頑侍ビルドダイバーズ 鉄血のジェネレーションブレイク   作:ぬけさくいちばん

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ついに万事屋ガンプラバトルデビューです。

デビュー戦のお約束「初心者狩り」回とも言います。


第四訓 頑侍 大地に勃つ

カタパルトから射出された先の景色は

まるで大地が円形状に貼り付けられているかのような異様な風景であった。

 

神楽「なんか地面が空にまで広がってるアル」

銀時「ずいぶんと滑稽な場所だなあ。」

 

と不思議そうな表情をすると新八は

 

新八「スペースコロニーですよ。頑侍シリーズで宇宙に移り住んだ人々が生活する場所で、中には基地を兼ね備えたコロニーもあるんです。」

神楽「かぶき町がそのままぽっかり浮かんでそこに宇宙の人間が住んでたわけじゃないアルな」

新八「それは機動武闘伝G頑侍の重力制御装置が発達した世界だよ神楽ちゃん」

 

そんなのんきな会話を打ち破るかのごとく、警告音が鳴り響く

 

マギー「来たわよみんな。」

 

銀時「なんだこの薄味な機体は。」

 

マギー「NPDよ。ノンプレイヤーダイバー、つまりコンピューターキャラね。」

 

そうこうしているうちにNPD機体のリーオーからビームが発せられる。

新八「来たあああ」

 

我先に神楽が突進していく。

しかしあまりにも直線的すぎたためよけられてしまう。

神楽「こなくそおおおお」

急旋回しつつ、回し蹴りを脚部に叩き込み、リーオーが振りかざしたビームサーベルを

番傘で受け止めコクピット部分にそれを突き刺し、仕込みマシンガンを炸裂させ、

撃破をする。

瞬間、ドットの乱立とともに消失。

 

2機目は銀時に対して向かっていた。

銀時「なるほど俺の動きがそのまま機体の動きになるのか。」

動きを確認しつつ、洞爺湖ブレードを構える。

攻撃を見切りつつ、リーオーを一刀両断にする。

銀時「あとは新八か。」

 

3機目は新八。さすがにビームライフルが当たらないので焦っていた。

新八「くそ、当たらない。」

マギー「落ち着いて、敵をよく見て。引き付けるのよ」

新八(引き付けるって…)

新八「間合いを詰められた!!サーベルは…」

マギー「腰当たりにあるレバーを引いて!!」

新八「よし、あれ?動かない!?」

マギー「違うわよ、引っこ抜くの」

新八「引っこ抜くって…ほんとに引っこ抜けた!?」

マギー「そのレバーを剣の要領で振って。」

新八「どんなOweeリモコン!?でもこれどうやって移動するんですか?」

マギー「ビームサーベルモードは腰の動きと脚の前後で動くの」

新八「こんなところでモビルトレース!?まあいいや。剣ならいける。」

 

そういって出したビームサーベルでリーオーのビームサーベルを受けてはじき返し、

胴体を真っ二つに斬る。

 

マギー「ミッションクリアね。さ、戻りましょ。」

 

新八「待ってください、救難信号が。」

神楽「どうしたアルか」

新八「早ッ!」

 

神楽は救難信号の発信元にいち早くたどり着き、発進した主のもとにたどり着いた。

神楽「どうしたアルか。」

発信主A「すまない、急に具合が悪くなってしまってね。」

発信主B「早くしないと死んでしまうかもしれない。」

神楽「じゃあ一思いに」

発信者C「やめろおおおおおお!!」

神楽「仕方ないアルな、どうすれば助かるアルか?」

発信者B「この端末のOKボタンを押してくれれば。」

そういうと、エア端末を発動させた。

その様子を見たマギーは青ざめた表情で

マギー「駄目よ神楽ちゃんそのOKボタン押したら。」

しかし時すでに遅し。神楽はOKボタンを押してしまった。

 

新八「何?強制的に戦闘モード?」

銀時「おいおい。ミッション終わったんじゃなかったのか?」

 

マギー「聞いてちょうだい。神楽ちゃんフリーバトルモードのOKボタン押しちゃったの」

新八「そんな。ランク関係なく戦うアレですか?まさかあの人たち。」

マギー「初心者狩りよ。救難信号は罠だったの。」

銀時「ったくあのバカ」

 

