IS×仮面ライダー 炎竜シーズン2 仮面ライダー輝龍   作:柏葉大樹

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 神谷陸さんとのコラボ、仮面ライダーディゴッドとのコラボとなっています。プロローグや各話は神谷陸さんの仮面ライダーディゴッドにあります。そちらを読んでいない方はリンクからどうぞ!


 それでは、どうぞ!!


 仮面ライダーディゴッド世界を救う旅 https://syosetu.org/novel/118371/


デイゴッドコラボ 輝龍×ディゴッド NOVEL大戦 輝神撃龍

side三人称

 遊園地を襲った氷のオーバーロードインベス=オーバーウェンディゴインベスを撃破した輝龍たち。

 その前に突如して姿を見せた闇のオーバーロードインベス、オーバーアポピスインベス。さらに、元守護者ゼウスとの戦いを終えた仮面ライダーディゴッド、ディフェンド、ツヴァイが輝龍、大樹たちの世界へやって来たのだ。

 

 「なる程。このままでは分が悪いようだ。」(オーバーアポピスインベス)

 

 オーバーアポピスインベスは灰色のオーロラを通ってその場を立ち去った。

 

 「どうする?」(ロード)

 「行くしかない。向こうの陣地に行くから罠だろうけど。」(輝龍)

 「罠でも、行くしかないなら。」(ヴァルキリー)

 

 オーバーアポピスインベスがオーバーウェンディゴインベスと関係があることを察した輝龍たちはオーバーアポピスインベスを追うことを決意する。

 

 「待ってくれ、俺たちも行く。」(ディゴッド)

 

 ディゴッドの言葉にロードとヴァルキリーは初対面に彼らの言葉に輝龍に視線を向ける。

 

 「分かった。一緒に行こう。」(輝龍)

 

 輝龍のその言葉に彼らは灰色のオーロラの先へ足を踏み入れるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仮面ライダー輝龍 ディゴッドコラボ

 

 

 

 輝龍×ディゴッド NOVEL大戦 輝神撃龍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「来たか。」(覇道)

 

 輝龍たちを灰色のオーロラの先へ待っていたのは漆黒の鎧を纏ったアーマードライダーだった。

 仮面ライダー覇道、輝龍とディゴッドの世界で起きた事件の黒幕である。

 

 「どうして俺達を襲った。」(輝龍)

 「忘れたとは言わせないぞ、柏葉大樹。お前は俺の覇道を遮った。弱者には恐怖を、強者には圧倒的な力を振るいねじ伏せる。この俺の矜持に賭けても貴様を亡き者にする。そして、仮面ライダーの始祖ディゴッドよ。お前が居てはいつかは我が覇道の邪魔となる。ここで共に死んでもらおう。」(覇道)

 

 輝龍の言葉にそう答えた覇道。その答えに輝龍は心当たりはなかった。だが、自身を狙って数々の人々を巻き込んだ相手に輝龍は静かに怒りを燃え上がらせる。

 ディゴッドは数多の世界を救って来た。その自分を狙って来た覇道を警戒する。

 

 「なら、あんたをここで倒す。」(輝龍)

 

 輝龍の声音から殺気を感じた覇道。

 

 「そうだ、その立ち上がる殺気。俺が対峙したのはお前だ。さあ、ここで決着を着けさせてもらおう。」(覇道)

 

 覇道の言葉に応じるかのように輝龍、ディゴッドたちを囲むように怪人たちが現れた。過去に輝龍とヴァルキリーが戦ったインベスたち、ロードに力を与えるハートたちロイミュードの素体、ディゴッドたちが旅をしてきた各世界の怪人たちがその場に集まっていた。

 

 「ロイミュードの素体、それ以外にもグロンギたちも!?」(ロード)

 「クモ、アリ、ゴリラ、俺が戦ったインベスたちも居るのか。」(輝龍)

 「インベス以外も見たことない奴らも。」(ヴァルキリー)

 

 かつて戦った敵が目の前にいる事実、それがこの場において自分たちをはるかに超える数で立ちふさがっているのだ。

 

 「理沙、海里。気を付けろ。」(ディゴッド)

 「ええ。」(ディフェンド)

 「うん。」(ツヴァイ)

 

 まさに大軍である敵の軍勢を前に気圧されるも各々の武器を手に取り構える仮面ライダーたち。それを見た覇道は怪人軍団に指示を出す。

 

 「やれ。」(覇道)

 

