頑侍ビルドダイバーズ 鉄血のジェネレーションブレイク   作:ぬけさくいちばん

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桂とガランの決着がついに付きます。
果たして、桂が銀河指名手配になった理由とは?


第二十七訓 喧嘩はグーでやるべし

続いて降下してきたラフタ アジー ハッシュはその激しい戦況に

ラフタ「やっば、出遅れた。アストン無事?」

アストン「な、なんとか。」

と焦るも、アジーと共に偶然にも昭弘の地点へと辿り着いた。

アジーは味方の少なさに驚く。

アジー「これだけの数でここまで・・・」

 

そして、初めての出撃となったハッシュは当然のことながら手も足も出せないような状態であった。

三日月のバルバトスルプスが割り込み、

三日月「じゃま」とハッシュの紫電は押しのけられてしまう。

そんなハッシュに新八は声をかける

新八「落ち着いて、敵をよく見るんだ。」

ハッシュ「す、すみません。」

 

神楽の孫尚香は沖田のドSティニーとやっぱり交戦状態に。

アジー「いや仲間割れしてる場合!?」

神楽と沖田にとっては、これはありふれた日常であった。その証拠に、仲間割れを突こうとした傭兵部隊の機体はその「日常」に巻き込まれ、なすすべもなく次々と破壊されていったのだった。

そして新八のツッコミがこだまする。

新八「ちょっとおおお、こんなところではた迷惑な天下一武道会しないでえええ」

そして、銀時に高速で接近してくる機体が。

 

さっちゃん「ようやくきたわね・・・ここからが本番よ」

さっちゃん「銀さああああああああん」

銀時「銀さんかーい!敵より敵みたいな顔して突っ込んでくんじゃねえ!」

さっちゃんのノーベルにブート(ケンカキック)が叩き込まれた。

さっちゃん「やっぱり銀さんの拷問は格別ね。わたしは今でも銀さんのメス豚よ」

銀時「久しぶりに見る変態キツ!ガード忘れてボディに入って来そうだ!」

 

現在の共同戦線の配置はこうである。

アーブラウ方向

 正面 土方 タカキ エリザベス

 左側 昭弘 アストン ラフタ アジー

 右側 三日月 ハッシュ 新八

SAU方向

 正面右 神楽 沖田 定春

 正面左 銀時 さっちゃん 

 

そしてアーブラウ方向の敵のさらに後方に斉藤が切り込む形である。

 

そして、敵の殿に桂のジャスティスは辿り着き、一騎討ちの形となる。

ガランはいう。

ガラン「会いたかったぞフルーツポンチ侍、いや桂。貴様が現れてから

煮湯ばかり飲まされて来たが、それも今日で終わりだ。死んでもらうぞ」

そして桂は答える。

桂「奇遇だな。俺も貴様に会いたくていてもたったもいられなかったところだ。」

瞬間、ゲイレールのアックスとジャスティスの刀が交錯する。

ガラン「今度こそ逃がさんぞ。」

桂「安心しろ。俺はもう・・・どこにも逃げんぞ。」

ゲイレールの追撃の一振りを交わしたのち、小型爆弾を炸裂させる。

その陽動を読み、桂がいるであろう方向に再びゲイレールのアックスを振るう。

それを刀で受け止める桂のジャスティス。

ガランは言う。

ガラン「敵討ち、結構。世の中を変える?結構!!しかし!」

ガランは言葉を続け、さらに追撃を行う!

ガラン「戦場では、まともな奴から死んでいくのが常。己が正義を守るため、もがく奴から淘汰されるのだああああ!!」

桂のジャスティスはその追撃をいなす。

桂は返した。

桂「俺はかつて賊軍であり、今はいわゆるテロリストという奴でな。正義とかそんな高尚なものとはてんで縁がない。だが、そんな俺でも、吐き気のする悪は分かる。」

ジャスティスは脚部よグリフォンビームブレイドを展開し、ローキックを叩き込む。

ガラン「この時代にビームなど通じるものか!!」

しかし、桂がグリフォンビームブレイドを展開したのは溶断目的ではなかった。

ガラン「な!?ナノラミネートが!?」

桂「今更気づいても遅い!!」

そして桂は続ける

桂「吐き気の催す邪悪とは、何も知らぬ罪なき者の心を利用し、贄とすることッ!それも、己と為政者の我欲を満たすためにだ!!言ったはずだ、貴様に天誅を下さんと。」

ガランは桂が放つただならぬ殺気に

ガラン(こいつは、敵討ちに来たわけでも正義を振り翳してるわけでもねえ、ただ俺を殺しに来たんだ!!)

そして、桂のジャスティスは瞬く間にガランのゲイレールの腕と脚を叩き切り、コクピットに刀を突きつける。

桂「くたばる前に質問に答えろ。貴様は誰の差金で動いていた?」

ガランは強制通信に気づいて答える

ガラン「守秘義務でね。」

桂「なら当ててやろう。マクギリス・ファリドか。」

ガランは的外れな回答にホッと撫で下ろす。しかし

桂「それとも、ラスタル・エリオンか?」

ガランは平静を保とうとするも、心の乱れをかき消すまでには至らなかった。桂はその心の揺らぎを見逃さなかった。1回目に違う答えをわざと言うことでスキを作り、2回目で正解を言って心の乱れを誘っていた。

桂「・・・そうか、それだけ分かれば十分だ。」

桂はガランに自爆の隙を与えることなく、ひと突きでトドメを刺していた。

 

桂(この世界で真に討つべき敵・・・ラスタル・エリオン、次は貴様だ。)

 

大将の討死の報せが付近にいた斉藤のジェスタから信号を通じて知らされる。

傭兵部隊の全てが降参を示し、真選組、鉄華団、地球外縁の混成部隊に逮捕されていった。

 

そして銀時は桂に追いつく。

銀時「おいヅラ、指名手配犯で免許作れねえてめえが、なんでアカウント取れたんだ。」

桂は答える

桂「ヅラじゃない桂だ。坂本のバカがおまんら暇だからテストプレイしろとうるさくてな。仕方なくエリザベスと一緒にテストプレイしてたわけだ。そこで妙なストーリーミッション見つけて受注したら、帰れなくなってしまって、派手に目立ってたら誰か気づくかもしれない運転で色々考えた結果、ご覧の通りこの世界が腐り切ってたので天誅をし回っていたわけだ。」

銀時「お前目立つために奴らにソレスタルビーイング並みの喧嘩売って指名手配されてたの?どんだけ危ねえ『かもしれない運転』してんの?」

土方「いたぞ!!桂だ!」

土方の声に気づくと、んまい棒を炸裂させて

桂「はははは!さーーーらばーーーーーー」

の声と共に、フルーツポンチ侍 桂小太郎は消えていった。

 

そして、地球支部では、もう一人の黒幕を暴くべく、近藤がある人物を呼び出していた。

近藤「ようやくお目覚めですか、チャドさん。」

ラディーチェ「あなたは、爆破に巻き込まれて重症だったはず。」

チャド「ええ、爆破の際にスープレックスに巻き込まれまして。でもこの通り、無事です。」

 




桂対ガラン、ようやく決着がつきました。
アストンがこれにより死亡回避と相成りました。
桂が武力介入していた理由がここで明らかになりました。
次回、ついにアーブラウ動乱篇完結!
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