それでも、ガバ転生メイリンは異世界(?)を今日も生き抜く!   作:ドロップ&キック

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今回も、プラントとザフトに優しく、メイリンの胃袋とアスランの頭髪に優しくない内容ですw




第005話:”おお、アスラン撃墜されてしまうとは情けない(毛根的な意味で)+あとパパンは意外なところ(非テロ)で人気者?”

 

 

 

「へぇー。アンタがアスラン・ザラか? ”()()()()唯一互角に戦えた”って評判の」

 

「あ、ああ。オーブではそう伝わってるのか?」

 

「うん。あと、父親が体を張って人類史上最大の爆発オチを見せたってな!!」

 

うぉい!

えーと……メイリン・ホークです。はい。

今、ミネルバの待機室(ガンルーム)に来てるんだけど、

 

(早速、シンがアスランさんに絡んでいたでござる……)

 

ねえ、陣営変わっていても、少しお洒落さん(しかもちょっとお坊ちゃんっぽい)になってもそれってことは……シン、もしかしてアスランさんに絡まないと死ぬ病気にでもかかってるの?

いや、いやな絡み方じゃあたしかにないけどさ……

 

(はぁ、ほら……アスランさん、あんなに笑顔引きつらせちゃって)

 

まったく、アスランさんの(デコ)がこれ以上広がったらどうすんだ。

まだ若いのにさ。

 

「ちょっとアンタ! いきなり失礼じゃないっ!!」

 

あっ、好みのタイプは『アスランさん☆』って書きそうなお姉ちゃんが早速カウンターで噛みついた。

原作を知る身としては、レアな風景ダナーと。

でも、シンはきょとんとしながらも悪意がかけらもない顔で、

 

「へっ? なんでさ? パトリック・ザラってオーブじゃ割と評判いいんだぜ?」

 

へっ? なんで?

 

「……何故だ?」

 

あっ、流石にアスランさんもその評価、疑問だったか……

なんせ、パトリック・ザラって言ったら、『地球のガンマ線ロースト/人類絶滅風味』を作ろうとした人だしなぁ。

どこをどうやったら評判がよくなるんだろ?

 

「だって当たり前じゃん?」

 

だけどシンはニコニコ(レア……)しながら、

 

「ガンマ線レーザーの第1射で、”勝ち馬に乗ろうと呼んでもないのにしゃしゃり出てきた東ア共(東アジア共和国)とユラ助(ユーラシア連邦)の艦隊を、()()()()()()()()()消し飛ばして”くれたんだぜ? オーブと大西洋連邦の連合艦隊にまで砲口向けたのはいただけないけど、それも史上最大自爆ネタでオチつけたし……オーブにはメリットしかないじゃん?」

 

あっ、そうか。わかっちゃった。

この世界のジェネシスの砲撃ルーチン(?)、アニメと違うんだ。

最初の砲撃で増援艦隊と月面基地をガンマ線で”チン♪”した後、2発目を撃とうとして”あぼーん!”してるんだもんね。

 

(そっか、地球は直接狙われてないんだ……)

 

シンの当たりの柔らかさの理由の一つが、なんとなくわかった気がする。

 

「そりゃあ、宣戦布告なしに問答無用でヘリオポリスぶち壊して30万人くらい民間人を真空に放り出して大虐殺したのは、『こいつら頭おかしいんじゃね?』とか思うけど……それも、戦後しっかり補償してくれたみたいだし、そこはほら『あの時は戦争で、()()()()』だったし、まあ仕方ないかなと」

 

あーあ……アスランさん、ついにorzになっちゃったよ。

それでいいのかオーブ国民?

立てよ国民! ジーク地球連合! みたいなノリじゃないの?

