鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第81話

あの頃の地元の景色としのぶ達の出会いは今でも覚えている。当時の俺はお友だちとかおらず、一人で散歩していたときにしのぶとカナエさんと出会いその流れで俺は仲良くなって二人の両親や俺の両親とも仲良くなった

 

『今日は山の方で競争よ!』

 

『うー、しのぶは俺よりも足が速いしなかなか勝てないないのよねー』

 

『あらあら、私も参加していいかしら?』

 

『カナエさんも!?絶対俺は最下位になるやつだ!』

 

『あら、勝負やる前から諦めるなんて空はお子ちゃまねぇー。あ、そうか、空は私に負けるのをも認めてるのねー』

 

『………は?』

 

しのぶの言葉に当時の俺は地面に向いていた視線がしのぶの方に向き直すとしのぶは勝ち気な顔でふふん!としていった

 

『そんな空が諦めるの速いのなら身長も将来的に私が勝つのね。あぁ、勝負逃げるなんて空はそんな弱い子だったのね』

 

『上等……!そこまでチビしのぶに言われて逃げる俺ではない!!勝負してやる!』

 

『やっと勝負する気になったのね!あと!私より空の方が小さいの!』

 

『しのぶが小さい!』

 

『あらあら……二人ともよーいドン!』

 

『『あっ!!』』

 

カナエさんがのほほんとしながらもすぐに合図を出してはしるので俺たちも喧嘩をやめて追いかけていた。え、勝負の結果はカナエさんが一番で俺がビリだよ……しのぶにさんざんいじられてへこんだのは今でも覚えてる。だが、そんな幸せを潰すやつはいつの世もいるのだからな

 

 

あの日は夜遅くだったかな……。俺の家はしのぶの家よりも少し離れていてな……そんな夜遅くに俺は珍しく家族と寝ていたが夜遅くにドアを叩く音がしたので不審に思った父親が出ていくと……

 

『はいはい……え……』

 

『!?』

 

『あなた!?』

 

父親は前触れもなく鬼に襲われ首ごと食べられた。俺は驚き動けず母親は俺を守るように庇うが鬼によって殺された……

 

『っぁ……っあ…』

 

『飯……人の肉だぁぁぁ!!』

 

『っ!』

 

俺はもうダメだと思って目を瞑っていると、いつでたっても痛みがこないので目を開けると鬼は首を跳ねられてそこには俺を守るように立っていた鬼殺の服を着ていた人がいてその人が後の俺を鬼殺隊を導き今は亡きの師匠だった

 

『坊主……すまなかったな俺が早く来ていれば……』

 

師匠の申し訳ない顔は何年たっても忘れられない。そして、師匠から鬼を知っても尚一般人の世界に生きるか鬼を殺す世界に来るかの二つでおれは後者を選びしのぶやカナエさん達を鬼から守るために強くなることを決意した。そこからはある程度は知っているだろうが……上弦との話だな

 

「この話を入る前に…カナヲにもうひとつ話さないといけないな」

 

おれは上弦の事を話す前に一旦区切りながら、カナヲは俺の方をキョトンとしてみていた

 

「カナヲ……お前にももうひとつ長年謝らないといけないことがある」

 

「?」

 

「……実を言うとお前を売ったと思われる屑野郎と数年前あった」

 

「「「は!?」」」

 

俺の突然の言葉にカナエさん達は驚いていた。それ以前にカナヲは驚くよりも過去の事を思い出して、震えていた

 

「会ったってどこで……?」

 

「夜のとある場所で会ってな……ただし鬼になっていた」

 

「鬼に……」

 

「蝶屋敷でカナヲが家族になってから隠と共に捜査していたんだよ。ようやく見つけたと思うと、そいつは鬼になって死んでいる子供達を食べていた……俺が引導を渡してやった」

 

「……つまりカナヲを売った人たちは居なくなったということですか……」

 

「うん、そういうことね。……人でなしで最低だったから因果応報…とはいえね」

 

カナエさんの言葉に他のみんなもなんとも言えなくなっていた。カナエさんはしんみりとしていてしのぶはカナヲの頭を撫でていた

 

「まぁ、カナヲを脅かすそいつはもういないから安心しろ」

 

「……はい」

 

