鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第69話

善逸との特訓をして数日経過した。あいつは俺の特訓後に任務に向かっていった。まだまだ精神的なのは未熟だが、少し雰囲気変わったなと成長してるなと感心していた矢先ーー

 

ーー竈門炭治郎が目を覚ました

 

蝶屋敷に後っさんの声が大きく響き、蝶屋敷の子供たちやアオイは大慌てで炭治郎がいる病室に走っていた。そして、俺やしのぶ、カナエさんもずっと目を覚まさない炭治郎の事を心配していたがここは年上としての威厳もあるので冷静に病室に向かっていった

 

「ったく、一応炭治郎は患者なんだから目を覚ましたのを大きい声出さない方がいいだろ」

 

「フフ、それだけ目を覚まして嬉しいのとあの子の存在がここにそれだけ明るくもたらしてくれたのね」

 

「そうね。炭治郎君は不思議な子で、太陽のような子ね。彼が目を覚ましたと言うことで他の子も急いで駆けつけるもの」

 

「確かにあいつは不思議な子だな。いつのまにかみんなとの距離も近くなるし自然と許してしまうのよなぁ……にしても……」

 

俺達は黙って病室の外からカナヲ達の様子を見ていたが、本当にあいつは愛されてるなぁ……。特にカナヲの反応は炭治郎が寝ているときとは大違いだな

 

「そうか……カナヲはあいつに恋してるのだな……」

 

「今ごろ気づいたの?この鈍感」

 

「空君は乙女心まだまだねー」

 

「ぐっ、言い返したいがそれもまた事実だ!」

 

そういえば、善逸は目を覚ましていて、伊之助も炭治郎よりも早く目を覚ましていたが今は安静してるはずだ……なのに……伊之助が騒いでないのは気になるな

 

「善逸は二日前に任務出たし、伊之助も炭治郎よりも早く目を覚ましたがあいつおとなしいな」

 

「ふふ、少しお姉さんたちが伊之助君とお話ししたらおとなしくしてくれるようになったの」

 

「そうね」

 

いったいどんなお話ししたのかあえて聞かないし聞くの怖いし俺も怒られたくないから黙っておこう……

 

「がはは!ビックリしただろ!?」

 

「「(ピクッ)」」

 

「あ、伊之助天井に張り付いていてそこから炭治郎のベッド付近に落ちた」

 

「「(ピクッピクッ)」」

 

伊之助のやつはたしか毒がかなり強力すぎて、本当に一時的に命もやばかったのによく持ちこたえたよな

 

「(だけどそれも今日までかも……)」

 

今にも後ろで笑顔だがものすごい怒りの雰囲気が俺は感じ取れる。というか、振り向いたら俺にもとばっちりは必ず来るから振り向けないよ!!

 

「伊之助さん、胡蝶様達に安静してと言われてるのにあなたはまた!!」

 

「ガハハハ!!俺様にはそんなのは関係ねぇぇぇぇぇ!」

 

「あります!!そもそも、あなたはこの間まで本当に意識不明で命の危険もあったのですから!」

 

そう、本当に伊之助はあの四人の中で命の危険があったというか……毒が回ったせいで呼吸による止血が遅れていたなのに……

 

「あなたは毒も効きづらいが薬も効きづらいから気を付けなさいってしのぶ様やカナエ様に言われたでしょ!すぐに忘れるのだから!!」

 

「うるせぇチビ!」

 

「なんですって!?たいして変わらないでしょ!!」

 

なんか喧嘩はしているが、あの二人が付き合えればなかなか面白い家庭になるかもなぁ。あ、でも万が一アオイと付き合うのなら元柱も含めて三人を乗り越えないと許さないからな!

 

「炭治郎が寝たから静かにして!!」

 

「「「!?」」」

 

カナヲが大きな声だして注意したのを聞いた俺達は驚き、固まっているとしのぶとカナエさんがにこやかに病室に入っていったので俺も流れで入っていった

 

「あらあら…寝てしまいましたか…」

 

「目を覚ましたから来たのに残念」

 

「ま、色々と安心したのだろ」

 

「カナエ様にしのぶ様に空さん!」

 

「………あ………」

 

カナヲは自分が大きな声だしたのを聞かれたと思い恥ずかしがっていたが俺達は気にしてない

 

「とりあえずは……伊之助はしのぶとカナエさんに見てもらえ。ついでにお説教されるだろうが、そこは諦めな」

 

「え………ぁ……!」

 

伊之助はカナエさん達を見て真っ青になっていた。どうやらこの後自分がなにされるのかわかったのか震えていたが、すまんが助けれない

 

「じゃあ行きましょうね~」

 

「アオイ達も作業戻ってねー」

 

「ダレカタスケェー!!」

 

伊之助は抵抗する間もなく、しのぶとカナエさんによってつれていかれて、みんながポカーンとしていたがすぐに気を取り直して各々動いていた

 

「………あの…… 」

 

「カナヲは炭治郎の具合を見てあげなよ。この状態だといつ目を覚ますかわからないからね」

 

「は、はい」

 

「じゃあ、またなんかあったら連絡をしてくれ」

 

俺は病室を出ていき少し離れてから歩いて…………

 

「カナヲ……本当に大きくなって………!」

 

「嫌、なんで廊下で落ち込みながら泣いてるんだよ…………」

 

「後っさん……俺はぁ……俺はぁ…あかん、妹の成長に涙が止まらねぇ…」

 

「あー、はいはい。とりあえずは、どこかに食べに行くか。ただの柱でもなく一人の人間として食べに行きましょう」

 

後っさんの言葉に俺はうなずきながら外出することにした。出るときに伊之助がボロボロになっているのを見たが俺は声かけないよ……




ここまで読んでいただきありがとうございます!!次回もよろしくお願いします!
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