取り敢えずセレナちゃんの壊れ具合を表現できればな、と思いつつ。
では。
某所・刑務所―
悝嶺の発言から、あの少女たちの狙いが、あの時話した人物だった事を知った弦十郎は至急エージェント達を寄せ集め、刑務所の警備を行っていた
少女たちがあの場から離れて早3時間、もし来るのであれば、白昼堂々は無いだろうと思っていた。
そう・・・思いたかった・・・
しかし少女はきた、まるでそこに居るのが当然かの様に、悠然と現れた、しかも正面門を真直ぐに見据え、以前着ていたボロ布をまとい、カチャカチャと音を鳴らしながら・・・
そうして口を開く少女、弦十郎は何を聞いたとしても、動かないつもりでいた、彼女を止めるために、これ以上罪を重ねさせない為に―
「・・・やっぱり来たんですね、弦十郎・・・
全く、貴方がこんな所にあいつを匿わなければ、私は今日という日を満足に過ごせたかもしれなかったというのに・・・けど丁度良かった」
「丁度よかった、だと?」
一呼吸、そうして彼女は身を屈め、突っ込んでくる姿勢を見せた―
「偽善に塗れたアンタら大人を、こうやって殴り飛ばせるんだから!」
それからの行動は速かった、弦十郎はみるなり防御の構え、だが彼女は弦十郎の横を通り過ぎ、銃を構え撃ち込んできそうな瞬間、ナイフが見えない速度で舞っていた。
次に見えたのは、足の腱を斬られたものや、無抵抗に組み伏せられていくエージェントたちの姿・・・
「おい! 相手なら俺がやる! 彼らに手を―」
「だったらあんた一人で来なさいよ! こんな手を使うから、被害が増えるんでしょ!
そんなことも分からないの!? あんたらいったい何を守ってきていたの?
大人が・・・聞いて呆れる!」
ズダンッ! と大きな銃声が鳴り響き、最後までたっていた彼らも、皆倒れ伏していた。
ここまでで二分足らずである、しかし少女は
「遅い・・・明らかに倒すのに遅れた・・・
ギア無しがここまで鈍いなんて、私も廃れてるわね」
そう言い残し、持っていた銃を分解する・・・その上で、ナイフで掻っ捌いていた。
「君は・・・そこまでして彼を殺したいのか・・・
その上で、俺たちとも敵対するつもりか!」
弦十郎は激怒した、それは彼女に対しての怒りではなく、無謀にもこんな惨状を作ってしまった自分に対して、だがそれと同時に、彼女を何としても止めなければと切に願った
「もう彼を殺すのはついでで構わないわ
それより、弦十郎」
彼女は笑う、嗤う、哂う、嘲る様に笑った後、提案した。
「こんなとんでもない殺人鬼を仲間に入れたいなら・・・力で屈服させてみなさいよ!
大人お得意のその力でさぁ!」
彼女は怒りに震えながらも嗤っていた、いや、狂ったのかもしれない
だが、弦十郎はそれで力を振るうほどできていない大人じゃない
「セレナ君、君とは話し合えるはずだ。
互いに理解しあえる、俺はそう信じているし、ほかのやつらだってそのはずだ。
現に、腕を動かせるにもかかわらず、君を撃とうとしている人間はこの場にはいない。
それではダメか? 俺たちを信用してはくれないか?」
「話し合い? アハッ、そんなもの力にもならない!
結局は【力】が全て、力ない人は全て呑まれて消えるのよ!
昔の私だってそう! 力がないばっかりに大切な人を死なせてしまった! 悲しかった! 辛かった!
だけど誰も私のことを見なかった!結局はそうよね! シンフォギアなんて纏っている怪物なんか人として見るはずないものね!
だって、ノイズと戦える怪物なんか人として見るはずないもの!
貴方だってそうだ! 結局は装者だから私を誘ったんでしょ!
そんな目に見えた餌に釣られて、挙句私やクリスがどうなったか知ってる?
知るわけないわよね! 知れるはずがないでしょ! だって人っ子一人の全部を皆が皆知れるわけがないものねぇ!
