今回も会話、フィーネとネフィリムに関して~
・・・後は・・・うん、また後で―
翔希とフィーネと二課の皆と~
と言う訳で、了子さんもとい、フィーネに起こっていた事、起こした事etcetcを話して貰っている
現状最も危険だと言われているネフィリムについては一先ず最後に話すことにして、現状それ以外の脅威も迫ってきているのは事実としてあるため、僕達の事も含めて話すことにした。
尚、痣嶺さんは僕が居ない間に帰ってた・・・ま・た・ツ・ケ・か・・・はぁ。
これで何回目だろ、大分と稼ぎがある筈なんだけどな、彼女・・・?
書き置き? 痣嶺さんの?
『ゴチになりました~。』
払えよ! 思いっ切りぶん投げようとしたけど、何か追伸が書いてあったので読む事に・・・
『P.S. 深夜帯にいつもの所に来な、色々話す事がある。
セレナも連れて、な』
・・・お互いに用事が有る訳だし・・・まぁ、これについてはセレナさんにも話しておこう。
だけど深夜帯って・・・まぁ、0時過ぎにでも行けばいいか。
「それで、了子君・・・今言った話は全てホントなのか?」
「ここでウソを言っても仕方ないでしょ?
それに、私の願いはその悪魔に完全に潰されたと言っても過言じゃない・・・その上―」
了子さん、ことフィーネが端末を取り出し、ある映像を出力する、そこには海を歩き渡る灰色にも似た大きな『ソレ』がゆっくりと、だが確実に何処かに向かって歩いている映像だった。
「これは― 「っ!? ネフィ・・・リム!!!」 ちょっと!? セレナさん!」
前のめりになって突っ込みそうになるセレナさんを抑えて話を続けさせるように催促した・・・
一応手錠と、足枷を嵌めて動けないようにしているけど、セレナさんの力をもってすれば直ぐに外れそうで本当に心臓に悪い。
けど、これを観測しているって事は―
「コレが此処まで成長しているとは思わなかった、第一、私は起動指示なぞ一言も言っていない。
恐らく、独断先行したヤツが居たのだろう、幸い、この日本国には向かってきていないのが救いだな」
「これが、セレナ君の復讐する敵・・・なのか・・・
此処まで強大な敵だとは思わなかったな・・・勝てる算段はあるのか?」
「六年前・・・つまり起動時点で抑え込めればここまで厄介なことにはなって居なかったでしょうね・・・
だけど、その時点で私は別の事をやっていた・・・知ってるでしょ? 天羽夫妻の事故」
「あぁ、丁度その時期に被るのか・・・」
「・・・? あれ、待ってください!」
「何かしら? 響ちゃん?」
「確か、奏さんの両親が襲われたのはツヴァイウィングのライブの八年ぐらい前・・・だったかな? その時の奏さんの年齢は確か―」
「響さん、正史で物事を考えるのはダメ・・・だけど、確かにその暦上を考えると遅いよね・・・
それ程まで遅いとなると、もしかして天ノ羽斬の起動はもっと速かった・・・?」
「聡いわね、でもそういうのは嫌いじゃないわ。
その通り、翼がまだ言葉を覚えたての頃、実験室が開け放たれていたらしくて、そこで歌を歌ったら起動していたらしいわ、私も丁度そこに居合わせたことで―」
「フィーネが顕現した、ですね・・・
そこら辺の調査はある程度できています、ですが、それだとこちらの響さんの正史から大幅にズレが生じますし、そうなれば、恐らくですが、次元断裂が発生する可能性が・・・」
「次元・・・「だんれつ?」」
「それについては私が説明するわ」「お願いします、マリス」「ええ」
今度はこちら側についての話、現状ネフィリムがあのまま膨張成長した場合、下手をするとどうなるかと、現状でも危険因子が入り込んでいる事、あと―
「まず、私達の世界についてだけど、まず、マナの概念と魔力と言う概念について認識はある?」
唐突で突飛な話だけど、僕達の事を知るためにも、このあたりの学習はしておいて貰いたいから、ある程度の知識があれば十分だけれど―
「あのー、これ結構長くなるヤツ―」 「ですよ?」 「やっぱり~!」
響さん・・・やっぱりこういうの苦手なんだね・・・まぁ、今の会話内容も全部録音しているから問題無いと思うけど、響さんは戻ったらとりあえずこちらの状況説明が必要だろうし、そっちの方は僕達で協力することにして、まずは錬金術とは違う力、魔術、及びマナの利用についての解説を始めた。
「マナ・・・と言う事は自然物を利用した何かと言う事かしら?」
