俺は蝶屋敷に戻ってから怒濤の忙しさの日々だった。炭治郎達の手当てにも参加していた中でも驚いたのが、カナヲだ
『カナエ様、師範……私も手伝います』
『っ、ありがとう!カナヲは姉さんと共に炭治郎君の傷を防いで!空は包帯と後、伊之助君達の様子をお願いします!』
『了解!!』
カナヲが炭治郎達の治療の時に手伝いたいといっていた事があのときは衝撃だった。そして、暫くは炭治郎達の治療期間が長引くのと夜には鬼も活発になるので俺が、しのぶの分と炭治郎やカナヲと伊之助と善逸が本来やる筈だった任務にも励んでいた
「拳の呼吸弐ノ型…」
そして今回で一週間経過して俺は現在他の人間がやるはずだった任務で鬼どもを壊滅させていた
「キシャぁぁぁぁ!!」
「裂散」
「ガッ……」
「これで6人目……」
「ひぃぃ!化け物が……!!」
「逃がすかよ……」
俺は襲いかかる鬼を冷静に対応して手刀で首をはねた。そして、まだ鬼の生き残りがいたので俺はすぐに逃げる体制になっていた鬼に接近した
「よぉ、逃げるなよ?これはお前達が吹っ掛けてきた殺しあいだろ?こちらを殺しにくるということは殺される覚悟できてるんだろうな?」
「ひぃぃ!?死にたくねぇ!?」
「そういいながら何人もお前は殺しただろうが…殺される覚悟ものねぇのに、俺相手に殺しにくるとはな…。まぁ、どのみち慈悲はねぇ。拳の呼吸刀ノ壱ノ型……」
「死、死神……!?」
「居合い切り……」
俺はその鬼にも慈悲なく首をはねて俺は一息つきながら手を合わせてその鬼にいった
「悔い改めて来世は良い人生をすごせ。てめぇらは全員反省も込めて地獄にいきやがれ」
「あっ……」
「……」
鬼が消滅して俺は天を見上げた。今日の天気は満月だが…こんなに鬼が活発なのも気になるな……
「そろそろ、小刀も手入れしないとな……っ!?」
俺は気配を感じて振り向き小刀を構えると、そこにいたのは……
「……私だ……」
「岩柱の行冥さん……」
「……今帰りでな。あぁ、相変わらずだな」
「それはこちらの台詞ですよ。あいからわず良く泣かれますね。まぁ俺も今任務終わりましたけど」
小刀を懐に納めて俺は行冥さんの方に向き合っていた。行冥さんはあいかわず涙出ていて数珠をもっているが、この人は恐らく柱のなかでも最強の隊員でありしのぶやカナエさんの恩人でもある
「……しのぶやカナエは元気か?」
「えぇ。下の子も元気ですし、蝶屋敷全員が元気ですね」
「それはいいことだ……」
「あと、しのぶの春が近いかもしれません」
「ほう……相手は誰だ?」
俺の言葉に行冥さんが少し怒りのオーラが強かったのだが、並みの隊員なら確かに震えるがあいにくく怯える要素はない
「あくまでも予想ですが義勇です」
「何?」
「おぉう……あくまでも予想ですよ。しのぶ自身は気づいていないですがこの間診察室でしのぶが寝ていたとき俺はしのぶに布団をかけようとしたのですよ。そしたら……『義勇さん』……何て言うから俺思わず動けませんでしたよ」
「南無………冨岡か……」
「ま、しのぶがお慕いしているのが義勇ならまぁ、そこら辺の知らない馬よりはましですね」
「……違いない」
俺達はそれぞれ動こうとすると、行冥さんが思い出したように聞いてきた
「あれから異変は?」
「ない」
「そうか………」
それだけ話すと俺も行冥さんもそれぞれの場所へ帰ろうとすると行冥さんがある質問をして来た
「まだ目を覚ましていないのか?自慢の弟分達は」
「えぇ……ですが、良くあの身で上弦を撃ち取ったと思いますよ」
「……私はお館様やお前の言葉しのぶの言葉がいくら信じても私はまだ信じることはない」
「いつか分かりますよ。行冥さんが見たらきっとあいつのまっすぐな姿勢に惹かれますよ」
俺が言い終えると行冥さんが数珠をならしながら暗闇のほうに歩いていったが俺としてはあれ夜に歩かれてたら本当に怖い……
「さぁて帰るか」
「カァカァ!指令指令!しのぶカラ薬草ヲ!」
「…あのな…俺一週間も蝶屋敷に帰れてないのだけど!?しかも薬草!?いつもの薬草を取りに帰れってここから遠いのだけど!?」
「ガンバ!」
「なんか腹立つ!!あぁもう仕方ねぇ。鴉はそのまま蝶屋敷に戻って了解と伝えてくれ。あと、胡蝶三姉妹も含む全員はきちんと休めるときやすんでと伝えてくれ」
俺は薬草を取りにいくのとそれを今要請すると言うとは本当にまだ危機が抜けていないと言うことだよな……
「解毒に繋がる薬草も取って……はぁ……やっぱり鬼は最後の最後まで人に迷惑かけるの得意だな……。俺より勝手に先に死ぬなよ……若き隊員達」
そう思いを込めた俺はしのぶに頼まれた薬草を取りに行った……
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