あの上弦参との激闘も3週間過ぎて、俺は大分体の痛みが引いてきて、今ではゆっくりだが蝶屋敷の庭周辺を歩行している。この三週間で大きな出来事と言えば、炭治郎が一時蝶屋敷にいなくなったのは大騒ぎだったが、なんとか落ち着いた
「で……なんで俺の方にわざわざ来ているのだ?炭治郎、伊之助、善逸……お前達三人の体の具合はあまり良くないんだぞ?じっと安静しないと駄目だろ」
「大丈夫です!」
「大丈夫です……じゃねぇよ!?お前は特に反省しろよ!?しのぶやカナエさんに蝶屋敷の皆を心配させたのだからな!」
「それに関しては申し訳ございません!」
「潔きだな!」
そう、炭治郎は体の具合があまりよくないのに、元炎柱さんの住んでいる家に訪問していたらしい。俺と杏寿郎さんは事の詳細を聞いて驚いたのとしのぶの怒りが凄まじかったとだけ伝えよう。そして、その怒りをまた俺が愚痴るの聞いて八つ当たりされないか不安だった
「まぁ、もう終わったことだからいいけど……どうした?」
「「「俺達を修行させてください!(させてくれ)!」」」
「………は?」
俺はキョトンとしながら三人の顔を見ると至って真剣な顔で俺に頼み込んできていた。それに対して俺は驚きとりあえずは、話を聞くことにした
「俺達はあの上弦の戦いでなにもできませんでした!煉獄さんや空さんが戦っているのに……」
「それ以前に俺様も何も出来なかったのは腹立つんだよ!だから強くしてくれ!」
「お前柱候補になに命令してるの!?!バカなの!?」
「はぁん!?お前こそ、なにもしてなかったじゃねぇか!?」
「…あー、とりあえずは事情は分かったが……うん、炭治郎達もそうだがよかったらそこで後ろ気配隠してるカナヲもどうだ?」
俺がそういうとカナヲも出てきて善逸達は騒いでいて炭治郎はカナヲに手を握っていた
「カナヲ、久しぶり!」
「う、うん……」
「ん?!(カナヲの反応がいつもと違う…?)」
俺は炭治郎とカナヲのやり取りに少し驚き固まっていたが、すぐに気を取り直してカナヲが俺に話しかけていた
「暫くは任務なので挨拶を……」
「そ、そうか。気を付けていてよ……」
「はい。では……」
カナヲは頭を下げて遠方の方の任務へと出掛けていったが俺はさっきの光景に少し驚いていた。何故ならあのカナヲが……な
「(炭治郎と会ってからカナヲは少し変わったか?)まぁいい。それよりも炭治郎達は俺に鍛えてほしいといっていたな?」
「「「はい!」」」
「そうか……よし、杏寿郎さんと話して特訓できるように考えるよ!」
「本当か!?ギョロ目にも教えてもらえるのか!?」
俺がそういうと伊之助は嬉しそうに俺の方に迫っていた。俺は伊之助がまさかここまで嬉しそうに反応するのは予想してなかった
「あれ、そういえば空さんはこれからお出掛けですか?」
「あぁ、実弥と杏寿郎さんとこれから少し話があってな……」
「実弥さん?」
「風柱不死川実弥だ。炭治郎は会ったことあるのだろ?」
「俺はあの人を柱と認めない!!」
「お前なにいってるの!?柱は偉いのだよ!?」
こりゃ、炭治郎の反応見る限り何かあったのは事実だな。それ以前にこいつと実弥があったら大喧嘩は確実になりそう……
「まぁ、お前とあいつに何があったのかは触れないでおくが……あいつも色々とあるのだよ。他の柱は遠方で居ないから俺と三人で話すことになったのだけどな」
「話すってなんだ?」
「……俺達が対峙した上弦の話だよ。それと……いや、これは正式にどうするか決めてからだな」
「(悩んでいる匂いがする??)何かあるのですか?」
「まぁ、炎柱の杏寿郎さんが柱辞めるのは知ってるな?」
「え?!そうなの!?あれ、本当なの!?」
「おう。で、その件に関して話し合いをな」
俺がそういうと三人は複雑そうな顔をしていた。まぁ、なにもできなかったという悔しい気持ちはあるのかも知れないな
「とりあえず、お前達はまだ怪我治してないのだからそれからだな」
「え、じゃあ特訓の話は……」
「きちんと治ってからな。話はそれからだな」
「っ、ありがとうございます!」
「おしゃ!!」
「おしゃ!!じゃないよ!きちんと礼を言いなさい!!」
俺は三人の反応を見て俺は頬が緩み優しい目で見ていた。俺達が命かけて守る価値が……いや、意味があったということに俺は嬉しくなった
「じゃあ、お前達は安静しろよ」
「おう!」
「「はい!」」
俺は着物を来て、ゆっくりと歩いてだが待ち合わせの場所に暫くは歩くと風柱の家につきその場所へと歩くと既に杏寿朗さんと実弥がいた
「すいません、遅くなりました」
「空遅いぞォ……どこに道草くっていた」
「うむ、俺は今来たところだぞ!」
「はは、実弥は相変わらずだな」
俺は二人の間に入り席に座りながら、今回の話の事もわかってるので世間話もなしで三人で話していた
「で……上弦はどうなんだ?実際に対峙したてめぇらがわかるはずだァ」
「まず単刀直入に言えば……化け物だ。あの回復力もこれまでの鬼とは比べ物にならないな」
「うむ!それに空は弐とも2回対峙してるし後の一回は俺とももに上弦參と対峙したな!」
「よくよく考えたら上弦と対峙してボロボロになって帰ってくる空……お前は呪われてるのかァ?」
「それは言うな。まじめに、俺もよく生きてると思う」
本当によくよく考えたら上弦と対峙していて生き延びれてるよは悪運強すぎるよな……あれ?よく考えたら、俺は神様も死神様も嫌われてるのか?
