【悲報】転生したらツンツン頭で知らない部屋にいたんだけど   作:現実殺し

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前回も注意しましたが、今回は掲示板形式ではありません。
なので、気に入らない方は別に飛ばしていただいて構いません。ぶっちゃけ本編と結果は変わらないので。
過程は違うと思いますが。


ここだけの裏話。
一方通行は人質を取られていたという設定になっているが、その人質役は打ち止めだったりする。




5話:8月31日 

「デート……いやいや、そもそも俺に相手なんていないんだが?」

 

 掲示板の唐突なメンテナンスが始まり、特にやることもなくボーっと過ごしていた上条だったが、1000レス目で上里がデートしろとかいうふざけた安価を出して、それが実現してしまった。

 安価は絶対。掲示板をするものなら常識……というか、当然のこと。

 しかし、相手がいない。つまり、出会いがないのだ。

 

「宿題はもう終わったし……とりあえず……外に行って、散歩でもしながら考えるか」

 

 そう思った上条は、家を出て、適当に歩きながら、今後について検討する。

 

(にしても、夏休みだけで随分と濃かったな。インデックスには消し飛ばされそうになるし、学園都市最強と戦う羽目になるし、実家は燃えるし)

 

 というか、後で知ったが、一方通行(アクセラレータ)はあらゆる攻撃を反射し、風や重力を操れるらしく、下手したら死んでいたかもしれないそうだ。

 御坂妹が殺されるということで頭に血が上っていたが、今にして思えばとんでもないことをしていたと思い、血の気が引いたのを覚えている。

 まあ、反省はしている。だが後悔はしてない。

 

ごめーん、待ったー?

 

 上条の隣を何かが通りすがるが、大方他のカップルが待ち合わせでもしていたのだろうと思い、無視する。

 

「待ったー? って言ってんでしょうが無視すんなやゴラァァァ!!!」

「ごぶふぅ――ッ!?!?!?」

 

 その瞬間、御坂の声を聞いた気がした上条は振り返るが、直後にプロ顔負けの強烈なタックルを食らうこととなった。

 

「「「( ゚д゚)」」」

 

 そして、その光景を見ていた通行人は、全員このような表情をしていた。

 

「……う、う~ん。……あれ?み、御坂? 何を――」

お願い……話を合わせて

 

 顔を真っ赤にして、小さな声でそう頼む御坂。

 

「いやー、待たせちゃったわねー?お詫びになんか奢るから許してー……なんて」

「え、は、いや……」

 

 唐突過ぎて意味が分からない上条。

 だが、頼まれた以上、良くは分からないがやるしかないだろう。

 

(こういう時、スレ民がいればなー)

「あ、あー!いや俺の方こそ待たせちゃったよなー!?ホントゴメ――」

「ちょっと!私に無断で何をやっているんですのお姉様!」

 

 隣の建物から、そんな声が聞こえた。

 上条はその声の主を知っている。一度、公園で出くわした風紀委員(ジャッジメント)、白井黒子だ。

 

「……アハハ―」

「ギャアあああああああ――ッッ!?!?!?」

 

 御坂は乾いた笑みを浮かべた後、上条の首根っこを掴み、凄まじい勢いでその場を去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、落ち着いた二人は、状況整理をした。

 なんでも、御坂はここ最近、海原光貴(うなばらみつき)という男性に付きまとわれているから、自分から離れるように協力してほしいそうだ。

 

「ふ~ん、常盤台の理事長の孫……ねぇ。そりゃまた厄介だな」

「そうなのよね。無下には出来ないし」

「誰でもいいから恋人役にして、離れてほしい、ねぇ」

「……しょうがないじゃない」

 

 途中で買ったホットドッグを食べながら、上条は考える。

 

(……不幸……いや待てよ。寧ろラッキーじゃねえか?)

 

 上条は安価であるデートを、未だに達成できていない。

 それは、相手がいないからだ。

 

「せっかくだし、二度と付きまとわれないようにしたいんだけど……」

「いいぜ」

「そうよね。そんな簡単に……今なんて?」

「ん?だから別に良いって言ったんだけど?」

「ファッ!?」

 

 まるでスレ民のような叫び声をあげて、御坂が立ち上がる。

 

「え、え? ほ、ホントに? 私と一緒にいたら変な噂立っちゃうかもよ?」

「むしろ変な噂立ったら困るのはお前の方な気もするが……」

「あ! 分かった! さては罰ゲームかなんかでしょ!」

「……うーん、まあ、半分くらい正解?一応誰かとデートしろって言われたんだが、如何せん相手がいなくてな。ほら、WinーWinってやつ?」

「……まあ、そんなことだろうと思ってたわよ」

 

 あからさまに落ち込む御坂。しかし、上条はその理由が一切分からなかった。

 