 覇道の指示に怪人軍団が輝龍・ディゴッドたちに殺到する。

 殺到する怪人軍団、圧倒的な数の差に怯むことなく仮面ライダーたちは立ち向かう。

 輝龍とヴァルキリーは即座に背中合わせになってあらゆる方向から殺到する怪人たちに攻撃する。

 一人で殺到してくる怪人たちを次々と殴り飛ばしていくロード。時折、奇声を上げるがそれと同時に怪人たちが宙へ飛んでいくというおかしな様子が出来上がっていた。

 

 「あああああ!!なんで、異世界ってなるとこんな目に遭うのさアアアアアア!!(# ゚Д゚)」(ロード)

 「「ウルサイ颯斗!!」」(輝龍、ロード)

 「ふぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!」(ロード)

 

 ここまでに異世界関係で事件に巻き込まれているロードは不満を叫ぶがそれを輝龍とヴァルキリーは一蹴する。そもそも、前世から戦いに身を置いている輝龍とヴァルキリーからすればこの状況もそう苦ではない。

 

 「大樹。私が援護するから気にしないで行って!!」(ヴァルキリー)

 「分かった!!」(輝龍)

 

 背中合わせで戦っていたがヴァルキリーは援護射撃によって輝龍の道を切り開く。

 輝龍はヴァルキリーの援護射撃を受けて、光龍剣と龍炎刀・陽炎の二刀流で大勢の敵を一気に切り伏せていく。

 輝龍が切り伏せた敵は次々と爆散する。

 輝龍は距離を取って見ている覇道を見据える。ここまでの事件の元凶に対して闘志を静かに燃え上がらせて怪人たちを切り伏せていく。自らの進む道を阻む者を容赦しない、その意思を隠すことなく突き進んでいく。

 

 「死にたい奴から来い。切り伏せてやる。」(輝龍)

 

 次から次へと殺到する怪人たちに言い放つ輝龍。戦いは始まったばかり、目の前の強敵を前に静かに燃え上がる闘志は敵を屠る刃となる。

 輝龍は覇道に立ち向かうべく、両手に携えた2本の剣を力強く振るう。

 

 

 

 

 

 

 同じく怪人軍団の猛威を受けるディゴッド、ディフェンド、ツヴァイ。だが、彼らも数々の戦いを潜り抜けてきた戦士である。

 ディゴッドの前にセイリュウインベス、ライオンインベス、スコーピオンロード、ビートルロード、複数の素体ロイミュードが立ちはだかり襲い掛かる。

 

 「まずは、これから行くか!」(ディゴッド)

 

 ディゴッドは鎧武が書かれたカードを取り出し、ディゴッドドライバーに読み込ませた。

 

 ≪カメンライド、鎧武!≫

 

 ディゴッドの姿は鎧武へと変化、ディゴッド鎧武は無双セイバーと大橙丸を召喚してインベスたちを撃破する。そこへスコーピオンロードとビートルロードがそれぞれの武器である盾と手斧、鉄球を光の輪から取り出してディゴッド鎧武に襲い掛かる。

 ディゴッド鎧武はスコーピオンロードとビートルロードの攻撃を躱しながら、今度はアギトのカードを取り出す。

 

 ≪カメンライド、アギト!≫

 

 今度はアギトのカメンライドしたディゴッド。襲い掛かる2体のアンノウンの攻撃を躱し、カウンターの一撃を次々と決めていく。

 ここまでのディゴッドの変身を見て、輝龍は共に戦った鎧武とアギトの姿にディゴッドが変身したことに内心驚いていた。

 

 「紘汰さんと翔一さんと同じ姿に。」(輝龍)

 

 かつて、柏葉大樹として生まれる前に生きた世界で同様の能力を持つ仮面ライダーのことを知っていた輝龍。だが、今ではその記憶は薄れてきており、この場ではそのことに気付くことは無かった。

 無数の敵を倒す中で輝龍は覇道へと迫る。

 あと一歩と言うところで、輝龍の足元から突如として漆黒の刃が現れた。

 現れた漆黒の刃は輝龍へと襲い掛かる。

 咄嗟に躱した輝龍に次々と漆黒の刃が足元から現れる。

 

 「なんだよ、一体!?」(輝龍)

 「それこそが、私の能力です。」(オーバーアポピスインベス)

 

 突如として始まった攻撃の主であるオーバーアポピスインベスは無数の怪人たちの足元から伸びる陰から出てきた。

 

 「私の能力は影を操り様々な攻撃を繰り出すことができることです。」(オーバーアポピスインベス)

