戦闘より会話回しの方が楽だけど、今回も戦闘回だよ~
今回は大体リセさんの実力ってどんなもの?な話
まぁ、魔術師って大体おかしい人多いからこれぐらい実力あっても今のセレナちゃんの半分も強くないとからしい・・・らしい?
もう少し戦闘続きます・・・ひとまとめにした方が良かったかな・・・?
まぁいいや、では、幻想へ~
あと、コメント待ってます、割とモチベの問題的に―
Side scene X リセ、翔希&セレナ、クリス
広めの山に似た地形の麓が凍り付いていて、一か所だけまるで気候が変わっているかのような異変を感じる場所がある、そう、リセが戦っている地点である。
彼女の容赦のない氷撃、そうしてそれを容赦なく引き裂いていくラルムの剣戟、どちらも一歩も譲ることなく、その攻撃は激化の一歩を辿り、未だ止む事の無い突撃の嵐は、その山の気候すらも変化させようとしていた。
数分前に持っていた杖は何処かに行ってしまっているが、彼の者の刃を直接受け止め、力押しにも程があると言うほどの一直線な攻撃のラッシュを叩き込んでいく、だがそれに対抗する程ラルムのラッシュも相応以上に速く、リセも若干ながら押されていた・・・ただ、彼女は未だにギアを纏っていない、攻撃を一発でも喰らえばアウトな状態を続けていた―
「ったく、少しはっ! 止まって! くれ・・・ないかっ! な!?」
そんな愚痴を言いながらも、迫り来る刺突や斬撃を跳ね回り距離を少しとる事で回避したりと、避けられないものだけを氷爪で反らすようにして回避する。
ただ、リセの攻撃はまるで効果が無いように呆然と防がれる、いや、当たったとしてもまるで効果が無いかのようで、攻撃は全て無視されるように、全て動き回るだけで氷漬けが解除され、凍り付いた地面も滑ることなく走り抜けリセを離さないように攻撃を繰り返していく。
一発一発の威力は容赦なく木々を薙ぎ倒し、倒れた樹も横になる前に凍り付き、色が白く変わっていく
地形が徐々に変わり行き、樹氷まで生え始めていた。
そんな中でも、足を取られる事無く、戦い続ける一人と一機・・・いや、この場合は騎と言った方が良いかも知れない、そんな力を持った怪物紛いをリセは一人でいなし続けていた・・・正面からの攻撃を避ける様に・・・
「うわー・・・火力が少しずつ上がってるってどういう事よ・・・
正直、攻撃逸らすのもやっとになって来た・・・あー、どーしよ・・・」
刃に黒い闘気を混ぜつつ連続で斬撃を繰り出すも、リセは見てからの回避で一撃も当たることなくやり過ごす。
しかしやりあってからもう半刻ほどが過ぎようとしていた・・・普通であってもそれ程の長い緊張感を持って戦っていれば体力的にも持つはずも無い・・・はずだが。
『もう少し木々を切らせて影を増やして』
「う~ん・・・ま、何とかしてみよっ! かなっ!!!」
急激な突撃突きにも瞬時に対応、相手の剣先に手で触れ、片手倒立し、サマーソルトで打ち上げる
着地と同時に足払い、だが足が動く事無く、上げられた刃をそのまま叩き下ろす
怯むことなく右足先を相手の足に引っかけて身体を飛ばす、少しよろけたものの、背後にあった木が真っ二つになるのが直ぐに見えた。
うわ~、と呆れ驚きながら爪を構える、もはや相手に攻撃を通すのも大概無理そうなのでやっているのはもはやただの時間稼ぎである。
何に対しての時間稼ぎかは考えておらず、一先ず動きが遅くなればいいかな的な考えしか持っていない・・・この猫、考える事を放棄している・・・
そんな事を繰り返し、周りの木々で自分の退路ごと塞ぎ、だけど縦横無尽に動き回れる場が出来つつある状態で、徐々に温度が上がりつつある、周りの凍り付いていた木々が少しづつ元の姿を取り戻しつつある。
溶けだした氷の雫が垂れていく、その先で樹氷が出来つつある、だがラルムには関係は無い、当然だがこの機兵には場所も状況もお構いなどないのである。
「さってと、良い感じの決闘場が出来たし、思いっ切りやっちゃおうかな? ね、マリスちゃん?」
