会うのが気まずいのだろ

 

「あらあら、杏寿郎君落ち着きなさい」

 

「うむ、すまん!しかし、空の方の顔を見たくってな!生きているか!?」

 

「気持ちはわかるわー。あ、空君おはよう」

 

「カナエさん、おはようございます……それと生きてますよ、杏寿郎さん」

 

騒がしい先輩の来訪と共に俺はカナエさんと杏寿郎さんと3人で庭の方を眺めて外は日が差し込んでいた

 

「……よもや、まさか上弦相手に生きて帰れると思わなかったぞ」

 

「それは俺もですよ。今回ばかりは上弦弐の時も含めてそうですけど、ここまで死にかけたのははじめてかも知れません」

 

「でも、そもそもそんなに頻繁に上弦に会うこともないし、それ相手に死にかけてでも生存してるのはなかなか無いわ」

 

「…まぁそうですね。……鬼殺隊を……辞めるのですか?」

 

「うむ!正確には辞めるというより前線で戦うのはもう無理だとわかっているからな!」

 

「私は上弦弐の時に呼吸がダメだったから鬼殺隊を辞めて、しのぶと共に蝶屋敷で働いてるけど、煉獄君はどうするの?」

 

「うむ!暫くは父上の家に戻って、安静しておこうと思う!それと、時々時間があればあの少年達を育てたい!」

 

杏寿郎さんの状態は片目に眼帯していて、体も包帯を巻かれているが五体満足なのはある意味奇跡かもしれないな。それよりも随分炭治郎達を気に入ってるな

 

「それよりも、空!」

 

「は、はい!」

 

「柱になってくれんか!?」

 

「は!?」

 

俺は杏寿郎さんの言葉に驚き目を見開いてると杏寿郎さんは堂々と腕を組ながら訳を話してくれた

 

「君も知っての通り柱は9人!しかし、俺が抜けたことで柱は8人になるが一枠空くのは好ましくない!なので、俺は君を柱に推薦する!」

 

「まてまてまて!?杏寿郎さんや、俺はーー」

 

「君は自分が柱の実力ではないと言いたいのか?」

 

「空君を柱に私達姉妹も煉獄君、不死川君も賛成してるのよ。因みに岩柱、音柱、恋柱、蛇柱も面識あるわよね?賛成していたわよ」

 

「ほぼ全員!?霞柱は!?」

 

「とりあえず賛成と言っていた!」

 

ほぼ全員賛成されてしかも退路を失われてしまい、俺はこれ実質柱になれということだよね?

 

「そ、そうだ!天元さんは賛成していたが義勇は!?あいつなら否定……」

 

「してなかったぞ!!!」

 

「畜生ぉぉ!?!退路を絶たれた!?!」

 

「あらあら、落ち込まないの」

 

「まぁゆっくりと考えたらいい!おれももう少しはここで入院だからな!」

 

「お館様はなんと……?」

 

「待っている……っとおしゃっていたぞ!」

 

とりあえずは考える時間は与えられたということか……なんだか、色々と進みすぎて怖いな

 

「それはそうと!!」

 

「なんだ?」

 

「いつまで君は布団ごと縛られているのだ!!」

 

「………できればそれも触れないでほしかった!」

 

俺は空にあおぎながら心の叫びを思い切り叫んだ。畜生、俺はもう二度ととまではいかないが布団縛られないようにどうにかしとこう!




11月に入りましたが、皆さん体調大丈夫ですか?これからも、気をつけていきましょう
これからもよろしくお願いします!
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