・・・時間経過ゆっくりすぎない・・・? 三十話までに例のライブ行けるのかなこれ・・・無理か?
いやそこは何とかしよう、うん。
・・・・・・そう言えば、Appleって楽曲コード本当に無いんですね・・・
普通に有るかと思ってたよ・・・おかしいねぇ。
・・・では?
こんにちは、クリス・カデンツァヴナ・イヴ・ユキネです。
前の話では私たちは出てないという事になりましたが、リアル側の姉様は結構大変だったんですよ?
あ、若干違うような話もありますが、私達は元気です、はい、建物が少し無事じゃないですが・・・
と言うのも、姉様が眠りに落ちてから初めに起きた変化が発熱、それから藻掻く様にわめき出して、えっと、最初は一人で何とかなったんですが、結構大きな音が出てしまってですね、はい、友里さん達に心配されました。
何が起きたかって言うと、ですね、お姉様の周りに黒い大樹の様な枝木が大量に現れて、お姉様を覆いつくして、妨害しようとした私を的確に迎撃して来てたんです。
とはいえ、それも五分足らずで終わりましたが、あとで友里さん含め二課の皆には色々言われそうだけど、今はそれはどうでもよくて!
「お姉様、大丈夫ですか?」
「クリス・・・よね、えぇ、大丈夫、ごめんなさい、大分迷惑かけたみたいね」
「うぅん、お姉様からくる迷惑なんて大したことありません!
それに言ったじゃないですか! 私はお姉様と共にあるって・・・ひょっとして、傍に居ちゃ、ダメですか?」
「そんな事は言わない! 絶対、言わないから、だからクリス、私と一緒に居て」
はい、お姉様!
あれから数分だけでしたが、まぁ、こっちは大丈夫、だと思います、幸い被害は無かったですから。
後ろで友里さん達が色々話したそうにしてるけど、知りません! 私には、お姉様が居ればいい、でも、お姉様が私のせいで泣いてしまうのなら、私は・・・
・・・優男まで来たみたい、話す事は結構あるとは思うけど・・・
「ごめん友里さん、僕の報告忘れで迷惑かけたみたいで」
「いえ、こちらも注意が行き届いて無かったから、お互い様よ、それに今回のノイズの件もこの子達のお陰で片付いた訳だし」
「あたし達が行動制限受けててギアを持ってなかったからホントにヤバかったんだよな~
いやマジで助かったよ、ありがとな、二人とも」
「・・・お礼を言われる事じゃ、ううん、そんな事でお礼なんて言わないで。
私には、言われる資格なんて・・・」
「だが、セレナのお陰で沢山の人が助かったのも事実だ、だからお礼位受け取った方が良いぞ」
「やめて、本当に、お人好しが過ぎる・・・そういうの、大嫌いなの、善意が、痛いのよ、私にとっては」
「・・・お姉様のしていることは人としての事です。
ですが私たちのしたい事は、人ではない、ましてや兵器の為す事・・・お分かりですよね」
そこまで言って、皆して黙る・・・分かって居たけど、お人好しなだけじゃ、人生何もよくなりはしない。
変える努力が、この世界からあんな物を無くす為の力が、私達には欲しい・・・だから
「お姉様、明日にでも、二課に向かってみませんか?」
「えっ? な、何で!」
「確か、二課の聖遺物にはデュランダルと言う聖遺物がある筈ですよね?」
「え、あ、えぇ、確かに、そうだけど・・・でもあれは―」
「はぁ、分かった・・・これ以上多国間をウロウロ回るのはやめ・・・後でキャロルさんも呼んで話し合いましょうか」
「うし、じゃあとっとと買い物済ませて明日に備えるか、動けるか? セレナ」
「休みすぎたくらいよ、大丈夫、動けるわ・・・けど、大分迷惑かけちゃったと思うのだけど・・・
周りも結構壊してしまったみたいだし」
「それなら問題は無いわ、一応こちらで修理の手配はしておくから・・・って翔希くん?」
あれ、翔希さん・・・? 木目や壊れた家具に触れて何を?
