「勇太と……ハルトと…幸せに……な…」

そう言葉を残し桐生一馬の意識は途絶えた。

「悔いはない。これで俺も、錦や由美、おやっさんの所へ行ける」

桐生一馬の伝説は終わりを告げた。しかし、目が覚めるとそこは見知らぬ森の中。

「フィオーレ?魔法?ギルド?…ここは俺の知ってる世界じゃないのか?」

だが、そこで出会う少年少女たちとの覚悟と絆。

「お前らが何処のギルドに手を出したのか…これからたっぷり思い知らせてやるぜ」

「カズマ!」

「カズマおじちゃん!」

「カズマの兄貴!」

「カズマのおっちゃん!」

俺は命に変えてもこの声を守る。

「死にてぇ奴だけ かかって来い!!」

桐生一馬伝説 第2部 始動!




  桐生一馬()
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