救難信号を送った連中は急に元気になり、その正体を明かし、

グレイズタイプのモビルスーツを出す。

 

Aことマカーズ「はははは。ありがとうお嬢ちゃんおかげで元気になりました」

Bことカマーリ「ほんと初心者ってわかりやすい」

Cことリュースノー「君たちはギャラルホルンの正義によって粛清されるのだよ。」

 

 

新八「グレイズタイプ?よりによって…」

銀時「どうした新八。」

新八「あれ鉄血のオルフェンズの敵機体なんですよ。銀さん刀貸してください」

銀時「うるせえ!!貴重な装備だっつーの、てめえで何とかしろ」

 

マカーズ「おいおいいきなり仲間割れか?」

カマーリ「これなら秒もかからずポイントげっとよね」

 

仲間割れに

マギー「早くバトルアウトして、仇は私がとるから」

その言葉を聞いた瞬間

 

銀時「わりぃな、その言葉は聞けねえ」

銀時の雰囲気が変わる。いつものちゃらんぽらんの雰囲気が消え、侍のそれに代わる。

新八「それは普通の人の判断です。侍は違う。ここでバトルアウトしたら侍は死ぬんです。その言葉は聞けません。」

 

その言葉を聞いたマギーはため息をつきつつ

(そうよね。そうでなきゃパー子じゃないわよね。)

 

そんなやり取りにもかかわらずカマーリのグレイズが孫尚香ガーベラにバトルアックスを振りかざす。

神楽も思わず「速い。さっきのとはけた違いアル」

カマーリ「SD?大丈夫そんな足でま・…」

その言葉が終わらないうちにあっという間に両脚部が薙刀で切断されていた。

神楽「続けるアルか?脚は飾りなんだろ?」と挑発し、

逆上したカマーリのグレイズがとびかかる瞬間、飛び蹴りを決め、貫いた。

神楽「おとといくるよろし」

 

マカーズ「宇宙世紀のビームタイプか。残念だったな、わがギャラルホルンの前には無力。己の不幸を呪うがいい!!」

新八「さっきのNPDとは動きがダンチだ。ビームサーベル…うわーすり抜けたああ?」

セカンドVのビームサーベルの粒子がすり抜けてしまう。しかし、かろうじて避ける。

マカーズはとどめとばかりの一振りをかざす。

新八はやけくそ気味に…

新八「うおおおおおおおお!!」と叫びながら

鼻フックデストロイヤーを決め、そのままマカーズのグレイズを地面に思いっきりたたきつけ爆散させる。

 

新八「あとは銀さん」

 

リュースノー「くそ、こいつら本当に初心者か?強すぎねえか?」

銀時「初心者だ。だがこれだけは言ってやる。

俺たちゃ戦ってきた数も修羅場くぐった数も、お前らの何倍もあらああああ!!」

そういうと腰の菊一文字を抜き、相手に攻撃させる暇もなく真っ二つにしていった。

銀時「俺を全身タイツにしたことを後悔するんだな。」

新八「まだ引きずってたんかい」

 

今度こそ本当にミッションクリアである。

 

銀時たちはロビーに戻ると

マギー「お疲れさま。さんざんなガンプラバトルデビューだったわね。」

というと

銀時「なあに、こんなのはいつものことさ。」とうそぶいた。

 

そして、頑侍バトルネクサスオンラインからログアウトする。

 

神楽はおもむろに

神楽「そういや定春置いてけぼりアルな。」

銀時「仕方ねえだろ、この手の施設はペット禁止だ。そもそも犬がガンプラバトル…

連邦軍制服の店員「できますよ。」

新八「できるんかい!!」

店員「巨大ペットにも対応したシステムもあります。

この開発は央国星のハタ皇子の協力のもとで行われたんです。」

神楽「あのバカ皇子もたまには役に立つアル。」

 

新八「銀さん、先に帰っててください。」

銀時「なんだ新八。忘れ物か?」

新八「いえ、少し買い物して帰ります。」

そういうと新八は、ガンプラ販売の場所へ向かい、

ベアッガイ2、耳パーツ、尻尾パーツを購入し、銀時たちに追いついていった。

 

 

そのころ、P.D323

所属不明のガンダムらしき機体と奇妙な白い機体2機によるギャラルホルンを狙い撃ちしたかのような単独のテロが頻発していた。

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