だったら・・・だったら・・・」
そこまで言って一呼吸、その瞬間、少女の瞳から光という光は消え失せていた。
そうして、纏っていたソレを空高くに投げ飛ばし、一糸まとわぬ姿で言った
「コノセカイノスベテヲ、ケシテシマエバイイ・・・
イクヨ、アガートラーム」
-----Seilien coffin airget-lamh tron------
望まぬ笑顔と寂しい力
瞬間、光の突風が吹き荒れる、あるものは壁につかまり、またある者は互いに握り合い踏ん張っていた
弦十郎とて、その突風に吹き飛ばされそうになっていた、それでも持ち前の力で踏ん張っていた
次に見えたのは先ほどの黄色い光ではなく、黒の奔流、全てが闇に包まれそうなほどの真っ黒な壁が出来上がっていた。
「これは・・・これほどなのか、君の中にある絶望は・・・」
周囲に吹き荒れる闇の螺旋、それはまるで呪いが渦を巻くかのようだった
そうして渦が球体へと変化し、彼女、セレナがアガートラームを纏い降誕する
先程纏っていたボロ布の衣服も、風に逆らうかのように、吹き飛ぶ事無く彼女の元に降りてきた
「・・・戦うしか・・・ないのか、俺は」
彼女の荒れ果てた素肌、そして栄養が足りていないのか、そこらは筋肉部分で無理やり見せているかのような、何処かでポッキリ折れてしまいそうな身体
だが、彼女の気迫は、それを超えて余りある実力を語っていた
「拳を構えなさい、弦十郎・・・そうじゃないと」
一歩踏み込み、両手には数えきれないナイフの束が一瞬見て取れた
しかし、そのナイフも動き出す瞬間には消えていた・・・そう、放たれたのだ
「一瞬で! 引き裂いてしまうから!」
縦横無尽に動き回るナイフの動きを捕えずに、弦十郎は一呼吸する
そうして、息を吐き出す瞬間に一手、出そうとしたが―
「叔父様!」 「ダンナァー!」
「なっ! お前たち、どうしてここに!」
寸前で拳を引っ込め、一歩引き、彼女たちを見た
二人ともシンフォギアを身に纏い、先程掛かって来ていたナイフを打ち落としていた
幸いだったのがまだナイフが見えるレベルだった事だろう、と弦十郎は思っていた。
「何でって、そりゃダンナが勝手に飛び出してくからだろ?
それよりダンナはエージェント達の救出を―」
「へぇー、成程・・・あなた達がツヴァイウィングの両翼か・・・
人に希望を与える【アイドル】なんて夢見ちゃって・・・
吐き気がする!」
「なっ! 貴様! 何を弄するか!」
セレナは右腕を下げ左手を真上にあげ、踊るようなポーズでさらに煽る
「弄する・・・? つまり悪口だと聞こえたってことよね?
ならそう捉えてもらっていいわよ? 実際その通りだしね!
あなたたちがそんなことしてたってねぇ・・・
あの子たちを・・・クリスの両親も・・・何も救えないことに変わりないじゃない!
結局は武力行使が全てだ! 大人はいつだってそうだ!
ありもしないものばかりを追い求め夢想するものを乏しめ吐き捨て愚弄する。
アイドルだって変わりないじゃない! すべてに受け入れられる存在なんてありはしない!
・・・そう、そういえばこんなものも見たわ」
セレナは一回転して、箱を取り出していた、その箱には【急募、募金」と廃れた字で書かれていた。
それ以外読むことはできないが―
「結局これも偽善の肥やしにしかならない、こんなモノで何になる?
もしこれでお金がたまったらその土地の人たちは本当に裕福になるの?
アリエナイ、そんなことをするのが人間だとはとても思えないわ」
言い終える途端に箱を高くに投げ飛ばし、浮いていたナイフが串刺しにする
「お前・・・人間を何だと思ってやがる!」
「そうだ、どんな人間でも慈愛の心や平和を願うものが多くいる。
そんな人たちの心まで踏みにじr―」
「ダカラナニ? ソンナノデ世界ハ変エラレルノ?」
少女の唐突な発言に背筋が凍る
この少女、いったいどれだけの恨みを、憎しみを抱いてきたんだ。
困惑する三人に少女はさらに吐き捨てる、壊れたように、壊れていくように。
「ネェ、もうお話はイラナイkaら、そろソロやろうよ、話すより、ずっと早く・・・」
そうして再び一呼吸、少女の波動がより濃くなり普通に近くにいるだけでも気が飛びそうになるほどのオーラをまとう少女は、その気配に呼応するかのようにアームドギアを打ち上げ、最後に一言
「
少女の突進は鋭く早く、翼と奏の間に入り込み、まるでナイフだらけとでも言えるような腕や足を駆使して殴り切りつける
一瞬のことに戸惑いつつもギリギリガードできた翼だが、奏は寸での所で防げず建物へと吹き飛ばされる
しかし少女は翼を見ずに奏へと一直線に向かっていく、それを先回りしようとするも、少女のほうが早くにたどり着いてしまう
「まだ、まだ!私は負けない! 行くぜ!」
近づこうとしていた少女を前にガングニールの穂先を高速回転させる
「喰らえ! LAST ∞ METEOR!!!」
