頑侍ビルドダイバーズ 鉄血のジェネレーションブレイク   作:ぬけさくいちばん

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今回は事件後の神楽ちゃんのお話です。
お忍びでアーブラウに同行していたあのキャラと偶然出会ってしまいます。


第三十一訓 小腹が空いたらすこんぶ食っとけばいいんだよ、すこんぶ

アーブラウ動乱が収まった直後、神楽はアーブラウを満喫していた。

そこに、悪ガキに絡まれてる紫色の髪の少女を見つける。

ヨッ・チャン「おい、ここは俺たちの縄張りだ。ここで遊びたきゃドッキリマンシール3枚用意しな。」

?「ビックリマンシール、ですか?アーブラウではそれが流行ってるんですね?」

ヨッ・チャンの手下「ハッタリマンだっけ、くず切りマン・・・あれ?」

神楽「いや、ザックリマンシールアル!」

ヨッ・チャンは定春にザックリ噛みつかれ、退散していった。

神楽はそよ姫にどこか雰囲気が似ていた少女に話しかける。

?「あの、どなたです?」

神楽「かぶきちょ、いや、鉄華団の女王、万事屋神楽ちゃんね。」

アルミリア「私はアルミリア。アルミリア・ファリドといいます。」

神楽(ファリド?どっかで聞いたことあるネ)

神楽はアルミリアにお近づきのしるしにと酢昆布を差し出す。

アルミリア「酸っぱ?なにこれ、使用人の脇と同じくらいすっぱい?」

神楽「その酸っぱさがくせになるアル!」

アルミリア「あの、どこから来られたのですか?」

神楽「火星アル。」

アルミリア「私は、あそこの家から。」

アルミリアが指さした方向は、ギャラルホルンのアーブラウ大使館である。

神楽(ギャラルホルン・・・ファリド・・・あれ?)

アルミリア「神楽さん、お願いがあります。今日一日、友達になってくださいませんか?」

神楽はキタコレと言わんばかりに

神楽「お安い御用アル!!」

 

その頃、石動は対応に追われていた。

石動「アルミリア様がどこにも見つからん。猿飛、今すぐ探してくれないか。」

さっちゃん「はっ。」

 

そんな石動の心配はどこへやら

神楽とアルミリアはアーブラウの繁華街へと繰り出していた。

アーブラウになぜかある駄菓子屋、ゲームセンター、プリクラ。

そしてカフェにまで繰り出していた。

箱入り娘であろうアルミリアにとって、それはとても新鮮な光景であった。

 

しかし、そんな時間も長くは続かない。

二人の前に、さっちゃんが現れる。

さっちゃん「アルミリア様、そろそろお帰りください。旦那様がお待ちです。」

神楽「アルミリアちゃん、結婚してたアルか?」

アルミリアは少し顔を赤らめる。

さっちゃん「さ、そろそろお帰りください。そして銀さんのところに連れて行きなさい!」

神楽「もう少しだけ待つよろし!行こうアルミリアちゃん。」

アルミリアは立ち止まる。

?「私の妻と遊んでくれてありがとう。礼を言う。」

神楽「アルミリアちゃんの旦那って、マクギリス?まさかお前・・・ロリコンだったアルか?」

マクギリス「彼女は立派なレディーだ。子供扱いはしていない。」

神楽「まさか銀ちゃんが言ってた准将殿がアルミリアちゃんの旦那さんだったとは驚いたアル。」

マクギリス「改めて紹介しよう。我が妻、アルミリア・ファリドだ。」

そして、短い間の友達時間が終わるその時。

アルミリア「あの、ずるいかもしれないけど、

神楽ちゃん、これからもずっと、友達でいてくれますか?」

彼女の問いに笑いながら答えた。

神楽「大丈夫、もうずっと友達ネ!!」

 

マクギリス(あんな笑顔は久しぶりに見た。ありがとう、万事屋さん。)

 

そして

さっちゃん「さあもうひとつの要件、銀さんの元へ私を」

石動「帰るぞ猿飛!」

さっちゃん「ちょっと話しなさいよ石頭!!!」

石動「イスルギです。」

 

神楽「相変わらずアルな。」

神楽の傘には、アルミリアとのプリクラが貼られていた。

 

同じ頃、名瀬とアミダが会話をしていた。

名瀬「アミダ、また酒に誘われたのか?なんだ、浮気でもしてんのか?」

アミダ「女同士でどう浮気するってんだい。まあ、近々あんたにも紹介するよ。」

 

アミダはとある酒場のカウンターでとある女にドリンクを差し出す。

?「カルピスソーダか。すまぬな。」

アミダ「前みたく店壊されたんじゃたまったもんじゃないからね。」

?「で、件の話はどうなっておる。」

アミダ「近々あんたにもうちの亭主を紹介するよ。で、何でこっちの世界に来たんだい?もしかして、惚れた男でも追っかけてきたかい?そいつは鉄華団にでもいるのかい?死神太夫。」

そんな問いに、花魁口調の女は顔を赤らめた。

月詠「そんなんじゃありんせん!」

アミダ「わかりやすくていいねえ。気に入った。明日にでもウチの旦那、紹介するよ。腕利きの傭兵としてね。」

月詠「よろしく頼む。」




今回の神楽とアルミリアの出会い、じつは後々の展開に大きな影響を及ぼすことになります。
ついに死神太夫・月詠も鉄血世界に参戦します。
次回は月詠がいかにして鉄血世界に足を入れたのか、そのエピソードになります。
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