「さて、上弦を話す前にお茶を飲むか?」

 

「頂きます」

 

「いや、いつの間に用意していたのよ!?」

 

「そこはご都合だな」

 

「ふふ、面白いね」

 

先までの重苦しい雰囲気は落ち着いて俺たちは和やかな雰囲気になっていた。カナヲの震えも収まりおれは一呼吸をおいて話し始めた

 

「……話して大丈夫か」

 

「はい」

 

「……さて、あの日は覚えている……あんな出来事は昨日のように憎しみが強くなり……自分が許せない。あの日まで俺は自分の力を過信していた」

 

俺は目をつぶりあの日の事は今でも最低な日であり、俺たちの幸せな時間を潰された日だ

 

『今回の任務は………謎の失踪?』

 

俺はカナエさんと同じ任務で謎の失踪を調査しろと言われていた。当時の俺は甲でカナエさんは花柱……

 

『うん、今回は私が同行をすることになったのよ』

 

『わかりました。でも、カナエさん、あんまり俺と同行するのは……』

 

『あの噂でしょ?所詮噂は噂よ~。それよりも、最近その噂を気にしていてカナヲとかしのぶに会いに来ないから私も含めて寂しいわね』

 

『うっ……まぁ、その……ね』

 

そう、あの頃の俺は噂を気にしてしのぶ達に被害いかないように極力避けていたし、それにあの頃は鬼に傷つけられるほど負けていなかった

 

『鬼に傷つけられるほど弱くないから蝶屋敷に行かなくっても大丈夫だし、今回も大丈夫!』

 

『そういう過信がとんでもないことを引き起こすのよ?』

 

『大丈夫、大丈夫!それにカナエさんもいるから絶対に死ぬことない』

 

『もう!』

 

俺とカナエさんがそんな話していると夜が明けるのも近くなってきていた。結局鬼が出てくるのはデマというわけか?

 

『おや、鬼殺隊かい?それに一人きれいな子がいるなぁ』

 

『『!』』

 

俺たちは穏やかだが底冷えた声に本能的にヤバイと思い俺は拳をカナエさんは刀を構えてすぐに構えた

 

『てめぇは何者だ?』

 

『やぁ今晩は。僕は上弦弐で名は童磨だよ』

 

『上弦弐だと……!?拳の呼吸……壱ノ型波動!』

 

『花の呼吸……肆ノ型 紅花衣』

 

花の呼吸肆ノ型 紅花衣は目にも止まらぬ速さで切るつける斬撃で俺達は様子見はせずにすぐに技を仕掛けると、童魔はあっさりと回避した

 

『おやおやいきなり攻撃なんてつれないなぁ。俺と少し話したらこの世の救いが見つかるよ?』

 

『悪いが、上弦となれば話し合う余地はない。それに救いとなるならお前達悪鬼がいなくなればみんなが救われるから消滅しろ』

 

『いや、君酷いねー。よくそんなに悪口思い付くね』

 

『空君、闇雲に攻めないで警戒をしながら下がりなさい!』

 

カナエさんが警戒呼び掛けると上弦弐童磨は扇でなにかをしかける仕草を見られたがひとまず距離を置いて構えた

 

『つれないなぁ』

 

『あなたは私から見ても危険よ……だからここで倒すわ。仲良くなるのは無理みたいだしね』

 

『(カナエさんが鬼と仲良くするという夢があるがそれをするということは仲良くなれないうことか!)多くの命を奪っている上弦となればここでいかす理由はない……!』

 

俺もカナエさんが今回は本気でこいつは仲良くなれない鬼とわかり殺すことを決意して構えていたのに対して上弦弐は飄々としていた

 

『うわー凄い健気だねぇ……』

 

『あなたは私たちがここで倒すわ。花の呼吸…………ガフッ…!?』

 

『なっ、カナエさん!!』

 

当時の俺はカナエさんが切り込もうとするとなぜかいきなり、咳き込み俺は驚いてると童磨はカナエさんを攻撃しょうとしていたので急いでカナエさんの前まで走り抱き締めた

 

『おや、攻撃をする直前にこっちまで走るなんて君足が速いねぇ』

 

『カナエさん!(呼吸もだがいつの間にカナエさんの体を切られていた!?)』

 

『ゴフッ……なんで……呼吸をするときに……』

 

カナエさんも何が起きたのかわからずに戸惑っていて俺はカナエさんを抱き締めながら、童磨を睨んで警戒した

 

『てめぇ……!』

 

『苦しいかい?安心しなよ、今すぐ俺が救ってあげるから』

 

『空君……私を置いて撤退を……柱命令よ』

 

『………その命令は聞けません』

 

カナエさんを抱き締めながら俺は童磨を睨んで全身の体を集中しながら夜明けまでもう少しだがどのくらい持つ?

