荒れたセレナと、臆病なクリス   作:蒼葉蒼輝

8 / 34
こっちの方がストーリー書きやすいとか思ってしまった。
因みに、弦十郎さんと会っているときの年齢はクリスが14、セレナが16ぐらいです。
あ、誕生日前なので13と15ですね、はい。
体の成長は聖遺物により明くる方向に向かいました
・・・そう考えるとセレナ十歳でそこらへん渡り歩いてたのか・・・
そりゃ精神コワレ・・・うん何でもない
では、


第三話

深淵―いえば確かに簡単に周りを表現できる言葉だ

私は・・・確かあの二人の男の前で気を失ったんだ・・・

だけど、ここは・・・今まで見たことのない深淵・・・

 

「一体・・・何が・・・?」

 

深淵の向こう側に小さな光が見える

それを追いかけて見ながら、この場所を見渡してみる

ある場所は真っ暗で、簡素な作りの部屋、またある場所は誰かが何かに繋がれている部屋

ここは―

 

「覚えてる? わたし」

 

光が徐々に集まってきて辺りを照らしたかと思うと、小さな少女の姿が見て取れた

今の自分よりそれなりに背が小さく、まだ成長途上な姿

背中まで伸ばした亜麻髪に赤い長そでの上着に、黄色いワンピースを着つけた少女が目の前にいた。

・・・そう、あれは―

 

「私・・・、いえ、貴女は、【純潔】と言った方が良いかしら?

ねぇ、わたし?」

 

目の前の少女・・・そう、現行世界であれば、彼女の亡くなった歳での姿がそこに顕現していた

 

「ここがどういう場所か、分かる?」

 

わたしの問いに私は素直に答える

 

「自分の精神世界とは・・・私も本当に壊れたものね」

 

しかしその言葉に少女は悲しそうな表情をし目を伏せ、首を横に振ってから告げてきた

 

「違う、違うよ! 【あなた】は壊れてない!

だって、大切なものを守ろうとした【あなた】は! 紛れもないわたしだったから!

 

自分に対して【あなた】か・・・どんだけ甘ちゃんなんだ、昔の私は。

 

「そう、じゃあ紛れも無い【貴女】なら、人を殺す術も、人を物としか見ない奴らを潰す事にも厭わない【私】も【貴女】なのかしらね?」

 

それに―

 

「この場所は、本来あるべき【わたし】と出会う場所だって言うなら、もう出会うべきじゃないわ【純潔】

貴女は貴女の要られる世界にいるべきよ」

 

成長している私と未成長のわたし、その隔壁は確かにとてつもない差があるかもしれない

ただ、それは身体の差も有るかもしれないが、心は―

 

「ネフィリムを封じて、姉さん達に後の世界を託す【わたし】が存在していないこの世界で

【わたし】が本当に【わたし】でいられなかった・・・それは分かってる。

だけど、ううん、だからこそ! 今度こそ信じて欲しいの! 誰かを、大人を!」

 

「っ!? 貴女・・・今、大人を信じろと、言ったのか・・・あのクズどもを・・・信じろって言うのか! 私も、クリスも殺そうとしたあの大人どもを!」

 

「あの人たちは違う! マムだって優しかった! どんな大人だって皆が皆そうじゃないって貴女だって分かって―」

 

「黙れ幻想! 所詮貴女はこの世界じゃ何の力にもならない幻でしかない!

だったら、何で辛かった時に出てきてくれなかったの! 貴女がいてくれたら、違う答えがあったかもしれないのに! 何で今更出てきて母親面するのよ!」

 

私は何もかも捨てる様に吐き捨てる、周りは私達がかつていた施設の広間が映し出されていた

・・・でも、それでも私は―

 

「恨む理由も、憎む理由もわかる、だけど、相手にだって理由が―」

 

「そんな甘ったれたモノで分かりあえると思うな!

私だって、最初はそんな幻想を見たよ・・・けど、大人どころか、まだ学生の奴らですらも私を、私達を玩具を見るような目で見ていた・・・そうだよ! あいつらにとって私達は所詮【道具】でしかなかった

ある奴は性欲の捌け口に! またあるやつは便利な道具に! 違う奴は殴りつけるだけのサンドバッグみたいにされたこともあった!