「そう捉えて貰っても問題ないわ、私やリューシェ、リセはそれぞれで、【氷】と【闇】を扱うことの出来るマルチな能力・・・ここでは魔術使いと言っておきましょうか?」
「魔術? 魔法使いとかとなんか違うのか?」
「魔法、って言うのは元来作られて居る魔素の扱いを簡素化するためのモノよ、わたし達が扱うのは周りのマナを利用して自分のイメージ通りに技を行使する思考型、魔法みたいに決めつけられた術式を扱うモノじゃないから現状だと全く違うモノね。
ついでに言うと、翔希さんの扱う術式は和式の術式だから・・・この場では【陰陽式】とでもいえばいいかしら?」
頭を抱えて奏さんが煙を噴き出しかけてる、ついでに翼さんも頭にヒヨコが舞ってるように見える。
あ、これ此処にいる装者殆どダメな奴じゃない・・・?
「私達の扱う錬金術とは違うという事かしら?」
「うんにゃ? 大元の【等価交換】と言う大原則は全く変わらないよ。
ただ違うのは、モノを媒介にすることが出来るかどうか、錬金術ならモノを媒介に力を行使できるけど、魔術は全くの別、自然界に溢れる空気の素や、火の気を扱い転換、膨張させたり細くして鋭くしたり、扱う人によってそれはマチマチだよ。
ついてこれているかしら・・・?」
そこまで聞いてキャロルから質問が飛んできた・・・まぁ、彼女の言う事も言いたい事もわかるけどね。
「一つ聞いていいか? それだと【アリストテレス】の錬金術のソレと何ら変わりがないのではないか?
それであれば、
「確かに、私が言っている事に対してはキャロルさんのいつもしている錬金術と何ら変わらない・・・ただ変換するものが違うの・・・オーラとか霊力とかで言えばいいのかな? わたし達の世界では魔力と言うのが精通しているから、そう呼べばいいのだけど―」
それに関しては、恐らく情報に流通している人達ならマジック程度の物を知っているぐらいだろう・・・
ただ、今はマリスさんが影の中に無数の氷の粒をあっちこっちに飛ばして遊びながら話している現状、錬金術とは違う、と言う証明をしながら話している。
「まて、それなら
「待ちなさい! 人の話は最後まで聞いて・・・
魔術は万能だと言う人もいるけど、それは全ての魔術に精通して行える万能人間でも居ればの話よ。
実際そんなことが出来るのは、何千年かに一度できる人間がいればいい方よ・・・
まぁ、出来たとしても、器用貧乏で万能に強い人間になれはしない、それが人間であり、魔術よ。
錬金術師の様に、賢者の石を作り出し巨万の富を築くなんてことを目的に出来る術じゃないの、魔術は。」
そこで僕は一つ補足する、僕達の世界にある一つの掟について―
「それに、僕達の世界の魔法、魔術はそのどれもが強いものはあるけど、人の傷を癒したり、死者を蘇らせるような魔術は存在していない。
僕もいくつか試したり試行錯誤したけど、幾歳過ごせど成功することは無かった・・・
それでも、一つだけ、回復手段としては少し雑だけどあるには・・・ある」
「ん? 身体の治癒促進は錬金術でも可能なことだが・・・お前たちの世界のソレは何か問題があるのか?」
「ん~、翔希くん、少し本題からズレたから元の話に戻そうか。
その魔術・・・ううん、分かりやすく魔法と言っておこうか、それについては現状関係ないしね。
とにかく、私たちはそっちの方向に特化した能力者だと思えばいいよ。
現に、この場でそういう魔法を扱えるのは私だけだし」
「なるほどな・・・だがそれとお前たちの言った次元断裂と何が関係あるんだ?」
「う~ん、司令さん達って、並行世界については響さんから聞いたかな・・・?」
「ん、ああ、こちらの立花 響君とは違うと言っていたのは聞いた、もう一つの別の世界の彼女だとは先日話を聞いていたからな・・・それに、了子君もそれについては、その並行世界にまつわる聖遺物があると言っていた」
「・・・じゃあもう出していいかな、マリス、取り敢えず、アレを持ってくるよ」
ん、と返事を返した彼女を背に、ある聖遺物をケースに入れて持っていくことにした、リューシェさん曰く、元来あるソレよりは小さいからブレが大きいらしい・・・あくまで転移時の話だが。
その間、この世界と他世界の変遷とか響さんの世界の話とかいろいろして貰っていた・・・で
「これが響さん達の並行世界の転移装置・・・こっちは僕たちでも扱える転移装置で、こっちは―」