 「種明かしされても突破しようがないだろ、それ。」(輝龍)

 

 オーバーアポピスインベスの言葉に毒づく輝龍。

 影から攻撃を繰り出すということは自身の足元を常に注意する必要があるということである。それを戦う間ずっと行うのは至難の業である。

 どうにか、突破できないか輝龍が考えあぐねいていたその時だった。

 どこからバイクの轟音が響き、次々と怪人たちがはねられていく。

 輝龍とオーバーアポピスインベスの間に、突如として現れたバイクが止まった。

 バイクを操縦していたのは、一目で女性と分かるプロポーションをした人物だった。その人物は体のラインがくっきりと分かるヒョウ柄のキャットスーツに、ヒョウを模した仮面をしていた。

 

 「あなたは?」(輝龍)

 

 輝龍は突如として現れた人物に訊ねた。

 

 「それは後で良いかしら。今は、先を急いで。」(???)

 

 その人物は輝龍に先を急ぐように言った。

 輝龍はその場を現れた彼女に任せ、自分は怪人たちを倒しながら覇道の元へ急ぐ。

 

 「あなたは何者でしょうか?見たところ、我々の味方ではなさそうですが。」(オーバーアポピスインベス)

 「私の名前は仮面ライダーキャットレディ、今はあなたたちの敵よ。」(キャットレディ)

 

 オーバーアポピスインベスの問いに答えた仮面ライダーキャットレディ。その彼女に対して、オーバーアポピスインベスは彼女の足元の影から無数の漆黒の槍を突き出す。

 キャットレディはオーバーアポピスインベスの攻撃を察知して、宙高く跳び上がった。

 

 「無駄ですよ、どこにいようと影がある限り私の攻撃からは逃れられない!」(オーバーアポピスインベス)

 

 オーバーアポピスインベスの言葉を証明するように空中のキャットレディは今度は無数の漆黒の牙が襲い掛かる。

 キャットレディは空中に居ながらオーバーアポピスインベスの攻撃を軽やかに躱していく。彼女の力のベースになったのはヒョウ、猫科の動物の特徴であるしなやかを存分に発揮する彼女に攻撃を当てるのは難しいことだった。

 

 「ならば、これはどうですか!!」(オーバーアポピスインベス)

 

 オーバーアポピスインベスは奥の手を出した。周囲の影を操り、それを一つにして巨大な漆黒のドームへ変えた。

 空中から着地したキャットレディは周囲の環境が変化するのを見ていた。

 

 「この空間は全てが影です。漆黒の闇から放たれる攻撃を流石のあなたも躱すことはできまい!!」(オーバーアポピスインベス)

 

 オーバーアポピスインベスの言葉を証明するようにキャットレディを取り囲むように攻撃が放たれた。

 漆黒の刃が、槍が、牙が、爪が、彼女の豊満な肉体を切り裂こうと襲い掛かったのだ。

 攻撃が殺到する中、キャットレディの姿が完全に隠れたかに見えた。

 

 「ふう、さて私はファブニールを追うとしましょうか。」(オーバーアポピスインベス)

 

 そう言って、オーバーアポピスインベスが背を向けた時だった。

 

 ガキン!!

 

 「ぐあっ!!」(オーバーアポピスインベス)

 

 オーバーアポピスインベスは背後に強い衝撃を受けた倒れる。

 

 「確かに危なかったわ。」(キャットレディ)

 

 その犯人は攻撃を受けて死んだかのように見えたキャットレディだった。

 

 「バカな!あの攻撃を躱すなんて!!」(オーバーアポピスインベス)

 「猫は夜目がきくのよ。ここのような漆黒の闇なんて大したことは無いわ。それに、あなたの攻撃をそのまま足場にさせてもらったの。」(キャットレディ)

 

 逃げ場のない攻撃を足場にして回避したキャットレディはそのままオーバーアポピスインベスを攻撃したのだった。

 

 「さあ、これで終わりよ。」(キャットレディ)

 

 キャットレディは腰にあるキャットドライバーを操作する。

 

 ≪ビューティービーストアーツ!レオパルドストライク!!≫

 

 ドライバーから力が開放され、キャットレディが宙高くジャンプする。

 空中で華麗に一回転するとその勢いのままにキャットレディは右足をオーバーアポピスインベスに突き出した。

 オーバーアポピスインベスの胸部にキャットレディのライダーキック=レオパルドレッグが炸裂する。

 

 「覇道様、お許しを!!」(オーバーアポピスインベス)