「これぐらいなら、何とかなると思う、ただ、僕の奥さんに来てもらわないと難しい所が出てるのも事実だけど、使えるようになるぐらいには治せるから問題は無いよ」
「翔希くん、また何かするつもりで・・・?」
「何かって、まぁ、迷惑かけたし、やってあげるのは普通な事だと思うけどね・・・さて、僕はここいらを片付けたらそっちに合流するよ。」
彼女達にも色々訳を話して分かってもらえたし、こっちは問題無いから。
言っては破片とかをかき集めて掃除し始めてる・・・でも、良いのかな?
「僕たちの事をそこまで信用してほしいとは言えないよ
でも、君たちの瞳に映る世界を、どうか信じて欲しい」
「・・・それは、どういう意味で言っているの・・・」
「君たちはこの国を見て回っていたはずだ。
そして、誰も君達に優しくしていない筈が無い、それを知っている筈・・・
現に、キミに殺された人達は・・・抵抗した後がまるでなかった、いや、有った人も居たが、それも少数だったよ。
分かって居るよね、この国は、最悪ばかりが蔓延っている場所じゃないって事、こうやって話しあえるんだから―」
―君達は、もう休んで良いんだよ―
そんな些細な言葉、だけど、その言葉は・・・
「休めると思うな! そんなフザケタことを言うな! 何もわからぬ愚か者共が!!!」
一喝、その叫び声にも近い音は周りを震わせ、更に黒い瘴気を溢れさせるには十分な理由でもあった。
うん、分かってるよ、お姉様・・・だから―
「そちらは、知らないんです、いえ、話してない以上分かることも無いでしょうし、分かられたいとも思いません。
だから、放っておいてください・・・私達は、自分のやりたい事をしているだけなのですから―」
「だからって、放っておけねぇよ! それだけ強いのは分かってる、けど! けどっ!」
「奏・・・うん、私も奏に賛成だ、二人ともは一応ではあるが二課で請け負わせて貰っている以上、私達も無関係とはいえないんだ、だから―」
あぁ・・・だから、その優しさは―
「要らないって、言ってる・・・どうして、何でそんなに優しく出来るの?」
「何でか、か・・・昔、あたしもセレナみたいに荒れてた事はあったけど、な、けど、分かったんだよ、アタシの本当にしたい事が、だからきっとセレナにも―」
「傷に障る・・・だから、これ以上は・・・」
「・・・うん、そう、だね。
二人とも、これ以上の対話は要らないと思うよ、けど、二人とも、これを受け取っておいてくれるかな?」
手には二枚のチケットが握られていて、それが意味する事は、つまり・・・
「私達に来いって言う事? この二人のライブに?」
「うん、君達には知ってもらいたいんだ。 歌は、呪う為の物だけじゃない事を、誰かを幸せにできるんだってことを、ね?」
「ん? なぁ、翔希のアニキ、それってまだ抽選中のチケットじゃなかったか?」
書いてあるのは来年初めのライブ、総動員数数万を超える程の大型会場で、一般でも一席2万超えは下らないとか言われてたような・・・
何でそんなチケットを?
「抽選中ではあるけど、チケットは事前に出来てるからね?