『雲も大分出て来たわね・・・それじゃ、一緒にやりましょうか! リセ、リューシェ!』
「表層意識転換、リセちゃん・・・準備は良い?」
〈いいわ・・・あなた達の力、一気に使わせて貰う!〉
ラルムがさらに突進を仕掛けようとするが、樹木によって進行方向を阻害、更に影の手によって進行を妨げられ、氷塊によって進行を迎撃される。
その間にリセは二つのギアペンダントに似た宝石を二つ取り出す、片方は青白い氷に似た色彩のペンダント、もう片方は黒色ではあるが、夜の景色に似た色彩を放つペンダント
そうして首に掛けてあるシンフォギア用のペンダント、三つを合わせて呼応させ、纏う聖詠を詠う・・・歌う。
「私の氷よ、闇よ・・・ギアと共に力を貸して!」
シンフォギアから溢れ出る光にラルムが焦ったかのように動きを速める、だが周りが彼女たちに近付けさせないかのように木々が、影が邪魔をする。
その間に身体に張り付くような青紫と蒼白の色彩を各部にあしらったギアスーツを纏い、猫耳を護るかのようにヘッドギアが展開、そうして、尻尾には先端を鋭い刃状に変容させ、最後には夜色のマントを羽織るかのように展開された。
ただ、彼女自身、これを扱うのは前回のセレナ戦を含めても、五回も無いらしく、未だ慣れた様子では無い
「・・・この衣服もっとマシにならないのかな・・・?」
変化後に左手に灯る紫色の氷塊を握り潰し、トリシューラを展開、長物は狩られる心配が有った為、刃のみの運用である。
『出来るだけ距離には気を付けて、私達の援護が有っても一撃もらえば間違いなく骨がやられるから』
「了解してます、マリスさん・・・リューシェ、周りの環境、全力で扱わせてもらいます!」
〈オッケー! そんじゃ、思いっ切りいっちゃえー!〉
言い終わるやラルムが拘束を振り解き一直線に刃を突き立て黒色の刃の波動を撃ち出す、それを正面から受け立つ、多少押されながらも、背後の氷樹を背もたれに力を溜め込み氷塊に換える。
それを見た瞬間、ラルムは飛び上がり強襲する、が砕けた氷の先に少女はおらず、自分の影が大きくなっていく。
『まずは影から』 「全力で飛ばします!」
[SHAde BAraGE]
影から飛び出す巨大な爪を縦横無尽に振るい、対象を捕まえ迎撃する
一見すれば効果が有りそうではあるが、しかし元のアガートラームよりも高硬度を保つこの機兵は全く意に介さずに刃を振るい爪を砕く、だがそれだけで終わらず―
「氷撃、行きます!」 〈氷閃 行っちゃえ!〉
[BliZarD CoFfiN AsTiL]
砕けた影の爪が氷を纏い塵粒がごとく舞い、対象の周囲に吹雪く、そうして一定時間舞った後、リセが四方から極大剣状の氷塊をラルムに降り注がせる
だが、これでケリがつくほどラルムも弱くはない・・・いや、寧ろまだ戦えるほど強いのである
氷の剣を一本真正面から叩き割り、回避行動したのち叩き割るかの如く三方向に刃の剣気を解き放ちそれらを砕くと同時にリセの居る位置に向かって更に黒い波動を飛ばす
それに対して更に黒い影の壁を作り受け立つ、だがやはり反動は強く仰け反る、それでもしっかり受け止めし返したばかりに増大した闇の力を圧し付ける。
もはや力と力のぶつかり合いであるが、周りの木々は未だに破損することなく逃げられない戦場と化したままである。
ただ、互いに火器を扱わないため爆風が起こったとしても、それで舞い散る冷気をリセが扱い更にラルムを捕えようと回し飛ばすが、効果が薄く、一瞬で振り払われ薙ぎ飛ばさんと連続した回転切りを見舞う。
それに対して、片足に飛びつき、氷塊を展開し片足を持っていこうとするが、刃が入らず失敗し、勢いで弾き飛ばされかけるが、何とか体勢を保ち遠隔に離れることに成功、だがその隙を逃すことなく口からのブレスを乱射して更にリセを追い詰めようとする。
[あ~もう! あれじゃ完全にドラゴンじゃん! 何? ティアマトとか竜人とかそれ系なのがあのギアに詰まってんの?]
