死にゲーみたいな現代で生きる一般不死身の怪物さん 作:ちぇんそー娘
感想と高評価と日光と水をくれる皆様のおかげですくすく今回の続きさんが育ち、無事に収穫出来ました。ありがとうございます。
今回はサクッと何故か病んでた照香の掘り下げです。
「108号の様子はどうだ?」
「他の被検体と比べ数値が安定しています。魂魄概念の拡張や、順当に成長すれば領域の発生も見込めるかと」
「しかし如何せん細胞活動が不安定だな。あまり時間は無さそうだ。実験の段取りを繰り上げて……」
白い服の大人達の言う『108号』というのが自分だということを理解したのはいつの頃だったか。
私の世界は一面の白い壁で覆われた世界で、私の一日はひたすらに体を痛めつけられて終わっていく。
与えられるものは生命維持に必要な最低限の食事と、1ヶ月に1度だけカタログの中から選ばせてもらえる『ご褒美』とやら。地獄を30回ほど繰り返す度に少しずつ色がつき始める真っ白な部屋。
それに私は何も感情を抱かなかった。
ただ、『あの子』は喜んでいた。
『あの子』は白い服の大人達に『470号』と呼ばれていた。
『あの子』がいつから私と同じ部屋にいたかは覚えていないけれど、私が『あの子』の存在を意識し始めたのがいつからなのかは覚えている。
「大丈夫? 震えてるけど、もしかして寒いの?」
白い部屋の中は快適だった。
湿度も温度も常に過ごしやすく保たれていて、壁や床の硬さも丁度よく寝るのに寝具の必要性を見出す程のものではなかった。
震えていたのは、怖かったからだ。
毎日毎日体の中を弄り回され、逃げることは許されず終わった後も投薬の副作用の苦しみでのたうち回りその苦しみが取り除かれる前にまた次の日が訪れ、耐えられなくなった個体は廃棄される。
自分にとってこの生活が続くことが幸せなのか、終わることが幸せなのか。ずっと分からなかったのだ。生きているのは辛くて苦しいけれど、死ぬことだって望んでいない。私はどこに行きたいんだろう。
抑えた気持ちが溢れそうになり、体を小刻みに揺らしてしまう。それが限界を迎え、瞳から溢れだしてしまいそうになった時────
「全くしょうがないなぁ! お姉さんの毛布を半分分けてあげよう!」
『470号』は、恐らくご褒美に貰ったであろう毛布の中に私を入れて、こちらに抱きついてきた。
「暖かいでしょ? これ、私のお気に入りなんだ!」
馬鹿みたいな笑顔と阿呆みたいな勘違い。
そんなくだらないものが、私の人生の中で最も輝く星に見えてしまったのだ。
「私、ヒナって言うの! よろしくね、えーっと……名前なんて言うの?」
その日から私は生きたいと思うようになった。
「ヒナっていうのは自分で考えたんだ。4と7でヒナ。……え、それだったらシナじゃないのかって? ヒナの方が可愛いじゃん!」
辛いことも苦しいことも変わらず私に襲いかかるけれど、ヒナと話している時間だけは私は寒さに震えずに済んだ。
「108……10は英語でテンで8はやっつだからテンヤ……なんか男の子っぽいし……そうだ、テルカ! 『照らす』に『香る』で照香なんでどうかな?」
適当なところもあるし、無駄なことばっか考えるし。
でもその適当が安らぎになり、その無駄を愛おしく感じて。
「私ね、いつか色んな人を見てみたいの! 大きな街で高ーい建物の上に住んでね! 色んな人の暮らしを毛布にくるまりながら眺めるの!」
「人なんて見ていて何が楽しいの? それなら私は海とか山とかに行きたいよ」
「えー、よくわかんないんだけどね。人ってよーく見ると内側に何か揺らめいてて、その中には色々な世界があってね……とにかく、見てて楽しいの! それに、笑ったり泣いたり出来るなんて素敵!」
変な夢だと笑ったけれど、いつかその夢が叶うといいなと心の底から願っていた。
