それでも、ガバ転生メイリンは異世界(?)を今日も生き抜く!   作:ドロップ&キック

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今回は色々と新キャラが出てくる回になっております(^^
まあ、そろそろ出てこないと困る面々もいるわけですし……






第007話:”たまには視点を変えて、別キャラの視点からでも……なお、ラッキースケベは休暇を取りました”

 

 

 

うむ。2年経とうが3年経とうが心はいつも両性具有なカガリ・ユラ・アスハだ。

えっ? お前は作品違うだろうって? このシリーズのヒロイン枠は、メイリン・ホーク?

ま、カタイこと言うな。

それにワタシは元々、ヒロイン枠ではなくヒーロー枠だ。

 

(それにしても、メイリン・ホークか……)

 

ありゃ、おそらく”転生者”だろうな。()()()()()()

『核動力機を含む』最新鋭機のテストパイロットだからという建前で、『意図的に隠蔽していた』シンの名前を一発で、迷いなく言い当てたんだ。

 

(まあ、現状で問いただすのは、大して意味が無いだろうな……)

 

あの様子だと間違いなくはぐらかす。

ゲロさせるなら、もっと決定的な……言い訳できないレベルの言質(げんち)を取ってからだ。

 

(もっとも、あの調子なら遠からず簡単に墓穴を掘ってくれるだろう)

 

 

 

さて、どうでもいいことだが、ワタシは今、アーモリーワンのショッピング街をフレイとソキウスの誇るコンビニコンビこと、セブンとイレブンを引き連れ散策している。

 

実は、ワタシもフレイもソキウス達も、ここに来るのは初めてではない。

以前、和平交渉やら何やらで立ち寄ったことがあるのだ。

 

(以前より、随分と賑わってるじゃないか)

 

まあ、オーブはともかくプラントはもう2年も大きな戦乱がない。

しかも先の大戦でプラント本国に大きなダメージがなかったことも大きく関係している(ぶっちゃけ、オーブも大西洋連邦もプラント本国を本気でぶっ壊す気はなかったし。東ア共やユラ助は知らんが)のだろうが、多少の平和ボケは看過すべきなのだろう。

 

(どっちにせよワタシの国って訳じゃないからなぁ)

 

いっそこのまま、市民レベルくらいでは平和ボケしててもらってもいいのだが、

 

「まっ、そういう訳にもいかんだろうな」

 

”とんっ”

 

言ったそばから、くるくると喜びを表す回転舞踊をしていた金髪の女の子が、大して厚くもない胸に飛び込んできた。

 

もしも原作のシンなら息もつかさずラッキースケベを発動させてるところだが、生憎とそれはワタシの属性じゃない。

ただ、その女の子をやんわりと抱き留め、

 

「目と目の間をしっかり狙って射抜け。倒れたからと言って油断はするなよ? 確実に息の根を止めるまで手を止めるな。いいか? いい仕事ってのは確実な仕事って意味だ」

 

そう耳元で囁いた。

 

「う、うん。ステラ、わかった。ありがとう。おねーさん? おにーさん?」

 

「どっちでもかまわん。ほれ、ツレが待ってるみたいだぞ? 行ってやれ」

 

「ん。ばいばい」

 

「ああ。気をつけてな」

 

 

 

そして、少年二人の元へ小走りに行くパッキン少女、いや”ステラ・ルーシェ”の背中を見るとはなしに見ながら、

 

「セブン、イレブン、手段は任せる。大至急、”ドミニオン”に戻り、MSの緊急出撃の準備をさせておけ。通信は使うな? どこで誰が聞き耳立ててるかわからん」

 

「「ソキウス」」

 

「ああ、それと『()()()()()()()()()()()()()()が遊びに来てる』とも伝えててくれ」

 

「お姉様、一体……?」

 

ワタシはフレイの手を取り、

 

「きゃん♪ お姉様、こんな人前で♪」

 

ブレないのは流石と言いたいが、悪いが今はあまり構えん。

 

「フレイ、”ミネルバ”に戻るぞ」

 

「”ミネルバ”に、ですか? ”ドミニオン”にではなくて?」

 

これからのイベントを考えると、

 

「ああ。きっとそれが最適解だ」

 

ドミニオンには”頼りになる艦長”もついてるし、ワタシが戻らなくてもどうとでもなる。

 

「あの娘から、血の匂いがした」

 

「えっ?」

 

ショッピングはここでおしまい。まあ、()()()への土産はとりあえず買えたんだ。

当面の目的は達したんだ、良しとしておこう。

 

観光の時間はここでお終い。これからは荒事の時間だ。

 

「もうすぐここは戦場になる」

 