「リューシェ、五月蠅い! ったく! 防ぐのもきついっての・・・
触れたらアウトね、あれ」
『そうみたいね、当たった部分が腐食し始めてる・・・呪いによるものにしても、おかしな力ね』
二人とも暗~い! とリューシェが叫ぶが当の二人は気にも留めていない、今はコイツの対処が最優先である以上、ここに縛り付けられれば上等と言うあたりである
だが今のブレスで、コイツが抜けられる場所が増え、三角飛びできるほどの場所が減ったという明確に避ける場所が減らされつつあった。
だが、それを気にせず咆哮を上げるラルム、だがある一点を見据え咆哮が止み、何かを追うかのように眼を向けていた。
[お、これは~] 「はぁ、遅いっての」 『やっと来たかしら?』
上空からばら撒かれる弾丸の音に反応して氷を撒き散らす、当たった瞬間弾道が変化し、縦横無尽に弾幕が張られ、その中に黒いナイフが入り込み一発一発がラルムに向けられて行く。
その中にトリシューラのアームドギアの三叉槍の刃を複数入れ込み、反射鏡紛いの弾幕を周囲一帯に作り出す。
そんな飛び交う中をサーカス宜しく悠々と歩いて飛び回り自由自在に動き回るリセ、それに対して再び咆哮するラルム、そうして、方向の終わり際、刃を一つに纏め一直線に裂き切る動作に対し、槍の棒のみを利用して高飛びする。
その後降ってくる【何か】と一緒にラルムを攻撃する、と、ここで戦闘中初めてラルムをよろけさせることに成功した。
よろけた所に先程の弾幕がラルムや辺り一帯に直撃し、更に後退するラルムは体勢を立て直すように距離を取る、が
「逃すと・・・「思っているの?」 ですか?」
【RED HOT BRAZE】
弾幕の後の煙が止む前に黒い蛇剣がラルムに絡まり、その上空からの一閃がラルムに直撃する。
それの後にミサイルが二発着陸するようにぶち当たる
「二人とも、ちょっと派手に動き過ぎじゃない?」
「これだけやっても、ラルムにはダメージにはなりませんよ?」
「ちっ・・・力が弱くなってる・・・
白猫! ダインスレイフを寄越しなさい!」
「名前で呼んで欲しい所だけど、ま、あなた達は今の私が分からないでしょうし・・・どうする?」
『渡す訳にも・・・だけど。』
[出した瞬間アイツに奪われそう~・・・どうしよっか?]