「ねぇ、照香はなにか夢がないの? やりたいこととかさ」
「別に。私は……ヒナと一緒なら……いや、やりたいことなんて……」
「じゃあさ、照香のやりたい事が見つかったら私に教えてね! 私も手伝ってあげるから!」
「────470号はもうダメだな」
「薬物投与で限界を越えさせたが……魂の観測にまで至った個体は他にいなかったが仕方ない。廃棄だ」
「感情、聴覚以外の五感をほぼ失ってこれだけ稼働していたのはやはり魂に変質が……? すぐに解体しよう」
ある日、実験から帰るとヒナは動かなくなっていた。
別れの言葉も何も許されずその体はどこかに運ばれ、彼女が大切にしていたボロボロの毛布も捨てられた。
それから、どれくらいの時間が経ったのだろう。
また苦しいだけの日々が続いて、ある日突然誰も来なくなり不思議に思って私が壁を叩くと、私を閉じ込めていた白い壁が呆気なく崩れた。
延々と続く白い廊下は何人もの白い服の大人が、至る所を赤く染めながら倒れていた。
────ずっと憧れていた外の世界には何も無かった。
少なくとも、ヒナが憧れた世界なんてもう無くなっていた。蠢く死体が蔓延るばかりで、人の姿はどこにもなく営みの記憶は噎せ返るような死の匂いに塗りつぶされ、私にはどこにも世界が見れなかった。
まぁ、こんなものだろうと私は笑った。
笑ったまま、武器を手に取り蠢く死体を殺して回った。
コイツらが何なのか、外の世界に何が起きたのか。私には何もわからなかった。何も分からない私では、こんな世界で長生きは出来ないだろうともわかっていた。
でも、どうせ死ぬならヒナと同じところに行きたい。どうせ死ぬなら、ヒナに彼女が憧れた世界を教えてあげたかった。
どうすれば大都市の中に大量の人を集められるだろうか。
分からない。分からないことだらけだけれど、とりあえずこの死体達は邪魔だ。あの子の夢を邪魔するなら、私はそいつを殺すだけだ。
「お、じゃなくて……私はアルカって言います。よろしくお願いします」
アルカと出会ったのは、1人では効率が悪いからと仲間と共にゾンビの討伐と生存圏の捜索を始めてしばらく経った時のことだ。
ふわふわとした羊毛のようであり、なのに滑らかな白髪は何となくヒナを思い出させ、私にとってその存在は少し不快であった。
だから露骨に避けてやったし、毎日早く死ねと思っていた。
それなのに、私の気持ちも知らないでアルカはズカズカとパーソナルスペースに踏み込んできた。
何度追い払ってもまるで私の心情なんて全く理解してないかのように柔らかに微笑むその姿は、正しくヒナの生き写しのようで、何度見ても吐きそうになってしまう。
そんなある日、私は夜にまた震えてしまっていた。
何もわからなくなって、心の底から死んでしまいたいと思っていた。私は今何をやっているんだろう? 何がしたくて生きているんだろう? ヒナの夢を叶えたいだなんて言って、死ねない理由を適当に作って死ぬことから逃げているだけで、本当は自分が空っぽの人形なんじゃないかと思ってしまった。
考えれば考えるほど感情が内側から私を切り裂いて、何もかも吐き出して死んでしまいそうだったけれど、あの時みたいに私の震えを止めてくれる人はどこにもいない。
もうむりだ。
このまましたをかみきってしんでしまおう。
そう思った時、誰かが寝転がっていた私に毛布をかけ、何も言わずに隣に寄り添った。
確認なんてしなくてもそれが誰だかわかった。こんなことするのはアルカしかいない。
「……なんのつもりだ」
彼女は何も答えない。
「寝苦しい。邪魔だ」
彼女は何も答えない。
ただ、私の震えを止めるようにそっと抱きしめて、寝息を立てていた。
次の日も次の日も、アルカは私の隣で眠っていた。
何か言うわけでもなく、ただ温めるように隣で眠ってくれていて、朝になる頃にはいなくなっている。
