頑侍ビルドダイバーズ 鉄血のジェネレーションブレイク 作:ぬけさくいちばん
戦闘BGM バクチダンサー (DOES)
国境線で戦乱の炎が上がっているその頃、
月外縁統合機動統制艦隊アリアンロッド旗艦では
ラスタル「どうやら手こずっているみたいだな。」
イオク「マクギリスめ、調停にでたはいいが手を焼いているようだな、」
ラスタル「いや、手こずっているのはあの男だ。」
イオク「な!?」
佐々木「さすがはフルーツポンチ侍だ。仕事が早い。」
ラスタル「佐々木、ずいぶんと買っているようだな。」
佐々木「申し訳ございません、言葉が過ぎました。ですが、とっておきのお知らせがございます。マクギリスは最近、雌猫を飼いはじめたそうです。なんでも働き者で、今頃はアーブラウにいるそうです。それに、これに懲りたら二度とまどろっこしい策を講じない方がよろしいかと。」
その頃、地球付近まで到達した鉄華団本部派遣部隊を待ち受けていたのは
ユージン「着艦許可できないだぁ?」
係員「現在アーブラウは非常事態宣言にあります。」
ユージン「真選組からの要請といってもか?」
係員「いかなる例外も認めるわけには・・・」
?「おいねーちゃん・・・3秒以内に許可を出せ、でなきゃてめえの頭ブチ抜く。いーち!!」
パーン
係員「2と3はああああああ!?」
松平「知らねえなそんな数字、男は1だけ覚えときゃ生きていけるんだよ」
イサリビ船内、一斉に凍りつく。
ユージン「なんか俺ら脅迫してるみたいで気まずいんですけどおおおおお!?」
松平「許可降りたぞ。てめえら、チンタラしてねえでさっさと降りてこい。」
ユージン「ほぼほぼ脅しじゃねえか!!」
そして、戦乱真っ只中のバルフォー平原。
タカキ「アーブラウの増援がこちらに攻撃!?」
混乱するタカキに
桂「違う!!奴らは俺たちを消しに来たんだ!ようやく現れたか、ガラン・モッサ!!」
その名前に一同は戸惑いを見せる。
タカキ「ガランさんが?何で!?」
桂「奴は戦乱を演出し、さる人間に都合のいい世論を構築するためにこうやって武力衝突を誘導する、いわば白色テロリストという奴だ。」
斬り合いの最中、土方は白色テロという言葉に耳を疑った。
土方「白色テロだ?あいつの裏に誰かいるってのか?」
桂「今からそいつを確かめる!!」
沖田は傭兵部隊にしては多すぎる数に、なぜか納得していた。
沖田「そんなこってしょうね。なんせ、フリーの傭兵風情がこんな大軍団、用意できるとは思えやせん。」
沖田の言葉どおり、SAU側とアーブラウ側の傭兵部隊は、フリーのそれとは思えないほどの軍勢であり、いくら手練れ揃いの呉越同舟部隊でもジリ貧になるのは目に見えていた。
だが、アーブラウ側の部隊の後方が少しずつ脱落していく。
アーブラウ側の傭兵部隊が、漆黒の未確認の機体に次々と小太刀二刀流で斬られていく。
沖田「どうやら終兄さんがおいついたみてえだ。」
ガランのゲイレールは背後からの伏兵を受けてもなお手を緩めない。
そうしていくうちに、アーブラウ側の傭兵が乗るゲイレールはアストンのランドマンロディの命を摘みとらんとしていた。その時である。
ゲイレールは背後からグシオンニッパーに掴まれて押し潰されていた。
昭弘「無事かアストン」
アストン「昭弘さん!!どうして。」
タカキ「間に合った、のか?」
次々と本部の派遣部隊が降下してきた。
SAU側の部隊に混乱が起きる!!
傭兵「犬?なんだこのでかい犬はあああああああ!?」
傭兵「光の翼でこっちに・・・・うわああああああ!!」
傭兵「モビルワーカー・・・違う、モビルス ああああああ!!!」
SAU側の部隊は、空から降って来たデタラメな機体に瓦解をはじめていた。
巨大な犬に押し潰され、光の翼を纏った機体にだんご3兄弟のごとく串刺しにされ、かわいらしい小型の機体に腕も脚も切られてタコ殴りにされる様子は、彼らを恐怖の底に叩き落とすには十分すぎるものであった。
神楽「ヅラ捕まえるって聞いて来てみたら、とんでもなくえらいことになってるアルな!」
新八「まさか、こんな展開になってるなんてね。」
定春「アン!!」
SAU側の部隊の異常にガランは
ガラン「犬?光の翼?小型?何事だ?何が起こってる!?」
銀時「どうやら祭りには間に合ったみてえだな。ヅラ!!」
桂「ヅラじゃない桂だ!!」
三日月「で、俺たちは何すればいい!?」
土方はその言葉に答える。
土方「賊を、討てえええええええ!!!」
銀時のシルバーフレームと桂のジャスティスが背中合わせになる。
銀時「こんなとこまできて大規模なテロやって真選組に捕まりそうになったかヅラ?」
桂「ヅラじゃない桂だ!話は後だ、今は・・・奴に天誅を下すだけだ!!」
銀時「いつになく盛り上がってんなヅラ!親の仇にでもあったか?」
桂「だからヅラじゃない桂だ!」
数では圧倒的不利、しかし針の一撃でも先に毒が塗られていたら象も倒せるというように、空からの増援はまさに毒針の一刺しであった。
傭兵部隊に恐怖という毒がまさに回りはじめていた。
しかし、ガランは一喝でさらに恐怖を恐怖で上塗りしようとするが、上塗りには至らなかった。
そして、銀時が桂に
銀時「行ってこい、奴に天誅を下してこい!!」
三日月「道は作ってあげるよ。いってきなよロン毛」
沖田「さてと、こっから先はザコどもを片っ端から叩っ斬るだけでいいんですね旦那。」
そして、桂のジャスティスは一目散にガランのゲイレールへと向かう。
桂「銀河指名手配フルーツポンチ侍こと桂小太郎!白色テロ常習犯ガラン・モッサ!!今こそ貴様に天誅を下さん!!」
間に合った銀時たち鉄華団本部派遣部隊。
次はついに桂とガランの決着の刻へ。