 

 断末魔の声を上げてオーバーアポピスインベスは爆散した。

 

 「さあ、次はあなたたちと戦いを見せて。」(キャットレディ)

 

 そう言うとキャットレディは覇道の元へ向かう輝龍とディゴッドを見るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 輝龍とディゴッドは遂に仮面ライダー覇道の前にたどり着いた。

 

 「ふむ、やはりここまで来たか。」(覇道)

 

 そう言うと覇道は自身の武器である覇王剣を握り、輝龍とディゴッドに襲い掛かる。

 覇道の攻撃を躱しながら、初めて出会ったはずである輝龍とディゴッドは卓越したコンビネーションで攻撃する。繰り出す攻撃すべてが防がれるなかで、ディゴッドは自身の最強形態である光闇状態へ強化変身する。

 

 「輝龍、俺の光の力を受け取ってくれ!!」(ディゴッド)

 

 ディゴッドから光の力を受け取った輝龍はゴールドドラゴンフルーツアームズから黄金の竜騎士バハムートアームズに強化変身した。

 強化変身した二人の仮面ライダーは覇道に向かって、強烈なパンチやキックなどの格闘戦で追い詰める。

 

 「ふむ、そう来なくてはな。」(覇道)

 

 覇道はそう言うと銀色の極ロックシード=究極ロックシードを取り出す。

 究極ロックシードを自身の戦極ドライバーにセットしている覇王ロックシードと合体させた。

 

 ≪究極アームズ!覇の道、オンステージ!≫

 

 その姿をより禍々しいものへ変貌させた覇道。

 覇道はかつては仮面ライダーマルスが使っていたアップルブリンガーを、フィフティーンが使っていた黄泉丸を両手に持ち、輝龍とディゴッドに襲い掛かる。

 強化されている二人の仮面ライダーは究極アームズに変身した覇道の攻撃に基本形態まで追い詰められてしまう。

 

 「こうなったら、あれを使うか。」(ディゴッド)

 

 ディゴッドはそう言うと輝龍と光龍剣が描かれたカードを手にする。

 

 ≪ファイナルフォームライド、輝、輝、輝龍!≫

 

 ドライバーにカードをセットして輝龍の背後に回るディゴッド。

 そのディゴッドの動きに訳が分からずにいる輝龍。

 

 「さあ、行くぞ!」(ディゴッド)

 「え、何々!?」(輝龍)

 

 輝龍が焦る中でディゴッドは輝龍の背中に手をやる。すると瞬く間に輝龍は巨大な光龍剣へ、輝龍光龍剣へ変形したのだった。

 

 「え、ええええええ!!」(輝龍)

 

 突如の変形を驚く輝龍。確かに、いきなり剣に変形とは当の本人は非常に驚きだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うおおおおお!!」(ロード)

 「はあ!!」(ツヴァイ)

 

 別の場所で戦っているロードとツヴァイはまさに高速の戦いを繰り広げていた。

 ロードは高速戦闘を行うタイプフォーミュラフリーズへ、ツヴァイはアクセルフォームへ変身し並み居る敵を一掃するのだった。

 

 「やるね、君。」(ツヴァイ)

 「僕も仮面ライダーだからね。」(ロード)

 

 ロードの戦い振りを称えるツヴァイ。彼女からの賞賛に胸を張るロード。そして、

 

 

 

 「あなた、やるね!!」(ディフェンド)

 「それは、どうも!!」(ヴァルキリー)

 

 別の場所で戦うヴァルキリーとディフェンド。彼女たちは迫りくる敵を次々と撃ち抜いていた。

 向かってくる怪人の急所を寸分違わずに撃ち抜くヴァルキリー。多くの戦いを潜り抜けたディフェンドから見ても非常に高い実力を持つ彼女は距離を詰めてくる怪人を蹴り倒してもいた。

 

 「私も負けてられない!!」(ディフェンド)

 

 ディフェンドはそう言うと自身のライダークレストが描かれたカードをドライバーにセットした。

 

 ≪ファイナルアタックライド、ディ、ディ、ディフェンド!≫

 

 ディフェンドはディフェンドドライバーの銃口を怪人に立ちに向ける。

 ディフェンドの真正面に12枚のカードが現れる。

 引き金を引き、銃口から光線が発射された。ディメンションバースト、ディフェンドの必殺技である。

 それと同じく、ヴァルキリーも戦極ドライバーを操作、必殺技サファイアフレアで敵を焼き尽くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「行くぞ、輝龍!!」(ディゴッド)

