男女の常識が反対な世界で騎士くんがヤバい(いろんな意味で) 作:狸より狐派 ハル
皆さん知ってるかもしれませんが、ナイトメアは悪夢と言う意味でもあるのでこんなタイトルにしました。
まぁこんなカオスな世界だからあながち間違ってはないと思うんですけど(名推理)。
それでは、ご覧下さい。
ちなみに今回は敵役として他の作品からちょっと寄せてきました。知らない人は、本当に申し訳ない。
【ある墓地付近】
ここに謎の危険な魔物が発見されたと言う依頼を受けた美食殿一行は、報酬も求めて討伐しにやって来た。
そして夜になったその時、奴らは現れた。
その者たちは、別の世界では《ヘル》と呼ばれる魔界の住民が人間界に現れるためその世界の別の肉体、あるいは物などに魂を預け、活動を行う存在。そして多くの《ヘル》に共通する大鎌を持ち、人の命を奪い、無理やり魔界に魂を連れ去ろうとするとても凶悪な存在である。
彼らはそれを知るよしもないが、黒いボロボロの布を被り砂で作った等身大の体をしたヘルたちは美食殿一行を襲っていた。
「ペコリーヌ!そっちに言ったわ!!ユウキに近づけないで!!」
「了解です!!ユウキくんは私が守ります!!」
「主様!!私から離れないでください!!」
手数で押してくるヘルたちを、ユウキが放つプリンセスナイトの強化能力でペコリーヌたちは対応している。
ヘルたちも相手を傷付けるために容赦なく鎌を振り回した。
「効きませんよ!!」
横からの攻撃に咄嗟に反応したペコリーヌは回避し、そのヘルを攻撃して倒す。そして他のヘルに狙いをつけ、そっちに向かっていった。
「ペコリーヌ!余り前に行っちゃダメよ!!」
「わかってます!!遠くにいくのはこれくらいです!!」
キャルがそう呼び掛けると彼女は魔力で作った弾幕を乱射し、無数のヘルに当てていった。
「ふん!そこです!!」
コッコロも負けじと槍を振り回し、ヘルに着実に攻撃を当てていった。
四人の見事な連携攻撃は魔物たちを瞬く間に倒していき、
そして最後の一体はペコリーヌによる斬撃で幕を閉じた。
━━━━━
「ふー!なんとか全部倒しましたねー!」
「ええ、さすがにちょっと疲れたわ。こんな奴が出るなんて、嫌な気配の奴等だったわね」
「しかし、こうして力を合わせて乗り切ることが出来ました。依頼も達成しましたし、今はもう戻ることにしましょう」
「そうね、墓地の近くだし気味も悪いからさっさと帰りましょう」
「えぇ!」
ペコリーヌが元気よく返事をする。ユウキもそれに賛成し来た道を戻った。
・・・ところがユウキが一番の後ろの位置になったその時、
とても重く、大きな鐘の音が後ろから響いた。
全員が反射的に後ろを向く。するとそこには━━━━━
「「「ッツ!?!」」」
ユウキの真後ろに、
何倍も大きいヘルが彼に目掛けて大鎌を振るった。
ガキィ!!!
・・・
この音はユウキが大きなヘルの大鎌を防いだ音ではない。その正体は━━━━━━━━━
「怪我はないか?美しき王子様よ。この私が来たからにはもう大丈夫だからな」
長い金髪をポニーテールにし、高級なドレスと武装を組み合わせたような紫色の装備、そして自身と変わらないくらいの大きな剣は大鎌をしっかりと防いでいる。
「あ、あなたは・・・!」
「情けないぞお前ら、彼のようなか弱き男性を守れずにしてどうする」
その女性は剣を大きく動かし、ヘルを仰け反らせる。そして剣に莫大な魔力を溜め、そして強く、派手に振るった。
「ナンバーズアヴァロン!!!」
その一撃は、破壊と言う言葉を具現化させたかのような、静かな夜に余りにも大きすぎた爆音は寝ていたものは勿論。夜を統べる物までを恐怖のドン底に落としていった。
そして肝心のヘルはと言うと、欠片どころかチリ一つ残さずに完全に消えていたのであった。
「ふん、他愛もない。さて」
一度つまらなそうな顔をするも、すぐに切り替えてユウキの前で整った笑顔になる。
そして
「よく無事でなられた、我が運命の王子よ。これからはこの《クリスティーナ・モーガン》が貴方の剣となり、あらゆる脅威から身を守ることを誓おう」
彼の右手を両手で優しく手に取り、そしてその甲にキスをした。
「ちょぉっ!?あんた何やってるのよ!!?」
「む?なにって挨拶以外なんでもなかろう。それもわからんのか」
「サラッとユウキにそんなことしてんじゃないわよ!!!ぶっ殺すわよ!!!」
「おいおい、そんな事を言うな。彼が怖がるでは━━━━」
「ぶっ殺します」(コッコロ)
「・・・お前も見た目に似合わずとんでもない━━━━」
「ぶっ殺しますね☆」
「・・・ほう、どうやら相当力が有り余っているようだな。いいだろう。王子よ、悪いが離れてくれ。少しこの者と話し会わなければならないようだ・・・」
ユウキを遠ざけると再び剣を取り出して構えるクリスティーナ。真剣な顔だが口は笑っている彼女を前に、ペコリーヌたちも自分の武器を手にする。
「余り王子の前で力を出したくないのだがなぁ。が、ここでお前らを倒せば、彼は私のものとハッキリ出来る。分かりやすくていいじゃないか」
「ふざけんなって言ってるでしょうが!!そもそもあんた何よ!!いきなり出て来て!!」
「何って助けてやったんだぞ?