 

するとレイが優しい笑みでシンの肩をポンと叩き、

 

「俺はレイ・ザ・バレル。アスカさん、でいいかな?」

 

するとシン、人懐っこい笑みのままで、

 

「シンでいいぜ! なんか歳近そうだし。俺もレイでいいか?」

 

レイは頷いて、

 

「じゃあ、シン……どうかその辺で。赴任してきたばかりのザラ隊長の心が折れそうになってる」

 

「なんでっ!?」

 

……ザラ隊長閣下は、ついに床にのの字を書きだしちゃったよ。

まあ、シンは知らないっぽいけど、モロにヘリオポリス()当事者だもんね……アスランさん。

 

そして、そんなアスランさんの背中をさすって慰めるお姉ちゃん……何この混沌?

というかお姉ちゃん、目が獲物を狙う肉食獣(プレデター)っぽいんだけど、それはメイリンちゃんの気のせいかな?

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

「ところで、You(シン)は何しにミネルバへ? どうやら一人のようだが?」

 

きょろきょろと見回すレイに、シンはニヒヒと笑って、

 

「ミネルバの艦長サン……えっと、グラディスさんだっけ?に昼飯のお呼ばれしたのさ♪ 艦長室の簡易キッチンで色々作ってくれるって」

 

はっ?

お昼ご飯につられてやってきたの?

それとあの不倫艦長、いきなり年下の男の子、なに一本釣りしてんのっ!?

これ、デュランダル議長(ふりんあいて)、激おこぷんぷん丸なんじゃ……

 

(いや、違うか……)

 

むしろ、()()()()()()()()()()()()かな?

カガリ様、えっらいシンのこと買ってるみたいだし……本当に、興味持っちゃったかな? これは。

 

「それはそれは、なら俺が艦長室に案内しようか?」

 

「おっ、助かる! サンキュー、レイ!」

 

「礼には及ばないが……それにしても、わざわざ昼食を食べに来るとは、ひょっとして”ドミニオン”の食事は不味いのか?」

 

「いんや。美味いことは美味いんだけどさ……ほら、レストランの食事とかって美味いけど、こうなんかコレジャナイ感があってさ。俺、家庭料理とかの方が好きなんだよ」

 

「そういうものか? 俺にはよくわからない」

 

なんか男の子2人が仲良く歩き出す姿を見送りながら、私は最近癖になりつつあるため息をつくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

「もうっ! なんなのよっ、あのシンって子! 失礼にも程があるわ!」

 

なんかプリプリお姉ちゃんは怒ってるけど、

 

「なんなのって……モルゲンレーテのテストパイロットで、アスハ家の私兵みたいなものだって本人言ってたじゃん? あと、なんかカガリ様……アスハ代表のお気に入りっぽいかな?」

 

「そういうことじゃなくて!」

 

いや、わかってるけどさ……

 

「お子様なんだから、しょうがないんじゃない?」

 

「お子様って……えっ? あの子、そんなに年下なの? 確かに年下っぽいけど」

 

いや、年齢は変わんないんだけど、

 

「宇宙に来てまでママの手料理が恋しいなんて、可愛いものじゃない」

 

そうでも思わないとやってられないっての。

お姉ちゃんなんか納得したって顔してるから、まあいいけどさ。

 

私はメイリン・ホーク……最近、胃痛に悩まされるミネルバの美少女オペレーターです♪ きゃぴ☆

……ああ、真剣によく効く胃薬が欲しいですよーだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




昼飯で若い男の子をナンパするグラディス艦長と書くと、なぜだかほのかに犯罪臭がする件について(挨拶

原作では有り得ない「超人懐っこいシン」全開です(^^
でも、やっぱりアスランは頭髪と毛根と精神にダメージを受ける罠w

そして、パトリックの評判が、オーブではなんだか愉快なことに……



今日のフォローw
シンの女性の好みは、実は原作とかけ離れて「年上で優しくて綺麗で包容力のある女性」という噂が……どんだけキラの影響を受けてるんだ?(^^
確かに(マユ)は大層可愛がってるけど、そのせい(バリバリ元気)で年下っぽい女の子は実年齢を問わずに妹カテゴリーに入れてしまう悪癖があるみたいですよ?


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