一人であーだこーだやっている白猫を横目にクリスはラルムを見据える
未だ機能はほぼ万全の状態で、刃をセレナ以外に向けている。
それに対して痺れを切らしたセレナは―
「ラルム! アンタの相手は私だ・・・いいな?」
その言葉を理解しているのかいないのか、ラルムは小さく呼吸する音を出すだけで目線をセレナに向けようともしない、まるでそこに居ないかのようで―
「コイっツ!!! 来なさい! ダインスレイフ!」
完全にキレた物言いで伸ばした左手に不思議な紋様を浮かべ、枝分かれしたような二つの刃を一つに纏めた様な黒い刃の鍔には紅い瞳が強い輝きを放っている。
黒い刃の部分には多数のルーン文字が描かれており、明滅するように脈を打っている。
だが、その刃でも何処か力無さげに携えらえれている
まるで満足できていないかのような―
「白猫! ・・・もう一度言う、その欠片を寄越しなさい!」
「リューシェさん・・・交代お願いします―
・・・仕方ないなぁ~、じゃあさ」
ラルムを指さし、次の句を継ぐ、瞬間に左右の瞳の色が変化するのを確認できた
「アイツと殺り合いながらわたしから奪って見せてよ・・・ねぇ?
殺戮の黒銀?」
ニタァ、と口角を上げ歪な笑みを浮かべ、ラルムに瞬間的に接近、同時にカケラが入っていた箱を空に投げ出し、両者共に爪と剣のラッシュを見舞いあう、だがラルムは箱へと一直線に飛び出そうとするも、先程より質量を増したリセの氷撃に押され、未だに拮抗状態を維持させられる。
その間、ナイフを一つ箱へと投げ飛ばし、樹々を三角飛びし箱へと手を伸ばすセレナ、だがそれを許さないかのように一直線にブレスを飛ばすラルム。
だが、そんなブレスもクリスのリフレクターによって防がれ、開け放たれた箱の中から求めていた【カケラ】を取り出し、本体のダインスレイフに近付け、励起させる。
「私は・・・こんな呪いに負けるつもりも・・・否定するつもりもない!
だから・・・ラルム! あなたの【呪い】を、私と共に歩ませて!」
左手で持っていたダインスレイフが何かに呼応するようにセレナのギアにさらに変化を与え、ダインスレイフ自身もその姿を変容させていた、その姿はナイフのようで彼女の意思に呼応するように、まるで生きているかのように中空に複数のダインスレイフの刃が舞っている。
その光景を確認したリセは塵雪に身を隠し、ラルムの攻撃を回避、後に後ろから雪の津波をぶつけ、撤退。
それを確認したクリスとセレナは、共にラルムに向き―
「行きましょう、セレナお姉様・・・あの子を止めに」
「ええ、一緒に行きましょう? あの子の世界はこんなに小さい訳じゃないという事を、伝えに・・・ね」
二人して同じ格闘術の構えを取る、だがラルムはそれでもセレナを見る事は無い・・・だが
「あなたも呪いを求めるなら、私を打倒して見せなさい!
それだけに、力の証明は他に必要ないわ! さぁ、始めましょう?」
リセは戦場から抜け出し、周囲の温度は徐々に収まりつつある、それでも相当に寒い訳だが、二人ともギアを纏っているおかげで冷たさは感じていない。
持っていた欠片のダインスレイフを腰部の花弁に収納し、複数のナイフを指の間に挟み、迎撃を開始しようとしていた。
クリスも同様にワンハンドライフルを二つ取り出し、ラルムに向け構える。
此処から―此れから・・・私達自信が・・・始まると信じて―
冷たい山の麓は、11月にもならないのにもかかわらず、真冬の気温を超える程の冷たさを放ち、その中で争い合う二人の闘士は、その熱を遥かに超え、情愛と共に、自分の我儘を貫く絆を持って、自分の、自分たちの大切な【ソレ】に相対した。
必ず連れ戻す、そうして―
「ラルム・・・あなたを理解できていなかった・・・けれど!
私はあなたと共に歩みたい! だから―」
セレナの叫びはどこか遠く、だけど間近に響き、虚空を微かな暖かさが吹き抜けて―
戦場に、少女たちの
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幻想に咲く・・・次回へ―
現状いまの文字数で良い? (七千~一万程
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そのままのペースで?
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もう少し減らして
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読み足りない?