いつの間にか私はそれを邪魔だと言わなくなり、いつの間にか震えながら眠る夜が無くなっていた。
「お前は……死にたくないと思うか?」
その夜、私は誰に語り掛けるわけでもなくポツリと呟いた。
「私は死にたくない。死ぬのは怖い。でも、なんの為に生きてるか分からない。それも怖い。私は……どうすれば良いのだろうか?」
その言葉は誰の耳にも入ることなく、夜の闇の中に消えていく……はずだった。
「うーん……そんな深く考えることもないと思うけどなぁ」
その夜、アルカは初めて私の隣で口を開いた。
いつもの嫋やかで儚げな話し方ではなく、どこか間の抜けた話し方で。
「死にたいと思ったことはお、じゃなくて私もあるけど、結局生きてて良かったって思うことの方が多いし、生きてる限り絶対にその思いは消えないと思うからね。やっぱ死ぬよりは生きてた方が良いと思う。1000年間辛くても、たった1回楽しいことがあるだけで全部良かったって思え……あ、ますよね! はい。例え話です」
私よりも明らかに年下の見た目の少女が、そんな達観した事を話し始めたことにも驚いたし、なんというか……妙にその言葉には上辺だけのものじゃない説得力があった。
「やっぱ生きがいを見つけることですよね。こんな世の中じゃ娯楽なんてないだろうけど……例えばそう……
呼吸が止まった。
なんで、なんでそんなことを言えるのかわからなかった。
「剛さんでも葵さんでもいいけど、眺めてると色々な表情をして飽きないものですよ? ぶっちゃけちゃうと私はあまり人が好きじゃないかもなんですが、やっぱり喜怒哀楽があってコロコロと変わる表情を見るのは楽し……あー……あはは……なんか変なこと言っちゃいましたね……やべぇ、つい素で話しちゃった……」
人が好きじゃないと笑いながら、人が好きだと笑った彼女と同じようなことをアルカは口にした。
寝返りをうって、その顔を視界に入れる。緑色の瞳は少し困ったように笑っていて、その中に映る私は見たことも無い表情を浮かべていた。悲しそうで、少しだけ楽しそうな、そんな不思議な表情だった。
彼女はヒナでは無い。
けれど、彼女はヒナと同じくらいに私の心を救ってくれた。
私の生きる理由が生まれたのだ。今度こそ、大切な人を守り抜く。この少し間抜けな笑顔を守るためだったら、私は命だって賭けられるような気がしてきた。
「ありがとう、アルカ」
「お礼を言われるようなことは何も。あ、それと……今日のことは皆さんに秘密にしておいて下さい」
「わかった。2人だけの……秘密だな」
「照香さん。葵さんをよろしくお願いします」
本当は止めたかった。
私が代わると言いたかった。
でも断れなかった。
私はアルカのことが好きだ。好きな人の願いはなんだって聞いてあげたかった。だから、覚悟を決めた彼女の瞳を見て、何も言うことが出来なかったし、葵を託されてしまっては代わるなんてことも言えなかった。
好きな人の願いを叶える為に。
私は好きな人を見殺しにする事を選んでしまった。
そうして葵を背負って逃げる最中、私ははっきり見てしまった。
守りたかった大切な人が、全身をバラバラにされて無惨に殺される光景を。
2:NN.もりもり
アルカについて語れ、かー。
まぁ悪い奴ではないよね。人の心が全く分からないだけで。
3:NN.クククルン
なんというか、その人の求めていることを的確にやった上で本人は何もしてないと思い込むからタチが悪い
4:NN.オーカミ
というかなんで急に不死友語りになったんだっけ?
5:NN.雪ん子
>>4
話題が無くなってきたから安価で名前が出た不死友との思い出を語ろうってなって、今お姉様の番
6:NN.クククルン
どうでもいいけど俺の事3レスで終わったの酷くない?我主神ぞ?