「並行世界の・・・この世界でのギャラルホルンの断片、響さん達の世界のは完全聖遺物だったけど、こっちのはその半分くらいしか見つからなかったから、まぁ国家申請してないから見つかったら完全にアウトな話~」
「!? いや、ちょっと待て、了子君はこれがこの場所にあることを―」
「知ってたらもっとしっかり管理していたわよ。
でも、彼らはこれが起動したときの波形を完全にジャミングしていたらしくて、私にも見つけられなかった・・・まさかこんな間近にあるとは思わなかったけど・・・」
「とは言っても、たいして効果も現状確認はそこまで取れてないけれど、あちらの響さんがこちらに来れている以上、次元障壁、および時間差障壁も突破していると考えても問題はないかな?」
「いやいや、そこに問題があるから一定期間毎にしか転移出来ない問題が発生してるんだよ!
いい加減そこの所も調整しないといけないって、前言ってたよね翔季く~ん!」
そう言って、ウ~っと唸り声を上げる人型の白猫・・・の頭の上に項垂れるような体制で返事をした別の猫がいた。
「やっぱりそういう感じのほうが言いやすいのかな? リューシェさん」
「メインの身体をマリスちゃんが扱っている以上、わたしは他の猫の身体を使って会話するしかないんだよ~、ま、これでも話せるのは猫人としての特権かな~?」
なんか大分話が脱線しちゃったし、そろそろ次元断裂、及びこれからの話にしようか―
「あはは、まぁそれは置いておくとして、恐らくだけど、次元断裂の現象が起きてる主な原因の一つにセレナさんがこの原因の一端を担っているかもしれないし―」
「待て、それなら
現に装者達に一番に接触した上、パヴァリアとの関係を断ちつつ、アイツらの内情を把握しながらお前たちに情報提供をしている、その上セレナやクリスに錬金術を教えて、聖遺物を分け与えたんだ。
これ以上にも異変を起こす可能性があるとすれば・・・それ自体はきっと―」
「キャロルさんの動きはあくまで最低限で済んでいます。
むしろアダムさん側に被害を出せているのでそっちの方でこちらは大分楽になってますよ・・・
サンジェルマンさんから色々聞かせて貰いましたし、あと数年しない内に恐らく瓦解しますよ、あの結社」
それは多分事実であり、数年後、と言うのは正史の記録で書かれている事象が起きるであろうことの予見。
ただ、この世界がパラレルワールドであることを知っている身からすれば、それは誰かが止めたという形ではなく、社会として崩壊するというものの想定、と考えていた。
その実、今の結社の貯蓄量は前(セレナ達に出会う前)の半分行かないぐらいまで減り続けていた。
それを深刻に見た幹部三人がアダムの無駄浪費を削ろうと躍起になった結果、アダム派と三幹部派で別れ、それぞれが結社をなんとか保たせようと躍起に・・・成ってるらしい。
ただ、アダム派は存続を、三幹部派は一度取り壊して再建を図ろうとしているらしい。
まぁ、それ自体はこちらには関係のない話だが、あの人たちも一応はネフィリムを警戒していると聞いている、それに何人かは犠牲になっているらしい。
最近では人も飲み込む光景を撮られている現場が多々あるらしく、その現場をサンジェルマンさん達が取り抑え、被害の拡大を防いでいるらしい。
まぁ、錬金術の結社なせいか、聖遺物をそれなりの量扱ってるのが災いしてネフィリムにとっては良い餌処みたいな感じになっているのが現状、という報告が来ていた。
だから、セレナさんの逃げ出した時点から今までどれだけの聖遺物、及びそれに付随する【何か】をどれだけ喰らったかは一応に三幹部の人達が一応は確認している・・・が、欠片だけでも三桁は超える上、施設でも2、30は超える程被害が出ている。
これらから考えると、この六年間でネフィリムが襲った施設は一年に4か5施設程襲っているのが分かる。
それはある意味では消化量が少なくて済んでいるともいえる現状、だがそれだけ聖遺物施設、及び錬金術師の施設が追いやられているのはやはり見過ごせない、だが・・・
「わたし達の所に居たネフィリムなんか比べ物にならない程強くなってますよね・・・これ。
だとしたら、宝物庫に入れ込んで自爆させるのも難しい気がしますよ・・・」
「? 響君、君はこの怪物と戦った事があるのか?」
「あ、はい、わたし達の世界で一年ほど前ですね。
その時の事件が、えっと、フロンティア事変・・・だったかな?
