死にゲーみたいな現代で生きる一般不死身の怪物さん 作:ちぇんそー娘
「何をしに来たのですか。また私を痛めつけたいんですか?」
アルカと呼ばれていた邪悪な精霊に対して私はそう質問した。
彼女は先に攻撃されたから前回は攻撃したと答えていたが、今回もそうだとは限らない。痛いのは嫌いだ。だから先に危害を加えないかを聞くことにした。
「そのー……今回はお話をしに来ただけと言いますか……。とりあえず攻撃はやめてね? というか、攻撃すると相手に攻撃する理由ができちゃうから痛いのが嫌ならまずは攻撃しないことが大事だと思うよ?」
邪悪な精霊の言うことは一理あるかもしれない。とりあえず構えていた植物達を引っ込め、敵意がないことを再確認して彼女が近づいてくるのを容認する。
「では何の用ですか。私の事を、殺してくれるのですか?」
「いや。不死者を殺すとか無理ゲーだし。俺はただちょっとアンタで実験したいと思って。手始めに頭部を解体させて貰えると助かる」
ほぼ反射的に植物で攻撃して邪悪な精霊の顔面を吹き飛ばした。
この精霊はいきなり何を言っているんだ? 頭の中に害虫でも詰め込んでいるのかと思ったが、叩き割ってみても脳漿を撒き散らすだけ。精霊のくせに、なまじ中身が人間そのものであるから余計に気持ち悪い。一体どう言う神経をしていたら頭部の解体を私が快諾すると思えるのだろうか?
「いや待ってくれ。誤解だ、誤解なんだよえーっと……植物の精霊」
「私の頭部の解体を要求してくる相手に対して正当防衛を行った事のどの辺りに誤解が生じる余地があるのですか?」
「何を言っているんだ。頭を割り合うくらい不死者間なら挨拶くらいのもんだろ」
やはりこの邪悪な精霊は危険なので殺しておいた方が良い気がしてきたが、なぜだか害意や敵意と言ったものを感じない。ヒトの精霊である以上は巧妙にそれを隠している可能性もあるが、変に疑いをかけて相手の機嫌を損ねても仕方がない。
────今の私は依然としてアルカとやらにやられた傷が癒えきっておらず、まともに戦えば今は勝算すらない。
「……好きにしてください。どうせ、何やっても私は死ねないのですから」
「うん。不死者だからそりゃ死ねないだろうね」
こちらとしては結構真面目に、半分くらいは相手に残ってる可能性のある良心に訴えかけるつもりで言ったのだが、邪悪な精霊はこともなさげに受け流した。本当に、不死者と言えど
人間は生まれは皆善である、という考えが人間の間にもあった気がしたが、人間の精霊がこの様子ではそれは確実に都合の良い思い込みなのだろう。この精霊は確実に生まれつき性根の腐ったクソ野郎だ。
「逆だよ。俺よりも確実に長く生きてる不死者が
「貴様……私の思考を……」
「いや思いっきり口に出してたよ?」
考えてみれば、生き物とまともに会話するのは久しぶりかもしれない。そもそもこの結界の内側に生物が来ることが久しぶりだ。
以前の戦闘の際にこの言語を覚えてから、習得のために口ずさむくせができてしまっまたのかもしれない。周りにそれを気にするもののいない環境が、それを助長したのだろう。
「まぁ安心してくれよ。俺は正しいことをしに来たんだ」
「痛い痛いと泣き叫ぶ女の頭を開いて弄ることが正義とは、人間も随分と進化したものですね」
「俺は人間の精霊ってだけで人間じゃないし。……それと、アンタだって姿形が女に見えるだけで本質は植物だろ」
軽口を叩き合いながら、合図も何もせずに邪悪な精霊は私の頭を切り開いた。
「……なぁ、貴様のあ、正義ってあ、ものはあ、どういうものなのですか?」
「頭を開いた時は泣き叫んでたくせに、やっぱり案外俺達と変わらないんじゃ……」
「知らないんですかあ、脳の内側にはあ、痛覚というものがあ、ないんですよ?」
「えー……俺は痛かったけどな……」