どっちも娯楽と言えば娯楽かもしれんがな。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

「おい、ステラ……あのにーちゃん? ねーちゃん?と何を話してたんだよ?」

 

と不思議ちゃんのステラに問いかけるのは、見た目チャラ系青髪美少年、”アウル・ニーダ”で、

 

「ん? んー……おしごとのあどばいす?かな?」

 

「なんだそりゃ?」

 

小首をかしげるステラに、アウルは不思議そうな顔をするが、

 

「まあ、任務に支障がなければ何でもいいがな」

 

とクールに対応するのは、オクレ兄ことスティング・オークレー

 

「ん。ステラ、いっぱい殺すね?」

 

ふんすと小さくガッツポーズをとるステラに、

 

「おう。頼りにしてる」

 

「あははー♪ ステラ、気合入ってるじゃん?」

 

”おねにーさん”にあどばいすとおーえんもらったから、ステラ、がんばる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

一方、その頃カガリ様に”ミネルバ”でのお留守番を言い渡され、ラッキースケベのチャンスを逃した我らがエース(オーブだけどね)と言えば……

 

 

 

「うっわー! こんなところでコートニーさんに会えるなんて、すっごい光栄です!」

 

すっごい大喜びしてましたとさ。

あっ、メイリン・ホークだよっと☆

 

「そ、そうか……」

 

握られた手を上下にぶんぶんされて、かなり戸惑ってるのはえっと……

 

「お姉ちゃん、あの好青年ぽい人、だれ?」

 

「おバカ。コートニー・ヒエロニムスさんでしょ! 今や”ザフト最強パイロットの一人”って言われてる!」

 

えっ? 

琴美・広末? 男の人だよね? いや、あの美貌なら男装した長身の麗人って路線も……

 

「えっ? ザフト最強のパイロットってアスランさんじゃないの?」

 

「うーん……その評価は人によってそれぞれじゃないかな? そりゃあ私はザラ隊長……じゃなかったアスラン隊長だとは思うけどさ」

 

お姉ちゃんは、アスランさん推し。これ確定ね?

ところで、シンはなんであんなに喜んで……

 

「同じテストパイロットとして尊敬してます! 国は違いますけど、機会があれば是非ご指導ご鞭撻お願いします!」

 

あっ、そっち方面での初期好感度の高さなんだ。

 

「あ、ああ、まあ機会があればな」

 

あー、見るからに反応に困ってるなー。

そして、アスランさんに続きエース(だよね?)をまたしてもタジタジにさせるグイグイのシン・アスカであった。

 

(まあ、無遠慮で無垢な混じりっ気のない好意って、案外リアクション取りづらいもんねー)

 

ザフトの誇るエース二人も形無しにさせるなんて、もしかしてシンって無敵の撃墜王?

そして、くるりとまた遊びに来てたデュランダル議長(おい、仕事はいいのか? どうせ不倫艦長目当てだろうけどさ。ケッ、リア充爆発しろい!)に振り向いて、

 

「議長! いえ、議長閣下! ご配慮に感謝致します!」

 

いつの間にか覚えていたザフト式の敬礼してらーね。なんかぶきっちょだけど。

すると議長、にこやかに気にするなと手を振って、

 

「ちょうどシン君、君と”テスタメント改”に『試してほしい装備』がいくつかあってね。開発に関わってた彼が、ちょうど”ZGMF-X24S カオス”のテストパイロットとしてアーモリーワンに赴任していたので、装備一式の搬入ついでにご足労願ったのさ」

 

「どんな装備だかわかりませんけど、俺、テスト頑張りますね!」

 

「ああ。期待してる」

 

ああ、手だけではなく、シンのお尻から尻尾が生えて、ブンブンしてる幻覚が見えそうな気が……

 

 

 

 

 

 

 

 

 




”おねにーさん”という表現に、妙な懐かしさを感じます(挨拶

とりあえず、出てきましたね~三人組(^^
まあ、このシリーズのシンだと、ステラの乳をもんでも、ボリューム的にリテイク希望出しそう(ヲイ)なので、急遽カガリが代役に抜擢されましたw

”ドミニオン”に潜んでるのは誰かは、大体想像ついたかもしれませんね~。

さて、次回くらいからようやく流血沙汰になりそうな……?
なんか、カガリが余計な事言ったせいで、ステラが張り切ってるみたいですが。



今回のフォローw
コートニー・ヒエロニムスさんは外伝『DESTINY ASTRAY』に出てくるキャラで、このシリーズでは、クルーゼ隊長が早めにこの世から退場してるので、ヤキン・ドゥーエでは急遽”プロヴィデンス”を駆り出撃したみたいですよ?



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