「それで? 何すれば良い訳?」

「なにって……」

「恋人っぽい事。まあ、俺の事情を考えれば、デートが一番なんだろうが」

「ででで、デート!?!?」

 

 またいきなり元気よく立ち上がる御坂。

 

「お前、さっきから忙しすぎじゃね?」

「ううう、うるさいわね!!」

「……そういや、この街にはどれくらいの妹達(シスターズ)が残ったんだ?」

 

 すると、御坂が驚いたように問い返した。

 

「なんであの子たちが学園都市の外にいるって知ってんの?」

 

 あっ、やってしまった。と、上条は自分の迂闊さを後悔する。

 そもそも、上条が実験の事や、妹達(シスターズ)のことを知ったのは、スレ民のサポートによるもので、自分は一切調べていないのだ。

 当然、こういったところで不自然さが出てくる。

 

「あー、あれだ。外に出ていくって言う個体の奴に聞いたんだよ」

「……ふーん、まあそうよね」

 

 特に疑うこともなく、それで納得してくれた御坂に、上条はほっと息を吐いた。

 上条は知らないが、妹達(シスターズ)は記憶を共有しているため、すべての妹達(シスターズ)が上条当麻を知っている。

 なので、別にどの個体と会話していて、どの個体と過ごしていても、不思議ではないのだ。

 

「あ、私、なんかジュース買ってくるわよ」

「ん? いや、それなら俺が……」

「こういうのは断った方が気まずくなるの。ほら、美琴お姉様に任せなさいって」

 

 そう言って、ジュースを買いに行く御坂。

 

「ん?」

 

 すると、犬の鳴き声が聞こえた。

 声のほうを見てみると、同い年くらいの青年が、リードのついた犬を追いかけていた。その後ろを、小学生くらいの子供が追いかけている。

 すぐに犬を捕まえ、子どもに渡す青年。どうやら、散歩の途中でリードを離してしまったようだ。

 子どもは青年に感謝を伝えると、犬とともに走り去った。

 その後ろ姿を見た青年も、その場を立ち去ろうとし、上条を見て足を止めた。

 

「……俺?」

「初めまして。自分は、海原光貴といいます」

「あ……」

「少しよろしいでしょうか?」

 

 そう言った海原は、向かいの席に座る。

 

「……あー、俺は上条当麻だ」

「どうも。……いきなり申し訳ないのですが、貴方は御坂さんのお友達なのでしょうか?」

「気になるのか?」

「ええ。それはもう。自分の好きな人の傍にいる男性なのですから」

 

 思わず海原のほうを見る上条。

 

「……へえ。本気なんだな」

「分かるんですか?」

「なんとなくな」

「凄いですね。自分にはとても出来ませんよ」

「そうでもねえよ。こういうのは案外……ん?」

 

 そして、上条は見た。ジュースを買うために並んでいる御坂のもとに走っていく()()()()を。

 

「……」

「どうかしましたか」

「いや……ちょっと付き合ってくれ」

「はい? ……え、あ、ちょっと!?」

 

 

 

 

 

「ちょっと! 大変なことが……あれ!? アイツいない!?」

 

 

 

 

 

 

 

 無理やり海原を引きずり、近くの誰もいない路地裏までやってきた上条。

 

「も、もう。何なんですか一体?」

「いやなに。お前、兄弟とかいる?」

「いえ、自分は一人っ子ですが?」

「ふ~ん。……実は、さっき見たんだよ。お前そっくりな奴が、御坂のとこに駆け寄っていくの」

「……自分そっくりの?」

「ああ」

 

 すると、海原は考え込むような仕草をした後、言った。

 

「もしかすると、自分に化けて御坂さんに近づこうとしているのでは? 学園都市には肉体を変化させる能力者も……」

「散々避けられてるお前にか? 実は気づいてるんだろ?」

「……」

「……それに、もう一人のお前は、腕に包帯を巻いていた。……そう、()()()()()()()()()()()()

 

 上条はより一層表情を険しくし、海原を睨みつける。

 

「お前、本当は誰なんだ?」

「……はぁ。上手くいかないものですね。人を騙すのは」

 

 海原はポケットから黒いナイフのようなものを取り出すと、上条へ先端を向ける。

 その行為に、猛烈に嫌な予感がした上条は、衝動的に左に避ける。すると、右側に置かれていたゴミ箱が弾け飛んだ。

 

「な――!? 超能力……いや、魔術か……!?」

 

 思わず冷や汗を流す上条。

 一瞬、恐怖が体を縛り付けそうになるが、固まっていては死ぬだけだと、無理やり体を動かす。

 

「ふっ」

 

 不敵に笑い、攻撃を再開する海原。

 そのまま続く第二射、第三射を躱し、逃げていく上条。

 すると、誰かから電話がかかってきた。

 