 「何が!?え、俺このままでいくの!?」(輝龍)

 

 驚く輝龍をそのままにさらにディゴッドはカードをドライバーに読み込ませる。

 

 ≪ファイナルアタックライド、輝、輝、輝龍!!≫

 

 輝龍光龍剣に

ヒカリが走り始める。それを見た覇道はドライバーを操作する。

 

 ≪究極スパーキング!≫

 

 アップルブリンガーと黄泉丸にエネルギーがチャージされる。

 

 「ハアッ!!」(ディゴッド)

 「ムン!!」(覇道)

 

 両者同時に武器を振り下ろす。放たれたエネルギーはぶつかり、激しく爆発した。

 爆風から身を護る覇道。彼は輝龍とディゴッドが居るはずの場所を見ると二人の姿は無かった。

 

 「どこへ消えた。」(覇道)

 

 そう覇道が言った時だった。

 

 ≪ファイナルアタックライド、ディ、ディ、ディゴッド!≫

 ≪ソイヤ!ゴールドドラゴンフルーツスカッシュ!!≫

 

 空中でライダーキックの姿勢に入る輝龍とディゴッド。既に準備は出来ている。後は目の前の敵にぶつけるだけだ。

 

 「「はあああああああああああああ!!」」(輝龍、ディゴッド)

 

 黄金に輝く二つのライダーキック。それを見て覇道は自身の敗北を悟った。

 

 「そうか、俺の負けか。」(覇道)

 

 そのまま輝龍とディゴッドのライダーキックが覇道に決まる。

 覇道は何も言い残すことなく爆散、輝龍とディゴッドは爆炎を突き抜けて着地した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 変身を解除した大樹と陸はお互いに顔を見合わせていた。

 

 「ありがとう、おかげで助かった。」(陸)

 「それはお互い様だよ、ありがとうディゴッド。」(大樹)

 

 言葉を交わす二人に仲間たちが駆け寄る。激しい戦いが終わり、彼らの表情も晴れやかだった。

 そこへ仮面ライダーキャットレディが現れる。

 

 「どうやら、終わったようね。」(キャットレディ)

 

 バイクに乗ったままキャットレディは変身を解除する。

 ボブカットの美女、ヒロミはそのまま大樹たちに声を掛ける。

 

 「私は私の世界へ帰るわ。それじゃあ、また会いましょう。」(ヒロミ)

 

 そう言ってヒロミはバイクに駆り、姿を消した。

 

 「すごい人だったね。」(颯斗)

 「そう、だな。」(大樹)

 

 ヒロミが消えた後、颯斗が大樹に耳打ちする。その二人の横で陸が口を開いた。

 

 「それにしても綺麗な人だったな。」(陸)

 

 その言葉を聞いた瞬間に理沙と栞が目に見えて不機嫌になった。

 

 「ふ~ん、陸ってああいう人が良いんだぁ。」(理沙)

 「ねえ、僕達はどうなの?」(栞)

 

 理沙と栞の発言に?マークを浮かべる陸。その様子を見た大樹と颯斗は共通の友人であり、万夏の兄であり一夏のことを思い出す。

 

 「ねえ、もしかしてあいつと同じタイプ?」(颯斗)

 「かもな。」(大樹)

 

 そう二人でひそひそとしていると残されていた万夏が大樹の肩に手をやる。

 

 「ねえ、さっきの人のこと見てたでしょ?」(万夏)

 

 聞いてすぐに嫉妬していることが分かる声音から大樹は自身の背筋が凍るのを感じた。

 

 「いや、俺は万夏一筋だよ。さっきの人はあくまで助けてくれただけだよ。」(大樹)

 「ふ~ん。」(万夏)

 

 万夏はそのまま大樹の耳もとであることを言った。

 

 「じゃあ、今夜は朝まで、ね。」(万夏)

 

 その発言に頬をひくつかせ天を仰ぐ大樹。それを颯斗は爽やかな笑顔で肩を叩いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 陸たちが元の世界へ戻った後、大樹と万夏は面影堂へ向かっていた。そして、これからも続く十三異界覇王との激しい戦いに身を投じるのだった。

 




 神谷陸さん、コラボありがとうございました。
 今回の話、書いていてとても楽しかったです。
 今回の話に出てきた仮面ライダーキャットレディはR18版で出しています。そちらも興味があればどうぞ。

 輝龍本編はついにファブニールとの直接対決となっています。今後の展開にご注目ください。それでは。
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