そんな奴らに何が聞ける! 何も言えやしない! 何も聞けやしない! ましてや聞いたところで【道具がしゃべるな】だ!

そんな奴らが、そんなものが所詮人間だ! それだったら・・・そんなんだったら・・・私は・・・最初から!」

 

ウマレテコナケレバ・・・そう言おうとした所、また違う場所飛ばされた

今度は色がはっきりついていた、でも、この記憶は・・・

 

「ねぇ、覚えてる? あの時マリア姉さんが言った言葉」

 

あの時? 一体いつの話?

ソレを思い起こそうとして、その場所に私たちの知る人達が集まって来た

皆で思い思いの話を語っている、その中で、ある詩が聞こえてきた・・・これは

 

「Apple・・・?」

 

「マリア姉さんはいつも大切にこの歌を歌っていたよね。

その声は優しくて、包み込んでくれるようなそんな歌・・・

もう、忘れちゃったのかな・・・って思って」

 

その後に、何か言葉を紡いでるマリア姉さん・・・

もう会えないのに、もうこんな歌を聞けないのに・・・なんで、なんで

 

「幸せそうな顔してるの・・・姉さん・・・」

 

「マリア姉さん、歌った後に決まってこう言うの」

 

貴女だけは、幸せに生きて・・・だって、セレナっていう名前は・・・

 

「穏やかな・・・夜・・・そして私のギアイメージが・・・」

 

「百合の花、夜の世界に凛と咲く、世界を明るく照らす白い花」

 

もう一人の【わたし】が、慈愛に満ちた表情でこっちを見てる

・・・ねぇ、わたし、本当に・・・私として生きていて・・・いいの?

 

「それをわたしは否定しないよ、だって、【あなた】は【貴女】であり、【私(わたし)】だから。

そ、それにね、なんか妹が出来たみたいで、嬉しいんだ・・・不謹慎、だよね、ごめん」

 

「・・・私が妹なんだ・・・そっちの方がちっこいのに」

 

ちっこいって言わないで! と、頬を膨らませて怒るもう一人のわたし

でも、そっか、と一息つくと、怒りでぎゅうぎゅうだった頭が不思議と晴れ渡っていた

そうしていると、周りの景色が白んできて、もう一人のわたしも薄くなり始めていた・・・

 

「えっ、待ってまだ話したいのに!」

 

「・・・今は、ここまでみたいだね・・・」

 

すっと、私の横を通り過ぎて歩いていく・・・何処かに向かうように

一瞬私は俯いた、けど、すぐ後ろを振り返り彼女に触れようと手を伸ばす

 待って!私はまだ―

 

「大丈夫、また会えるよ・・・だからその時まで―」

 

笑顔のサヨナラだよ―

 

 あなたに感謝を言えてないのに―ッ!?

 

そこで意識が再び途絶えた

こんな景色、クリスを助けてからも見たことなかったのに・・・まだもう少し居たかったのに・・・

そう考えているうちに私は、今(現実)の世界に振り落とされていた。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

scene to by クリス

 

凄い吐き気がして、痛くて、辛くて・・・けど、お姉様に心配かけたくなくて。

一生懸命頑張って来たんだよ? でも、結果が見えなくて・・・

だけど、お姉様は【大丈夫、私が居るから】って抱き締めて、安心させてくれる

もし、フィーネが居なかったら、出会えてなかったかもしれない・・・けど

もしも、その人が居なくて、平和にお姉様と会えていたら・・・どうだったのかな?

分からない・・・分からないけど・・・?

あれ、わたし・・・何処・・・ここ?

 

「やっと来たか、来るのがおせーよ」

 

そこにいたのは、髪をツインテール状にリボンで結って、赤い長そでの柄物ワンピースを着ているもう一人の【私】がそこにいた。

来るのが・・・遅い? まるで待っていたかのような言い方に、私は首を傾げ返答せずに待っていたら

 

「おいおい、もう一人のあたし様は悠長だな、それとも、本当に頭が空っぽなのか?」

 

む、失礼な、私はお姉様の為なら何だって覚えてきたし、何でもやって来た。

だから頭が悪いなんて言われたくない

 

「あ~、お前、アレだな、一途過ぎるってーのか?