「くそ、誰だこんな時に!?」

『やあ。その様子だと、ギリギリ間に合ったみたいだね』

「ステイル!?」

 

 電話の主は自身の同類にして、魔術師であるステイル=マグヌスだった。

 

「なんでお前が……」

『いやなに。掲示板が停止すれば、その状況に対応できないと思ってね』

「俺の状況を把握してんのか!?」

『ああ。君の敵は海原光貴。そしてそいつは、実は魔術師だった』

「話が早ェ! 教えてくれ、あいつ何してんだ!?」

『そいつが使うのはアステカの魔術。攻撃手段は金星の光を黒曜石のナイフで反射しているんだ。変装の手段は、変装したい相手の皮をはいで使う』

「皮!? ……ああ、だからあいつは腕に包帯を」

 

 しかし、ステイルがこのことを予期していたということは。

 

「これも原作の?」

『ああ。変装を解きたいなら、顔を殴りつけてやればいい。攻撃を防ぎたいなら、むしろ逃げるより立ち向かえ。奴は攻撃する際、角度を調整しなければならない』

「そうか! 常に角度をずらし続ければ! サンキュー!」

『あ、お──』

 

 通話を切り、海原に向き直る上条。

 

「おや? もう鬼ごっこは終わりですか?」

「ああ。行くぞ!」

「ふっ、いい(まと)で……な――!?」

 

 ずれる。角度が合わない。

 上条が右へ左へとずれながら動くため、調節ができないのだ。

 

「うぉぉぉぉおおおおお―――!!!」

「くっ!」

 

 あっという間に接近し、上条は拳を振るうが、海原はそれを体を捻って回避する。

 

「この! くそ!」

「ちっ! しつ…こい!」

 

 何度も振るわれる上条の拳を躱し、海原がカウンターで蹴りを叩き込んだ。

 上条の体が吹っ飛び地面に叩きつけられる。

 

「ガハッ!?」

「ふぅ……終わりです!」

 

 そう言って、海原は上空にナイフを掲げると、ナイフが光を反射した。

 回避は出来ない。それをするよりも、海原の攻撃の方がはるかに速い。

 ならば、と。上条は己の直感と、体が覚えている経験に従い、右手を盾の様に突き出す。

 すると、右手に衝撃が来たと同時に、上条の体に突風が駆け抜けた。

 

「バカな!? 直撃したはず――!?」

 

 やったという確信があっただけに動揺する海原。

 その隙を突き、飛び起きた上条が、一瞬で距離を詰め、海原の顔を右手で殴りつけた。

 

「がぁぁ……!」

 

 海原の顔が剝がれる。浅く焦げた肌、赤光する瞳。

 あらかじめ理解してはいたが、まさかここまで別人だとは思わず上条は内心驚愕した。

 

「……本当に……海原じゃないんだな」

 

 殴られ、地面に倒れる海原に上条は問いかける。。

 

「一体、何が目的なんだ? どうして御坂に近づいた……いや、聞くまでもねえか。最初に言ってたもんな。御坂が好きだって。じゃあ、なんで海原を巻き込んだ?」

「都合がよかったから、ただそれだけですよ。そもそも、こうなったのも、すべては貴方が原因!」

「……なに?」

 

 海原の上条を責める発言に、思わず眉を顰める上条。

 

「貴方は……ステイル=マグヌスや禁書目録などの強力な魔術師、学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)など、多種多様な人材を仲間として引き入れているじゃないですか」

「なんの話だ……っ?」

「惚けても無駄ですよ。それとも、ただ自覚がないのでしょうかねぇ? まあ、貴方にその気がなくとも、既に結果として『それ』は起こっている!」

 

 海原は叫ぶ。

『上条勢力』という一つの団体が出来つつあること。それが魔術と科学を脅かす不安定な存在であること。そして、自分は上条勢力を内部から切り崩すためにやってきた事。

 

「そのためには……貴方の顔を頂くとしましょうか!」

「ッ!?」

 

 海原が殴られた時落としたナイフを拾い、上空に掲げる。

 それを見た上条は前転し、物陰に隠れる。その後、上条が元いた場所が吹き飛んだ。

 

「なんでだ! お前の御坂への思いは本物だったはずだろ‼ ……ぐっ!」

 

 続く攻撃で、隠れていた場所が破壊され、咄嗟に飛び出して巻き込まれるのを回避する。

 だが、好機だった。何故なら、飛び出した先は、海原の近くだった。

 

(まずは……あのナイフを……!)