後は彼女たちに渡した席を当たらないようにすればいいだけだしね、後は簡単な事だよ、緒川さんも了承してくれたし、それに、聞いてほしいんだよね、奏さん」
「はぁ、まぁ、な 折角だし此処の子にも一緒に来てもらえばいいんじゃないか?」
「あ~、そっちは当たってもらわないと、ね、流石に何でも優遇するわけにはいかないし、ね?」
「面倒増やすわね、あなた」
「申し訳ないとだけ言っておくよ、友里さん・・・っと、ある程度の補修は完了したよ」
「相変わらず早いわね」
「まぁ、ほぼ趣味みたいな感じですからね、DIYは。
さて、じゃあ今日の本来の目的をやって行こうか、ね?」
「ん、あ、あぁ、迷惑かけちまったけど、まぁ、待ってたお陰で、店も再開したみたいだし、行くか」
「えぇ、さ、二人とも、行きましょ?」
「(なんでか踊らされてる気がするのは何故でしょうか・・・
気のせい、であれば良いのですが・・・)」
「クリス、今は・・・」
「はい、問題無いです、お姉様、行きましょうか」
「えぇ」
―――――――――――――
その後だけど、紫葉月さん達と何やかんや話しあったり、お昼をご馳走になってしまって、まぁ、何だかんだ話しあったりしてたら、時間があっという間に過ぎてしまっていて・・・結局買い出しが終わった頃にはもう日が暮れていた。
あれだけ激しく振っていた雨ももう止んで空には綺麗な夜空が照らし出されていて、地上はそれに呼応するように様々な明かりが照らし出されて行って・・・少し、喧噪に酔う。
家についた時にはもう八時を過ぎていた、気付いたら家の中には私たちの食事が用意されていて、【電子レンジであっためて食べてね!(^^)!】と、妙な顔文字と共に二人分の食事とボトルジュースが置かれていた。
・・・あいつはどれだけ私達の生活を監視するつもりなのか・・・結局、私たちの元の住処に向かう事は出来なかった・・・
まぁ、時間だけはあると思えばいいのかもしれないけれど、それでも、こんな事をしている間にネフィリムがどれだけ強くなっているか分からない・・・だからこそ、私達は、まだ強くならないと。
今は、明日の事でも考えればいいか、そういえば、この着る奴はタンスに入れておけばって言っていたけど、確か部屋に衣装掛けがあったはず・・・あ、クリス、お願いできる?
うん、一緒に纏めてしまうとサイズが合わない問題があるから別にしないとね、後の事は、私たちの用事を終わらせてからにしましょうか、明日は速いから、食べ終わって片付けたら早いとこ寝てしまいましょうか?
・・・クリス?何?
「お姉様、少し、円くなりましたか・・・?」
「・・・悪気で言ってる訳じゃないでしょ?」
「あっ! すいません、あの」
「分かってる、性格がって事でしょ・・・
寝てる時にね、もう一人の私と出会ったの」
その時にね、教えてくれたの、姉さんの大切な思い出と・・・あの頃大切にして仕舞っていた歌の事を、ね、眠る時に聞かせてあげる、あの頃の、優しい歌を・・・
「はい、お姉様」
クリスは優しい微笑みを向けてくれる、うん、だからかな、貴女と一生を共にしたいと思ったのは・・・
そう、だから・・・
「(あんなものを作り出した過去の人類も、そして今に生きる残虐なモノたちを、そしてそれに連なるフィーネも一生を懸けてでも許す気はない、だから)
アンタも命を懸けて貰うわよ、フィーネ」
誰にともなく呟く言葉は何処かに響き、そして消えていく。
私は、もう、昔の無邪気で優しい誰かには成れない、ううん、もうそんな時期は遥かに遠く過ぎ去ってしまった、だから、これからは、紡がせて貰うよ、私の、私たちだけの物語を―――
今は、ただ、穏やかなこの時を、謳歌しましょう、ねぇ、クリス・・・
―――――――――――
・・・翌日・・・
私達は昨日言った通り特異災害対策本部の、入口でもあるリディアン音楽院の前に居た。
と言うのも、だ、私達は入る許可は貰ってはいるが認証用の道具を持っていないので今は手持ち無沙汰の待ちぼうけ状態である。
只今の時間は六時半を少し過ぎた辺りだろう・・・多分だけど、二課の人はこちらがここに居る事を分かって居るとは思うのだけど、迎えが来ない上、こちらから向こうに連絡する手段が無い、と言う事で待つしかなく・・・と思っていたら、誰かがこっちに走って来るのが見えた。
あれは、確か二課のオペレーターの・・・誰だったかしら?