まるでアイツと同じみてーな感じだな、ま、あっちの方がマシか・・・ましか?」

 

なんか自問自答してる、それより、何であなたはここに?

 

「何でって、あ~・・・まぁ、あれだ、ちょっとした優しさってやつかな?

それにな、私もなんで呼ばれたか分かんねーんだ」

 

そう言って右手で頭を掻き、どうすっか、と悩ましげにこっちを見ていた

そんなのこっちが聞きたいよ、私だって、お姉様の願いを叶える事に一杯一杯なのに―

 

「あ、言いてー事はその事だったわ」

 

その・・・事? もしかして、お姉様の事?

 

「いや、その言い方だよ、いつまで知りもしないアイツの事を【お姉様】なんて枠に嵌めて話してんだよ。

アイツはセレナだろ? 確かにアイツには義理の姉妹みたいな関係のヤツも居たかもしれねーけど・・・けどさ」

 

一息溜息を吐いて次の言葉を継いで来た・・・でも、その先の言葉は、出来れば聞きたくない、私は・・・わたしの・・・せかいが・・・

 

「お前も、あいつも、この世界で一人しか居ない【他人】だ、いつまでも一緒に居れる訳じゃない。

ましてや、そんな主従関係がいつまでも続く訳がない、分かってんだろ? なぁわたs―」

 

「ふざけないで・・・ふざけないでよ! 【あたし】!

確かに、お姉様との関係は歪で可笑しいかも知れない! だけど、それでも私にはもうお姉様しか居ないの! 何かある貴女とは違っ―」

 

「違うだと! 何を言ってやがる! あたしだって、あたしだってなぁ!

アイツらと出会うまで何もなかった! フィーネに出会うまで私は空っぽだったんだよ!

でもそんなのに依存した挙句また空っぽになっちまって、それを【アイツら】は手を握って助けてくれた。

互いの事情も知らないあたしをだ! だけど、お前とアイツの関係は―」

 

だから・・・やめて、それ以上は言わないで・・・ワタシガ・・・コワレルカラ―

両耳を塞ぎ蹲ろうとした【私】、だけど身体は動かずに彼女の言葉を、【あたし】の言葉を聞き入れてしまう・・・嫌なのに、もう聞きたくないのに―

 

「道具と破壊者の関係は、すぐに破綻する、覚えとけよ私・・・

お前はすぐにでも選択を迫られる、それは明日かも知れないし、フィーネを殺した瞬間かもしれねぇ。

もしそこまでやっても、お前が崩れずに【ソレ】を保ってられるってんなら―」

 

そこまで言って、一呼吸、だけど、私は流されるままに聞き届けた―

 

「お前はもう・・・【雪音クリス】じゃない―」

 

否定、その一言に尽きた

私は・・・わたしは、雪音クリスとしてここに居る筈なのに、もう一人の私は、私として見てくれていない・・・それはもう、ゴミを見るような眼だった・・・だけど

 

「けど、それでも良いかも知れねーな、勿論アンタにとっては、だけどな・・・

いつか、その反動はあんたに返って来る、家族じゃない方が良かったという日が来るかもしれねー。

けど、それでもあいつを、セレナを見つめ続けるってなら、あたし様から言えるのは一つだ」

 

残酷、だったけれど、彼女はそれだけじゃなかった

確かにモノによっては酷い言い様だけれど、それは心配故にだ、決して見放す為じゃないと今の自分には理解が出来た、その上で、彼女は・・・もう一人の私はある一言を継いで、消えかける世界を歩いて行った

ただ、その一言は、私をまたお姉様と進ませる為の一言だった・・・ただ―

 

この世界での記憶は・・・おそらく覚えきれてないから・・・だから一言こういった

 