 

『君一人で俺を相手するなんて……無謀だぜ?』

 

『空君……!』

 

『俺は鬼殺隊である前にカナエさん達とは幼馴染み……だからこそ、あなたをおいていくと言う選択はない!例えこの命を代えてもあいつを討つ!』

 

『空君…ゴフッ……』

 

『(止血の呼吸をしてるのかもしれないが、収まる気配がないと言うとは何かしらの妨害されてるの……)お前はなにした?』

 

『ふふ、これから救われるのだし、教えてあげるよ。粉凍り…吸い込むと肺胞が壊死するのだよ』

 

吸い込むと肺胞が壊死する……それはつまり呼吸をする鬼殺隊ではきつすぎる………!

 

『じゃあ……蓮葉氷』

 

童磨の回りに蓮の花のような氷を発生させ俺達に攻撃しかけてきた。カナエさんは動けないし、奴に接近すれば呼吸をすれば……ならば!

 

『(お前には誰もやらせない!拳の呼吸……炎天!)全部弾き守って見せる!』

 

『空君……』

 

『おおおおおお!!』

 

その後の戦いは結果から言うと生き延びたが、当時の俺はボロボロのカナエさんを蝶屋敷につれていき、あとは知ってるようにしのぶが荒れていて俺たちは喧嘩別れみたいになってしまったわけだ

 

『二度と蝶屋敷に跨がないで!』

 

あの一言は本当に効いたし、俺はどことなくカナエさんの警告をはじめから聞いていたらもっと違う結末もあったのではないかと考えていた。そして、俺はお館様に鬼殺隊を離れる趣旨を伝えて、しのぶ達の前から姿を消して……あの日の再開に至るまで童磨を殺すために自分を追い込んで追い込んで、新たな型を作り上げながら旅を出ていた

 

「……これがカナヲの知らない本当の話で俺が今でも自分を憎む時でもある日だ…」

 

「「「……」」」

 

「奴とは二回対峙して、俺は決意した。お前達蝶屋敷やしのぶ、カナエさん達を守るためなら必ずこの手で奴を殺すと……」

 

俺は冷たくなったお茶を飲みながら話を終えた。そして、しのぶもカナヲに隠していた事を話した

 

「しのぶ……」

 

「……師範……」

 

しのぶもカナヲに隠していたことを話終えると頭を下げていた。しのぶ自身の体で鬼にも効く毒を食べて童磨に食べられて弱らせて撃ち取らせる算段だったが俺たちの説得で今はそんなの考えなくなった

 

「カナヲ……きっと今回の……いや、今後激戦予想される中俺達も死ぬ可能性は正直ある……だが、俺は必ずお前達を殺させないし生きてもらうように守る」

 

「……」

 

「まぁ暗い話はお仕舞い!カナヲはこれからの柱稽古をしっかりと励みなよ」

 

俺はそういいながら立ち上がろうとするとカナヲが意決したように大きな声を張り上げた

 

「あの!それでも……師範や空さん達に稽古をつけてほしいです」

 

「!」

 

「………大きくなったな……カナヲ」

 

「へ?」

 

「昔のカナヲはそんな自己出張できないのがいまはそんなはっきり言えて……よし!カナヲ、しのぶ、カナエさんと俺と4人で特訓するか!」

 

「へっ!?」

 

「あらいいわねー。カナヲ折角だし、私たちと色々しましょう。しのぶもいいでしょ?」

 

「はぁ……カナヲ。皆と稽古しましょう」

 

俺たちの提案にカナヲは戸惑ってると師範であるしのぶも仕方がないといいながらも嬉しそうにいうと……

 

「……はい!!」

 

カナヲは花が咲いたように笑っていた……




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