「それよりも私の質問に答えてください」
邪悪な精霊……アルカは本当に遠慮をしなかった。
器用に体を変形させて脳の中を隅々まで調査してくる。それも私に一切の苦痛を与えずに。正確に言えば脳を露出させるために頭を切られた時は数時間痛みでのたうち回ったが、私にとってその程度の痛みは日常茶飯事だ。苦しくはあれど耐えられる。
「俺にとっての正義ってのは、まぁ俺自身だな。俺が正しいと思ったことが正しい」
「ならば、貴方の都合の悪いことは全部正しくないことにすればいいんじゃないんですか?」
「違うんだよなー。俺はね、俺の倫理の中で常に正しい側でいたいの。泣き叫ぶ女の子を痛めつけるとかなんか俺が悪いみたいじゃん。やだよそんな気持ちで生きるの。ただでさえ死ねないのにそんな気持ち抱えて生きるのなんてごめんだね」
ここはそんな事言わずに貴方を見過ごせなくなっただの適当言って恩を売れば良いものを、バカ正直に自分の為でしかないことを言ってしまうような相手に、私は1度負けたのかと思うと自分が不甲斐なくなる。
ただ、虚飾ばかりのこの世界でここまでまっさらに接してくれた存在は前に殴りあった大地の精霊くらいだろう。
「……お前口に出てるからな。植物の精霊のくせに全然穏やかじゃないな。見た目は大和撫子なのに」
「ヤマトなんとかやらとは置いておき、植物が穏やかだなんてイメージは私にはありませんよ。……この地球を最も広く支配するために旧世代の生物を皆殺しにした、この世で最も苛烈なモンスターです。だからこそ、私も恐ろしい化け物なのでしょうし」
「またまた。犬モードのブラドの方がよっぽど化け物だわ。信じられる? アイツ目が128個あるんだぞ? キモくね?」
会話というものの経験はあまりなかったが、アルカとの会話はまるでひたすら壁に石をなげつけているかのような不思議な感覚。とにかく響くものがなく自分が本当に会話をしているのかですら怪しくなる。
「それでなー、俺たち不死者はそれぞれ体の作りが違うけど、不死を司る因子だけは共通して存在するんだよ」
「では、それをどうにかすれば不死を辞めることが出来るのですか?」
「いや無理。その因子が出来てしまった時点でその因子諸共不死性が付与されるから改変しようとしても即座に再生する。要は俺達の核だ。破壊、改変する方法ない」
「そうですか。それは残念ですね」
「…………なんでそんなに死にたいんだ? 色々あって死については経験があるけど楽しくないぞ?」
本当ならいくら聞かれようと話してやるつもりなんてものはなかった。でも、脳を弄られながら会話していたせいで思考を変えられたのか、私の口は言いたくないことをつい言ってしまっていた。
「理由がないからです」
「理由?」
「生きる理由です。そんなものがないのに何故生きなければならないのですか? そもそも、生という状態は原始的には常に一定しない不安定な状態で、死という安定した状態が正常なのになんでわざわざ生きる必要があるんでしょうか」
「知るか。そんなこと考えてる暇があったら楽しいこと探すわ。考えても無駄なこと考えて楽しい?」
アルカの爪が深く脳を刺す。
存在の根底を掴まれたような、不快なのにどこか心地よい矛盾した感覚がつま先からじわじわと湧いてくる。
「楽しいわけないじゃないですか。だから私は死んで終わりにしたいんです。存在が無駄である私を、認めることが出来ないんです」
「それはちょっとわかるわ。植物とかってさ、数と歴史がある分進化がすごい方向に行ってて無駄がないなこいつらってなるんだよねー」
適当にあいづちを打っているのはバレバレ。そもそも不死者が互いに共感を覚えられるのは不死という1点のみ。それ以外は大抵皆根底から別の存在なのだ。
相互理解のできる存在はこの世にいない。それが私達不死者の生まれ持った理なのだから。
