ダンジョンカードバトル   作:ノジー・マッケンジー

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41話

ゴブリンたちとの戦闘後、少し進むとまたマップに魔物の反応が現れた。

 

(また3体…、ゴブリンだ。)

 

この山フィールドは、前の木が生えた草原フィールドと違い身を隠すものが何もないため、高低差を利用して見つからないようにするしかない。

できるだけ体勢を低くしながら慎重に近づく。

幸い、ゴブリンたちは察知能力に乏しいみたいで、かなり近づかないとこちらに気づかない。

 

 

【ゴブリン 星2 A500 D500 攻撃表示 通常モンスター】

【ゴブリン 星2 A500 D500 攻撃表示 通常モンスター】

【ゴブリンの剣士 星3 A700 D500 攻撃表示 効果モンスター】

 

 

今度はシーフではなく剣士か。

しかし今の手札なら何も問題ない。先ほどと同じく効果持ちの剣士から倒す。

 

ゴブリンの剣士 星3 地 悪魔族/効果

A700 D500

このカードは自身の攻撃力と同じ攻撃力のカードと戦闘を行う時、その相手カードが装備カードを装備していない場合、戦闘では破壊されない。

 

 

ふむ…。またゴブリンか。

もしかしたら、この24階はゴブリンエリアなのか?

 

予想があっているか確かめるため、さらに探索を続ける。

…お、割と近くに魔物反応。

 

【ゴブリン 星2 A500 D500 攻撃表示 通常モンスター】

【ゴブリン 星2 A500 D500 攻撃表示 通常モンスター】

【ゴブリンモンク 星3 A500 D500 攻撃表示 効果モンスター】

 

これはもうゴブリンエリアって事で決まりかな?

サクッと倒してカードをゲット。

 

 

ゴブリンモンク 星3 地 悪魔族/効果

A500 D500

このカードは1回のバトルフェイズ中に2回攻撃を行うことができる。

 

 

しかし、さっきから通常ゴブリンは一向にゴブリンのカードしか落とさない。

デュエリストアイの効果で、全部で3種類落とすことは分かってるんだけど…。

せめて条件のヒントでも欲しいよな。

 

ブツブツ言いながら進み、見つけたゴブリンを手当たり次第に狩っていく。

23階で結構鬱憤が貯まってたからね。

 

 

で、結局この日は階段を発見できなかったので拠点へ帰る。

しかし何となくこの階の傾向は読めた。

 

基本的にはノーマルゴブリン2体と、レベル3のゴブリンが1体のセットになっている。

レベル3ゴブリンで、今まで出会ったのが、『シーフ』『剣士』『モンク』『マジシャン』『回復士』『弓士』『盾士』の7種類。

シーフ、戦士、モンク以外のカードがこちら。

 

 

ゴブリンマジシャン 星3 地 悪魔族/効果

A500 D500

1ターンに1度、相手プレーヤーに200ダメージを与える。

この効果を使用したターン、このカードは攻撃できない。

 

 

ゴブリンの回復士 星3 地 悪魔族/効果

A500 D600

このカードをリリースして発動可能。

あなたは自分の場の「ゴブリン」カードの数×200ライフを回復する。

 

 

ゴブリンの弓士 星3 地 悪魔族/効果

A600 D500

自分の場に、このカード以外の「ゴブリン」カードが存在する時、このカードはプレイヤーにダイレクトアタックすることができる。

 

 

ゴブリンの盾士 星3 地 悪魔族/効果

A500 D700

自分の場の「ゴブリン」カードが攻撃対象となった時に、その対象をこのカードに移し替えることができる。

 

 

なんだか「ゴブリンデッキ」が出来そうなラインナップだ。

もっとカードが集まれば、そういうのをサブデッキとして作るのも面白いかもしれない。

 

 

さてさて、拠点に帰ってきたらまずはカードチェック。

レベルアップ、ランクアップの確認をすると、ゴブリンズは色んなカードのレベルアップ素材で使えるようになっているが、絶妙にばらけていて、未だに1枚もレベルアップさせることができるカードは無い。

 

…悔しい。

 

それでもポチポチと調べていると

 

「………ん?なんだこれ?」

 

目についたのは「ゴブリン」のレベルアップページ。

そこに映し出されているのは、ゴブリンのカードが1枚と、その右下に『×10』の文字。

 

「もしかして、ゴブリンのカードが10枚でレベルアップできるって事か?」

 

現在ゴブリンのカードは10枚以上持っているため、試しにレベルアップさせてみる事に。

 

「………8、9、10と。」

 

きっちり10枚数え機械へ挿入。

 

 

  ガシャーン ペカーー

 

 

レベル1から2に上げる時より若干光が強くなったような気がする。

 

 

ゴブリンリーダー 星3 地 悪魔族/効果

A600 D600

このカードが自分の場にいるとき、自分の場のゴブリンリーダー以外の、レベル3以下の「ゴブリン」カードの攻撃力・防御力は100アップする。

 

 

やっぱりゴブリンデッキか。

念のため、ゴブリンリーダーがレベルアップ素材として使用できないか確認したが、素材にはなるものの、現時点でのレベルアップは無理だった。

 

 

では、余ったカードはDPに変えちゃいましょ。

ポチっとな。

 

 

…ん?んー…?

思ったよりポイントが多い…?

 

 

21階以降のレベル3カードはDPに変換すると1枚40DPになる。

レベル1が10、レベル2が20なので、倍々になっている。

 

今回はレベル2のゴブリンのカードがある為、その分少ないと思っていたが…。

これはゴブリンも40DPに変換されてる?

 

 

変換を一旦キャンセルし、試しに1枚づつDPに変換していく。

 

「戦士は…40。モンクも…40。で、ゴブリンは…おっ!?やっぱり40だ!!」

 

どうやら他のレベル3カードと同じく40DPで変換できるようだ。

これはかなり美味しいぞ。

 

「って事は…?もしかして、稼ぎどころですかねぇ…。」

 

 

出現する魔物はどれもそんなに強くなく、能力もレベル2相当しかない。

なのに手に入るDPは倍…。

 

おれは顔が段々ニヤケていくのを止めることができなかった。

 

 

 

 

翌日

いつも通り準備をして24階にやってきた俺は、先ずはマップを埋めるべく、まだ通ってない場所へ向かい走り出す。

本格的にDP稼ぎをするなら、できる限り効率のいいルートを通りたいからね。

昨日確認した結果、魔物との戦闘で負ける心配はほぼ無いため、安心してルート作りに集中できる。

 

あっちへウロウロこっちへウロウロ。

数日掛けて24階のマップをほぼ埋めることに成功した。

 

「よっし、じゃあ次は効率の良い回り方の研究だな。」

 

この階層は前の階と比べて、魔物が出現する場所の間隔が若干近い気がする。

ここなら過去最高の効率でDPを稼ぐ事が出来そうだ。

 

そして何度かの検証をはさみ、自分流最適ルートを完成させた。

今ここに、第3回?DP稼ぎが始まった。

 

 

 

 

 

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