すずか「私、まだ出てないのにサブタイトルに…」
作者「考えるのがめんどいだけなんだからね!」
ケンジ「キモっ…」
ミシャ「ケンジ?反応するともっとキモくなる。」
ケンジ「そうだな!」
作者「そこで納得するな!すずかはアリサと話してるし!」
作者以外「…」
改めて俺の名前はケンジ。読める様になった?それはこれが偽名だからだ。だから…
「⚫︎⚫︎⚫︎」
読めないだろ?
「ケンジ?どうしたの?いきなり自分の名前を言い出して…」
「なんでもない。」
ミシャがジト目で見てくるが気にしないとこう。さて、俺達がいるのはこのまま時間が進むと半年後に闇の書が暴走する現場だ。暴走すること事態は問題ないんだがあの時は闇の書に転生者が取り込まれていた。それが原因で地球滅亡でもしてみろ。物語が成り立たない。それは避けたい。
「さてと…」
避けるためにはどうするか?
転生者に介入される前に殺すのはどうか?介入さえ防げば後は物語が通りに…ダメだった。転生している時点でこの世界の住人だ。前世の記憶がある程度だと世界に受け入れられる。だったら俺達も介入したらいい?それは無理だ。この世界と俺達の立っている次元が違う。例えを出すとテレビでアニメを見ているようなものだ。見ている人は物語に介入できないし、登場人物からは目視されない。介入しようとしてもテレビの画面に阻まれる。それと同じだ。なのでこの世界の人物には俺達は認識できないし介入できない。だが例外で間接的には介入できるのだが…
「ミシャ?どうかしたか?」
「ケンジ…あの娘。私達のこと見てる?」
俺はミシャが指差す方へ目を向ける。そこには紫色の髪に白いカチューシャを付けた少女がいた。俺達はこの少女を知っている原作に於いての主人公の親友ポジションである【月村すずか】である。
side すずか
「アリサちゃん、また明日。」
「また明日、すずか。」
久しぶりに歩いてアリサちゃんと歩いて帰っていましたが此処でお別れ。アリサちゃんはお別れの挨拶をすると自分の家へと歩きだした。
「私も帰ろうかな?」
腑と空を見ると人が2人、浮いて居まし…
「…こっち見てる。」
私はどうしたらいいか解らず、その場で呆然していると私に近づいて来て目の前に降り立ちました。1人は黒髪の男の人で日本には何処にでも居そうな容姿。黒一色の上下の服にフード付きの黒のパーカーを羽織っている。その隣に降り立った少女は何と言っていいのか分からないけど威圧感?直ぐに頭を下げたくなるような気持ちになる少女。
「っ?」
あれ?どうして?
いつの間にか膝を地面に着き頭を下げていました。下を向いているため少女の顔は見えません。
「私達のことが見えるの?」
でも、声は聞こえました。その声はとても綺麗でずっと聞き入ってしまいたいと思いました。何だが頭がぼーとしてきました…
「………!」
男の人が何か叫んでいます。頭が働かず何を言っているのか分からないけど、とても焦っているような気がします。
っ?急にくるし…く…
「すずか!息を吸え!」
私は言われた通りに息を吸おうとしますが上手く吸えません。息を吸うことを忘れていたのかも。それに男の人が気づいたのか私に近づいて…
「ハッ ハッ! アァあッ!!っん!」
キス?違う…人工呼吸だ。私が自分で息ができないから空気を肺に送り込んでくれているんだ。生暖かい空気が口から入ってくるのがわかる。私は生きるために無我夢中で空気を吸った。それにしても生死の境目なのに意識ははっきりしているんだな〜って考えながら…
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「大丈夫か?」
何とか助かったらしい。私は男の人に大丈夫と答えて改めて少女を見る。年は私と同じくらいだろうか?雪の様な白い髪と透き通るような白い肌、先ほどまでの威圧感は感じられないがそれでも気を抜くと直ぐに頭を下げてしまいそう。
「ミシャ。すずかに謝れ…」
「嫌」
「しょうがない…」
男の人は【ミシャ】と呼ばれた少女が何を思っているのか分かっているらしく直ぐに私の隣から離れミシャに近づいて耳元で何かを呟いた。
「ぽん!ぷしゅ〜////」
ミシャはへにゃへにゃになって顔を真っ赤にしながら崩れ落ちました。
威厳も威圧感も感じられない…
「さて、ミシャの代わりに謝らさせてくれ…すまん。」
「いいんです。何をされたか分からなかったですし…」
「ありがとう。そう言ってくれると此方も助かるよ。」
本題に入ろうか?
と、前置きしてミシャが私に聞いてきたことを聞いてきた。
「何で俺達が見えるんだ?」
今だに自分の世界に入っているミシャを横目で見ながら私は質問に答えた。なんで私の名前を知っているんだろう?教えたかな?
side out
「何で俺達が見えるんだ?」
冒頭でも説明したが俺達はテレビを視聴する側の住人であり【すずか】の様な登場人物には一切見えないはずだがこれには少し穴がある。
「夜の一族って知っていますか?」
夜の一族とは原典である【とらいあんぐるハート】の世界に登場する一族の名前である。まさか此方の世界にも存在するんだな…確か厄介な慣わしがあったはずだ。
「いや…知らない。」
「…そうですか。」
信じてはくれていないだろうな…
話を戻そう。俺達を見えるのは多分【霊感】が強いんだろう。今迄の世界の中にも霊感が発達している人は俺達を認識はしていた。だが、ここまではっきりと意思疎通ができるのはびっくりだ。認識のし過ぎでミシャの力の断片を感じ取ってしまったんだろう。
「じゃあ、血を吸う生き物をどう思いますか?」
これまた際どい質問だ。絶対に俺が一族について知っていると思って質問しているな。それに会って間も無い俺に嫌われ恐れられるのが怖いんだろう。
「人が食べ物を食べるのt」
「化け物だよ。」
いつの間にか復活していたミシャが答える。その答えを聞きすずかが青白い顔をして目に涙を溜め始めているが追い打ちをかけるように言葉を繋ぐ。
「だって、血を吸うんでしょ?食料としか人間を見てないんだもの。怖いにきまっている。」
とうとう、すずかはミシャの言葉に耐えられなくなりその場で蹲り涙を流している。
「さっきの仕返しでも流石に言い過ぎだ。」
俺はミシャの頭を小突く。
もう、知ってるのバレてるからいいか。
「すずか?ミシャはこう言ったが俺達の方が化け物だぞ。」
俺は特にな…
さて、どうしたものか?
「すずか!アンタを泣かしたのは…何処の…どいつ?」
突然、草むらから出てきたのは主人公の友達のもう一人である【アリサ・バニングス】であった。
「あれ?いないじゃない?」
アリサの声が風に吹かれて虚空に消えた。
黒白「読んでくれてありがとう。」
すずか「ところで、私の事って誰にバレてるの?」
ケンジ「俺とミシャは元から知っているが…」
ミシャ「知ってる。」
アリサ「すずかの?何のこと?」
作者「アリサは知らないのであった。」