ウェル博士が暴走して月を落とそうとした所を、マリアさんとナスターシャ教授に助けて貰ったんです。」
それに対してセレナさんが一言出そうとした、先程と違い、少し落ち着いた感じ、それでも敵意は抜けていない。
「・・・ねぇ、いま、マリア姉さんと、マムの事を言ったの・・・?」
「え、う、うん、そうだけど―っ!?」
「生きてるの! 姉さんも! マムも!」
急に響さんの胸座を掴み叫ぶように問いかけるセレナさん、このままじゃ―
「っくぅ、お、落ち着いて・・・セレナちゃん・・・
マリアさんは・・・わたし達の世界の方は無事・・・だけど、ナスターシャ教授は、月を元の軌道に戻すために、犠牲に・・・」
「・・・・・・そう・・・なのね・・・そっちの私は・・・?」
「マリアさんが言うには、ネフィリムを止める為の絶唱で、亡くなったって・・・」
そこまで言われて手を放す、一応でも前の方で手錠留めしたのはダメだったのかもしれないけど、僕達は一応でも彼女の意見を尊重するため、仕方ない配慮だとは思っている。
意気消沈したかのように席に付き項垂れるセレナさん、それを励ますかのように近くに寄り添うクリスさんは、セレナさんの背中をさすって落ち着かせるように隣に居座るようにしていた。
その表情には、まるでその人以外が映って居ないかのようで・・・少し不気味なようで・・・
でも、今はこのネフィリムの事件をどうにかしないと、僕たちの未来はないといっても過言じゃないといえる。
事実、この存在の影響は地球規模だけではなく、ある意味では宇宙規模の話にまでなりえないほど・・・
故にその影響で次元断裂を引き起こし、他世界にも影響を与えかねないのは明白で―
「それでは、これからはノイズの脅威を打ち払いつつ、対ネフィリムの対策を練りながら今後を見据えていく必要があるな」
それに―と続く言葉は別の着信音で却下されてしまった
この着信音は―――
「すみません弦さん、映像出力、出します」
一先ず辺りを暗くし、シアターモードである壁面に映像出力する、これをする相手は決まって二人ほどしかいない、一人は前、キャロルさんが話した一人、それと―
「翔季君、まさかと思うが―」
「覚悟はしておいたほうが良いかと・・・映像出ます」
恐らくではあるがこの場にいるもの全員が会いたくないであろう相手・・・そう、相手は風鳴の総本山に居る風鳴の翁・・・そう
『やっと繋げおったか、遅い!』
「遅れて申し訳ありません、風鳴訃堂様・・・
ですが、ただいま彼女たちの事で尽力しているところで―」
『分かっておる! そんな堅苦しい報告を聞きたいわけではない!』
・・・あ~、リューシェさんに代わってほしいこれ・・・
頑固爺なんだもんな・・・流石に弦さんも緒川さんも伏せてみないようにしてる・・・
前の時は通信での伝達だけだったけど、今回は映像による通達・・・恐らくだけどセレナさんたちの事だろうけど・・・
通話前にセレナさんの枷を外して正解だったのは言うまでもなく・・・何せ、このおきな様・・・
「親父・・・いつも言いたいことがあるが、流石に言わせてくれ」
『なんだ弦、言いたいことがあるなら―』
被るようにリューシェさんが言走った、あれ、リューシェさんこの人のアレ知ってるはず―
「いやーここまでハラスメントを公にして本人よく堂々とできるもんだよね~、いや~天晴なもんだよ~
いや~あれだよ? ほかの人の趣味にとやかく言うつもりはこれっぽっちもないよ?
