頑侍ビルドダイバーズ 鉄血のジェネレーションブレイク   作:ぬけさくいちばん

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ついにモビルアーマー戦が開幕します。
万事屋 鉄華団 新選組 マクギリス一派 アリアンロッドを巻き込んでの戦いが幕を開けます。


第三十八訓 目覚めし厄災

まだ厄災が目覚めていない時期の鉄華団本部。

モビルスーツ訓練ではチャド、ハッシュの相手を新八が務めていた。

その様子を見たラフタとアジーは。

ラフタ「新ちゃんってば、教導官が板についてきたね!はりきってるじゃん!さすがは道場やってるだけあるね。」

アジー「しかもあれだけの腕利き、後釜も出来たし私たちもお役御免かな?」

その言葉にラフタは少し寂しげな表情を浮かべていた。

 

一方、歳星ではフラウロスの運び込みの準備を終えて、謎の機体の調査に入っていた。

ヤマギ「今すぐその作業を中止してください!!」

ヤマギが叫んだそののち、

整備長「何があった!?」

月詠「説明は後じゃ。皆どきなんし!!」

そんな月詠の声とともにクシャトリアが急に現れたかと思えば、調査中の謎の機体を大苦無で跡形もないくらい粉々にしていった。

整備長「何すんだよ月詠!!」

エーコ「月詠ねえさん一体どうしたんです!?」

月詠「これでよいのじゃなヤマギ。」

ヤマギは引きつった顔でうなずくしかなかった。

エーコ「この機体なんだっていうの?」

月詠「これは…厄災の尖兵でありんす。」

 

鉄華団本部に珍しい客人が来訪していた。

土方「急で悪いが、副団長のユージン・セブンスタークはいるか?」

ユージン「そうですけど・・・」

土方「そうか。早速で悪いが、火星の発掘作業について急ぎの話がある。」

ユージン「地平線団やアーブラウのときはお世話になりました。しかし桂を追っているあなた方が何故?」

土方「今鉄華団がやってる発掘作業あるだろ。あれを今すぐ中止してくれ。」

銀時「なんで腐れマヨラーがきてんだ。なんでてめえらに指図されなきゃなんねえんだ?」

土方「俺たちの勝手で言ってるわけじゃねえよ。こいつぁマクギリス准将からのお達しだそうだ。すでにオタクの団長にも話がいってるはずだ。」

神楽「要するにお前パシリアルか。」

土方「悪かったな!!っと。何でも聞けば厄災戦とやらを引き起こして人類滅亡させかけた代物らしい。それに、どこから聞きつけたのか、ご丁寧にもアリアンロッドまでおいでなさるそうだ。」

銀時「んで、そいつらより先手打って封印しようってか。」

土方「というわけで明後日、おたくの団長と要人がおいでなさる。鉄華団と真選組はこの警護にあたる。今すぐ準備してくれ。あとマヨ丼たの・・・」

さすがにマヨ丼要求は蹴りとともに却下されたようである。

 

 

そして、来客の警護の日はやってきた。

オルガとともに、マクギリスと石動、さっちゃん、そして真選組の面々が現れた。

マクギリス「会えてうれしいよ。鉄華団の諸君。」

シノ「どうもっす。」

チャド「あっ。」

神楽「久しぶりだなロリコン!」

マクギリス「こいつは手厳しい。アルミリアがよく君のことを話してくれていたよ。」

マクギリス「地球以来だな三日月・オーガス。」

三日月「うん。」

さっちゃん「銀さああああ・・・・」

銀時、せまるさっちゃんにチョップをくらわす。

銀時「お久しぶりです准将殿、それにメス豚、そして…石崎くんだっけ?」

石動「イスルギです。サッカーの心得はありません。」

 

一行は問題の鉄華団が譲り受けたハーフメタル採掘場へと向かう。

 

真選組5人を乗せた車両では

土方「ところで近藤さん、モビルスーツは持って行かねえのか?」

近藤「あえて用意せずに向かうそうだ。」

山崎「なんでもモビルスーツのエイハブリアクターを感知して目を覚ます危険があるってことらしいんですが。」

沖田「にしても、何で300年も昔のモビルアーマーってやつが今まで発見されなかったんですかね?」

 

マクギリス オルガ 石動 三日月 チャド 昭弘を乗せた車両では

石動「知ってのとおり、火星ハーフメタルはモビルスーツや戦艦などエイハブ・リアクターの影響下での電子機器に使用される特殊な金属です。その鉱脈の中ではリアクターの干渉を受けない反面、その反応自体が検知されなくなります。」

