痣……それは遥か昔の鬼殺隊のものが書き残されたひとつの言葉であり、痣とは戦国時代に鬼舞辻無惨を後一歩のところまで追い詰めた始まりの呼吸の剣士達に出現していたそうだ
『出現条件はありますのですか?』
俺はある日にお館様とあまね様に、その出現条件さえわかればあの鬼を殺すことができると考えたが……
『残念ながら今はわかりません』
『そう……ですか』
『ただひとつだけ記載されていたのは痣の者が出てきたときに共鳴するように周りのものも現れると』
『!』
俺はその言葉に驚くと共に誰かが痣を出現したときにそれは伝染するようになっていくと大いに驚いていた
そして……
「がぁぁぁぁああ!!」
俺の今目の前にあいつは…炭治郎…は痣を出現させていた。明らかにあいつの額が痣のように延びていて俺は見間違えるはずがない
「お前がそうだというのか……!?」
「あんたが私の首を切るよりも速くあたしがあんたを細切れにするわ!」
「ッチ、善逸は満身創痍だ!今の状態で回避は厳しいなら手助けを……拳の呼吸!!」
「いや……手助けしなくって良いみたいだぜ」
「え……」
俺は拳の呼吸を繰り出そうとすると天元さんが制止をかけていて何故という前に女の鬼の後ろに伊之助が飛んでいた
「伊之助ぇ!?お前いつの間に……倒れてたのじゃあ……」
「ガハハハ!!俺様は山の神!!これしきの事でへこたれるかぁ!!それによ身体が柔らかかったから大丈夫だった」
「ばかな!?お前はお兄ちゃんに確かに心臓を刺されたはず!」
な!?心臓を刺されてただと!?あいつ普通は心臓が刺されたら死ぬのに何で動けるんだ!?
「ふはは!!俺のからだの柔らかさを見くびるなぉぉ!!内蔵の位置をずらすなんてお茶の子ざいざいだぜぇ!!!」
「いや、そんなの普通はできない……」
「派手に同感だ……」
「だから、険しい山に育った俺には毒になんて効かねぇんだよぉぉお!!」
毒を食らっていただと!?だが、普通はそれを倉ったら動けないはずだが……まさかあいつは根性で動いてると言うことか!?
「いけ……派手にぶった切ってやれ……」
「(不味い!不味い!!私達は上弦よ!こんなやつらに!!)殺られたくない!!」
「「「がぁぁぁぁぁぁああ!!!!」」」
「……いけ………行け!!若き鬼殺隊の剣士たちよ!お前達の刃で……長き上弦を討ち取れなかった歴史を断ち切れ!」
俺達の言葉と共に炭治郎達の刀は願いが届いたのかそれとも既に首が跳ねられる寸前だったか見事に上弦の二体の首を跳ねた
「やりやがった……」
「いや、まだだ!!」
おれは驚くも天元さんが何か焦った声をあげていたその方角を見ると黒い渦が出ていた。これは不味いと判断した俺たちは動こうと思ったが、炭治郎たちももう動ける状態ではなかった
「逃げろぉぉ!!」
「(く!逃げるまで時間がかかるなら迷ってる時間はない…!!)陸ノ型流星!」
俺は天元さんの肩を持ちながら少しでも離れるように努力した。天元さんが何かいってるがこれ以上は柱を失うわけには!!そう思った瞬間、爆発みたいなのが起こり俺たちの意識は消えた……
何分……何秒意識失っていただろうか……俺は目を覚まして俺は辺りを見渡すと天元さんと共に離れていて俺は近くの瓦礫に埋まっていた
「あー…重いなぁ……おらぉあ!!」
上に乗り込んでいたものを気合い入れながら退かして起き上がり回りを見ると最悪な被害になっていた
「……ッチ、鴉。しのぶに7人の鬼殺隊の負傷の手当てを頼むと伝言を。それとすぐ近くにいるはずのごっさんには隠達を早急に遊郭の方へと迎えと連絡してくれ」
「カアカア!了解」
鴉は俺の伝言を聞いて空高く飛んで隠やしのぶの方へと急いでいってくれたので俺はすぐに切り替えてここら辺の被害と怪我人を確認しないと思い回りを見ると
「!君は炭治郎の妹の禰豆子ちゃん……」
「むーむー!」
こっちに来いといわんばかりに引っ張ってきたので俺は禰豆子ちゃんに案内されると、そこには炭治郎が倒れていた
「吐血が止まらないのか……?」
「むーむー!」
「そういえば…伊之助はあの男に刺されて毒がとか……まずい!?」
俺はすぐに炭治郎の脈を図ると危険まではいかないも乱れている
「脈が乱れていることから毒の影響か……!禰豆子ちゃんは血鬼術は確か火だったよね」
「む!」
禰豆子ちゃんは何か思い付いたのか炭治郎の体に手をおいて
「むー」
「おー火が吹いた……じゃない!?炭治郎はまだ死んでいないよ!?……なっ!?」
俺は目を疑うことに禰豆子ちゃんの火が炭治郎の体を包み込み驚くも、炭治郎の毒が食らったと思われる皮膚が徐々に収まっていた
「うっ……」
「炭治郎!」
「空さん……禰豆子?っ!?」
炭治郎は起き上がり辺りの現状や今の自分のからだに違和感を感じていた。どうやら炭治郎自身はなぜ助かったのかわかっていないみたいだ
「炭治郎、とりあえず今は動くことを優先だ」
「は、はい」
炭治郎の体も心配だがとりあえずここにとどまっていては危ないから動いてると遠いところから声が聞こえたので近づくと
「起きたら身体中がいたいよ!!俺の両足これ折れてるのぉぉぉ!?なんなの!?痛いよぉおお!怖くって見れないよ!」
「善逸!無事だったか!!」
「無事だったか!!じゃねぇよ!?痛いのだけど!?」
「あぁ、騒ぐ元気があるなら生きてるな。とりあえず、善逸の治療するから炭治郎のは辺りに鬼がいないか見といてくれ」
「は、はい!」
俺は瓦礫を退かして直ぐに包帯を取り出して泣きわめいてる善逸を見ながら回りを見ていた。鬼の気配は感じないが、今度こそ落ち着いたのか?