…………それでも、それでももしもの話。
こんな私を、何もない空っぽの私の「」を理解してくれるような存在が現れたら────
「なんか鼻がムズムズする……へっくし!」
瞬間、私の脳の内側でアルカの爪が突然栗かウニのようにトゲトゲした塊に変化して体を内側から串刺しにしてきた。
瞳、耳、口、喉。伸びた爪は内臓すらも傷つけ体内で絡み合い、信じられない激痛を私に浴びせてきやがった。
「あぁぁぁぁぁぁぁっ!? い、い────! あ、うわぁぁぁ! いたい、やだやだやだやだ! もうやだぁ! いたいのいやだ!」
「うわっマジでごめん。もうミスらないから今のなしってことにしてくれる?」
「ふざけんな! ふざけんな、あ、うわぁぁぁぁん! いたいよぉぉぉぉぉぉ──────」
さすがにこの時ばかりはぶち殺してやろうかと思ったりもしたけど、結局余計な傷をつけられたせいで痛みと再生不良でまともに動けなくなって抵抗すら出来なかったのだった。
「よーし! 改造完了!」
「…………は?」
30回くらい季節が巡った頃、私の頭に蓋をしながらアルカはそんなことを呟いたのでさすがに思いっきり顔をぶん殴った。
既にこの頃にはアルカに負わされた怪我も完全に治癒していたので、再生阻害などはしなかったが込められる力は全力で込めて、破片を宇宙までぶっ飛ばす勢いで殴った。
「え、私改造していいとか言いましたっけ? 朗らかな会話しながら精霊の頭改造するとかやっぱり貴方星のバグなんじゃないんですか?」
「でもさ、車とか弄ってるとちょっと自己流の改造いれたくならない?」
「クルマ、とやらが何かは知りませんが何故他人の体でやるんですか自分の体弄って爆散してくださいよ」
「まぁまぁ。ちょっと試しに……よっと!」
何が嬉しいのかニコニコしながら私の手を取ったアルカはそのまま人差し指を掴んで絶対に曲がらない方向に一気に折り曲げた。
…………!?
「どや?」
「え、死んでください」
咄嗟に全力で蹴り飛ばして、アルカの体を鞠みたいに地平線の向こうまで地を抉らせながら吹っ飛ばしてしまった。
「はぁ!? いきなり蹴るとかマジで大和撫子成分見た目だけだなお前!」
「逆に貴方は自分の指をなんの躊躇もなく折ってきた輩に暴力を加えないんですか?」
「驚かせようとしただけなのに……ほら、よーく指の方に意識を研ぎ澄ませろよ」
そうは言われても痛みという感覚は大嫌いだ。出来ることなら感じたくないその感覚であるが、指を折られては然るべき痛みが……
痛みが……
「あれ、痛くない……?」
既に指は再生を終えていて、普段なら再生を終えても残った感覚で泣きそうになる『痛み』が全くない。正確には指がすこしピリつく程度に痛むがその程度。今までのものと比べれば無視できてしまうほどの軽微なものだ。
「この俺を誰だと思っている。お前は遺伝子不良で痛みを鈍化させることが先天的に出来ない状態であることは下半身を消し飛ばされて無様に泣き叫んでた時にだいたい予想していた。ここ数年お前の頭を弄ってたのは、どれだけ弄っても元の形に戻る不死者の遺伝子構造をバレないようにほんのちょっと弄ったのさ! まぁ、やりすぎるとすぐに再生しちゃうから、正確には痛覚の鈍化じゃなくて痛覚をお前と繋がってる植物に分散させてるだけだけどね」
試しにもう一本、指を思いっきりへし折ってみる。
痛い。本当にちょっとだけ痛いけれど、せいぜいささくれが剥けた程度。
「どーよ? これで少しは生きる目的とか湧いてきたか?」
「全然それは湧いてこないが……うん。凄い。ありがとう、アルカ」
「いーのいーの! ぶっちゃけ後半は俺の私欲だから! これを応用すれば俺が食らうダメージのすべてを人類に押し付けられるかもしれんし……」
