異世界に魔族として転生した元日本人。
その日の糧を得るだけで精一杯の日々を過ごしていたが、数年前に復活した魔王が率いる魔王軍に給料を得るために今世でできた家族達とともに参加した。

立ち塞がるは魔王軍に対抗するため別世界から勇者を召喚した人間達の国の一つ、リングル王国。
立場はこちらが悪役だが、致し方ない。
人間達の希望であり守護者、地球より来た同郷の勇者と戦うことになるのだが……

……ちょっと待って。
なんかこの勇者達、私の想定していた異世界召喚される勇者となんか違う。
雷魔法の勇者はテンションがおかしな頭の制御装置がいかれてしまった変人だし、治癒魔法の勇者(?)は平和な時代じゃなくて世紀末から呼び出された人間やめてる人間だし、唯一まともそうな光魔法の勇者は他の2人の雰囲気に侵されているのかときおり達観して放置に走る傾向が見られるし。

ちょっと待って。
やっぱり私の想像している異世界召喚された勇者と、この勇者達は何かが違う!

これは、いろんな面でぶっ飛んだ勇者を相手に振り回される羽目になる元日本人の魔族の苦難の物語である。
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