「善逸、両足を包帯巻くからじっとしろ」
「いやぁぁ死ぬの!?俺死ぬの!?」
「死なない、死なない。叫ぶ元気あるならまだ死ぬことはないな!」
「というか、空さんはいつきたの!?」
「は?いや、戦ってるときにいたぞ?」
善逸の言葉に疑問に思いながらも足をしっかりと包帯巻いていた。両足のははっきりいって無茶しすぎだ
「嘘!?」
「いや嘘つくメリットないだろ!?やれやれ、お前は本当に元気なやつだな……善逸」
「なに!?」
「……お前達はたいしたやつだ………良くやった」
俺はわめいてる善逸の頭を撫でると善逸は叫ぶのをやめていた。今の話でこいつは二重人格あるのかもしれないが、自信を持って戦うときが来たら俺はこいつに勝てるのかな……
「よしっと!俺はこの後天元さんに向かうがお前は隠がくるまで待機だ……いいな?」
「待機っていっても動けないのですけどねぇ!!」
「ははっ。……善逸、生き残った自分に誇りを持って自信を持ってこれからも頑張れ」
俺は善逸の治療を終えて天元さんがいるところに向かうと天元のそばに蛇柱の伊黒がたっていたので、近づくと奥様方はお怒りモードか
「また、ねちねちと嫌み言い過ぎた?蛇柱の伊黒」
「……拳柱の夛田空か。なぜお前は大ケガおっていない?それとも今来たのか?」
「俺が合流したのは大分後だったからな。それよりも天元さんはもう鬼殺隊として戦うには無理みたいだが……」
「あぁ、さすがに無理だ。引退することはお館様も許していただけれるだろう」
「ふざけるなよ、俺は許さない。只でさぇ若手が育たず死にすぎるから人手不足だ。それに柱は夛田が埋めたとはいえ、貴様が抜けると今度こそ、ひとつの空席ができる事になる。おまえ程度でもいないよりましだ。戦え」
「いいや、若手は育ってるぜ確実にな」
天元さんの言葉に伊黒は怪訝な顔をしていたが俺はその言葉の意味がわかった
「なるほどな。確かにこの戦いで生き延びた若手はいるな」
「そう。お前の嫌いな若手だよ」
「おい……まさか生き延びたというのか?あの小僧が?」
伊黒は信じられないような目で見ていて天元さんは頷いていた。そして、俺はその二人を見ながら天を見上げた
「……長らく倒せたかった上弦を撃ち取ったと言うことはこれから恐らくあの悪鬼どもが活発になるだろう……」
「ふん、何を当たり前なことを」
「めでたいことだが、俺は他の鬼よりは誰かに討ち取られるのはいいが上弦弐だけは俺の手で殺す。だからその鬼が出たときは言ってくれ……あいつだけは……例えしのぶであろうと実弥であろうと……あいつを殺すのは譲らない……」
「「「っ!?」」」
「……あー、空。殺気出すな、出すな。お前は本当に上弦弐の時だけは異常な殺気出すのだからお陰で俺の嫁達も引いているぞ」
「……すいません。ま、とりあえずは……こちらの後始末はしますので天元さんは蝶屋敷にいってください」
「おう」
天元さんは3人の奥さんと共に遊郭を後にしていた。俺はその光景を見ながらどうしても許せないことがあった
「奥さんがいるとか幸せ者……しかも三人」
「見苦しい嫉妬だな」
「嫉妬と言えば伊黒は相変わらず告白を踏み出さないのか。何年たつのさ……さっさと告白したらいいのに相変わらず言わないのか?」
「きさまぁ!それを今言うか!?」
俺と伊黒が少ししたぶつかり合いがあったのはここだけの話だ………
ここまで読んでいただきありがとうございます!
遊郭編はこれでおしまいです!
次回もよろしくお願いします!