毎回のごとくプププランドに平和を知らせる蝶の正体は歴史の闇に葬られ、生きる前に黄泉へと落ち極楽の夢見鳥となった戦士であり、いつの日かカービィ達に審判を下すであろう。
Nil Geneo(ニルジェネオ)
「そうじゃないってどういうことだぜ?」
「勝手に扉を使ったのね。」
「覗いている変態を見ちまったからな。」
「ちょ、魔理沙!服びしょ濡れじゃない!」
「隠岐奈にやられた、服を貸してくれ。ついでに寝間着も貸してくれるとありがたい。」
「冗談は止してちょうだいね?」
私は霊夢の替えの巫女服を着た。デデデ大王には白い和服の寝間着を着せたが、割りと似合うんだな。これでいつものマントがあれば完璧…アレ?私のイメージではなんか抜けている気がする。
「で、話を戻すぜ。」
「簡単に言えば魔理沙の勘が当たっていたのよ。さっき魔理沙が絵筆でつついたのは2体目の西行妖の偽物。」
「2体目?そんなのいたっけ?」
「どうせあの世繋がりで流れ着いたんだろ?でもなんであんな弱かったんだ?」
「倒せなくてもダメージは通るってことじゃないかしら?」
色々と異変について話し合っていると、突如玉兎が現れた。
「あの、緊急事態なんです!」
「はぁ!?私と紫が月の都に攻めに来たぁ!?なんでそんな程度のことでこっち(地上)に助けを求めるのさ?自分達でなんとかなるでしょ?ああ?」
「ちょっと霊夢、攻めたのは私たちの偽物でしょ?」
「そんなことどうでもいいわ!悔しいけど月の都の奴らに私たちが敵うわけないじゃない!どうして負けてんのよ!」
話を要約するとこうだ。偽物達がいきなり攻めてきて、前回と同じように豊姫の力で牢に閉じ込めた。しかし偽物達は牢の僅かな隙間から脱獄し、一方的に攻撃してるんだとか。応戦するものの霊夢の偽物には一切攻撃が効かず、紫の偽物は多少怯むものの倒れる気配が無いらしい。
「でもその話だと偽物は各1体ずつなんだよな?なら地上に残ってる方を探した方が効率的だぜ。それに紫は兎も角霊夢を倒す方法が無い。行っても無駄だな。」
「なあ?なんで霊夢を倒せないって決めつけるぞい?」
「そうだぞ。目の前の本物だって倒せないようなヤツには見えない。」
「簡単に言えば霊夢は完全に無敵になる能力があるんだよ。能力を使えば例え宇宙が崩壊しても死なないぜ。普段は『ルール』に従ってこの能力をあまり使ってないってだけだ。」
正確にはちょっと違うがこの認識で十分だろう。
「じゃ、先ずは紫の偽物2号を倒しに行くか。マヨヒガで見つからなかったら紫の家まで案内して貰うからな。」
紫のスキマでマヨヒガへ連れていって貰う。本来なら自力で行った方が道中で何かしら情報が手にはいる可能性があるが、マヨヒガは狙って入れる場所じゃないからな。
「ここが『マヨイガ』かぞい?」
「おいデデデ大王。字が間違ってるぞ。『マヨヒガ』って書いて『マヨイガ』って読むんだ。」
「なんだかややこしいぞいメタナイト。」
「メタナイトってそういう意味だったのか…納得だぜ…」
※違います(多分)
因みに魔理沙のイメージのデデデ大王に足りないものは腹巻きです。
スマブラのデデデ大王をイメージすればわかりやすいかも。