「主様を助けてくれたことには感謝します。・・・しかし、このまま貴方のモノとなるのは、黙っていられません。なのでぶっ殺します」
「安心しろ。私が彼の嫁になれば未来永劫不自由なく過ごすことが出来るぞ☆。」
「ユウキくんと結婚するのは私です。それ以外の奴はぶっ殺します☆」ピキピキ(#^ω^)
「・・・よく見たらお前、例の存在では?」
「例の存在?なによそれ?」
「知りません、そんなの私の管轄外です☆」
「そうか、なら覚悟は出来てるな!」
「それでいいの!?」
にらみ会う四人。誰も近寄ることのできない緊迫した状態が造られていた。
だがそんな空気のなかある一人の人物が割って入った。
「クリスちゃん!そこまでだ!」
その現れた人物は、腰に着けている白いマント以外は黒ずくめの鎧を来た騎士だった。
「鎧がしゃべったぁ!?」
「違うそうじゃない!それよりもクリスちゃん!何をやっているんだ!」
「何って彼を賭けた決闘だ。それ以外なんと呼べばいい?」
「いや、その子は彼女らのパーティメンバーだ!」
「む?なぜ知っている?まさか団長、この子を付け狙っていたか!?」
「狙っていない!偶然町中で見かけたんだ!!」
「狙ってたですって!?」
「通りで顔を隠してまでフルアーマーになっていると思えば!」
「いわゆる変態不審者ですね!!」
「違うぅ!!!・・・ん?」
「どうした、団長。彼の方を見て・・・」
「・・・!?」
ユウキの方を見て驚く五人。なぜなら・・・
ユウキがデカイ狼に咥えられていたからだ。
狼は五人の視線に気付き、大慌てで逃げた。
『『『・・・・・
ああああああああああああああああああああああああああああ!!?』』』
このあと滅茶苦茶ユウキ助けた。
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十分後
なんとかユウキを救出した五人。しかしまたいがみ合いが・・・
「それで、あんたらは何なのよ!」
「すまない、うちの団員が迷惑をかけた。私はランドソル王国直属のギルド【
「ナイトメア!そんなギルドがなぜここに!?」
「なに、見たこともない魔物が現れたと聞いてソイツらと戦いたかったからここに来たわけだが・・・先にお前たちが倒してしまっていた、と言うわけだ。そして彼と運命の出会いを果たす、と・・・」
「なにが運命よ!!ぶっ殺すぞぉ!!」
「ほぉ?見たところ坊やの彼女、と言うわけでも無さそうだが?」
「えっそのっ、べ、別にユウキの彼女なんかじゃないわよ!!」
「なら私がもらっても構わんのだろう?」
「いやっそうじゃなくてっ、そのっ・・・ユウキは・・・!」
「そうです!!ユウキくんは私の旦那です!!!」
「なに言ってんのペコリーヌ!!勝手に決めつけんな!!」
「そうですペコリーヌさま!主様は私の息子なのです!!」
「コロ助も言ってる事がふざけてんのよ!!」
「・・・まぁとにかく、彼が君たちにとってどれだけ大切な存在かはよくわかった。クリスちゃん、もう彼女らに迷惑を掛けないようにするんだ」
「断る!」
「なぜそんなハッキリと言えるんだ・・・」
「勿論、私も坊やを狙っているからだ。今回はここで引くが、次に会うときは絶対に私のものにして見せるからな!」
「望むところです!!ユウキくんは私が守ります!!」
「わ、私もです!」
「あぁあもぉお!!!なんでこんな面倒なことになっていくのよぉおお!!」
キャルはついそう叫んでしまう。その光景を見ていたユウキは余り理解ができていなかったが、ジュンは彼らを『苦労してるんだな・・・』と同情的な目で見つめていたとさ・・・。
「・・・む?団長。やはり坊やを狙っているな!?」
「ち、違う!!」
・・・もしかしたら彼女もユウキたちの天敵になるかもしれない。
ちょっと遅くなって、申し訳ない。
やっぱり貞操概念逆転系小説って難しいわ。
みんなはどう?物語作るのってムズい?
こんどは誰を出そうかな。それではまたお会いしましょう。
ではまた!
・・・・・さーて、アズレンのデイリー任務を達成しに、
ん?えっエリコさんなんでここn━━━━━━━━━
・・・【この後書きは削除されました】