7:NN.ブラド
私が彼女と出会ったのは3000年ほど前だな。私の守る墓地に迷い込んできたから、とりあえず電撃を浴びせた
8:NN.万死
不死友あるあるだけど、初っ端の出会い殺し合いなの多いよね
9:NN.妖精武器庫
というかそれやって死ななかったから不死友なだけだというか
10:NN. 狐巫女VTuber春ノアキラ
私あんまアイツと関わりないんだけどねー。とりあえず人でなしだとは思う
11:NN.ハッピージョー
僕は不死になっちゃってヤケになってた時100年くらい一緒に研究しましたね。すごい知識豊富で驚いたのは今でも覚えてます。
……最後に会った時は自爆連打の脳死戦法使ってましたけど。
12:NN.ヴォドゥン
徐福も2000年くらい生きればわかるけど……自爆は便利なんだよ……
13:NN.風呂メテウス
あれやると肩こり取れるし、ついでに敵も死ぬしいちいち術式構築とか世界革命使うと疲れるじゃん……相手に抱きついて爆発すれば死ぬんだから……
14:NN.最新の魔女
我々の魂の保有容積等を考えれば、最も効率の良い攻撃であることは確かですね。私も以前アルカさんと戦った時は何度か使わせて頂きました。
15:NN.ハッピージョー
知りたくなかった……知りたくなかったなぁ!
16:NN.侵略タコ娘
前にもりもりとアルカが一緒に自爆して破片が混ざったの超面白かったな〜
17:NN.マリン
もりもり……凛花は植物の概念そのもの故にそれにアルカが混ざりかけて世界中の植物がアルカと同化しかける笑い事じゃない大事件になりかけたがな
18:NN.雪ん子
あれも大変だったね。あと少し対処が遅れてたら植物の90%が滅んでた。
19:NN.もりもり
申し訳ありません……あの一件は、さすがに反省しています……
20:NN.オーカミ
ネット上で凛花が素で謝った……!?
21:NN.もりもり
流石に、あの一件は私の至らなさが皆様に迷惑をかけた故……。
22:NN.ブラド
元を辿れば凛花が自爆してたところにアルカが突っ込んだから100%アルカが悪いんだけどな
23:NN.クククルン
もしかしてアルカってめちゃくちゃ傍迷惑な存在じゃね?
24:NN.万死
…………
25:NN.もりもり
…………
26:NN.ハッピージョー
…………
27:NN.ヴォドゥン
…………
28:NN.雪ん子
私はお姉様に概念凶化を防いでもらった身なのでノーコメントで
29:NN.妖精武器庫
恩人なのにノーコメントされるあたりまぁそういうことだよ
30:NN. 狐巫女VTuber春ノアキラ
まぁ不死者なんて一度は世界の危機を招くもんでしょ?この中で世界の危機を招いたことないやついないし
31:NN.風呂メテウス
酒カスとかここにいる全員を概念封印しかけたし世界滅ぼそうとしたもんな
32:NN.クククルン
せめてNNで呼んでくんない?
酒カス呼びやめて?
33:NN.最新の魔女
恥ずかしながら私もつい先日世界を滅ぼしかけた身ですしね
34:NN.ブラド
1回は世界を滅ぼせば自分も死ねるんじゃないかって思うアレ
35:NN.侵略タコ娘
不死者あるあるー
36:NN.もりもり
不死者あるある
・1回は世界を巻き込んで自殺しようとする
37:NN.オーカミ
でも漫画とかでよくあるあれはあんま無いよね
38:NN.万死
まぁ生きるのに疲れたとかは思うけど、一度死にたい期過ぎたあとは死にたいとかって別に思わないよね
39:NN.妖精武器庫
情報的に0になっても楽しいことなんもないし、プラスかマイナスに振れていても数値の絶対値では必ずなにか発生してれば楽しいもんね
40:NN.ブラド
まぁわざわざ消える理由って冷静に考えたら無いしな……
41:NN.マリン
そもそもケツァルコアトルの世界革命でも死より苦しい状態にできても殺せない時点で我らが死ぬのは不可能故な
42:NN.ヴォドゥン
なんだかんだ生きるのってずーっと楽しいからなー
死は救済では無い。
43:NN.ハッピージョー
昔は不老不死って肯定的な作品が多かったんですけど、ここ100年はなんだか否定的な作品多いですよね
44:NN.雪ん子
徐福くんの昔と私達の考える昔が多分違う
45:NN.侵略タコ娘
作風の流行り廃りって1000年単位で普通にループするからね……
46:NN.風呂メテウス
最近異世界転生とか流行ってるけど、あれ前に流行ったの4000年前くらいだったよな?
