Reddy Lake (レッディレイク)
「おいおいカービィ。痩せれてよかったじゃないか。機嫌直してくれよ。謝るからさぁ。」
「プイッ!」
「頼む、ホントに許して欲しいんだ。ほら、夏蜜柑あげるから、ね?ね?」
「ポヨ!?ポヨー!!!」
よかった。なんとか機嫌直してくれたぜ。
「何で夏蜜柑なんか持ち歩いてるんだよ?」
「この時期と言えば夏蜜柑だろ?」
「さて、問題なのは魔女の攻撃をどうやって魔女に当てるかだ。」
「絵筆で跳ね返したところで避けられるし、威力を下げてバリアを壊せないようにされたら跳ね返しても意味がないぞい。」
なるほど、だから未だに準備が終わらないのか。
「紫、なんとかできないのかー?」
「無理よ、私の能力の干渉を何故か一切受け付けないもの。そんなヤツの魔力で作られた弾を自由に操れる訳がないじゃない。」
どうやって戦うべきか悩んでいると、突然赤い霧が出て、温泉が暴走し、神霊やら桜やら付喪神やらオカルトボールやら…異変のバーゲンセールかよ!
「一体何が起こってるぞい!」
「何となく元凶はわかっているぜ。順番にブッ飛ばしていこう。」
「ポヨイ!」
私はカービィを連れて紅魔館へ向かう。メタナイトが後を付ける。
「おい魔理沙!あたいと勝負しろ!最近妖精がいなくて暇な…」
「悪いが遊んでいる暇はない。」
そっか、メタナイトはスペルカードルールを知らないのか。まぁ、今回は問題ないだろう。どうせ日焼けしたチルノだし。アレ?なんでアイツ焼けてんだ?氷の刃とメタナイトの剣が滅茶苦茶にぶつかり合ってほぼ互角だな。気になることはあるが…
「置いてくか。」
「ポーヨ。」
「デデデ、あんたは行かないの?」
「ワシはあんな速く飛べんぞい。」
「そう、私は冥界に行くけど付いてくる?アイツらと違ってそんな速くは飛べないし、場所は案内するわよ。」
「何か手掛かりがあるかもしれん、付いていくぞい。ところで冥界って何ぞい?」
「死者の魂が行くところよ。生きてても入れるけどね。」
「あの子達大丈夫かしら?」
「どう考えても例の魔女の仕業よね。危なくなったら力を使うわ。」
~紅魔館にて~
「なんか嫌な予感がするわ。」
「お嬢様、もう既に嫌なことが起きてるんですが。この辺は異変の影響で土用の新月に固定され、妖精メイドは全滅。どういうわけかチルノだけは湖で元気にしているらしいですが…」
「それとは違う何かがあるのよ。何て言うかこう、デジャブっていうか…」
紅い煙がどこからか出ている。
「ねぇ咲夜?何か焼いてるの?」
「何も焼いてませんけど。この煙は一体どこから?」