鬼滅の拳   作:絆と愛に飢えるシリアス

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第89話

無限に続いてるかのような長い長い道に続いてるの感じながらも俺は空中で回転して地面に着地した。そして上を見上げながら忌々しく呟いた

 

「ッチ、あの野郎逃げたな……!」

 

舌打ちしながら無惨の奴が罠をはめたのはわかるし、あいつが逃げたと言うことも分かっている。一番の収穫は……

 

「さて、怪我は大丈夫ですか?」

 

今回の無惨を殺すために協力してくれた珠世さんを助けることができたことだ。本人に怪我の具合とかないのか確かめると本人は戸惑いながらも答えてくれた

 

「……えぇ。ですが、なぜ助けたのですか?」

 

「先程も言ったように仲間が目の前で死ぬのは目覚めが悪いので……それに……」

 

「それに?」

 

「もう、償いは何百年もしてるのだろ?だったら、無惨を死んだ後に大切な弟子と共に余生を過ごすことを考えたらどうだ?」

 

「そんな理由で……」

 

「それに、あんた達の医療技術はきっとこの鬼殺隊解散後にしのぶ達の力になるからな。今助けて先の事を考えれば損はない」

 

そう、この人はきっと何百年も生きていて償ってきているのと無惨を倒すと言う共通の目的はある。だからこそ、俺自身は仲間と思っているししのぶ達も信頼してるから……この人を死なせるわけにはいかんしな

 

「それはそうと珠世さん、少し下がってください。少し喧しい連中がこちらに向かってるので」

 

「はい」

 

俺はため息つきながら、ドアが空いた瞬間に鬼が出てきたので俺は呆れて構えた

 

「ぁぁぁぁああ!」

 

「はぁぁ、数だけ押し寄せてきやがって。お前らさ…少し虫の居所が悪いから……」

 

「っえ……?」

 

拳の呼吸 壱ノ型 波動

 

「無慈悲に死ね。今の俺は機嫌が悪いのでな」

 

俺の呼吸の壱ノ型波動で大半の鬼が炎の竜が吹き荒れて目の前に迫っていた鬼たちを飲み込んでいた。そして、その攻撃は首をめがけて攻撃したので鬼どもは燃えて死んでいった

 

「恨むなら無惨にうらむんだな。お前らごときが柱を殺せると思うなよ。そして……鬼殺隊の仲間達をなめるなよ……?あいつらも強いからな」

 

それだけを伝えると珠世さんと共にこの屋敷を歩いていった。おそらくこの場所なら鬼……あのくそ野郎がいるはずだ

 

「空さん、貴方にお聞きしたいことがあります」

 

「ん?なんですか?」

 

「……しのぶさんやカナエさんからあなたのことをお聞きしました。そして、貴方は誰よりも上弦弍に憎しみを持っていることにも」

 

「あー………あの二人しゃべったのかよ……いや、聞かれたら答えていいといったが…うむむ…」

 

まさかこんな質問をされると思わなかった俺は少しだけ戸惑いながらもその質問に向き合っていた

 

「まぁ、憎しみは誰もがありますけど俺のは人よりも……いや、下手したら……自分の憎しみは人以上に強く、そいつに対しては憎悪しかないのかもしれない」

 

「……」

 

「大切な幼馴染みが……あんなやつらに幸せを潰されるのはもうごめんだ。俺にとっては蝶屋敷は家族だ。家族に手を出されないようにあいつは殺す」

 

俺は目を閉じて深呼吸して落ち着いた気持ちを前に向けてその先へと歩いていった。珠世さんはなにか思うことがあったのか心痛な顔で話していた

 

「あの、俺からも聞いて良いですか?」

 

「なんでしょう」

 

「……しのぶから聞いていたあれを確実に打ち込むことできましたか?」

 

「ご存じでしたか。はい……あれを打ち込むのであとは時間の問題だと思います。それまでになんとしても……」

 

「だとしたら急がないといけませんね」

 

俺たち早足で歩くと、細長い廊下に辿っていったら血の臭いがした。この血の臭いは鬼ではなく人の血の臭い

 

「民間人がいたのかっ……。今から乗り込みますが大丈夫ですか?」

 

「ご心配なく。自分の身は自分で守らせていただきます」

 

「そうですか…では遠慮なく……おらぁ!!」

 

ドアを思いきり足で蹴り開けていき、そのドアは鬼の方に向かっていき……

 

「おっと……危ないことしてくれるねぇ」

 

飛んでいったドアを二つの扇で見事に切り刻んでいた。俺は舌打ちしながら、そいつをにらんでいた

 

「相変わらずくそな奴だな。その死体の山積みもてめぇの趣味か?」

 

「黒い羽織にその声は………。やれやれ、また君か。相変わらず口が悪いねぇお……や後ろにいる美しい女性は?」

 

「相変わらずよくしゃべる口だな?その問いかけに別に答える必要はないだろ?それとも……冥土の土産となるから聞きたいのか?」

 

「あはは、相変わらずムカつくな。血鬼術……蓮葉氷」

 

「壱ノ型波動」

 

扇を振って前方に蓮の花と葉っぱを模した氷を作り出すが、俺も炎の龍を吹き出して対抗していた

 

「へぇ、あの頃よりも少し楽しめそうだね……無傷かい」

 

「お前とは何度と戦い続けていたから今さら様子見もない。危ないので下がっといてください」

 

俺は珠世さんに、安全なところに下がっといてほしいというと向こうも頷いて下がった。そして、奴は今は目の前の俺に集中していた

 

「あの頃と比べると少し雰囲気が変わった?以前対戦したときは死に急ぐ眼だったのにね」

 

「それはお前も妄想だろ?それに今日こそ貴様に殺された女性の恨みや仲間の恨みそして……あの人を殺しかけた貴様の命を終わらせてやる……上弦弐!」

 

「やってみなよ、鬼殺隊……」

 

互いにぶつかり合いながら俺たちは再び激突した……。そして、この戦場に仲間が近づいてる事を誰も知らない……

 

 

 

 

 

 

 

 




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