宴を終えた二日後……その日の朝はいつもより早く目が覚めてある日課をしていた。ここ数日もまだ鬼は大人しくしていたがいつ爆発が起きてもおかしくないなと思い警戒していた
「………99……100!」
「空さん、お疲れ様です!これで朝の日課も終わりです!」
「水も用意しました!」
「どうぞ使ってください!」
俺は体を鍛えるトレーニングをしていて、ちょうど最後の部分を鍛え終えると、なほ達がタオルと水が入った物を用意してくれていた
「空さん、お疲れ様です!」
「空さん、アオイとおにぎり作りましたので……その……」
「おう、わざわざありがとうな。アオイやカナヲもお疲れ様」
俺は隣でアオイとカナヲがおにぎりを作ったのを乗せた皿を持ってきたので俺は庭を眺める場所に置いてくれと言った
「あらあら、朝早いのに皆こんなところにいたのね」
「皆さんおはようございます」
「「「「「おはようございます!」」」」」
「おはよう、カナエさんとしのぶ」
上着を脱いでいてトレーニングしていた俺は全身に思いきり水を被せてタオルをきっちり拭いてから、上着を着た
「ふぅ……しかしカナヲが手作りするのは驚いたな。どんな味にしたのか楽しみにしてるぞ」
「そうですね」
「ふふ、じゃあ皆で食べましょう?」
カナエさんの言葉を皮切りに俺達は手を合わせて頂きます!と合唱した
「上手い!カナヲはじめて作ったにしては上手だぞ!」
「本当ね。中に入れてるのは……魚の焼いた身?」
「は、はい……その、アオイに教えてもらいながら食べて元気出してもらおうと思って……」
「ふふ、謙虚しなくってもいいわよ。普通に美味しいわよ」
「「「はい!美味しいです!」」」
俺たちの言葉にカナヲはアオイの方を見るとアオイは優しい顔でカナヲに…
「やって良かったわね。カナヲ」
「……うん!」
「しかし、なんでまたカナヲが手作りを?」
「その……空さんも蝶屋敷の皆もお世話になっていたから……食べてほしくって」
「カナヲが夜な夜な一人で必死にやっていたので見かねて協力しました!」
「そうか……二人ともありがとうな!」
俺は妹当然の二人の頭を撫でると二人とも照れていた。本当に一日でも早くこの血生臭い世界をカナヲ達はおさらばできるように頑張らないとな!食べ終えて俺達はそれぞれの業務へと戻り俺は自身の部屋で少しやることあったので書いていた
「失礼します、空さん」
カナヲが俺の部屋に入ってきたので俺は書くのをやめてカナヲの方に向き合っていた
「お、どうした?誰からからの呼び出しか?」
「いえ……お願いがあります」
「お願い……?」
「はい………。それは……」
カナヲはそこまで言うと緊張した顔つきになり俺はどうしたのか気になり心配して見つめるとカナヲは決心したように顔あげた
「そ、その…改めてこれから空兄さん……って呼んでも……良いですか……?」
「!?!!!!」
カナヲが俺の事を空兄さんと呼ぶだと……!?そんなの……そんなの……!俺はカナヲに思いきり抱きつきながら言った
「そんなのいいに決まってるぞ!!」
「っ///!?本当に……いいの?」
「あぁ!俺はカナヲもそこに気配駄々漏れの隠れているアオイも妹のように思っているからな!」
「気づいていたのですか!?」
俺の言葉にアオイは顔真っ赤にしながら出てきた。どうやら、ばれてると思わず恥ずかしかったのだろうが、蝶の髪飾りが見えたから恐らくアオイかな?と鎌をかけたのさ
「アオイも俺の事を兄さんと呼んでいいよう?」
「あ、いやその……それは……」
「「………」」
「うっ………に………兄さん……」
「良くできました!!」
俺は顔真っ赤にして頑張っていったアオイに思いきり頭を撫でた。撫でられたアオイは最初は驚いたものすぐに受け入れていた
「今なら、鬼を百人は討ち取れる気がする!」