本当に、余計な事を言わなければ素直に素晴らしい恩人のままでいられたのにバカ正直に全てを言ってしまうのは理解出来ない。
少なくとも彼女は彼女の中の善悪に従い動いているのだが、その境界があまりにも不確かというか常にぶれている。1秒後には善悪か根本的に入れ替わっているかもしれない不安定さ。
知りたいものが出来ました。
それからも、アルカは私の元をちょくちょく訪れて他愛のない話を繰り返していました。
彼女の話はなんと言うか……とにかく反応に困るものばかり。明らかにアルカが悪かったりするのに何故悪いのか理解できてなかったり、逆に理解してるくせに平然とやってたり、本当に物事の価値基準がどこかズレていて、同じ世界の存在とは思えないほど不思議でした。
以前はよく星を見上げていた。
私なんかよりもずっと大きく、脆く、輝く星々さえもいつかは朽ち果てる時がある。何個の光が消えたかを数え、それを見て数億年後の『もしも』に思いを馳せていた。
その時間はもう無くなった。気が付けば私はアルカのことを考えていた。次に会う時はどんな話をしてくれるんだろう、どんな馬鹿みたいなことをしでかしているのだろう、どんな髪型にしてくるのだろう。アルカは見た目に拘っていて、ちょくちょく髪の毛の纏め方を変えていてそれが不思議と愛らしく感じるのだ。
気が付けばアルカのことを考えている。
「植物の精霊って呼びにくいよな。ユグドラシルってのもその大和撫子な見た目に合わないし……凛花! よし、お前今日から凛花な!」
その名前を貰った瞬間、私の存在が切り替わった。
第一優先事象が星の保護ではなくアルカの意思となり、元々あった名前なんて毛ほどの価値も感じられずすぐに記憶の彼方に消してしまった。
「なぁなぁ、これ着てみてくれよ。これは『ワフク』って言ってな……まぁまだ存在しないから俺が再現したものだけど多分似合うぞ」
アルカがくれたその衣装は、不思議と私に似合っていた。
意味は分からないが『雅』という単語が頭の中に生まれ、確かにその服を纏った姿の私は暴力なんてものとは縁のなさそうな雰囲気があった。
……アルカはこういう雰囲気が好きなのだろうか?
「おーい凛花! この前ブラドがな────」
「お前も不死者集会来ればいいのに。オケアノスとか言うやつ、昔からの知り合いなんだろ? アイツめちゃくちゃチャトランガ強くてさ────」
「異界領域? なんかこう……ばーっとやってぐわーっと……もっと具体的に? それじゃあまずは心理世界の認識を空間認知シナプスと繋げてだな……」
アルカといると心が踊る。これはきっと楽しいというものなのだろう。
アルカといれないと心が苦しい。これはきっと寂しいというものなのだろう。
アルカと過ごす時間の数だけたくさんのものが貰えた。空っぽの私の中に存在価値の雪が少しずつ積もっていく。
知りたいものが沢山出来ました。私はアルカのことを意外と知らなかったのです。
欲しいものは今もありません。アルカが居てくれればそれで十分、何も欲しいと思いません。
なりたい自分が出来ました。アルカが気に入ってくれるような綺麗な私になりたいと思いました。
そしてある日、気がついてしまいました。
ああ、私は
アルカに負けたあの日の私が作り出した、アルカという対象を学習するための能力。
それが私が『心』だと思っていたものの正体。結論から言えば、その機能をオフにした瞬間全ての熱が一瞬で冷めた。
私は空っぽだったのです。本当の意味で何も無く、何も感じない。心がある振りのしていた本物の化け物。あくまで敗北を繰り返さないための自己防衛。それでアルカに勝とうとするわけでも、進化しようとする訳でもない。
一体何のための機能なんだ。防衛機能なら相手に殺意を抱くくらいにして欲しかった。そうすれば私はアルカを殺すことだけを考え、アルカと無限の時間を生きれたのに。
