俺は天元さんがいると思われる遊郭の方へと走りながら手紙の内容を思い出した。今回の偵察いっている遊郭でお嫁さん達が失踪していることと今回の善逸が失踪していること。これは明らかに鬼殺隊の案件であり、柱が動かないといけない本題だ
「だが、善逸のやつがあっさりとやられるのか?」
この数ヵ月は俺はひたすらあの三人を必ず生きて帰るために引き際も教えたし、鬼と戦うときに常に観察をしろと教えた……善逸は結構叫んでいて何いってるかわからずで伊之助は理解してなかったし、炭治郎は引くことを拒否していたし……きちんと教えてるはずだが……なぁ……
「だめだ、思い出したら胃が痛くなってきた……とりあえずは鴉」
「久々ノ出番!久々ノ出番!」
「出番とか言うな!消されるぞ!?」
「オ前コソメタ発言!!」
「あぁもう話が進まん!!わかってる範囲でまとめてくれ!」
「善逸消息不明、宇随天元三人嫁消息不明!遊郭上弦ノ可能性アリ!!現在ハ増援ハ拳柱夛田空!」
消息不明ということは、まだ遺体は見つかってないあるいは遺体がないほど食われたのか……それとも……どこかに監禁していて動けないということか?
「カァカァ!!」
「!……はぁ、前方に邪魔ものがいるかよ。本当に遊郭までもう少しというのに……」
俺はため息をつきながら拳を……日輪拳を構えて目の前のそれらを睨んでいた
「目の前に立ちふさがるのは雑魚の鬼とはな」
「ひひひ、鬼殺隊か!!」
「………狂ってるな。その倒れている人達はお前がやったのか?」
俺の下には殺されたと思われる人たちが倒れていた。俺はそれを見てにらみながら聞くとそいつはあっけらかんに答えた
「あ、あー、俺だよ。旨かったぜぇ、こいつらの悲鳴もよぉ。助けてといっても誰も助けに来ないのに必死に叫んでいたのは傑作だった!」
「……」
「それと見たところ刀がないてめぇにおびえるほどおれさまは弱くは…「もういい黙れ」……!?」
俺はもう聞いていてこいつは優しい鬼ではないと言うことと生かす価値がないと決めた俺は手間をかけるのも時間の無駄なので
「準備体操にもならないが……」
「は!丸腰のお前になんていつでも食える!!」
「拳の呼吸……弐ノ型」
「え……!?何で俺の体が目の前に……それに見えなかった……!?」
「裂散」
俺は鬼の首が飛んだのを確認しながらゆっくりと歩くとその鬼は何が起きたのか戸惑っていたが俺は答える必要はない
「……お前は俺に首を跳ねられたのさ。そして、これからお前は地獄にいくのだよ」
「首が……!?いやだ……いやだ!死にたくない!」
「そういいながら、お前はそんな人を見逃したか……?お前の手元にいた死体の人たちも……見逃したか!?」
「俺はまだ!!死にたくねぇのに!!畜生、許さねぇ!!許さねぇ!!」
「許さなくって結構だ……!それ以前に俺もお前を許さねぇよ。……人の命を軽く見るやつには特にな!!」
俺の脳裏にはあの上弦の弐の嘗めている顔と苦しんでるカナエさんにしのぶの脳裏が過りあいつも上弦のどいつもこいつも人の命を軽く見てるやつが多い!だからこそ、こういう奴は……情けなく消すのがいい
「来世にはいい人生を歩めることを祈る……だが、その前に地獄で悔いを改めろ」
俺はそれだけ言うと遊郭にいる炭治郎達の方へと急いで走ろうとするが、まずは鴉にここで殺された人たちがいる事を近くにいる隠達に通達してもらった。やがて、急がないといけないが万が一のこともあるので隠を待つと暫くしてから見覚えのある人がきた
「お仕事お疲れさまです。ごっさん」
俺が待機していると隠の後藤さんで俺よりも年上で仲良い先輩でよく話す仲だ
「どうも、ごっさんです……というか、お前さん拳柱になったのだから、呼び捨てしないのかよ?」
「それは無理。ごっさんはごつさんだから」
「そりゃあどういう理屈だぁ……それ以前に俺は柱になったお前を敬語使わないといけないのにお前と来たら『柱命令。ごっさんは俺と長い付き合いなんだから敬語禁止』っいったときは驚いたぞ……」
確かに俺は柱になりごっさんに柱命令で俺相手に敬語は禁止といった。だって考えてみてよ、俺相手に敬語を使ってくる、ごっさんは恐ろしく感じるよ
「ごっさん、いまから俺が向かうところは荒れる所……すべてが終えたら出来るだけ多くの隠を動けるように待機させといて」
「ほう……どこなんだ?」
「遊郭に……上弦が潜んでるらしい」
「おいおい、それ大丈夫なんか?」
「さぁ……?ただ、まだ死ぬつもりはないからとりあえずは行ってくるよ」
「おう!いつも通り帰ってこいよ!」
俺はごっさんに見送られながら炭治郎達のいる遊郭にへと急いだ。本当にあの鬼が邪魔したお陰で救援するための貴重な時間が削られた
「勝手に俺より先に死んでいたら許さねぇからな!」
いまも戦っている後輩たちと柱の先輩でもある天元さんが死んでいないことを祈りながら俺は急いでいた
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