「いや、さすがにそれは……出来るのですか?」
アオイは否定しょうとしていたが、よく考えたら本当にできそうだと考えたみたいだ
「さて、アオイは俺になにか用があったのだろ?」
俺がそういうとアオイも本来の目的を思い出して話を切り出した
「あ、はい!その……兄さん……に、この新たな羽織を着て貰おうと思って持ってきました!」
「黒の羽織……?いや、ところどころ白のラインもあるな?よくそんなの見つけたな?」
「あ、それは……皆で作ったやつだ」
「何!?」
俺はその言葉に驚き、アオイの方に見るとアオイは自信満々に俺の方をみると、アオイが答える前に蝶屋敷全員がこちらきた
「ふふ、サプライズ成功ね」
「まさか皆で作ると思っていなかったでしょ?」
「空お兄ちゃんの驚きの顔見れたねー!」
「空お兄ちゃんのその顔見ただけで、大成功よ!」
「うん、うん!空お兄ちゃん早く着て見て!」
「カナエさん、しのぶ!?それになほ、すみ、きよ!?後然り気無くお兄ちゃん呼び!?」
ビックリさせて成功したと言わんばかりに嬉しそうに俺の顔を見ながらここにやって来たのだ。どうやら俺の知らない裏でこれを作ってくれていたらしいが、俺の誕生日はまだまだのはずだが………?
「もうすぐ最終決戦が近いと思うとね……。私はもう戦えないし、この子達も戦場にはいけない。なにより、しのぶやカナヲは髪飾りや羽織があるからいいけど、空君はほら昔私たちが買ったのを大事にしてくれてるでしょ?」
「まぁ……大切な羽織ですから」
「でも、痛んできたから新しく手を加えたの。これは、そばにいない私たちの分も込めて、空君が……負けないように作ったの」
「「「頑張りました!」」」
「っ……ありがとうございます……」
俺はその言葉を聞いて感無量とこれを作ってくれた皆に感謝して照れ臭かった。そして、この白ラインはあの二人の…いや、蝶屋敷の思いを込めていたラインだと思うと嬉しいな
「そういえば、しのぶ」
蝶屋敷の子達はそれぞれの現場に向かうと部屋に残っていたのはしのぶと俺とカナエさんだけだった
「?」
「俺はあの人とはあの時に一度会ったきりだが……どうだった?」
「あの人……珠世さんですね?」
そう、しのぶは実は極秘にお館様の命令で珠世さんとあることをしていたのだ。因みに念のためということで、俺としのぶだけで向かった。カナエさんも行きたがっていたが、カナエさんは戦える状態ではないためその時は連れていかなかった
「そうね……彼女は本当に鬼になったことを後悔していたこと……それに」
「それに?」
「彼女は本当に色々な話していて……出会えて良かった方……。鬼ではなく……そして、時代が違えば、良き友逹になっていたわね……」
「あ、私も二回密かにあったわよ~。本当に優しい方だったわ」
「は!?」
俺はしのぶの方を見るとしのぶは気まずげに目をそらしていた。そして、訳を聞くとカナエさんに後をつけられていてその時にばれたということだ
「いやいや、カナエさん、自分の体を大事にしてくださいよ。……ってか、あの男の子……ほら、えーと……愈史郎は何かいってませんでした?」
「あー、彼ね。私も何度か喧嘩売っているのかと思いましたが……まぁ、彼は珠世さん大好きっ子だったという事実は面白かったですが………」
「ふふ、あの子はあの子で面白いね。ところで例の研究は?」
カナエさんが話を切り替えてしのぶに例の代物はどうなったのか?も聞くと……
「完成させたわ……2つは其々の人に託して後1つは……」
「そうか……」
「……こんな悲しい出来事をなんとか終わればいいのにね……」
俺達はその言葉を聞いて本当に何てしてでも無惨やその上弦達を殺してこの悲しき歴史を終わらせたいと決意新たにしていた
ここまで読んでいただきありがとうございます!これからもよろしくお願いします!