頑侍ビルドダイバーズ 鉄血のジェネレーションブレイク 作:ぬけさくいちばん
今回、本筋が乱れることを良しとしない存在が明らかに?
アリアンロッドの秘策「V計画」とは一体?
第九章 OPテーマ
曇天 (DOES)
第三十三訓 物事が変わるのはホントに一瞬だがそれが分かったら苦労なんてしねえよ
アリアンロッドの機体整備のチーフを預かる女性、ヤマジン・トーカ。
アリアンロッドの機密作戦「V計画」の主任でもある。
そのV計画を通じてアリアンロッドに投入されたのが
ヴィダールと呼ばれるモビルスーツとヴィダールと呼ばれる仮面を被ったパイロット。
ヤマジンはアリアンロッド旗艦の奥深くの、彼女しか入れないV計画の中枢とも言うべき場所にいた。
ヤマジン(最近突如として現れた銀河指名手配のフルーツポンチ侍をはじめとした異世界からの介入者。鉄華団に加わった3人と一匹、こちらに取り入ってきた佐々木と今井、そして最近結成された真選組。
確実に物事の流れが乱れ始めている。その中枢は間違いなく間違いなく奴ら。でも、私の「ヴィダール」の前では無力。私の物語を変えることはできない。そう、私の「主人公」の前では、所詮奴らもモブに過ぎないのだから。)
その頃、信女とジュリエッタは擬似戦闘訓練を行なっていた。
機体から出てきたジュリエッタは顔面蒼白であった。
ジュリエッタ「全然手も足も出ない・・・今井信女、あんた今までこんな戦いをしてきていたのか?」
信女「こんなものはほんの準備運動、ここで手も脚も出ないようなら、真選組はおろか、万事屋さんを加えた鉄華団にも勝てないでしょうね。」
その最中、ヤマジンは機体整備室にやってきていた。
ヤマジン(ジュリエッタ、あなたにはもっと強くなってもらわないと。なんたってあなたは彼の「ヒロイン」なんだから。)
佐々木はその様子を見守っていた。
佐々木(ジュリエッタ・ジュリス。幼少の頃エリオン公に拾われ養子として育ち、このアリアンロッドにおいてその
モビルスーツの腕のみで今の地位にのし上がった。
傍目には随分と設定を盛り過ぎているように見えます。
はたして、本当に彼女の経歴は「実在」してたのでしょうか?
ま、後で分るでしょう。)
佐々木「ヴィダールさんと言いましたか。どれ、一つお手合わせお願いできますでしょうか?」
ヴィダール「確か、佐々木異三郎と言ったな。喜んで引き受けよう。」
佐々木のヴァサーゴとヴィダールの機体が出撃し、実践演習に入る。
佐々木は、ヴィダールの機体の尋常ならざる動きに感嘆する。
佐々木「ほう、並みの人間ではあの動きのGには耐えられないでしょう。なかなかのものです。」
そして佐々木と対峙するヴィダールも
ヴィダール「見せてもらおうか、佐々木異三郎の愛馬の実力とやらを」
佐々木はこれに応えるように
佐々木「よろしい、存分に見せて進ぜましょう。私の愛馬は凶暴です。」
先に仕掛けたのはヴィダール。ランスを突き立てようとする。
それをヴァサーゴは刀で受け流す。
佐々木「通常の三倍の速さのおつもりですか。しかしエリートには通じません。」
実弾銃と斬撃の組み合わせで二者択一を迫り、ヴィダールを追い詰めていく。
ランスをつかんで実弾銃を突きつけるが、そのランスの刃が外れる。
ヴィダール「やるな。しかし。」
再びランスの刃のスペアを装備し、さらに襲い掛かるが、佐々木はさらにそれを読み刀を振るう。
二機が演習とは思えないほどの斬り合いを演じたが、時間いっぱいになり、それは終わった。
その様子を見ていたジュリエッタと信女は
ジュリエッタ「あれが、ヴィダール…きれい。」
信女「確かにキレイね。まるで人工的に作られたかのような美しさ。」
ジュリエッタ「しかしあなたの飼い主、一切のスキがない。まるで鋭利な刃物。こんなに恐ろしい男は初めて見た。」
演習を終えた佐々木はヴィダールに問う。
佐々木「いやはや驚きましたよヴィダールさん。さすがはV計画の中核を成すパイロット。エリートの私でもタジタジですよ。」
ヴィダール「心無い言葉はやめていただきたい。」
佐々木「そうそう、少々小耳にはさみましたが、あなた昔に誇りで戦ったご友人がいたとか。
ではあなたは何のためにこのV計画に身を投じ、お戦いになられているのです?」
ヴィダール「…復讐…」
佐々木「なるほど…」
佐々木(はたしてその復讐、あなた自身にとってのものでしょうか?それともあなたの飼い主の誰かさん、いや、別の人格でしょうか?楽しみは後に取っておきましょう。)
ヤマジン(いよいよV計画の本番…。あの人を殺した悪魔ども、みじめな最期を迎えるがいいわ。)
その一端を現した「物語を乱すことを良しとしない」存在。
果たして。V計画の全貌は一体?
第九章 EDテーマ
修羅(DOES)