 

 スレ民の話によれば、自分の右手、幻想殺し(イマジンブレイカー)は、異能の力を打ち消し、魔術の道具ですら破壊するそうだ。

 ならば、あのナイフを破壊できるかもしれない。その望みに賭け、捨て身覚悟で海原へと接近する。

 

「はぁっ!」

「くっ!」

 

 海原の右足による反撃が上条の脇腹に直撃するのと、上条の右手が海原のナイフを砕くのは、全く同時だった。

 

「ゲホッ!? ……これで、ハンデは消えたぞ」

「くっ……この程度で!」

 

 海原は拳を握り、上条へと振りかぶる。

 それを左手で受け止めた上条は、逆に海原の右頬を殴りつけた。

 

「ぐはっ!?」

「確かに、お前は偽物だったよ。名前も偽物、姿も偽物、立場も偽物……でも、御坂が好きだっつう思いは……それだけは、本物のはずだろうが!」

「……私だって……こんなことはしたくなかった! けど、『上条勢力』は危険だと、上が判断してしまったから!」

「……」

「貴方が穏便でいてくれたら……問題なしと報告させてくれたら、御坂さんを騙すなんて真似をせず済んだ! ……私は、貴方たちの敵となってしまった!」

「ふざけんな!!」

「ッ!?」

 

 突如怒鳴り声を上げた上条に、海原が僅かに慄き、後退する。

 

「そんなもん、ただ状況に流されただけだろうが! 責任を俺に押し付けて、自分は何も対策を取らねぇで、思考停止してただけだろうが!」

「な――ッ!?」

「もし御坂がお前と同じ状況に陥っていたとしても、お前みたいに他人に責任を押し付けて、ただ怒り散らすようなことすると思うのか!? 絶対にねえ‼」

 

 御坂は強い。学園都市の闇を一人で駆け抜けていき、一〇〇〇〇人以上の妹を救おうと奔走し、それを誰にも悟らせなかった。

 辛かったはずだ。泣き叫んで、誰かに助けを乞いたかったはずだ。

 きっと、誰か一人は、彼女を支えてくれたはずだ。

 でも、御坂はそうはしなかった。彼女は、強いから。何より、誰かを巻き込むことを良しとしない善人であったから。

 

「くっ……!」

「結局、テメェは怖かったんだろ。自信が無かったんだろ。だから我が身可愛さに、一番楽な道を選んだ。お前は被害者じゃねえ。ただの臆病者だ!」

「黙れ! 貴方に……何が……!」

「なにも分かんねぇよ。けど、お前が間違ってるのだけは分かる!」

 

 だから、と。上条は拳を握り、それを海原に向ける。

 

「テメェの勘違いを、幻想を、今ここで砕いてやる。……来いよ偽物。嘘偽りで塗り固めたモノの先にある、お前の本物を……俺にぶつけてみろ!」

「上条ォォォ……当麻ァァァァァァああああああああ―――ッッッ!!!」

 

 凄まじい咆哮とともに、海原が駆ける。

 そんな彼の本気に答えるように、僅かに笑みを浮かべた上条は、海原へと突撃する。

 

「「ォォォぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお――――――ッッッ!!!」」

 

 それぞれの思いを胸に、二つの拳が交差する。

 

「くっ……」

 

 上条が膝をついた。

 その表情は苦痛で歪んでいる。

 

「……っ」

 

 その姿を見て、笑みを浮かべた海原が言った。

 

()()()()()()()()()

 

 海原は背中から地面に倒れた。

 勝負を制したのは、上条だ。

 

「……やはり……偽物では、本物には敵わないのでしょうか?」

「んなこたぁねえよ。偽物が本物に敵わないなんて道理はねえだろ。偽物だろうが何だろうがお前がやりたいこと、やるべきことをお前なりに貫き通しゃいい」

「全く……無茶苦茶なことを言う。そもそも、今あなたに負けたばかりだというのに……」

 

 そもそも、海原が偽物だからと言って、それをどうこう言う権利は上条にはない。

 なぜなら、彼もまた、転生者(にせもの)なのだから。

 ただ、偽物として、上条が一枚上手だっただけ。

 ならば、いずれは海原が上条を越えるときも来るだろう。

 それは上条が考えるより、ずっと早く。

 

「自分は……本当に出来るのでしょうか。御坂さんを守ることが……。貴方を、越えることが……」

「その答えは、お前が見つけるもんだよ」

「……攻撃は今回限りではありません。貴方や御坂さんは、今後も狙われ続けるでしょう。だから……私がその答えに辿り着くその時まで……彼女を、彼女の世界を……私の代わりに、守って、くださいますか?」

 

 上条は、その海原の問いかけに答えた。

 

「  、    」

「……全く、最低の返事、だ……」

 

 力尽きたのか、海原はそこで眠りについた。

 それを見た上条も、そっとその場を後にした。

 

 

 

 




あれ?イッチ何処?ここ?
っていうか、あんまデートしてねえ。なので次の話でさせます。
にしても、いつからこんな熱血系になったの?

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