何も感じない虚ろには、無限の時は長すぎる。
何も成せない虚ろには、無限の時は長すぎる。
どうか地球よ、貴方に声があるのならば教えて欲しい。
何故こんなにも意味の無い命を生み出したのか、その命に意志を与えながら心を作らなかったのか。
「え、そんなもん記念品感覚だよ?」
答えたのは聞きなれた声。
いつの間にか背後にいたアルカは、小麦の塊でタコの足を包んで焼いた奇妙な食べ物を口に含みながら、ソースと混じった唾を飛ばして話を続ける。
「精霊って概念が出来た時にその強大さに合わせて地球が用意するってだけだからね。俺とか凛花とかがなんで生まれたかって言われたらそういうもんとしか言えないわー」
「じゃあ……なんで私達は死ねないの? 意味なんてないのに、理由なんてないのに、なんで死なせて貰えないの!?」
「俺に聞かないでくれよ……。そういうもんはそういうもんだよ。ただ俺達の命は永遠であるってだけ。なら
アルカの返答に声が固まる。
発声器官の使い方がよく分からなくなり、どう答えればいいかもわからなくなっていた。
一緒にって、それは、一体どういうことなのか。
震える唇でなんとか質問をすると、アルカはキョトンとした顔で一言。
「俺達不死友は死ぬ程長いしだるい人生を飽きないようにやってくためのもんだろ。お前もその1人だよ。……は? 言い方を変えろ? うーん……『友達』だよ?」
ぜんぶどうでもよくなった。
心がないとか知らないですね。私はアルカの友達である凛花であり、植物の概念精霊の誰かとかもう関係ないですもん。
悲しいくらい今の発言も私の心には響かない。ただアルカと友達だというその事実、私にとって初めての友達であるというその事実!
その事実は私のちんけな悩みを全て吹き飛ばすには十分過ぎる!
そう、ぶっちゃけアルカさえいれば他はどうでもいいし、難しいことを考える必要はなかったのだ。
だいたい生きる理由ってなんだよそんなのアルカでいいじゃないですか。可愛くてアホでマヌケでカッコよくて外道で優しくはないけど素敵な存在がこの世に居るんだから、それを見るためにこの世に居ていいでしょう。
そもそも悩みの内容が長い。こんなのアルカにぶちまけても飽きてしまうでしょう。アルカは飽きっぽいのだから、興味を引きつついい感じに継続的に刺激を与えられる方法を……
「あ、このたこ焼きタコ入ってねぇわ」
「アルカアルカ。ちょっといいですか?」
「何? タコどっかに落ちてた?」
「私とS〇Xしませんか?」
「…………?」
「私と〇EXしませんか!」
「大和撫子のイメージが!」
「嫌ですか?」
「いや、最高だわ」
この後めちゃくちゃアルティメットポリネシアンセッ〇スした。
・アルカ
自分の欲望に正直なクソ野郎。見た目は良い。
何も考えてないしセリフの大半はでまかせだし、性欲はないけど下心はある不完全生物。凛花のことは結構気が合うので好き。
・凛花
本質的に空っぽだけどなんかバグった。機械に心を持たせちゃいけないアレ。本当は地球の全自動防衛プログラム的なポジションであり、惑星外からの驚異は全て自動で彼女を当てれば済んでいたけど、バグって仕事しなくなった子。
重い設定はこの先のアルカ概念の戦いについていけない否アルカなので置いてきた。否アルカとは何も感じない凛花の本質から見てなんかアルカみがない概念のもので、アルカの友達じゃない自分くらい存在価値がないのでアルカの友達である自分の一部にして存在させてあげる心の優しさを持つ植物の精霊。お淑やかキャラアルカの弱点(性癖)であって本当は人格や性格らしいものは存在しない。
・アルティメットポリネシアン〇ックス
「マジでやばい」(ブラド談)
「宇宙の真理にたどり着く」(バンシー談)
「アルカ」(凛花談)