男女の常識が反対な世界で騎士くんがヤバい(いろんな意味で) 作:狸より狐派 ハル
純粋無垢な子たちがスケベなことをするわけがないよなぁ?(あの子らがスケベでではないとは言っていない)
それでは、ご覧下さい。
突然だが、騎士ユウキは自分がすんでいる町、ランドソルの中にある小さな森の中で一人迷子になっていた。
理由はもともと家で留守番を任されていたのだったが、机にあったお店の福引券が風で飛ばされ、外に出て行ったのだった。
ちなみにコッコロも留守番をしようとしたが、キャルにもう体は大人に近いのだから一人でも出来なければならない。あとコッコロがなにか仕出かすかもしれないため、無理やり彼女を引っ張り、三人で買い物に出掛けたという経緯があった。
まぁとにかく、福引券を捕まえるためにユウキも外に飛び出し、しばらく追いかけっこをした末に何とかキャッチに成功。彼はポケットにしまい、家に帰ろうとした矢先、自分がどこにいるのかがわからずに今に至る、と言うことがあったのだ。
ユウキは困ってしまった。いつもならギルドメンバーであり、そして家族でもあるコッコロやキャル、そしてペコリーヌのうち一人でも誰かと一緒にいるなか、必ずその彼女らにエスコートされていたのだが、今はそんな頼れる存在はいない。彼はその場で立ち往生をするしかなかったのだった。
・・・そんな美少年が悩む姿を木陰から覗く三人の少女が見つけていた。
「ねぇねぇねぇ!あそこにスッゴいカッコいいお兄さんがいるよ!!」
「わわわっ!本当だ!!あの人すっごくカッコいい!!」
「ちょっと話しかけてみようよ!!行こう!!」
「ちょっと待ちなさい!いきなり三人で話しかけたら、怖がらせちゃうでしょ!」
偶然その森に遊びに来ていた少女ら、ミソギ、ミミ、キョウカはユウキを発見していた。彼らの平均年齢は9歳とまだまだ子供なのだが、それでも一人の女子として異性への興味は強かった。
そしてこの世界では美少年である彼を見れば、間違いなく注目もするものであろう。
「あっそうだね、ごめん。でもこんなところで一人で何してるんだろう」
「・・・ねぇ、あの人さっきから困った顔でキョロキョロしてるよ?」
「えっ?ほ、本当だ。なんだか困ってるわね・・・」
「・・・もしかして、迷子になったのかな?」
「え!?なら大変だ!早く助けなきゃ!!」
そうミソギが反応すると一目散にユウキへと走っていく。
「あっ!待ってよ~!!」
「ちょっと!?ミミ!?」
ミミも急いで彼へ駆け込み、キョウカは急いで二人のあとをおった。
一足先に到達したミソギは早速元気に話しかけようとする。
「ねえお兄ちゃん!!もしかして道に迷っ・・・て・・・」
初めは威勢がよかったのだが急に舌が回りにくくなる。そこへミミとキョウカがやっと到着した。
「早いよ~ミソギちゃん。あれ?どうしたの?」
「ちょっとミソギ!いきなり声かけたら怖がられるって言ったよね!
すみません!いきなり私の友達が話し掛けて・・・きて・・・」
「キョウカちゃん?キョウカちゃんもどうしたの?お兄ちゃんのお顔に何かついて・・・る・・・」
ミミとキョウカも喋るスピードが落ちていった。今三人に共通しているのは、全員ユウキの顔を見つめていることだ。なお、念のために説明するが、彼はこの世界では美少年だ。そんな顔をする少年を物心がついている少女らが至近距離で見れば・・・
「「「・・・~~~~~~ッッッ!!!」」」
(な、ななななに!?この感じ!!に、兄ちゃんのお顔をずっと見てたらミソギのお顔が熱くなって!スッゴい恥ずかしくなって!!)
(おっおおあおお兄ちゃんがカッコよすぎるぅ!!!あ、あんなカッコいいお顔ちゃんと見切れないよぉお!!!)
(どどどどどどどうしよう!!!こんなカッコいいとは思わなかった!!!異性との接し方ってなんだっけ!?ダメだ!教科書にも乗ってなかったんだった!!)