名前は、思い出せないわね、茶髪の撥ねっ毛が特徴で、何だか幸薄そうで影も薄そうな・・・まぁ、迎えに来てくれているならだれでもいいわね。
彼がこんな時間に来なくてもって言っていたけど、私達には時間が惜しいの、早くして・・・と言ったら渋々ながら私達を二課に案内してくれた。
今はまだ人があまりいないそうで、彼はここで徹夜していたらしいのが分かった、のは良いのだけど。
「ちょっ!? 藤尭君!? 何でその二人をこっちに連れてくるのよ!」
「・・・フィーネ、居たの、てっきり出禁かと思ってた」
「了子さん、一応協力者なんですからその言い方は無いんじゃ・・・
あ、でも今ここで二人が本気でやって来たら俺達じゃヤバいっすよね、すいません」
「あ、いや~そう言う事じゃないんだけどね~・・・ごほん。
えっと、はろ~、わたしがかの有名な科学者の 櫻井 了子 よ? 改めてよろしくね? セレナちゃん、クリスちゃん?」
「・・・・・・人攫いが何言ってんの、このクズが・・・」
「ね、姉様、今はそんな敵意むき出しにしないでも・・・」
「えっと、昨日司令から本部に来るって聞いていたけど・・・こんなに早く来るとは思わなかったし何も準備してないんだよなぁ・・・了子さん、何かいい案ある?」
「あ”~・・・聖遺物が目的なんでしょうけど、今は私も近付けないから何も出来ないの、ごめんね~
それでアレなんだけど、少し昔話でもしましょうか」
「・・・昔 「ばなし?」 ?」
「そ! 私がフィーネであることを知ってる二人なら、私がどういう存在か分かって居るでしょ?」
「・・・・・・えっと、リィンカーネーションシステムで無限転生を繰り返す不死の存在って聞きましたけど」
「それでどれだけの犠牲者が出たか・・・聞くに堪えないのだけど、言いたいなら好きにして、私は勝手にさせて貰うから」
「ま、まぁそんな事を言いたいわけじゃないのだけど~、そうね~ 私の初恋の話とか「却下!!!」 え~、じゃあ別の色恋話でも―」
「そんな与太話を聞きに来たわけじゃない! これ以上ふざけるのなら―「姉様! 待って!」・・・クリス?」
「・・・司令さん達が来るまでは時間があります、それにキャロルさん達がこちらに来るにもまだ早いですから、フィーネの話を聞くだけ聞いても、損は無いと思います」
「はぁ~、分かった、聞くだけね」
「助かるわぁ~、あなた達に背を向けたまま研究なんて刺されそうで怖かったもの、聞く気になってくれて良かったわ」
「じゃあ俺はコーヒーでも入れてきますね」
「あ、藤尭さん、ホットミルク有りますか?」
「ん、えっとクリスさんはホットミルクで、セレナさんは―」
「悪いけど、クリスと同じのをお願いできる?」
「あ、はい、ちゃっと行ってきますね」
藤尭が扉を抜けて行ったのを確認し、改めてフィーネを、いえ、この時は【櫻井 了子】だったわね、彼女を見てみる、怪しさの際立つ笑みに不思議な感覚に刈られそうになる気はするが、所詮は気のせい、だと思う、現に今の彼女は、あの時出会ったフィーネの持つ覇気と言うモノがまるっきり感じられないのだ。
とはいえ、油断する気も気を抜くつもりも無い訳だけど、それに協力関係を結ぶとは言ったものの、本来相容れたくない相手で、私たちの恨むべき、憎むべき災厄の原種、古来から神との交信を生業とする巫女の末裔、いえ、その存在そのものと言えばいいのかしら?
そんな何年生きているかもわからない彼女、だけど・・・
「さて・・・あの時挨拶がしっかりできて無かったわね、フィーネ・・・お久しぶり、と言っておきましょうか?