チャド「危険な兵器なんでしょう?やっぱりモビルスーツを持って行った方がいいのでは?」

マクギリス「いや、これでいい。」

 

そして、銀時 新八 神楽 さっちゃんを乗せた車両では

銀時「モビルスーツの存在があれを目覚めさせるだあ?」

さっちゃん「ええ、モビルスーツはもともと、そのモビルアーマーを倒すために生まれたものらしいの。」

銀時「じゃあ、あれにとってはモビルスーツに恨み骨髄ってことか。」

 

再び三日月たちの車両

マクギリス「つまりヤツにとっては宿敵というわけだ。300年前、君の乗るガンダム・フレームもモビルアーマーと戦ったはずだ。」

三日月「へえ~バルバトスが?」

昭弘「モビルスーツがそいつのためだけに造られたなんてどんな化け物だよ。」

オルガ「だが所詮はただの機械だ。乗るヤツがいないなら危険はないはずだろ。」

マクギリス「いや、モビルアーマーはパイロットを必要としない。自分で考え自動で戦う。」

 

再び銀時たちの車両。

神楽「所詮機械だったら危険じゃないアル。」

新八「そんな簡単な話じゃない。例えば、F91のバグ。人間だけを殺す兵器。あれがサイコガンダムくらいの大きさで早く動けるとしたら・・・」

新八の突拍子な推測に皆黙り込んでいたが。

銀時「ここに来ても馬鹿皇子のペットみたいなアレを相手にすんのかよ。笑えねえな。」

 

そんな会話が続き、ついに発掘場所へとたどり着く。

マクギリス「こいつは目覚めさせてはいけない。今度こそ火星を滅ぼしてしまうからな。」

オルガ「それじゃ封印するしかねえか。」

三日月「あれ?空からなんか…」

 

一行のいる上空より、アリアンロッドと思われる機体が次々と降下してくる。

その中に白いヴァサーゴとポータントも混じっていた。

沖田「ちっ、見廻組までおいでなすったか。」

 

隊長機とおもわれる茶色と黄色のレギンレイズから声がこだまする。

イオク「マクギリス・ファリド!貴公に謀反の気ありと情報を受け、火星まで追ってきた!!」

土方は呆れたように

土方「おいおい御曹司、なに訳の分からねえこと言ってんだ?」

イオク「とぼけても無駄だ!貴公がモビルアーマーを倒して七星勲章を手にし、セブンスターズ主席の座を狙っていることは分かっている。」

マクギリス「七星勲章?なるほど。そんな誤解をしていたのか。」

佐々木「すみません、クジャン公はあるお方からとんでもないことを吹き込まれたものでして。代わりにお詫びいたします。」

イオク「黙れ佐々木!!モビルアーマーの存在を隠蔽しファリド家単独で行動を起こしたことが何よりの証し。マクギリス・ファリド、貴公を拘束する!」

佐々木「申し訳ございません。後でちゃんと申し付けておきますので今日のところはこれで。」

沖田「ち、面倒なことになってきやがった。」

近藤「俺たちも出すぞ。」

土方「そうか、俺たちならいける。」

そういうとエア端末を発生させ、出撃ボタンを押し、何もないところから三機のモビルスーツを出現させる。

土方「背後に回って奴を止めるぞ。」

しかし、無情にもイオクのレギンレイズは付近まで近づいていた。

ヴァサーゴに乗る佐々木から通信が入る

佐々木「いけませんイオク様。これ以上お近づきになるのは危険です。」

イオク「貴様は黙れ!!」

佐々木は呆れながら信女に伝える

佐々木「やれやれ困ったものです。信女さん、やむをえません。せめて名誉の戦死でも送って差し上げなさい。」

その言葉を受け、イオクの背後から刃を突きつけるも、イオクの配下に阻止されてしまう。

 

そして、最悪の事態を迎える。

眠りについていたモビルアーマーが、一条の光を放ちながら目を覚ましてしまったのだ。

佐々木は一連のイオクの様子に完全に呆れていた。

佐々木「あーあ、いわんこっちゃない。仕方ありません。あの怪物を止めます。」

しかし、信女は違った見方をしていた。

信女(ヴィダールという男の仮面から放たれていた妙な波動、あの御曹司、あそこから完全に

壊れていた?)

 

そして、天使という名の悪夢との戦いが幕を開けた。

 




どうやら、信女さんはイオクがおかしくなった要素にいち早く気づいたようです。
次回は本格的に厄災との戦いになります。
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