少女ごと巻き込み天高くに昇る渦の螺旋、これで何とかなったかと思われた・・・が
「・・・下がお留守すぎやしない? ツヴァイウィングのあかいの?」
「なっ!てめぇ!なんで・・・っ!?」
瞬間、アームドギアではないナイフに腕部を斬られたことに気付いた、この少女動いてないと思っていたのに、気が付けば、翼も彼女のアームドギアに翻弄されていてとても奏の所に向かえるような状態ではなかった。
「おい! いったい何を―」
「黙っていたほうがいいですよ、今は即効性の麻痺毒ですが、下手に動けば心肺停止するかもしれませんので。
では、青いほうの相手もしましょ? 同じ刃物使い同士、語り合えるでしょうし」
事実、奏は金縛りにあったかのように体がマヒしていた。
それは彼女の言ったように、確かに毒かもしれない・・・だが
「装者を・・・なめんじゃねぇ!」
体に鞭を撃ち、無理やりにでも体を動かし翼のもとに向かおうとする奏、しかし
「グハッ! っくそ、こけちまうなんて・・・それより、翼!」
そうして見上げた視線の先で、少女は斬り飛ばされた翼の姿を見た・・・いや見てしまった
「あら、よく動き回れるわね、ま、こっちももう終わっちゃったわ。
本当、ただのアイドルが武器を持ってるレベルでくそ弱いったらないわ・・・
こんなのでノイズの掃討・・・? ッハ、片付けるなら自分の部屋ぐらいにしなさいよ!」
唐突な彼女の発言に三人そろって呆然とする
それは特に翼を知る二人にとってはある意味死活問題とも言えるほどの事だったが、今はそれどころでは―
「片付けの事は・・・いうなあああぁぁぁぁ!!」
「は? いやなに! なんでいきなりこんなに斬りかかってくるの! さっきまで勝てないとか絶望してた奴の覇気じゃ無い!
何! 片付けるのは当然の事でしょ!? なんであなたはそんな事で怒るの!?」
「あー、うん、翼個人の問題だからあたし達にはなんも言えないな、それにあんたの毒であたしはもう動けないし」
「翼、奏、一応エージェントたちの救助は終わったが、何を怒ってるんだ翼は?」
ぬっ、と戻ってきた弦十郎に奏が事の発端を話す、するとそれで納得したのか、奏を担いで戦闘範囲外に移動させて一言
「セレナ君、人には向き不向きというものがある、故に自分の部屋の片付けが出来ない翼を知らない君にとって彼女の行動が不思議に見えるのは別段おかしいことじゃない。
むしろそれが普通の反応かもしれないな・・・だが、翼、そろそろ退け、毒が回ってくる頃だろう」
「毒など! 気合と根性で何とかします! それに剣と誓ったこの刃で彼女を・・・
取り戻して見せま―っ!?」
「うん、やる気になったのはいいけど、会話と戦闘は区別しないと・・・落ちるよ?」
優しい狂った笑みで、翼の刃を砕き足払いから掌底で吹き飛ばす
明らかにギアに頼った動きではあるはず、だが彼女の動きの一つ一つに何処か見覚えがあるのを弦十郎は感じていた
「翼、奏、緒川がもうじきこちらに到着する、二人はそのまま逃げろ」
「ですが叔父様!」 「ダンナ!」
「これは命令だ! いや、そうでなくても失いたくないんだ! 頼む分かってくれ」
そんな光景を見ながら、少女は外套のポケットから箱を取り出し、タバコを口に咥え、アガートラームで火を灯す
そうして一服、煙を吐き出し一言
「別に戦えないやつを叩く真似はしないよ、私は
それよりも、早くそいつら回収してくんない? いい加減邪魔、相手するならノイズだけにしな
・・・ったく、無駄に吸わせやがって」
「・・・君に言っても無駄だと思うが、一応言っておこう、未成年の煙草は規則違反だぞ」
「ははっ、警告してくれるだけありがたいね・・・まぁ、本気で吸うのは嫌なんだけど・・・ね
これはあくまで威圧用のアイテム・・・ほんとに吸いたいとか思って持ってるわけじゃない。
吸っても苦いし、煙くて適わない、最悪のアイテム・・・だけど」
再度煙を巻き、今度は煙草を握りつぶし鎮火した
「ギア特性のおかげで纏っている間だけはどうにもならないのよね・・・
やっぱり不思議ね、シンフォギアって、まぁ、作ったやつがどんなのか知らないけど、もしフィーネだっていうんだったら、叫び殺した挙句に少しずつ圧し折って口を割らせてあげるから・・・首を洗って待ってなさい、フィーネ!」
明後日の方向を向き叫ぶ少女、その姿はどこか美しく、だけど寂しい咆哮だった
そして弦十郎はついさっきまで気にしなかったことを聞いてみることにした
「所でセレナ君、クリス君は何処に・・・っ!?」
聞いた瞬間に何処からか銃弾が飛んできた、しかし当てるためではないと察することはできた
何せこれほど大きな的を外すなどよほどでない限り難しいだろう
「クリスなら遠方で監視してもらっているよ、ま、さっきツヴァイウィングが来ると知っていたから準備運動がてら相手してもらったけど・・・
ここいらの装者ってこんなものなの?