いきなり顔が真っ赤になり、三人は機能に不調を起こしてしまった。ユウキはそんな三人を見ていると、多少驚きながらも、心配になって声をかけてみる。
「あの・・・大丈夫?」
「「「!!!」」」
「・・・?」
「ああああだだだ大丈夫!!!大丈夫だよ!!!大丈夫です!!!」
「えあああ、み、ミミっミミミはっ!ミミは大丈夫っ・・・じゃ、ああああ!」
「えっとあのそのえっと!そのっ!そのえっと、き、今日はお日柄もよくって!!!」
「・・・???」
「あああそ!そうだ!!お、おおお兄ちゃんは!!お兄ちゃんはこんなとこほでなにしてりゅの!!?」
「ボク?・・・迷った」
「「「・・・え?」」」
三人が一瞬で正気に戻ると同時に呆気に囚われる。・・・そしてちょっとした間を費やして理解すると、また慌てるような動きをし始めた。
「ままま迷子!?迷子になっちゃたのね!!わわわかった!!みっミソギが森の外まで連れてってあげる!!!いいいこっ!!」
ミソギが慌てながらユウキの手を繋ぎ、引っ張って連れていこうとした。それを見ていたキョウカは危ないと判断して必死に止めようとする。
「ちょっとミソギ!!そんな手を強引に引っ張ったらこの人が痛がるで━━━」
彼女が最後まで喋ろうとすると、ユウキは地面から出っ張った木の根っこに足が引っ掛かってしまい、前に倒れようとした。
そして倒れる先はミミがいて━━━━━
「えっきゃあ!!!」
彼に押し倒されてしまった。いきなりの出来事に手をとっさに離したミソギも二人を見る。
「あっ!!お兄ちゃん!ミミ!大丈夫!!?」
「あいたたた、・・・あれ?」
ミミは仰向けに倒れていた。そしてユウキはと言うと・・・
ミミを覆うように四つん這いになり、彼女との顔の距離はほぼ紙一重の距離になっていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・
きゅううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううううううう!!!?!」
「あっ、ゴメン・・・」
ユウキは立って、ミミから退こうとする。しかし当のミミは顔全体を真っ赤にさせ、奇声を上げながら固まり、そして気絶してしまった。
「あっミミ・・・?」
「・・・き、気絶してる・・・!?」
「・・・ど、どうしよう・・・」
先ほど強引に引っ張ったため、嫌われたと思い込むミソギ。ここでキョウカがとっさに動こうとする。
「だ!大丈夫です!!わっ私があなたを森の出口まで連れていきます!!ミ、ミソギはミミを抱えて!」
「えっ!?あっうん・・・!」
「さぁ行きましょう!わ・・・私の手をしっかり握ってください!!」
「わかった」
ユウキがキョウカの出した手を握る。すると男性の温もりをその手から彼女は感じる。
(~~~~~ッッッ!!いっ、今私っ!男の人と手を繋いでる!!!お、落ち着いて私!!これは外へ案内するだけだから!案内だけのためだから!!!)
キョウカも顔全体を真っ赤にさせながらずんずんと進んでいく。
永遠のような、しかしほんの僅かな合間だったか、そんな時間が過ぎながら手を引っ張って行く。
すると奥に光が見え始め、そこに到達するとついに外へと出れた。
「つ、付きました!」
「おー、ありがとう」
「い、いいえ!当然のことをしたまでです!」
「き、キョウカ~待ってよ~」
ミミを抱えたミソギも到着し四人は無事に住宅街へとたどり着く。外は既に夕方となっているが、まだ明るくその場所はユウキが帰路へたどるためによく使っている道だ。これで彼にとっても安心できることだろう。
「そ、その・・・一人で帰れますか・・・?」
「うん」
「そ、そうですか・・・」
これ以上手を繋げないことにガッカリしてしまうキョウカ。するとユウキが少し屈むと、
ポン、と彼女の頭に手を置いて撫でた。
「へ・・・?」
「またね」
そう言うと彼はキョウカらに背を向けて帰るべき場所に歩いていった。
「・・・行っちゃった」
「・・・・・」
「・・・・・キョウカ?」
「・・・・・ぼしゅうぅぅぅ!!!」
「えええっ!!?キョウカ!!?」
キョウカもつい奇声を上げて倒れてしまった。
その後偶然通りかかったミミの両親に二人が抱え、家にミミを寝かしたあと父親が気を失ったキョウカを、母親がミソギを連れていった。(ミソギは父親に連れて貰いたかったとか)
【続け】
純情な子供がスケベなところ書くとか難しすぎる・・・
やっぱりリトリリリカルはピュアなまんまがええよな。
みんなはプリコネキャラのなかで誰を妹にしたい?自分はやっぱりキョウカちゃn
破壊神「・・・」
ヒエッ、エリコサン、エリコサンデス・・・
みんなも妹がいたら大切にしよう!!!
ではまた!!!