頑侍ビルドダイバーズ 鉄血のジェネレーションブレイク 作:ぬけさくいちばん
桂逮捕の任務のはずが事態はそう簡単ではなく・・・
第七章Op
Light Infection (Prague)
第二十五訓 呉越同舟と言っても物事には限度というものがある。
桂と土方が斬り合いをしている最中、ある違和感に気づく。
土方「SAU方向から数機・・・」
桂「貴様も気付いていたか。」
土方「総員に告ぐ。SAU方面からの敵に備えろ!!」
その言葉に続くかのように、SAU国境付近からジルダ数機とゲイレールタイプ、そしてそれを抑え込もうとする紫髪のノーベルが現れた。
さっちゃん「ごめん、さすがにあの広範囲は抑えきれなかった。」
桂「これだけ抑えれば上出来だ。切り込むぞ。」
紫髪のノーベルの動きを見るや否や通信を入れる沖田
沖田「おい元御庭番、所属はどこだ?」
さっちゃん「地球外縁統合機動艦隊!」
沖田「なんだメスブタか。なんでてめえがマクギリスに飼われてる?」
さっちゃん「あたしだってホントは鉄華団行きたかったのよー!」
沖田「ま、いいや。俺たちはこのザコを相手にすりゃいいんだな?」
しかし、SAU方面の敵の攻めに、桂、土方、沖田、そしてさっちゃんは予想以上に手間取ることになる。
土方「こいつら、ただの一般兵じゃねえ!?」
桂「そうだ。こいつらは一般兵などではない。」
土方「どういうこった?」
桂「いずれわかる。」
そのやり取りの中、桂のジャスティス、エリザベスのカプル、土方のエアマスター、沖田のドSティニー、さっちゃんのノーベルがSAU方面から来たモビルスーツを斬り伏せていくが、なぜか敵はあっさりと身を引いていく。
沖田「どうやら、恐れて逃げた、てわけではありませんね?」
土方は桂を呼び止めようとするが、そこにはもう桂はいなかった。
その様子を見ていた足止めを食らった二人は
タカキ「何だ?フルーツポンチ侍と共闘?一体どうなってるんだ?」
アストン「わからねえ。俺にも。」
タカキ「近藤さんが本部に連絡してからそろそろ3週間・・・」
沖田「地球支部から追加の援軍要請はしないんですかい土方さん。」
土方「俺たちはあくまでも桂の逮捕だ。援軍はなしだ。」
土方と沖田は強烈な悪い予感を感じていた。
アストン「何で?SAUから攻撃を受けているんですよ?」
タカキ「しかも出張ってるのは俺たち四人です。」
土方「そもそも妙な話だ。奴がなんの関わりもねえ上に罪も犯してねえアーブラウに派手に爆弾を仕掛けるなんてこと自体あり得ねえ。それにさっきのSAU方向から割り込んできた部隊、経済圏の軍にしちゃやたら練度が高い。どうにも臭え。」
沖田「ひょっとしたら、あの爆弾ホントはSAUからのプレゼントじゃありやせんでしょうか?」
土方「いや、SAUの名を冠して贈られたプレゼント、のはずだったとしたら?」
タカキ「犯人はフルーツポンチ侍ではない?プレゼント、のはずだった?どういうことです?」
土方「どうやら俺たちは一杯喰わされたみたいだ。この戦、ホンボシは別にいる!!」
沖田「通りでマクギリスはあのメスブタ寄越したわけですかい。」
土方(この状況、増援呼んだらそれこそ皆殺しだ。それだけはダメだ。ここは俺たちで何とかするしかねえ。悔しいが今は桂の力が必要ってことか。)
そして、少し離れたところでは
桂「やはりあちらにも仕掛けてきたか。」
さっちゃん「本隊の動きはどうにか止めたけど、まさか別方向に特殊部隊を配していたなんて。」
桂「いや、敵の本隊はまだ動いてはいまい。動くとしたら・・・」
桂(真選組と鉄華団地球支部は四人で来たか、あくまでもフルーツポンチ侍逮捕という体を整えたのは見事。といいたいところだが。)
再び、SAU方面から敵が攻めてくる。
タカキ、アストン、桂、エリザベス、土方、沖田、さっちゃんは再び共同戦線状態になる。
そんな中、アーブラウからの進軍を確認する。
タカキ「あの、俺たち増援呼んでないんですけど・・・」
土方は強烈な胸騒ぎを感じていた。直感だった。あれは味方ではない、敵だと。
土方「今すぐ散開しろおおおおおお!!」
アーブラウ方面からの進軍から銃撃の嵐が飛び交う。
土方の呼び声もあり、みなすんでのところで銃撃を交わす。
桂「しまった、敵の本体は後ろ!!俺たちを、消すつもりだ!!」
アーブラウ方面の進軍の中心、ゲイレールを駆って実行犯はついに戦場に現れた。
ガラン「フルーツポンチ侍、血祭りに上げてくれる!!」
思わぬ形で共闘する羽目になった真選組と桂、そしてさっちゃん。
少人数体制で乗り切ろうとする彼らの運命は?
そして銀時たちは間に合うのか?
第七章ED
ワンダフルデイズ(ONE☆DRAFT)