さて、柱稽古で起きた実弥の問題も終えたというべきなのか……あいつがこっちに戻った時に俺はアイツからなにか覚悟を決めた顔をして戻ってきた
「途中で抜け出してそこを任せて悪かったなァ……」
「気にするな。俺と何度も喧嘩した仲だろ……。覚悟を決めたんだな?」
「まあなァ……さて、てめぇら全員千回やった所!俺の稽古だァ!!!」
「「「「えぇ!?!休憩じゃないの!?」」」」
俺の見張りもやって稽古していたからから大分きつくなっているが、そんなのを関係ない不死川実弥は道場へと連れていった。炭治郎とそして弟の玄弥はいくべきか迷っていたが……
「さっさとてめぇも来い……玄弥ァ……」
「……っ……はい!」
玄弥は実弥に名前を呼ばれて嬉しそうにそして泣きそうな顔で返事していた。俺はとりあえずこの場はもう問題ないな
「炭治郎……」
「は、はい」
「あんまりよ…その家庭に口出さない方がいいぞ?その優しさと口に出すのはまた違うからな」
「はい!」
「……稽古頑張れよ」
俺はそれを言うとカナエさんと共に風柱の屋敷を出ていき、蝶屋敷に戻ることにした。カナエさんの話ではしのぶの事もあるから気持ちもわかるし、誰もが喜ぶわけではないと言うのも理解してる
「空君、今から帰って何をするの?」
「鬼が出ないかの見回りまでの時間がまだまだあるから……最後の型を完成させたい。だから、それの訓練ですね」
「最後の型……零ノ型解除を越えた終ノ型よね……」
「はい。しのぶは恐らく今もお館様の意向を沿って別行動していますし、カナエさんは無理してほしくないから今から俺一人で自主稽古するつもりです」
「ふふ、そういうと思って私がすでに手を打ちました」
カナエさんの言葉にどういう意味かと話そうとしてると俺たちの前に見覚えがある二人がやって来た。俺はその人を見て目を見開くとその人とも笑っていた
「一人で稽古するにしては、相手がいないと無理でしょ?」
「な……何でここにいるんだ!?確かに相手がいないとダメだが……」
「鬼殺隊をやめても同期なのだからこういうときは私を頼ってよ……空」
「真菰……」
真菰は隊員服ではなく、普通の町であるく着物を着て俺たちを待っていた。俺が固まっている間に真菰はカナエさんとハイタッチしていた
「真菰ちゃん久しぶり~!」
「カナエちゃん、久しぶり~!」
そんな二人を横目に俺はいつ真菰を読んだのかわからないが、真菰は錆兎と義勇の補助として柱稽古に参戦してるのでは?
「義勇のはまだまだ隊員来ていないし、義勇自身が今は錆兎と稽古する方がいいかもしれないからね。それより、空」
「な、なんだ?」
「……どうしても、上弦弐を倒すためにその終ノ型が必要なの?」
「……あぁ。以前、零ノ型で上弦参と戦った時は確かに身体能力が向上したが、それだけの話だ終ノ型は……すべてを終わらせるために必要なんだ」
「零ノ型は身体能力向上というけど筋肉に負担をかける。つまり、終ノ型は本来の力……いえ、なにかに負担をかけるくらいの技ということよね……?」
真菰の言葉にカナエさんもいつもの優しい雰囲気はなく、俺を厳しい目で見ていた。嘘も隠し事も許さないという二人の雰囲気に俺は素直に手をあげていった
「まぁ、それに近いかもな……。だが、これはあいつらを倒すために必要な力として俺は割りきっている。……だから、俺は強くなるためにも真菰、カナエさん……頼む」
「………ひとつだけ条件があるよ」
「……なんだ?」
「しのぶやカナエちゃん……うぅん、蝶屋敷の子達に誓って負けないと約束できる?」
真菰の条件に俺はそれはどういう意味で聞いてるのかわかってるので俺はカナエさんの方も見ると真剣な顔で見ていた
「…これを約束できるか…空、どうなの?」
「約束する。二度と……あいつらに負けないと言うことを約束する」
俺が思い浮かんだのはムカつく笑顔で今も女性を食べている奴と強さをも止めて道をはずしてる男………そして、同じ鬼殺隊でありながら師匠を裏切ったあの大馬鹿者も……いずれぶつかり合っても負けるわけにはいかない……
「じゃあ、時間を許す限り私達が鍛えるね!」
「じゃあ、そうと決まれば、やりましょう!」
カナエさんや真菰のその笑顔は人によっては惚れる笑顔だが俺には死の宣告にしか感じ取れない……
それから何日か経過して竈門炭治郎も最後の難問岩柱の稽古を終えたみたいだな。そして、その日に元音柱宇随天元がお館様のお言葉で無惨の決戦も近いというので士気をあげるためにも宴をすると言う連絡があった……
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