最近は橙が猫を連れ込みマヨヒガへ出入りしている。そのため猫の里が出来上がっている。
ワシらはマヨイガ(表記あってるか?)にきておる。外も酷い有り様だったが、中は中でなかなかに酷いぞい。
「背景もなかなか酷かったが…中に上がっても酷い有り様だな。ふにゃふにゃ動いているように見える。」
「多分紫の偽物が境界を弄っているせいだ…うっ…」
「何もかもぐちゃぐちゃぞい!常に形も間取りも変わってるぞい!」
「もう…私…吐きそう…」
「おいまりさ、この程度で吐きそうとは…」
「悪いデデデ大王…実は私も…酔ってきてしま…て…」
「お前もか!そんなんでハルバード大丈夫なのかぞい!」
「デデ…おま…平気なのか…」
「デデデ大王は…健気だから…な…」
「そんなの関係あるかー!」
ワシはまりさから魔法の絵筆を取り上げ、二人を玄関(ワシの知ってる玄関とは違うが…)に置いて奥へ進む。まりさの話だとゆかりの能力がどうこう…つまり奥に確実に目的の絵画があるということだぞい。
間取りが変わるせいで思ったように奥に行けないぞい…
仕方がない…
「うおぉどりゃあああ!」
炎を纏ったハンマーを振るう。ワシの得意技の一つ、鬼殺しデデデハンマーぞい。
デュハハハハハ!壁が消炭となったぞい!これで奥へ進めるぞい!
「お、あったあった。多分これぞい。」
ワシは絵画を持ち上げ、帰ろうとした。
するといきなりマヨイガの様子が急変した。空間かさっきよりふにゃふにゃになり、物が飛び交い、柱があちこちから勢いよく飛び出る。
「ま、不味いことになった…おいゆかり!どうせ迎えの時のためにワシらとやり取りできるようにしてるんだろ!さっさと答えるぞい!」
「それが、どういうわけかマヨヒガの中をスキマで繋ぐことができないの!外にスキマ出すから何とか脱出して頂戴!」
ワシはともかく、酔って動けなくなっている二人が危ないぞい。
「チッ…こんなことになるなら最初から一人で乗り込めば良かったぞい。この役立たず共め!」
ワシは玄関に向かって走った。間に合わないかもしれない。それでも、少しでも可能性があるなら…
すると突如トロッコが現れた…魔法の絵筆が輝いておる
「なるほど、そういうことかぞい!」
多分これは、もともとカービィがワシと戦うために魔法の絵筆が用意していた物だろう。ワシにはちょっと小さい。
ワシは小さいトロッコに乗り、可能な限り障害物がトロッコに当たらないよう線路を描いていく。どうしても避けられない物や立ちはだかる壁はハンマーで砕いていく。
玄関が見えてきたぞい。二人がよろけながら玄関を開けようとしているが、カギがかけられているのか開かないらしい。
「お前ら伏せろ!」
ワシは思い切りハンマーをぶん投げ、扉を破壊した。その後トロッコから飛び降り、その勢いを利用してホバリングしながら伏せた二人を回収して脱出、そのままスキマ(?)に入った。
「助かったぜ、ありがとな。」
「例を言うぞ、デデデ大王。」
「全くいい迷惑ぞい!」
ワシはひとまず安心したぞい。
「はい、ハンマー。」
「お、ありがと…なんでゆかりがハンマー持ってるぞい?」
「スキマから凄い勢いで飛んできたのよ?大怪我しちゃうとこだったじゃない。」
「何可愛い子ぶってんのさ?あんた片手で受け止めたじゃない?」
「へぇ~あのハンマーを…そんな強いのかぞい?こりゃカービィといい勝負かもしれんな…」
魔法の絵筆よ、ワシは心からお前に感謝するぞい。ワシの大切な仲間も、ここの人々にとって大切な仲間もお前のおかげで守ることができた。
「あ、そうそう、これが例の絵画ぞい。さっさと始末せんとここもすぐに大変なことになるぞい。」
「良くできた絵画ね…嫉妬しちゃうわ。」
「冗談言ってないでさっさと始末するぜ。絵筆を返してくれ。あれ?カービィがいない?というか霊夢なんでそんな小さくなってるんだぜ?」
「魔理沙、それがカービィよ。」
ワシは絵筆をまりさに返した。絵画は絵筆につつかれ、何かが割れる音とともに実体化した。実体化した絵画は実体化する前より力が弱まっている感じがするぞい。するとすぐさまメタナイトが剣を突き刺す。ワシもそれに続く。
「一気に畳み掛けるぞ!」
「畳み掛けてから言うなぞい!」