「有難う、本当の【わたし】、貴女の言った道は、絶対に間違えない!だから―」

 

 

静かに見守っていて・・・それだけを残して、私は、【あたし】に別れを告げた

心苦しかった、だけど、不思議と悪い気分には成れなかった。

だって、【彼女】は先を見ていた、そして私に忠告してくれた。

このまま進めば身を滅ぼすことになると、そう言ってくれたから・・・だから―

 

 

 

「私は絶対に見捨てない、お姉様も、私達を助けてくれた人たちも・・・父様も、母様も・・・」

 

もう昔のようには呼べないかもしれない、だけど彼女はそれでもいいと言ってくれていた

だったら進もう、私は私らしく・・・そうある為に歌がある。

歌は嫌いだった、でも彼女の歌った【言葉】には暖かさがあった

だから、もう一度歌を信じてみようと思った、父様が、母様が恋した【歌】を――

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

一方、彼女たちがそんな夢を見ているとは知らず、弦十郎たちは彼女たちの治療を出来る医者の居る場所に来ていた

彼女たちは今集中治療を受けている最中だが、弦十郎はここでじっとしている訳にもいかず、一度二課に戻り、彼女たちの回復を待つことにした

その間、彼女の状況は逐一猫が報告してくれていた・・・そう、猫がである。

 

「そうか、まだ目覚めてないんだね、有難うクロエル、ゆっくりしていていいよ」

 

そう言われた黒斑の雌猫がにゃ~と長く鳴いてソファーで寝転がる

あれから数時間は経っていたと思う、そう考えると、彼女たちの状態は芳しくないと思える

尚、医者の所には定期的に猫が向かっている、その猫に当の医者が定期的に報告書を書き渡している

その報告には、「まだ目覚めてはいないが、容体は安定している、暇になったら見に来な」と強めの口調で書かれていた。

 

「・・・公的機関は使えない、そして弦さん達が信頼する櫻井了子主任は・・・駄目だ

恐らく彼女たちが暴動を起こしかねない、色んな意味で。

とすると、やっぱり闇医者の存在が重要になってきてしまう・・・

つくづく嫌になるね、全く」

 

そんな愚痴を吐きながら、料理を運搬していた、明らかに聞かれてはまずい内容だが、今はこの店舗は二課の臨時事業所と化している

 

「すみません、わざわざ迷惑をおかけします」

 

物腰柔らかに緒川がそんな事をはなし、次に

 

「あたし達以外の装者がどんな子か気になるし、勉強もこっちの方が捗るからな~

な~、翼?」

 

現在活動中の人気アイドルユニット、ツヴァイウィングの紅い片翼が猫撫で声で話しかけるは

 

「奏はただ気が抜きたいだけじゃない、それにこんな所じゃ猫たちに構ってばっかで勉強も進まない・・・あ、まって、ロー次郎」

 

同じく、ツヴァイウィングの蒼い片翼、此方は虎柄模様の猫を追っかけていた

 

「弦さん、いつも思うけど、ここを仮設本部にする意味ある?」

 

「了子君が猫嫌いなのが幸いしてな、君と話し合うのには此処が一番丁度いいんだよ。

それで、二人は無事なのか?」

 

はぁ、と溜息を吐き、検査結果の付けられた手紙を差し出す

その結果は少し意外なものになっていた

 

「む? クリス君の方は問題解決しているのか・・・妙だな、あれだけ血を吐いていたはず・・・」

 

「ま、そこは闇医者のやり方なんでしょうが、あの医者の様子で少し聞いてみたんですが・・・」

 

そこで、弦十郎に耳打ちをする、どうやら、あの闇医者と彼女たちは取引したことが何度かあり、お得意様だったというのが明らかになった、その上

 

「態々隠れずに堂々とそんな事を打ち明けたのか、彼女は」

 

「内臓提供は彼女の提案だったみたいです。

それだけでも、一般サラリーマンの年収は軽く超える程だったとか」

 

そう、しかもその上で死体の処理方法も教えていた・・・

あの小さな少女たちが生き残るには、やはり死体は重要だったのか・・・

いや、そうでなくても生き残れたはず・・・とすると・・・

 

