凱は飯の支度をしているとケータイが鳴った
凱は手を動かしながらケータイの着信を
キッチンにある画面に転送して
凱「はいもしもし?」カシュ
「おう!獅子王か調子はどうだ?」
凱「まあ、今は実家に帰ってましてイギリスから客が来ててちょっと日本の料理を振る舞おうと思いまして」トントン ザクザク
「そうか!なら俺の店の魚を使うか?」
凱「ありがたいですが・・・いいんですか?」ザクザク
シュンシュン
「おう!お前には食戟で融通してもらってるからなこんな時位しか恩は返せないからな遠慮するな!」
凱「じゃあよろしくお願いいたします!」グツグツ トントン
「おう!何がいる?」
凱「そうですね!じゃあ今日のオススメを七匹程とチラシを三人前を出前でお願いします。」 ザクザク トントン
「了解だ。二十分位にそっちにつくからな。」ガチャ
それの状況を見ていた凱の家族とイギリスから来た客は
麗雄、美麗「・・・出前・・・」ガーン
ユリア「・・・それにしても凄い手際ね・・・」
シェリー「・・はい電話中でも全然手元が狂ってないし・・・」
シルヴィア「・・・何より全部の工程に無駄が一切ない・・」
その会話を聞いていた凱は
凱「そうでもないよ、これでも大分ゆっくりだよ。」ザクザク カシュ
凱は背中越しに答えた
ユリア「・・・そうかしら十分速いけど・・・」
凱「家位ではのんびりしたいから今日は簡単にしてるよ。」ザクザク カシュ
ピーンポーン
凱「流石、時間どうり!よしこっちも準備完了!」カチ
凱は鍋の火を止めエプロンを外し
凱は玄関のモニターを見て
凱「はい!」
「おう!来たぞ!」
凱「了解です!今開けます!」ポチ
ガコン
門が開く音がした
凱は玄関に向かい扉を開けた
凱「いらっしゃい!斎藤さん!」
斎藤「おう!獅子王!まずこれが出前のチラシだ!」
斎藤綜明 遠月学園十傑元第五席 寿司職人
凱は斎藤から出前をもらいお金を渡した
斎藤「おう!毎度!で次が今日の俺の店のオススメの魚達だ!」
カンパチ、鮭、ヒラメ、鯛、イカ、穴子、鰻、鮪
凱「ありがとうございます!流石斎藤さん中々の上物ですね!」
斎藤「フフフ♪お前に渡すのは一級品でないと俺の店が傾く!」
凱「そうだ!斎藤さんこれをどうぞ!」
凱は斎藤に壺を渡した
斎藤「なんだこれは?・・・醤油か?」
凱「フフフ♪試しに舐めてみてください!」
斎藤は壺に入っている醤油を一舐め
斎藤は舐めた瞬間体に雷が落ちた感覚になった
斎藤「なっ!・・・これは!」ドカーン
凱「どうですか?中々いい味でしょ?」
斎藤「・・・獅子王・・・これをどうやって!」プルプル
凱「実は今日完成したばかりで今日試そうと思ってた所に斎藤さんから電話を貰ったんで、魚を頂いたのでそのお礼です」
斎藤「・・・礼を言う店に戻って早速試したい!・・・またこの醤油を譲ってくれないか?」
凱「フフフ♪いいですよ!ただしまだそんなに量産出来てないので1ヶ月か2ヶ月に一度でいいですか?」
斎藤「ああ!では!」
斎藤は醤油の入った壺を大事そうにして帰って行きました
凱は出前を左手に持ち魚が入った発泡スチロールの箱を右肩に担いでリビングに入り
凱「はい、父さんと母さんの分!」
麗雄、美麗「はい・・・」
二人は凱から出前を貰った
凱はキッチンに戻り魚を捌いた
鰻は炭火焼きにして蒲焼きにして、穴子は身をふっくらさせる為にふかしてから白焼きにして
凱「ふぅ、三人とも出来たよ!」
ユリア「これは・・・」
シェリー「・・・もしかして」
シルヴィア「・・・寿司ですか?」
凱「そうだ!せっかく日本に来たんだ!本場の味を知って欲しい!」