あれ? 勇者ってこういうのだっけ   作:みども

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登場人物紹介になります。


第1章『第二次リングル王国侵攻戦』の登場人物

魔王軍

魔王を君主とする魔族の勢力。作物もろくに育たない荒廃した大地を領土としており、生き残るために豊かな人間達の世界の征服を目指して侵略戦争を仕掛けてきた。第1軍団、第2軍団、第3軍団の3つの軍団から成る。第二次リングル王国侵攻の先鋒を務めるのはアーミラ・ベルグレット率いる第3軍団。

 

無名(チャラいダー)

日本人の前世を持つ魔族の兵士。魔法の系統は雷。今世は名前が無く、戦車を乗りこなして戦うことから『戦車兵(チャリオット・ライダー)』、略して『チャラいダー』と名乗っている。名前が無いのは顔も知らない生みの親が名前もつけずに魔物の蔓延る森に捨てた為。戦車を引く三頭のサイの魔物が今世の子供達でありこの世界で唯一心を開ける相手である家族たち。基本的には槍と魔法を使って戦う。槍の使い方などは完全な我流であり、前半生を魔物相手に生存競争をしながら森で過ごしてきたため、誇りや尊厳の類は一切ない獣のような戦い方をとる。言葉遣いが荒く、長身で自他共に認める起伏の乏しい寸胴体型の上に、戦場では身長が合わず男性用の支給装備をしたことから高確率で間違えられるが、女性である。前世の記憶と人格をしっかりと残しているが、その前世における境遇もあり勇者達に比べると人間性が同郷とは思えないほどに歪。転生者ということもあるが、仲間意識の強い魔族にしては珍しく魔王に対する忠誠心や優れた種族である魔族に対する誇りなどが一切無く、種族関係無しに『他人』は『他人』として見る。

 

アーミラ・ベルグレット

魔王軍第3軍団を率いる女魔族の将軍。魔法の系統は炎。総指揮官としてリングル王国侵攻戦の指揮をとる。魔王軍最強の剣士と言われる魔王軍第1軍団長の弟子で、当人の武力も魔王軍屈指の実力者。軍の指揮を後方からとるよりも、最前線で1戦士として戦うほうが性に合っているとか。

 

フェルム

魔王軍第2軍団に所属する魔王軍の将の1人。魔法の系統は闇。受けた傷を相手に返す特性を持つ魔力でできた鎧を纏うことから『黒騎士』と呼ばれている。リングル王国侵攻に際して第2軍団より出向してきた。得意の闇魔法によりリングル王国軍を苦しめ、勇者2人を相手取り無傷で制圧するなど活躍するが、勇者の危機に駆けつけた治癒魔法使いとの殴り合いに敗北し捕虜となった。

 

ハンナ・ローミア

第3軍団所属の魔王軍の将の1人。魔法系統は幻影。狡猾で冷酷な性格に見えるが、それは彼女の過去が起因しており本来は心優しい性格の持ち主。広範囲の幻影魔法に優れており、魔王軍の幻影を作り上げリングル王国軍の先制攻撃である魔法攻撃を空振りさせ、魔力を枯渇させながらも前線で剣を手に戦い続ける活躍を見せた。チャラいダーを利用してシグルズを引きずり出して手薄にしたリングル王国の本陣を狙うも、救命団団長の急襲により部隊を無力化させられ自身も気絶し退場となった。

 

ヒュルルク

別名『魔物博士』。魔王軍の運用する魔物の兵器『魔造モンスター』の第1人者。最高傑作の試作モンスターと称する大蛇の魔造モンスター『バルジナク』を駆使して戦局を優勢に進めていたが、黒騎士を撃破した治癒魔法使いにより復活を果たした勇者2人に撃破される。

 

グレッド

チャラいダーが所属していた部隊を率いていた魔王軍の将の1人。保身と出世欲の塊とチャラいダーに称されていたように、手柄は独占し失敗は部下に押し付けたがるお世辞にもいい上司とは言い難い人物。リングル王国軍の魔法による先制攻撃に巻き込まれて戦死した。

 

 

 

 

 

 

リングル王国

人間の世界に存在する国家の1つであり、魔王領に最も近い位置に存在する。魔王軍の侵攻を受け、異世界から勇者を召喚した。亜人に対する差別がほとんど無い国民性が特徴。

 

兎里 健

原作における主人公。犬上と龍泉、2人の異世界召喚に巻き込まれた日本人。龍泉とは同級生。魔法系統は治癒。基本的に穏やかで心優しい人格者だが、負けず嫌いな性分であり無茶なこともしてしまう危ういところがある。治癒魔法の適性があると知られ、ローズに無理やり救命団の仲間入りをさせられた。趣味は訓練、特技はオーガ化、他人の恋愛ごとには敏感なくせに自分のこととなると途端に鈍感となる。

 

犬上 鈴音

勇者としてリングル王国に召喚された日本人。魔法系統は雷。日本にいた頃は兎里と龍泉の先輩で生徒会長だった。文武両道の完璧な生徒会長という外面をかぶった変人。龍泉と恋仲だという噂があったが、実際はそんなことは無く、むしろ異世界に来てからは兎里の方に好意を抱いている様子。

 

龍泉 一樹

勇者としてリングル王国に召喚されたもう1人の日本人。魔法系統は光。兎里の親友で、犬上の後輩にあたる。他2人がぶっ飛び過ぎなだけというのもあるが、召喚された3人の中では1番の常識人。正義感が強くさっぱりとした人当たりのいい性格の持ち主。同性の友達というのに強い憧れがあり、兎里と友人になれたことを喜んでいる。困っている人を放っておけないお人好しであり、熱血ではあるが決して無鉄砲というわけでは無く冷静な面もある。

 

シグルス

リングル王国最強の剣技を駆使する騎士団長。その剣技は魔王軍が名指しで警戒するほど。2人の勇者の剣の師でもある。リングル王国侵攻戦においては、本陣に対し突撃を仕掛けたチャラいダーを迎撃した。

 

ローズ

リングル王国救命団の団長。魔法系統は治癒。人間離れした身体能力と常識はずれな治癒魔法の使い方をする、作中の世界における最強の一角に立つだろう実力者。兎里を拉致して間違った治癒魔法の使い方を叩き込んだ師匠であり元凶。リングル王国侵攻戦においてチャラいダーをぶん殴って気絶させた緑髪のオーガである。

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