セレナ・カデンツァヴナ・イヴ・・・あなたが連れ去った孤児の姉妹の妹と言えば、分かってもらえるかしら?」
「あぁ、あの後、アガートラームの装者が見つかった報告でお前の事は知っている・・・
だが、ネフィリムの暴走報告の後を私は知らない、全滅したという報告だったが?」
「ははっ、まぁ、そうよね・・・私もなんで生きているのか不思議よ。
でも、生かしてくれた人に報いなければ、やってられなかった・・・正直言えば、今の人格になったのは、私が一人っきりになってしまった時からだったもの」
「詳しくは後で聞くことにしよう・・・だが、私は謝る気は――「謝って欲しいなんて言わない」・・・」
「色々な子に、大切な思い出も無かった訳じゃない、確かに施設に居たときは辛い事が多かった、けどそれだけじゃないのは本当、そこだけは感謝してる、親が居なくなった私達を生かしてくれた事には、ね。
だけど、それとこれは別問題よ、あの怪物を渡した時点でアンタも同罪なのだから」
「生憎だが、私も全ての聖遺物を管理できているわけでは無い、正直言えばネフィリムに関しては知ってはいたがあれは米国の独断だ、とは言え、その存在を知っていて無視してしまった私の落ち度でもあるが。
正直に聞く、何があった?」
「・・・・・・弦十郎たちが来たら話す、どうしなくても、あの施設の記録はほぼ残ってないでしょうし、ここに居る人達には色々聞いてから判断してほしい、協力するのか、私達を捕えるのか」
そこまで言い切って、お互いに押し黙る、フィーネの金色の瞳が閉じ、溜息一つ、そうして一つ映像出力する。
これは、デュランダル・・・? それと。
「今ここにある主な聖遺物はこの二つ、一つはそっちも言っていた サクリストD【デュランダル】、それともう一つが―」
「ネフシュタンの鎧・・・ですか?」
「よく調べているわね、えぇ、その通りだ。
だがどちらもまだ未起動、後は歌の力で何とか起動できればだが・・・」
「・・・ねぇ、フィーネ、もう一ついいかしら?」
「あぁ、どうしなくても私はそっちに抵抗できないからな、応えられるものなら答えよう」
「言ったわね、じゃあ聞くけど、ノイズ支配兵器、【ソロモンの鍵杖】と言うモノが日本に入り込んでいるって聞いたのだけど、あるのかしら?」
「っ!? なぜその情報を?」
「・・・やっぱりあるんだ、人を蹂躙するための兵器・・・」
「・・・・・・お前と初めて会った時はここまでやる奴だとは思わなかった・・・なんだ、あの時からお前はなりを潜めていたのか?」
「・・・? そんな事が出来ていたなら、ネフィリムにあそこまでの事はさせていなかった。
でもあれがアンタの差し金じゃないって分かった以上、アイツをぶっ潰す為に協力してもらうよ、フィーネ 勿論、否定なんかさせない」
「錬金術師共も関わっているのだろう? だとしたら、私は奴らの目の敵だ、それで協力体制が敷けるなら相当なものだが、出来るのか、お前に」
「出来る出来ないじゃない『やるんだ』 」
居ない所から声が唐突に響く、やっぱり来るのが早いですね・・・今の時間は、もう七時を過ぎましたか。
「すまない、来るのが遅れた」
「いえ、まだ皆さんも集まってませんので大丈夫です、キャロルさん、それと【サンジェルマン】さん」
「フィーネは居るのか、この場所に」
「サンジェルマン、今は協力する事って報告したはずでしょ、敵対するのは後・・・
正直、私も殴り飛ばしたいぐらいいら立ってるけど・・・?」
そこまで言って、後ろの扉が開く音が聞こえた、そう言えば藤尭が居たのよね、忘れてた
「お待たせって何か人増えてます?
えっと、そこの人は確か前に紹介してくれた・・・キャロルさんで・・・えと・・・」
「自己紹介は司令達が来てからにしましょ、詳しい話も、ね?」
「えっと、と、取り敢えず、紅茶取ってきます!」
やたら慌ただしく藤尭が去って行った・・・なんか申し訳ないことしたような・・・まぁ、気にしなくてもいいか
・・・? メール?