だとしたら、残念ね・・・こんなのじゃ・・・」
再び一息、今度はギアのナイフを取り出し、浮いていたナイフを全て背部にある花の形をした格納部に収納され、綺麗な、だけど残酷な黒い花が咲き彼女の心情を彩るかのように鱗粉を撒き散らす。
そうして、再び開戦の一言を告げる
「
アンタらの様な生易しい力なんかじゃ戦争も何も終わらせられやしない!
こんなものがあるから新しい闘争が生まれる! ノイズに抵抗する力の為? そんな事の為でも、人を・・・どれだけのモノを不幸にしてきたと思っている!
私はもうウンザリだ! こんな余計なものばかりの世の中に生まれ落ちた自分の不幸も、クリスの様な親なき子も! 全てを不幸に彩らなきゃ自分を表せないようなそんな世の中には・・・
もうウンザリなんだよ! 分かってよ! 誰だってこんなこと望んじゃ居ないのに! それでも人は闘争を求める! その最たるものを知っているでしょ!
貴方だって、その筋肉が闘争を表すように! 世界は誰かを傷つけてないと自分を表せない! そんなモノばかりが蔓延って、一体何になる!?
結局・・・世界は闘争意外求めない・・・そんなだから・・・そんなのだから!」
更に一呼吸、そうして彼女の憎悪を更にギアから溢れ出るエネルギーの様にして周りに吐き出し続ける
まるで彼女に呼応するように、ギアはその【呪い】を吐き出し続けた
「私のセカイはコワされタノ! あのクソなカガくしゃ共のせいで!
ワたしの本当のカゾクも! 大切なアノ子たちモ! ナニモかもをこわシタフィーネの研究全てを・・・ユルさなイ、モウ、ナニモユルセナイ!
ダカラ、ゲンジュウロウ・・・ここで、オワッテ!!!
ワタシノ、復讐のジャマをシなイで!!!」
壊れたような発言に弦十郎は依然微動だにしない、いや、すれば呑まれるから、彼女の闇に、呪いに―
故に弦十郎は彼女だけを見た、彼女の瞳が、涙を流しているのを、彼は決して見逃さなかった
「ああ、君の復讐を邪魔する気などないさ・・・結局のところ、俺も君の言う【最悪の大人】なのだろうからな。
だが、それでも! 君たちの道を、正しいものに変える事も出来る! それもまた大人だ!
そして、泣いている君に手を差し伸べる勇気も! 希望を持ち合わせるのは君と同じ人だ!
だから・・・信じてくれ! 俺を! 君の信頼を置ける
「そンなキ望テキ観ソクになんノ意味ガあル! わタしはモウ信じない!
大切な
持っていたナイフを天高くに投げ、首に注射器を当て込み、中身を全て体内へと入れ込んだ
緑色のソレは弦十郎もよく知っているソレに酷似していた、そうして彼女は、セレナは最後の希望を紡いだ
「止めたいノなら! 全力で掛かってキナサい! 手加減無用ノタタカイよ!
モシ手を抜くようナラ! アナタノ首を掻っ切って、スベテヲ放りステテあげる!
だから―」
ワタシヲトメテ!!!!!
彼女の咆哮が鳴り響き、辺りの建物が弾け飛ぶ、まだ建物という形は保っているが、崩れて飛びそうにもなる
辺りは粉塵や瓦礫が所構わず吹き飛び荒れ果て、もはや元がどういう形だったのか分からない通りになってしまっている
それ程にまでこの少女の【呪い】は叫びへと、力へと変わり果て、とても形容できるものではなくなっていた
故に、弦十郎は思った、この少女は、全力で止めてくれる人を待っていたんじゃないかと
自分を許してくれる人を、助けてくれる人を待ち望んでいたんじゃないかと
そうして、それは恐らくクリスでもありまた、弦十郎であると判断した、が故に
「(あれは、恐らくLINKERか、とすると適合係数がとてつもない事になっていそうだ・・・だが)
こんな事で弱音を吐いていたら、あいつらの司令が務まる訳も無いだろう!
分かった、全力で止めてやる! 覚悟は良いな! セレナ君!」
そうしていよいよ、弦十郎対暴走セレナの戦いが今始まろうとしていた。
この戦いで、命運を分かつ事に成ろうとはこの時は誰も思っていなかっただろう
いま、最強の人類と、人類の災厄がぶつかり合う・・・
次回へ続く―
ちなみに、聖詠の力と笑顔のところは、わざと逆にしてます、何となくそれっぽいかなと思いながらやってみた。
現状いまの文字数で良い? (七千~一万程
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そのままのペースで?
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もう少し減らして
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読み足りない?