ジョジョの奇妙な冒険~アメジストのif物語~   作:Tarako@如月銘酪

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どうやったって過去は変わらないのに人は後悔ばかりしてる

◆人物紹介◆

ジョラル
陰キャの極み

ジョセフ
例外ばかりなのだよな

理亜
バイカラートルマリンすごい好きです(私が)
めちゃ元気

鈴木
なぜ書いたのか私も不明。不明瞭

後書きにお知らせあるから忘れず最後までスクロールしてあげてくださWRY。

◆あらすじ◆
鈴木に気分を害される仗助とかまるごとプリンアイスとか、瑠くんとか()前話みた方が早い。マジで。




二話「ペルソナな彼女」

 

【挿絵表示】

 

 

あのさ

と声をかけられジョラルは振り返る。

「お前は、どうして戦ってんの?」

ジョセフさんは仕事が一段落がついたらしく、気になっていたらしい事を質問してきた。

俺は少し考えてから、コーヒーを飲んで、ぽつぽつと話し始めた。

「水城が死んだことが今でも実は、信じられずにいる。彼の笑顔が、俺は好きだった。アイツが騙してたことが信じられなかったけど、だけどやっぱり俺は水城を友達だと思ってた。アイツがまた帰ってくることを、もしかしたらまだ夢にみてるのかもしれない。」

ジョセフさんはコーヒーに口をつける。俺はジョセフさんと目が会わせられず、手元にある書類の文字を見続けている。

「だけど、アイツは死んでいる。おれのせいで。」

目の前で血が飛び散る風景を、俺は知っている。そのせいで彼は命を落とした。

「だから、もう間違えないように…もう、無意味に命が落とされないように」

ぎゅっ、と手を握ると汗がにじむ。

「だから、シスターも神父も俺は許さない。許すことは出来ない。俺が、そう決めたから。」

そういってからコーヒーを飲むと口のなかには苦味とほのかな甘みが残った。

「…そ」

ずずず、と飲みながらジョセフさんは俺を見つめる。

(…理亜と校長がジョースター家のことを言っていたのはまだ秘密にしておこう…)

どうしてそう思ったのかわからないが、俺にはそれが正解な気がした。

ピンポーン、という間の抜けた音が家に響く。

ジョセフさんはさっき座ったばかりなのに立ち上がり、玄関にいく。

ガチャガチャ、というドアの音の後に、こんにちわぁ、という女性の声がする。…なんかやな予感がして、俺も玄関に行く。

ジョセフさんがおれに気づいて振り返る。

「なんだジョラル、リビングにいれば良かったのに。」

そこにいたのは…

「…地獄からの使者か?」

理亜がにこやかな笑顔で玄関前に立っている。

「ちがうちがう!あんたの後輩の理亜ちゃんだよ~!」

後ろで結んだ大きな三つ編みが揺れる。

俺は頭に手を当ててため息をついてから、二人をリビングにいれる。

「で、どぉーして来たんだッ!」

机に手をついて理亜を指差す。

「別に来たって良いじゃなぁい」

理亜は勝手に人の冷蔵庫を漁り、余りのアイスを食べ始める。

「嫌だッ!おれの心が保たない!」

もう今すぐ理亜を追い出したい。

「嫌よォ、今日はあんたにコレの説明しなきゃなんないからさぁ」

理亜が取り出したのは一目みただけで二十枚ほどあるパンフレットだ。

「なにこれ。」

理亜が出したパンフレットは三冊あって、ジョセフさんと俺が受けとる。

「手鞠大学集大祭よ!通称美祭って皆呼んでるんだけどね。」

大きく表紙に写っているのは…テーマ…パーク…?

「文化祭と勝手がおんなじだけど、違うのは、ひとつの大学だけでやらないこと。この手鞠町にある大学全部が参加するのよ!」

理亜はバーンと手を広げ解説する。

「主催はあんたがこれから通う手鞠宝飾大学。参加する大学は、うちんとこの美大と、もうひとつの、高校と大学が一貫制の手鞠大学よ。手鞠町にある一番でかい大学が主催なんだけどもね。この大学を三日間借りて、ショッピングモールみたいに改造しちゃうの!めっちゃ楽しいわよ!お金はすぐ減るけどね~なんでも自腹になっちゃうから、この頃はもうバイト生で溢れてるわ。あとは…そうね、賞があって、それに受賞すると賞金が送られたりするのよ。」

パンフレットのなかには、去年受賞した人の顔が写っており、その奥に、チームの人だろうか、何人かの人が写っている。大体の人が紙を染めていて、赤い髪や白い髪の人が写っている。

「なぁ、美大の人ってこういう人多いのか?」

髪を染めている人を指差す。

「そぉねぇ、多いわね、カラフルよ。それも、外人の人とかハーフの人でもカラフルな髪の毛の人多いからすごいことになってるわ」

理亜は基本的に明るい茶色に染めてはいるが、これ程じゃないから驚いた。

「えと、俺も参加する…のか?」

余りピンとこない。というかおれ絶対のけ者にされるんじゃ…

「うん。後期の始めの方は全部これだから、あんたが参加しないわけにはいかないのよねぇ。」

と理亜は手を当てて答える。回避不可能の強制イベントなのか、コレは…ッ!

「まぁまぁ、ジョラルの本気を見せれる場所だしちょーど良いんじゃなぁい?」

ジョセフは妙にいそいそしいというか、なんかにこにこしてる。

「ジョセフさん…っ」

ここにおれの味方はいない。ジョナサンさん、目覚まさないかな…

 

 

*鈴木家(マンション)

 

 

「あー、なんでこうも夏場は人類に厳しい環境になるんだか…」

コンビニの袋のなかには、お弁当とお茶が入ってる。

「ま、俺は自炊をしない主義だからな。」

良いわけをしながら弁当の蓋を開ける。

「あーっ!身体に悪い匂い~」

割り箸を割ると、ちょっと失敗した。この非対称な箸は非常に使いづらい。嫌いだ。

「いっただきまーす」

ちゅるちゅるとそうめんをすすりながら、この前の事を思い出す。

そー言えばあのジョラル君っていう子、Tシャツダサかったな…外国人が好きな漢字Tシャツみたいなヤツだった。

そんなことを考えてるうちに食べ終わってしまった。ちょっと速すぎじゃない?でもなんかよくあるよね、給食食べるときと同じ調子で食べちゃってめっちゃ速く食べ終わるヤツ。最近そんな感じだった…あ、漢字だけに…

「ごっちそーさまぁ」

割り箸一膳を元の袋にいれて半分にバキッと折る。

「さて、本業に入りますかぁ」




すみません時間がなくて適当な作品になってしまいました………


へーリオスとセレーネーって兄妹らしいよ


さて、本題の!
『一章祝!アメifオリキャラ投票大会!』
やって参りましたぁ~!ここまで登場したアメifオリキャラの人気を競って参りたいと思います!
この大会で一位をとったキャラには、皆さんのご要望を全て!!!全て!!!叶えてもらおうと思います()
ご要望は、感想からでも、メッセージボックスでも構いません!お願いします!(無かったらリア友からしぼりとります)

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