「フィーネの情報を探っていた、と考えるべきか・・・」

 

「ええ、その線は濃厚でしょう。

それに僕も死体調査してみた所、土に埋まってたのも居ましたし

そちらの方は、特異災害対策機動部一課の人員も居たこともあってか、それなりの情報を抜き取られてやられたようです。

リセがその情報を猫たちから聞き出せたみたいなので」

 

「うにゃ? 翔希君呼んだ?」

 

天井の梁から、逆さまになってこちらに声を掛けてくる白髪短髪で、毛先は微妙にウェーブが掛かっている、特徴的なピョコピョコしてるネコミミと、毛がふさふさしている尻尾をふらふら揺らして、こっちに聞いて来たメイド服の少女

・・・店の仕事しなよ、リセ・・・

 

「だって、今一般客誰も来ないもん。それにもうすぐ閉店時間で夜間準備するにも、大体終わってるし。

猫たちも大体遊び疲れてダレてるし・・・勉強終わってるし、あ、そーだ。

奏の勉強見てあげようか?」

 

梁から、そのまま飛び降り、綺麗に着地する、猫たちも退避していて被害は無いけど、やめてくれないかなこれ・・・

それは兎も角、今奏さんは高校生だし、中学のリセに問題が解けるの?

 

「時間だけはあるからね~

ん、これ、奏の勉強道具?・・・って白紙じゃん!

今って確かそろそろ試験勉強の時期だよね・・・大丈夫なの?」

 

「え、奏!ちょっと見せて・・・え、ちょっと本当に大丈夫なのこれ」

 

「あ、え、ちょ、翼! リセ!そんな事言われても・・・」

 

わたわたする二人に遠い目をしだす奏さん・・・

よし、じゃあ勉強会始めようか、翼さんも良いよね

 

「ああ、奏の為に、心を鬼にして勉強に打ち込んで行こう!」

 

「そだね~、赤点だと休みの期間に入ってるライブが補習でそれどころじゃないもんね~

そんじゃやりますか~、確かテスト範囲は~」

 

そう言って、リセが奏の教科書の本を開いて範囲を指定している

・・・いや、何で君がその範囲知ってるの!?

 

「ん? リディアンの教科範囲は全部頭に入ってるよ?

いま中等部だけど、順位はわざとトップ取らないようにしてるだけだしね~

翼はどうなの?」

 

いや、まずその時点で君の頭は猫相当じゃないのは明らかだよ・・・

因みに翼さんは赤点を取らないようにそれなり頑張ってるようだ

 

「・・・すまない、リセ君、奏の勉強を頼む」

 

弦十郎さんまで頼み込んじゃったよ・・・本当に大丈夫なのかな、このアイドルユニット・・・

 

「うがー! なんだこれー!」

 

「奏、話を聞いてたら分かる問題だよ、これ・・・」

 

何か翼さんが涙流してる、あ、こっち見た

僕は微笑んで、ケーキセットの準備を始めた・・・ま、二課支払いだから別に気にしなくても良いかな

・・・さて、残る問題は、彼女たちが起きてから・・・だね

 

「すまないな、凪、君には苦労を掛ける」

 

「いいですよ、弦さん、それに苦労は買って出てなんぼですからね。

それに、助けたい気持ちは、皆同様にあるみたいですからね・・・」

 

そんな話を聞いてたのか、奏さんは勉強しながらも頷いていた

周りの皆も同様に頷き、次の一報を待っていた

 

 

 

少女たちの絶望を、終わりへと向かわせるために・・・

 

 

 




今回二課の一部の人と、オリキャラの場所【陽溜まりにゃんにゃん】を出させていただきました。
ええ、ただの溜まり場です、陽溜まりですからね

因みにお猫様は20匹以上いるらしいです・・・名前は全部考えるの面倒だからしないけど、取り敢えず結構な数は出てくる予定?

次回 弦十郎、動きます―

現状いまの文字数で良い? (七千~一万程

  • そのままのペースで?
  • もう少し減らして
  • 読み足りない?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。