だけど、真面目な会議のたびにアレを見させられるこっちの身にもなってほしいな~とか見るたび思うんだね~ ・・・なんで親子そろって趣味キョむグググゥ」
「リューシェさん! それ以上はだめだ! 翼さんに余計なダメージを与えかねないから!
それに八紘さんから色々仰せつかってるからそれ以上の突込みは禁止だから!
ほら、オペレータの人たちも見ないようにしてやってるから! ね?
・・・まぁ、今回助けた二人が彼のストライクゾーンにガチで入ってるのはわかるけど・・・」
・・・あれ?周りの視線が痛い・・・なんだろう?
僕、何か言っちゃいけないこと言ったかな・・・あれ? セレナさん?何かな?
なんか痛い視線を向けてきたけど、なんでもなく会話を始めてた
「・・・あなたがあの軍隊を引かせた風鳴の者で、間違ってないのよね?」
『おお、そうだ、そちらが、報告にあったセレナ・カデンツァヴナ・イヴで間違いないか?
それと、そこの銀の髪の少女が、雪音クリスで間違ってないであろう?』
「えぇ、お初にお目にかかるわね
其の通り、私がセレナ・カデンツァヴナ・イヴよ、初めまして、でいいのかしら? 風鳴訃堂?」
「えと・・・雪音・・・クリス、です・・・」
『うむ、二人ともよく無事に生きていてくれたものd―』
「何だこのクソジジィ?」
キャロルさーん!!! お願いだから口出さないで! それに貴女も知ってますよねー!
「えと、日本の国守でトップの風鳴機関の首相で、御年100を超え・・・超えてる?
あ、そこはいいや、取り敢えずこの国を今も守り続けてる風鳴機関の創始者にして、わたし達の所属している機関の創設者であり管理人・・・? の、取り敢えず偉い人らしいよ?」
「ふん、歳で引退した腑抜けじゃないのか?
それにそれだけ生きているのなら錬金術で延命出来ることも知っていたとも思えるのだがな・・・?」
「多分手を出してると思うけど、やっぱり日本大好きお爺ちゃんだから他国の道具を扱いたくないんじゃ・・・あ、でも銃は外国のだから何もかも日本の物にしようとしたら時代錯誤になっちゃうかー。」
「だったら外交を開いてとっとと自分の未来を考えるべきだったんじゃないか?
全く、祖国のためだとか何とか言って動かなかったお爺さんはやっぱり頭が固いだけの意固地じゃないか?
いや、問題児なだけか?」
「あはは~キャロルちゃん自分だけ何百年生きてるからって問題児って言いすぎだよ~
むしろ問題爺だよ~」
・・・・・・あ~もう滅茶苦茶だよ・・・どうすんのこれ、え、僕に丸投げする気ですか弦さん・・・
あ、緒川さん達もういないし!
え、えっと確か報告があって連絡してきたんだよ・・・ね、え、あれ?
訃堂さ~ん、しょんぼりしないで、いつもの覇気は何処に?
え、あ、ちょっと切ろうとしないで、こっちも伝えたいことあるから!
何?後で連絡する・・・? いやこっちじゃなくて弦十郎さんに連絡を・・・え、出来ない? 嘘ですよね?
ロックされた? なんで!? え、総司令の役割有ったんじゃ?
え、それも八紘さんに取られた役職? え、今の訃堂さんって何の役回り持ってるの・・・?
アー! ちょっと待って、なんか店にいた人たち軒並み仕事に戻ったし、響さん苦笑いしながら逃げようとしないで! というか何でお昼時にかけてきたんですか!