「で、他には?」
「まず俺がわかってるのは上弦参は格闘の使い手で正面でぶつかってくるな!」
「上弦弐は………昔の情報と変わらずの呼吸を使えなくするあれが厄介だな。今の俺が使っている拳の呼吸で能力引き上げても正直勝てるかわからん」
「そうか……で、煉獄」
俺の発言を聞いた実弥は納得して今度は杏寿郎さんに話しかけていた。杏寿郎さんは実弥の呼び掛けに反応示して返事した
「む?なんだ!」
「気のせいかと思ったがぁ、痩せたな…?」
「……うむ。情けない話だが生き延びれた代償なのか以前みたいに食欲が起こらないのだ」
「…そうかァ…。まぁ、安心しろ……醜い鬼どもは必ず俺が殺してやる……だから、てめぇは今ゆっくりと休めェ」
「うむ、ではゆっくりと休ませていただこう!ところで、空は柱の件はどうするのだ!?」
「それに関してはまだ決めかねてますね……」
「はぁ?なんでだァ?」
実弥が怪訝そうに俺の方を見ていたので俺はどうはなそうか悩んでいたがこの際の事も話さないとな
「まず結論から言えば俺は三回も上弦の鬼に負けた。その上、生かされたというべきか……うむむ、柱になるなら敗けは許されないのに俺は負けた」
「それを言うなら俺もだぞ!」
「下らねぇ……」
「は?」
「下らねぇっていうんだよ!なんだァ、その悩みはよォ!!」
「はぁ!?いやあのな!鬼殺隊の柱になるということはお前が一番良くわかってるだろ…!?」
「そんなことはどうでもいいんだよ!てめぇは拒否することなく、さっさと柱になればいいんだォ!大体、柱になるための条件も満たしてる上に上弦に負けたとは言え生き延びてる!それだけで十分柱になるため資格はあるだろがァ!!」
「むちゃくちゃな……」
俺は実弥の意見に驚き戸惑うと杏寿郎さんも同意と言わんばかりにうなずいていた
「うむ!確かに空は柱になるための条件は出来ている!にもかかわらず拒否するのはどうなんだ!?昔の事は昔だが大切なのは今ではないか!?」
「それによォ、煉獄が抜ける今……てめぇの力が必要だぁ……柱になれ。負けたからなんだ?上弦相手に生きてたら勝ちだろうがァ」
「…わかった。お館様に柱の件は喜んで受け入れることを話すが……実弥に一つだけ……頼みたい」
「なんだァ?」
「竈門炭治郎とその妹の件だ」
俺がそれを話すと実弥は明らかに機嫌が悪くなっていて普通の隊員なら怯えるがあいにくく俺はそんなので怯えてるつもりもない
「あのガキどもがなんだァ?いっとくが、俺は認めねぇからなァ」
「俺はあいつらを信じる」
「はぁ!?!」
「お前の過去も俺はわかってるし、鬼を憎む事も分かってるつもりだ。だがな、あの二人を鬼殺隊として認めてほしい」
「てめぇは何を言ってる?!」
「俺も信じる!あの時の妹は人を襲うどころが人を守る姿勢を貫いてたからな!」
「煉獄てめぇも!?」
「実弥、俺はお館様に既に頼み事をしてる。もしも竈門炭治郎の妹が人を食べたときは……俺は切腹するとな」
「!……冨岡やあの元水柱達もそうだが、そんなに信じる価値はあるのかよォ……」
「まぁ、そこはいつか分かる日が来る。で、それを俺は認めるという話だが、本題は別だ。一つだけお前に頼みたいことがあるといったな?認めるという話ではなくって……」
「あ?」
「お前は絶対に鬼に殺されるな。これがお前に頼みたいことだよ」
「はっ………死ぬかよォ。てめぇこそ雑魚の鬼に殺されるなよ」
「わかってるよ。あ、杏寿郎さんはとりあえずは引退したのだったら早く夫婦作ってくださいよ」
「うむ、空に言われたくない!」
俺達はさっきまでの重い雰囲気はなくなり楽しい雰囲気になりわきあいとしていた。後日俺は改めてお館様に柱の件を了承して俺は新たに九人目の柱となった………
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