47:NN. 狐巫女VTuber春ノアキラ
なんか死ぬほどどうでも良い流行り廃りの裏話聞いたなー
48:NN.ブラド
そう言えばアルカの話に戻るが、アイツの滞在場所の近くに巨大な魂魄反応があった
49:NN.クククルン
何か問題があるのか?
50:NN.最新の魔女
もしも私やクククルンさんのように人間と行動していたら、ですかね?
51:NN.万死
確かにクククルンのとこの子は世界革命使えたからよかったけど、せめて異界領域使えなきゃ巻き込まれたら人間じゃ絶対死ぬもんね
52:NN. 狐巫女VTuber春ノアキラ
別にアイツの周りの人間が死ぬだけでしょ?何か問題ある?
53:NN.ブラド
その通りであるが、前も言った通り人が死ぬのを見過ごすことは私の根底理念と反する。それにアルカの周りで人が死ぬと連鎖的に感情を拗らせる人間が生まれる場合がある
54:NN.もりもり
じゃあ俺が待機しとくわー。日本まで『根』が伸びたし。ブラドはともかく、アルカとは1番長い付き合いだし
55:NN.万死
え、もりもり戦うの!?データ取らせて!
56:NN.ハッピージョー
世界革命をするなら僕も一緒に巻き込んでください
57:NN.ヴォドゥン
マッドサイエンティスト共が……
58:NN. 狐巫女VTuber春ノアキラ
凛花が戦うなら私もスタンバんなきゃじゃん……
59:NN.最新の魔女
もりもりさんが活動するとなるとそんなに準備が必要なんですか?
60:NN.マリン
仮にもこの地球の殆どを覆う『植物』の概念そのもの故な。
……ネットにハマってからはその威厳が全くないが
61:NN.クククルン
そう言えばうちの子がなんか変な声が聞こえるって最近言ってんだけど、原因とか誰かわかんない?
62 :NN.妖精武器庫
アンタが酒臭くて酔ってんじゃないの?
63:NN.もりもり
そう言えば、俺も最近なんかげんちょってたりすんなー。歳かな?
質問への返答とか
・雪ん子の『摩訶鉢特摩壊紅蓮』
『絶対零度以下の温度の空間を発生させる』という効果です。絶対零度以下という物理的にありえない温度の空間です。難しいことは考えてはいけません。どちゃくそ寒い静止が動体にもなり得る有り得ない空間です。現実じゃ有り得なくても私の宇宙と雪ん子の異界領域の中では有り得るんです。
・神話ありなら不死者まみれじゃん?
ぶっちゃけこの作品の根幹とは何も関係ないのでざっくり言うと、追放されたり主神からキレられたりした人は『神話』の枠組みから『こちらの世界』に流れ着いてます。全員が全員というわけでもありませんし、じゃあ侵略タコ娘はなんなんだよとか思う人もいるかもしれませんがざっくり考えてください。別に重要なことでもないので。
・異界領域って結局なんねん?
概念や精霊系の不死者が魂の内側に持つ強固な『我』によって作った世界。それを使う攻撃は物理法則に囚われないし、何より威力が高いです。
その中の法則を世界側に適用して領〇展開やら固有〇界みたいにするのが世界革命です。