え、ゆっくり話せる時間って言ったらお昼時で、家には猫がたくさんいるから見たかった・・・だけ?
いやいや、あ、でも分からないでもないですけど、それとまともな仕事の話をごっちゃにしないで下さいって・・・え、翼さんにもう少しあれば・・・って何言ってるんですか、貴方が産ませた子供でしょうが!
・・・え~っと? 僕みたいに一夫多妻で幸せを築きたかった・・・?
いや何の話!? 今のこれと全く関係ありませんよね!
本当に何の話がしたかったんですか! 普通でしたら世間話もしないような間柄なのに―
それでも僕とは仲良しくしておきたい・・・? 一夫多妻の間柄で・・・?
あの~僕はそういうんじゃないので勘弁してください、というより貴方とこうやって話せるの僕ぐらいですよ? なんで自分の息子や娘に対して敬語使わせるのに僕は軽口でいい何て・・・
・・・一番相談に乗ってくれそうだったから・・・? あ~はい、よく分かります。
それでよく内密のメール寄越してくれるんですね。
あ、また後でしっかりとした話しさせてください、取り敢えず夜までは僕もフリーなので。
それまでは何とかしておく・・・いえほんとにしっかりしてくださいよ、それでも実力で僕に勝ったお人ですか・・・
あれはマグレ? いやいや、謙遜しすぎですよ・・・え、僕が謙遜しすぎ?
これは元からですよ、僕は誰の上に立つつもりも・・・あ~このままだと、夜まで話しそうになるね・・・
え、これから酒飲みにですか・・・?
いや、平日の昼間から何誘おうとしてるんですか!
休日なら喜んでいきますが・・・あ、はい、日取りを決めて伺いますね。
・・・・・・あれ、僕の心労が増えてってるような・・・
ネフィリムの話からどうしてこうなった?
あれ、そもそも訃堂さんも似たような話をする予定だったんだよね・・・ね?
ん?セレナさん、何かな?
「・・・・・・・変態・・・・・・」
いや、だからそれ僕じゃないって―
え、クリスさんも何―
「女の敵・・・・・・」
だから違うって! ってリューシェさん! 笑ってないで手伝ってよ!
あ~今日は完全に厄日だ・・・訃堂、許すまじ・・・いや、でも許すけどね。
それじゃ、もう少し頑張りますか~・・・はぁ、猫枕に癒されたい・・・
「猫を頭で潰しちゃだめだよ?」
「しないよ! っていうか僕の扱い酷くない!?」
「酷くない・・・寧ろ普通・・・」
「ま、あんな奴に守ってもらったなんて思うと反吐が出るけど、あんたはマシだからいいわ」
ありがとうって、一応言っておくよ・・・正直身体が精神的に痛くなってるけど・・・
まぁ、次の事は、後で考えることにして―
「セレナさん達の住む場所について聞いてる? リューシェ?」
「しらな~い、後で弦十郎にでも聞いたら?」
・・・そうしよ、まだ一時過ぎた辺りだけど、ドッと疲れた・・・夕暮れからののカフェを頑張りますか~
―そういえば、キャロルさんから月遺跡の装置について聞くの忘れてたな・・・
後で聞けばいいか、今は疲れた・・・
―――青年は考えるのをやめ、少女たちは猫と遊ぶ―――
風鳴の翁と言う者ありけりとか何とか―
はい、いつも苛めたいと考えていた風鳴の翁さんです。
出来れば女の子が、が興じて二次元趣味を発してしまったヤバイ爺さんに仕上がった。
・・・尚実力は相当あります、其処は変える気はない―
F.I.Sについては出そうと思ったけど、思った以上に長くなりそうだし、フィーネってそこまで頻繁にF.I.Sに居なかった気がするのでそんな感じで・・・
まぁ、それでもセレナちゃんは彼女を恨みますがね~
と言う訳で、フィーネはネフィリムを潰すまでの協力者関係で味方にします。
・・・完全聖遺物どうしよ・・・ツヴァイウィングのライブ前だよ・・・
感想あればどうぞ・・・モチベあげてカキコしたい・・・!?
それでは―
現状いまの文字数で良い? (七千~一万程
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そのままのペースで?
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もう少し減らして
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読み足りない?