柱稽古が始まり各々の柱の訓練を耐えてから、次の訓練にいくのが本題であり、それを次にいくのを認めるのは実際の柱たちである。そんな柱稽古に俺としのぶは柱稽古は参加しないことにした
「……ふぅ……アオイの入れた抹茶はうまいな」
「そうですね。………ところで、空はよかったのですか?あなたが柱稽古の指導せずにそういう役目に……」
「俺のは特殊な訓練ゆえにそう簡単に教えれるものではないし……まぁ、あとは他の柱の代わりに警戒区域を監視しとくのが俺の役目だ。何かあっても今動きやすいのは一人でもいた方がいいだろう?」
「それはそうですが……」
「あの……師範、空さん今お時間いいですか?」
「うん?まぁ入ってきていいよ?」
俺たちが向かい合って話し合っているとカナエさんとカナヲが俺たちの部屋に入ってきたのだ。そういえば、柱稽古は全隊員参加となっていたと思うけどカナヲはこちらに戻ったばかりだったな
「失礼するねぇ。私も近くに来たから…それに何やら大事な話みたいだからね」
「まぁ、大事な話しますけど……それよりも、カナエさん、体調は大丈夫なのですか?」
「ふふ、今日は問題ないわ。それよりも空君も交えて四人で話さないといけないことあるでしょ?ほら、カナヲ」
「あの……あの……その空さんと師範にもっと稽古をしてほしい……です…」
「「!」」
カナヲがもじもじもしながらも俺達に素直な感情でお願いをしてきたのに少し驚きやがて優しい目で見ていた
「カナヲ……お前そんなに素直な感情も出すようになっていて俺たちは嬉しいよ……」
「そうね。でもカナヲ…今回私は柱稽古に参加できません」
「え?!ど、どうして……?」
「…………カナヲ、此方に来なさい」
しのぶの言葉にカナヲはキョトンとしながらも俺たちのそばに行き対面で向かい合うように座り込んでいた。そして、カナエさんも向き合うように座り込んでいた
「カナヲ……あなたも鬼殺隊として勤めているからこそ今話します」
「?」
「私達の……姉でもあるカナエ姉さんが起きた悲劇と空と私達の絆を切り裂いた出来事を……そして、その鬼を殺す方法を考えていたことを……話します」
しのぶがそれを話すときは俺たちとしての鬼殺隊として始まりのきっかけを話すことになるのだから
……遡るのは数十年前……
今はもう遠い昔で懐かしく思う故郷………それは穏やかに暮らしていた二人の姉妹とその幼馴染みの話だ
「ねぇねぇ、いつもあなた一人でいるけどお父さん達はどうしたの?」
「僕?お父さんとお母さんが仕事で帰ってくるのが遅いからいつも一人で待っているの」
「寂しくないの?」
「うぅん、夜遅くっても必ず帰ってきてくれるから寂しくないよ」
「そう。ねぇ私たちと遊ばない?」
「え?でも知らない人と遊ぶのは……」
「なら、私は胡蝶しのぶ!隣にいるのは私の姉のカナエ姉さん!これで知り合いになるのだから、あなたのお名前を教えて?」
「……僕の名前は夛田空」
「空……うん、あなたの名前は空君というのね!宜しくね!」
「じゃあいきましょ!空!」
その眩しい笑顔と共に手を差し出す姉妹を少年は戸惑いながらも手を握って歩いた……
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