「ふぃ・・・了子、メールが来てない?」
「あら? 本当ね・・・えっと、食堂に集まっておいて、だって」
「誰ですか?」
「弦十郎君よ」
「あ、じゃあ藤尭さんもそっちに集まっておくように言っておきますね
・・・うん、他の人達も結構集まって来てるみたいですね」
それじゃ、食堂に移動しましょうか、と一言、全員そろって食堂まで・・・行くのだけど場所が分からないのでフィーネ・・・了子が先頭だ。
それにしても、やっぱりクリスは耳が良いわね・・・結構離れてると思うのだけど、これなら割と早い段階で話が出来そうね、もう誰か来たみたいね
「すまない、相当待たせてしまったみたいだな」
「そんな事無いわよ、彼女たちが早すぎただけよ、弦十郎君」
「それは別にいい、それよりとっとと話し合うぞ「ちょっと待ってくれ」 ・・・なんだ?」
「こちらでも纏めておきたい物があるんだ、悪いが少し待っていてもらえるか?」
「あまり遅らせるなよ」
「分かっているさ、すまないなキャロル君、と、そちらの方は?」
「お初にお目にかかる、錬金術師協会、パヴァリア光明結社の幹部を務めている、サンジェルマンだ」
「これは、ご丁寧にすまないな、俺は―」
「自己紹介の方は良い、どうしなくてもまだ時間はかかるだろ?
それよりも、今後の事を早急に話しあいたいからこうしてきたんだ、それに、向こうからの通信が来ていて敵わないからな、出来る事なら急いでくれ」
「あ、あぁ、そうだな、では少し待っていてくれ、施設にある物は自由に使ってくれて構わないからな」
・・・いつも思うのだけどお人好しが過ぎないかしら、まぁ、それ自体今に始まった事でもない、か。
緒川さんや友里さんまで揃って来たわね・・・けど、わざわざここに集まる理由って・・・
「朝早くて準備があまりできて無かったからよ、まぁ、今日来るのは分かって居たから資料諸々は纏めてあるのだけど、出来てなかったところが・・・って、コレはただの愚痴ね、ごめんなさい、すぐに準備するわ」
「手伝いましょうか? 友里さん」
「有難いけど、これぐらいなら私たちがやるから気にしなくても良いわよ、でもありがとうクリスちゃん」
そうこうして準備がどうのこうので、大型のモニタースクリーンまで取り出して・・・あれ?
もしかしてだけど・・・
「ねぇ、サンジェルマン、今日アダムが通話に参加するの・・・?」
「あ、あぁ、局長たっての希望だからな・・・本当は嫌だが、しなければしないで面倒でな、すまない」
「それと、もう一人今回の事で話してくれる人が居るらしいよ・・・まぁ、僕も前日会って来たばっかなんだけどね、あ、僕は仕事の方があるからこの後抜けるよ」
気付いたら翔希まで来てる、後は、装者の子達かしら?
「翼さん達は調整してから来ますから、その前には会議を始めちゃって大丈夫らしいです」
・・・そう、なら今は・・・
「ふみゅ・・・ゆっくり、して居ましょうか・・・お姉様・・・」
「ふふ、そうね、クリス」
さっきまで普通に起きてたはずなんだけど、やっぱりクリスは朝に弱いわね、でもそんなところが本当に可愛くって、その、うん
「相変わらずなのだな」「あぁ、相変わらずだ」
・・・視線の痛さは感じないけど、なんか生温い視線を感じる・・・まぁ、クリスの暖かさに比べたら何でもないのだけど。
さて・・・私たちの話し合い、はじめましょう?
・・・絶対に、潰してやるから、ネフィリムを・・・
―――――――――――――
現状いまの文字数で良い? (七千~一万程
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そのままのペースで?
-
もう少し減らして
-
読み足りない?